学力調査問題に挑戦
9月29日、文部科学省が今年4月に実施された全国学力調査の結果を発表しました。
そこで、10月の授業では小学6年生の学力調査の問題を教材として、授業を行いました。
扱った問題は、算数B5⃣(三角定規でつくる形)。三角定規が登場する問題です。
わくわくコースでは、1枚の折り紙から三角定規を各自が作って、設問⑴に挑戦
しました。
折り紙を折って三角定規を作ることは初めてのことでしたが、「60°はどのよう
にしたら作ることができるかな」、「45°は…」と考えて、折り方を見つけていき
ました。
正答率7.0%(2016年9月30日朝日新聞朝刊より数値引用)となった設問⑵(式の意味を
記述で答える問題)については『どのように表現したらよいか』と悩みながら考え
ました。
老人ホームでの授業では、同じ問題の設問⑴に挑戦しました。
三角定規の性質について学んだ後、問題の中に出てくる正三角形、二等辺三角形、
四角形を実際に並べて考えました。
並べるとき、「1枚、2枚、3枚…」と皆で声を出して数えながら、どんな図形が
できるのか興味津々でした。
図形ができあがったときの驚きと感動を皆で味わいました。