【自分の作品に寄せる思い】
私の作品は、たいていどこか面白い形をしています。
面白い、という表現が合っているのかどうかわかりませんが、
人間でたとえて言うならば、
非の打ち所のない素敵な美人というのではなく
決して美人じゃないけれども、どこか可愛くて、なぜか好印象に残り、
次もぜひ会ってみたい、と思わせるような魅力的な人・・・
そういうタイプの人に似ている気がします。
ちょっと良く言いすぎでしょうかね。
人それぞれで、無傷で端正な作品を好む方・ブランドの作品を好む方も大勢いらっしゃいますが
アートクレイシルバーの技能認定資格を取るときの課題で
毎回「無傷」で「できる限りゆがみのない」作品を作ってきたせいか
きっとその反動なのでしょうね、
どこにも傷もなく、きちんとしたシンメトリーなモノに全く興味がなく、魅力を感じません。
また、もともと「どこか変わった、面白みがあるもの」に無意識に興味があるのかもしれません。
でも、「手作り感」というのは、一歩間違えると「素人っぽさ」が出てしまうきらいがあります。
そうならないように意識をして製作しております。
また、私にはちょっとした願望があります。
ちょっとお金を貯めれば、学生でも手が出るくらいの価格で
センスの良いオンリーワン作品を作って行きたい・・・とか
彼がポケットに入っているお金で、初めて彼女に買ってあげるアクセサリーが
「Laija」ブランドだったら良いなあ・・・とか。
その彼と彼女は、将来どうなるか分からないけれども
別々の人生を歩いていったとしても、
彼女が高級なアクセサリーを身につけるようになったとしても
彼女の宝石箱の中には、「Laija」のネックレスが、あの頃の思い出と一緒に大切にしまわれている・・・
もちろん、楽しかった思い出であるはずです(笑)
そんな良い思い出のファーストジュエリーだったら嬉しいです。
もちろんそれ以来ずっとLaijaのファンでいてほしいけれど。←これが本心(笑)