Memo for frequency response measurement on Nov 29, 2008
Parameters of WaveGene & WaveSpectra
Frequency Range
|
FFT Window
|
Sampling Number
|
Sweep Time
(Sin Wave)
|
20 -100 Hz
|
Hanning
|
32768
|
60 sec
|
80 - 800 Hz
|
Hanning
|
16384
|
60 sec
|
500 - 20K Hz
|
Hanning
|
4096
|
120 sec
|
10K Hz - 30K Hz
|
Hanning
|
2048
|
60 sec
|
Note :
Results of the 4 frequency range measurement are combined in the upper
graphs.
Microphone : Behringer ECM8000 (Omni Directional)
Signal Generator : WaveGene ver.1.31 (Presented by efu san)
FFT Analyzer : WaveSpectra ver.1.31 (Presented by efu san)
PC : Dell Inspiron 5150 w/ Pentium4 3.06GHz & 512MB RAM
OS : Windows XP SP2
Audio Interface : RME Fireface800 w/ ASIO driver (Sampling : 96KHz/24bit)
Special thanks to efu san for this measurement.
2008年9月15日現在
2008年8月にフロントのHS-500のトゥイータ(H-70HD)用のアンプをマランツSM17SA
ver2からサンスイ AU-α607 MOS Premium に変更しました。パワー部のみの利用です。
これでフロント、リアとも全アンプ計5台がサンスイ MOS FET アンプになりました。
フロント、リアのスピーカをHS-500 で統一し、”オバカの完成”を見たウチのシステムですが、このアンプの統一は”オバカの完成 Part2”といえるでしょう。以前、Acoustic
TaoさんからHS-500 を3セットも使用してシステムを構成している人は世の中広しといえどもK&Kくらいと言われてしまったことがありますが、サンスイMOS
FET 5台というのもなかなかないのではないかと思います。(こんなガラクタ(?)の蒐集、何の自慢にもなりませんが… ^^; )
アンプの影響は部屋も含めた全体のシステムの中では大きくはないと思っているのですが、それでもやはり無視できないようです。前からヴァイオリンがややきつい感じなのが気になっていました。SACDでは良いのですが、CDの場合はやや耳障り。それで、スーパー・トゥイータ用に導入して好結果を得たAU-α607
MOS Premiumをトゥイータにも試してみることにしたのです。
きちんと動作する個体を見つけるのに苦労して、結局サンスイのサービスで修理、オーバーホールをしてもらったので結構費用がかかってしまったのですが、導入して大正解でした。
マルチ・アンプのトゥイータ用のアンプのみの交換ですから、そんなに変わるのかと思いきや予想外に変化が大きかったのでビックリしました。
私はサンスイのMOS FETアンプの音が好きなんです。柔らかい高音、でも解像度は高く、ちょっと華やかな感じもある。柔らかいけれど甘く鈍い高音とは全く異なるのです。これによってCDで聴く弦もかなり心地いいものになりました。
アンプ全部がサンスイ MOS FET になったことによる音色の統一感の効果もあるかもしれません。
Oldさんにも聴いていただいて、お墨付きをいただいたので、一安心。
この状態にはかなり満足しています。しばらくは音楽に浸れるのではないかと思っています。
フロント側
TV下のラックの上段に並んでいるのが
AU-α607 MOS Premium 2台、それぞれトゥイータとスーパー・トゥイータ用です。
覚書用のポストイットが貼り付けてあるのがなんとも… ^^;
Front System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Hitachi Lo-D
|
HS-500 Vertical Twin
(Total 4 units)
|
Sub Woofer
|
SALOGIC
|
SPD-SW2000D
|
Super Tweeter
|
Pioneer
|
PT-R100
|
Universal Player
|
Marantz
|
DV-9600 w/ Power Circuit modified
|
Pre Amplifier
|
Private Passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa
40 step attenuator
|
Graphic Equalizer>
|
Accuphase
|
G-18
|
Channel Divider
|
Marchand Electronics
|
XM44 4Way
(3KHz, 8KHz, 200Hz Low Pass for Subwoofer)
|
Power Amplifier
(For woofer)
|
Sansui
|
B-2105 MOS Vintage x 2
(Mono Drive)
|
Power Amplifier
(For tweeter)
|
Sansui
|
AU-α607 MOS
Premium
|
Power Amplifier
(For super tweeter)
|
Sansui
|
AU-α607 MOS Premium
|
Phono#1 Turntable
|
Victor
|
TT-81
|
Phono#1 Tone Arm
|
Victor
|
UA-7045
|
Phono#2
|
Yamaha
|
GT-2000 w/ Power Supply YOP-1
|
Phono Cartridge
|
Victor
|
MC-1
|
Phono Head Amplifier
|
Trio (Kenwood)
|
KHA-50
|
Phono Equalizer
|
Private MOS FET
Pre
|
N/A
|
2008年4月30日現在
2008年3月にCrossover
(チャンネル・ディバイダ)とスーパー・トゥイータを入れ替えました。
CrossoverはMarchand Electronics製のXM44の4Wayモデル、スーパー・トゥイータはパイオニアのPT-R100への変更です。
今までの3Wayから4Wayにしたのはサブ・ウーファ用に1chを与えたためです。
スロープは12db/octから24db/octに変わりました。
Crossover変更でかなり音は変化しました。まずS/Nがすごく良くなったし、スッキリした鳴り方で奥行き感、音場感も向上といいこと尽くめ。
メジャグランのチャンデバもだいぶ改造したのでオリジナルの状態よりは改善されてきてはいたのですが、XM44はメジャグランに比べると使っているパーツのグレードが全然上なので当然の結果かもしれません。
US製のXM44がこの内容でメジャグランと値段もほぼ同等なのは驚異的と思います。
スーパー・トゥイータは今まで使用していたAurum Cantus G2Siの10KHz付近に2次高調波が載るのが測定で確認されていたので思いきって変更することにしました。私のG2Siはどうもダイヤフラムが共振してヨークに接触している可能性があります。私のようにCrossoverを使用する場合には、ハイパスフィルター無しのスーパー・トゥイータでないと困るのですが、この条件だと使える機種はかなり限られます。私にとっては金額的にかなり負担なのですが、信頼性を重視してPT-R100を選びました。試聴してから購入したわけではないのでかなりの賭けでしたが、結果的には満足しています。ざらつき感が無くなったように思います。
写真はフロント・スピーカ側。重ねたHS-500の上に乗っているのがPT-R100です。
リスニングポイントでの周波数特性はOldさんから低音(200Hzくらい?)のダブつきを指摘されたため再調整を行なった後のものです。
調整前も100Hz〜200Hzが盛り上がっていたわけではないのですが、定在波によると見られる落ちこみをグライコで補正していたのを止めました。グライコでの補正はピークを少し落としてやる程度にとどめました。結果として、今までよりも周波数特性の暴れは大きくなっていますが、聴感上はこの方が自然のようです。
フロント・スピーカ側
イコライザ補正後L側
イコライザ補正後R側
Memo for frequency response measurement on Apr 12,
2008
Parameters of WaveGene & WaveSpectra
Frequency Range
|
FFT Window
|
Sampling Number
|
Sweep Time
(Sin Wave)
|
20 -100 Hz
|
Hanning
|
32768
|
60 sec
|
80 - 800 Hz
|
Hanning
|
16384
|
60 sec
|
500 - 20K Hz
|
Hanning
|
4096
|
120 sec
|
10K Hz - 30K Hz
|
Hanning
|
2048
|
60 sec
|
Note :
Results of the 4 frequency range measurement are combined in the upper
graphs.
Microphone : Behringer ECM8000 (Omni Directional)
Signal Generator : WaveGene ver.1.31 (Presented by efu san)
FFT Analyzer : WaveSpectra ver.1.31 (Presented by efu san)
PC : Dell Inspiron 5150 w/ Pentium4 3.06GHz & 512MB RAM
OS : Windows XP SP2
Audio Interface : RME Fireface800 w/ ASIO driver (Sampling : 96KHz/24bit)
Special thanks to efu san for this measurement.
Front System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Hitachi Lo-D
|
HS-500 Vertical Twin
(Total 4 units)
|
Sub Woofer
|
SALOGIC
|
SPD-SW2000D
|
Super Tweeter
|
Pioneer
|
PT-R100
|
Universal Player
|
Marantz
|
DV-9600 w/ Power Circuit modified
|
Pre Amplifier
|
Private Passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa
40 step attenuator
|
Graphic Equalizer>
|
Accuphase
|
G-18
|
Channel Divider
|
Marchand Electronics
|
XM44 4Way
(3KHz, 8KHz, 200Hz Low Pass for Subwoofer)
|
Power Amplifier
(For woofer)
|
Sansui
|
B-2105 MOS Vintage x 2
(Mono Drive)
|
Power Amplifier
(For tweeter)
|
Marantz
|
SM17SA ver2
|
Power Amplifier
(For super tweeter)
|
Sansui
|
AU-α607 MOS Premium
|
Phono#1 Turntable
|
Victor
|
TT-81
|
Phono#1 Tone Arm
|
Victor
|
UA-7045
|
Phono#2
|
Yamaha
|
GT-2000 w/ Power Supply YOP-1
|
Phono Cartridge
|
Victor
|
MC-1
|
Phono Head Amplifier
|
Trio (Kenwood)
|
KHA-50
|
Phono Equalizer
|
Private MOS FET
Pre
|
N/A
|
2008年1月16日現在
2007年12月にリア・スピーカをビクターSX-500 DolceからHS-500に変更しました。
フロントのVertical TwinにしているHS-500はマルチアンプで駆動していますが、リアはネットワーク使用です。但しオリジナルのネットワークではなくコンデンサ、コイルなどを一新した改造品です。
前の状態では前後のスピーカの位相の整合にどうも違和感があったのでこれを試してみたところ嵌りました。追加の一組はOldさんから入手。
統一感は抜群で、アンビエンスの為のリア・スピーカとはいえ、やはり影響は大きいことを思い知らされました。
ただ、以前の緩い(?)音になれていたせいかどうも音が冷たく感じられて落ちつかない感じ。
この状態で2007年12月にOldさん、2008年1月にはtaoさんやちょっとクラシカルのマロンさん、Tochiさんに聞いていただきました。
みなさんの印象ではどうも冷たいという感じはないようです。
しばらくはこの状態で様子を見てみます。
しかし、これでHS-500を3セットも使ったシステムになってしまいました。
まさにおバカの完成といったところでしょうか。
写真はリアの右側のスピーカです。
Rear System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Hitachi
|
HS-500
|
Pre Amplifier
|
Private passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa
40 step attenuator
|
Power Amplifier
|
Sansui
|
B-2103MOS Vintage
|
2007年10月27日 現在
前回2006年の12月からは大きく変更になっています。
まず、サンスイのパワーアンプ、B-2105MOS Vintageをオークションで入手、フロントのウーファはB-2105MOS Vintage2台で駆動、今までフロントのウーファ用に使っていたB-2103MOS
Vintageはリアの駆動用に回しました。
また、ユニバーサル・プレーヤをマランツDV-9500からDV-9600に入れ替えました。
2007年7月に"ちょっとクラシカル"のマロンさん、Tochiさん、SUOMIさんに聴いていただいたのがその状態。このときTochiさんからいただいた印象は包み込まれるような柔らかい音ということでした。
その後、トゥイータ用に使っていたマランツSM17SA ver.2をスーパー・トゥイータ用に回し、2台のマランツSM6100SA ver.2で左右2台づつのトゥイータH-70HDをモノラル駆動するようになりました。2007年8月にOldさんに聴いていただいたのがこの状態。今度は解像度は上がったけれど柔らかさは後退したとの感想をいただきました。この時点でアナログプレーヤのヤマハGT-2000が加わっています。この入手のいきさつはblogをご参照ください。
というわけで我が音楽室のオーディオの音色は右左にぶれながら進歩(退歩?)しています。さらにこのあと9月末から10月にかけてスピーカとリスニング位置の関係を180度反転させるという大改革に挑みました。
それと同時に失われた柔らかさを取り戻すべく、トゥイータ、スーパー・トゥイータ用のアンプも入れ替え。トゥイータには前に使っていたSM17SA ver.2を戻し、スーパー・トゥイータには新規に導入したサンスイAU-α607
MOS Premiumのパワー部を充てることにしました。これが2007年10月の現状です。
それで音がどう変わったかですが…それはまた定期的にモニターしていただいているOldさんからの客観的なご意見などをいただきたいところです。しばらくはこれで行きたいと思っているんですが…
フロント・スピーカ側
リスニング位置側
イコライザ補正後L側
イコライザ補正後R側
Memo for frequency
response measurement on Oct 21, 2007
Parameters of WaveGene &
WaveSpectra
Frequency Range
|
FFT Window
|
Sampling Number
|
Sweep Time
(Sin Wave)
|
20 -100 Hz
|
Hanning
|
32768
|
60 sec
|
80 - 800 Hz
|
Hanning
|
16384
|
60 sec
|
500 - 20K Hz
|
Hanning
|
4096
|
120 sec
|
10K Hz - 30K Hz
|
Hanning
|
2048
|
60 sec
|
Note : Results of the 4 frequency range measurement
are combined in the upper graphs.
Microphone : Behringer ECM8000 (Omni Directional)
Signal Generator : WaveGene ver.1.31 (Presented by efu san)
FFT Analyzer : WaveSpectra ver.1.31 (Presented by efu san)
PC : Dell Inspiron 5150 w/ Pentium4 3.06GHz & 512MB RAM
OS : Windows XP SP2
Audio Interface : RME Fireface800 w/ ASIO driver (Sampling : 96KHz/24bit)
Special thanks
to efu san for this measurement.
Front System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Hitachi Lo-D
|
HS-500 Vertical Twin
(Total 4 units)
|
Sub Woofer
|
SALOGIC
|
SPD-SW2000D
|
Super Tweeter
|
Aurum Cantus
|
G2
Si
|
Universal Player
|
Marantz
|
DV-9600 w/ Power Circuit modified
|
Pre Amplifier
|
Private Passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa
40 step attenuator
|
Graphic Equalizer>
|
Accuphase
|
G-18
|
Channel Divider
|
Mejogran
|
CC-3 High Grade
(3KHz, 8KHz)改造
|
Power Amplifier
(For woofer)
|
Sansui
|
B-2105 MOS Vintage x 2
(Mono Drive)
|
Power Amplifier
(For tweeter)
|
Marantz
|
SM17SA ver2
|
Power Amplifier
(For super tweeter)
|
Sansui
|
AU-α607 MOS Premium
|
Phono#1 Turntable
|
Victor
|
TT-81
|
Phono#1 Tone Arm
|
Victor
|
UA-7045
|
Phono#2
|
Yamaha
|
GT-2000 w/ Power Supply YOP-1
|
Phono Cartridge
|
Victor
|
MC-1
|
Phono Head Amplifier
|
Trio (Kenwood)
|
KHA-50
|
Phono Equalizer
|
Private MOS FET
Pre
|
N/A
|
Rear System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Victor
|
SX-500 Dolce
|
Pre Amplifier
|
Private passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa
40 step attenuator
|
Power Amplifier
|
Sansui
|
B-2103MOS Vintage
|
2006年12月31日 現在
2006年の秋から冬にかけてだいぶ変更がありました。
大きな変更のみを箇条書きにすると以下のとおり。
1.メジャグラン チャンネル・ディバイダに関しての変更
1.1 高域クロスオーバー周波数を10KHzから8KHzに変更
1.2 グランド配線を変更
1.3 クロスオーバー周波数設定用C、Rをハイグレード品に変更
1.4 電源回路をブリッジ整流回路に変更
2.サブ・ウーファをサーロジック D Cube2EXからSPD-SW2000Dに変更
右端の白いユニットのスピーカです。サランネット使用状態だと真っ黒でよくわかりませんので撮影用にサランネットをはずしてあります。
3.音楽室の主、ピアノの交代 (Steinway&sons Type M -> Type B)
全長約211cm、さすがにウチの音楽室では存在感があります。
ピアノはともかくとして、オーディオのこれら一連の変更で音は相当変化しました。上記1.1と2の変更の時点でOldさんに聴いていただいたのですが、3ステップくらい良くなったとのお言葉をいただきました。これはかなりお世辞が入っているかもしれないので話半分としても、やはり1.5ステップくらいは良くなってスケール感はかなりアップしたと私自身も思っています。
その後の1.2の変化も大きく、1.3と合わせるとバイオリンの浮遊感、女性ヴォーカルの艶などの効果が得られています。
例によってリスニングポイントでの周波数特性を載せておきます。
これは上記1.1と2の変更の時点で測定したものです。
1.2〜1.3の変更では音はかなり変わったものの、周波数特性上の変化はありません。もっとも前回の6月の時点のデータと比べてもそんなに変化は無いんですが…
イコライザ補正後L側
イコライザ補正後R側
Memo for frequency
response measurement on Oct 12, 2006
Parameters of WaveGene
& WaveSpectra
Frequency Range
|
FFT Window
|
Sampling Number
|
Sweep Time
(Sin Wave)
|
20 -100 Hz
|
Hanning
|
32768
|
60 sec
|
80 - 800 Hz
|
Hanning
|
16384
|
60 sec
|
500 - 20K Hz
|
Hanning
|
4096
|
120 sec
|
10K Hz - 30K Hz
|
Hanning
|
2048
|
60 sec
|
Note : Results of the 4 frequency range measurement
are combined in the upper graphs.
Microphone : Behringer ECM8000 (Omni Directional)
Signal Generator : WaveGene ver.1.31 (Presented by efu san)
FFT Analyzer : WaveSpectra ver.1.31 (Presented by efu san)
PC : Dell Inspiron 5150 w/ Pentium4 3.06GHz & 512MB RAM
OS : Windows XP SP2
Audio Interface : RME Fireface800 w/ ASIO driver (Sampling : 96KHz/24bit)
Special thanks
to efu san for this measurement.
Front System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Hitachi Lo-D
|
HS-500 Vertical Twin
(Total 4 units)
|
Sub Woofer
|
SALOGIC
|
SPD-SW2000D
|
Super Tweeter
|
Aurum Cantus
|
G2
Si
|
Universal Player
|
Marantz
|
DV-9500 w/ Lclock-X03
|
Pre Amplifier
|
Private Passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa
40 step attenuator
|
Graphic Equalizer>
|
Accuphase
|
G-18
|
Channel Divider
|
Mejogran
|
CC-3 High Grade
(3KHz, 8KHz)改造
|
Power Amplifier
(For woofer)
|
Sansui
|
B-2105 MOS Vintage
B-2103 MOS Vintage
|
Power Amplifier
(For tweeter)
|
Marantz
|
SM17SA ver2
|
Power Amplifier
(For super tweeter)
|
Marantz
|
SM6100SA ver2
|
Phono Turntable
|
Victor
|
TT-81
|
Phono Tone Arm
|
Victor
|
UA-7045
|
Phono Cartridge
|
Victor
|
MC-1
|
Phono Head Amplifier
|
Trio (Kenwood)
|
KHA-50
|
Phono Equalizer
|
Private MOS FET
Pre
|
N/A
|
2006年6月7日 現在
2006年5月31日から6月4日までのblogに書きましたように今までFrontのウーファ用に使用していたPower Amp サンスイB-2105MOS Vintageの位相が逆だったことがわかりました。この位相を正常に戻し、さらに今までB-2105MOSのみで片側2本のウーファをパラに駆動していた内の1本をB-2103MOSに持たせるように変更しました。Rearに使っていたB-2103MOSをFrontに持ってきたのでその後釜が必要ですが、ここに超ローコストPower
AmpマランツSM6100SA ver2を導入しました。
リスニングポイントでの周波数特性は以下のとおりです。
今まで定在波の影響だと思っていた40Hzのディップは実はウーファとサブウーファの干渉だったんです。B-2105MOSの位相正常化によってこのディップが見事に消えています。
音がどうなったというと”究極の普通の音”。刺激の無いまろやかな音ではありますが、ぞくっとするような Impact はまったくなし。私のHS-500史上(?)もっとも柔らかな音。でも、しばらくこれで聴いてみることにします。
イコライザ補正後L側
イコライザ補正後R側
Memo for frequency
response measurement on May 27, 2006
Parameters of
WaveGene & WaveSpectra
Frequency Range
|
FFT Window
|
Sampling Number
|
Sweep Time
(Sin Wave)
|
20 -100 Hz
|
Hanning
|
32768
|
60 sec
|
80 - 800 Hz
|
Hanning
|
16384
|
60 sec
|
500 - 20K Hz
|
Hanning
|
4096
|
120 sec
|
10K Hz - 30K Hz
|
Hanning
|
2048
|
60 sec
|
Note : Results of the 4 frequency range measurement
are combined in the upper graphs.
Microphone : Behringer ECM8000 (Omni Directional)
Signal Generator : WaveGene ver.1.31 (Presented by efu san)
FFT Analyzer : WaveSpectra ver.1.31 (Presented by efu san)
PC : Dell Inspiron 5150 w/ Pentium4 3.06GHz & 512MB RAM
OS : Windows XP SP2
Audio Interface : RME Fireface800 w/ ASIO driver (Sampling : 96KHz/24bit)
Special thanks
to efu san for this measurement.
Front System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Hitachi Lo-D
|
HS-500 Vertical Twin
(Total 4 units)
|
Sub Woofer
|
SALOGIC
|
D Cube2EX
|
Super Tweeter
|
Aurum Cantus
|
G2
Si
|
Universal Player
|
Marantz
|
DV-9500 w/ Lclock-X03
|
Pre Amplifier
|
Private Passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa
40 step attenuator
|
Graphic Equalizer
|
Accuphase
|
G-18
|
Channel Divider
|
Mejogran
|
CC-3 High Grade
(3KHz, 10KHz)
|
Power Amplifier
(For woofer)
|
Sansui
|
B-2105 MOS Vintage
B-2103 MOS Vintage
|
Power Amplifier
(For tweeter)
|
Marantz
|
SM17SA ver2
|
Power Amplifier
(For super tweeter)
|
Marantz
|
SM6100SA ver2
|
Phono Turntable
|
Victor
|
TT-81
|
Phono Tone Arm
|
Victor
|
UA-7045
|
Phono Cartridge
|
Victor
|
MC-1
|
Phono Head Amplifier
|
Trio (Kenwood)
|
KHA-50
|
Phono Equalizer
|
Private MOS FET
Pre
|
N/A
|
Rear System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Victor
|
SX-500 Dolce
|
Pre Amplifier
|
Private passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa
40 step attenuator
|
Power Amplifier
|
Marantz
|
SM6100SA ver2
|
2006年4月16日 現在
前回の測定からずいぶん時間が経ちました。その間、聴感上の心地よさを考慮して、チャンネル・ディバイダの高音側のレベルを1db落とすことで、しばらくのあいだ落ちついていました。これといって大きな不満はなかったのですが、強いてあげれば、Oldさん宅のように弦がフワッと鳴る感じが欲しいことでしょうか?
でも、最近になってスーパー・トゥイータの前後位置の調整で奥行き感が得られるれることをOldさんから教えていただいてウチでも効果があったので結構満足していたのです。
でも、前から気になっていたことがありました。スーパー・トゥイータのカットオフがコンデンサのみなのでかなり甘く、近くで聴くとかなり下の成分まで聞こえるし、トゥイータは上の方は出しっぱなしなのでこの両者の干渉が気になっていたんです。これをきちっと分離してやったらどんなふうになるんだろうかというわけです。それで、この分離もチャンネル・ディバイダで請け負わせるべく、3Wayのチャンネル・ディバイダを導入しました。よくなるか失敗するかは賭けです。自由度の大きいデジタル・チャンデバは魅力的なんですが、SACDマルチをやっている関係上、フロントのみ時間遅れが生じるのは避けたいこともあり、選んだのはアナログ・チャンデバ。クロスオーバー周波数が3KHz、10KHzと特殊なのでこれをイージーオーダーできるメジャグラン製。
導入後の周波数特性は以下のとおりです。測定結果上は特に前と大きく変わることはなかったのですが、聴感上ではかなり変わりました。
今まであった雑味が取れて中高音がスッキリした感じ。それと、スーパー・トゥイータの前後位置調整後は音場感、奥行き感が向上。
このチャンデバはかなり素直な性格のようで音が甘くなることもなく私の好みにはあってます。
ただ、ひとつだけ今までよりも劣る点が…残留雑音がちょっと多いんです。雑音の質自体は悪くないんですけど、これがちょっと惜しまれるところ。
イコライザ補正前L側
イコライザ補正前R側
イコライザ補正後L側
イコライザ補正後R側
Memo for frequency
response measurement on Apr 09, 2006
Parameters of WaveGene & WaveSpectra
Frequency
Range
|
FFT Window
|
Sampling
Number
|
Sweep time
(Sine Wave)
|
20 - 100 Hz
|
Hanning
|
16384
|
60sec
|
80 - 800 Hz
|
Hanning
|
8192
|
60sec
|
500 - 20K Hz
|
Hanning
|
4096
|
120sec
|
10K - 30K Hz
|
Hanning
|
2048
|
60sec
|
Note : Results of the 4 frequency range measurement
are combined in the upper graphs.
Microphone : Behringer ECM8000 (Omni Directional)
Signal Generator : WaveGene ver.1.31 (Presented by efu san)
FFT Analyzer : WaveSpectra ver.1.31 (Presented by efu san)
PC : Dell Inspiron 5150 w/ Pentium4 3.06GHz & 512MB RAM
OS : Windows XP SP2
Audio Interface : RME Fireface800 w/ ASIO driver (Sampling : 96KHz/24bit)
Special thanks
to efu san for this
measurement.
Front System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Hitachi Lo-D
|
HS-500 Vertical Twin
(Total 4 units)
|
Sub Woofer
|
SALOGIC
|
D Cube2EX
|
Super Tweeter
|
Aurum Cantus
|
G2
Si
|
Universal Player
|
Marantz
|
DV-9500 w/ Lclock-X03
|
Pre Amplifier
|
Private Passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa 40 step attenuator
|
Graphic Equalizer
|
Accuphase
|
G-18
|
Channel Divider
|
Mejogran
|
CC-3 High Grade
(3KHz, 10KHz)
|
Power Amplifier
(For woofer)
|
Sansui
|
B-2105 MOS Vintage
|
Power Amplifier
(For tweeter)
|
Marantz
|
SM-17SA ver2
|
Power Amplifier
(For super tweeter)
|
Marantz
|
SM-6100SA
ver2
|
Phono Turn Table
|
Victor
|
TT-81
|
Phono Tone Arm
|
Victor
|
UA-7045
|
Phono Cartridge
|
Victor
|
MC-1
|
Phono Head Amplifier
|
Trio (Kenwood)
|
KHA-50
|
Phono Equalizer
|
Private MOS FET Pre
|
N/A
|
2005年11月3日 現在
しばらくのあいだ9月に調整した状態で聴いていたのですがどうも聴感上、低音に違和感があります。よく考えたらグラフィック・イコライザーG-18で40Hz付近のディップを補正しようとしていたのが間違いだったようです。G-18に接続されているのはHS-500のウーファのみでサブ・ウーファのサーロジックD
Cubeはスルーになっていたのを忘れていました。
40Hzをフラットに戻し、ついでに25Hz以下を落としきってこの領域は完全にD Cubeにまかせるようにしたらすっきりしました。たぶん低音ブーストがHS-500ウーファの高域に悪影響を与えていたのではないかと思います。
すごくスッキリしてサブ・ウーファの存在感が消えたみたい。でもこれが本来の音なんだと思います。
これでまた測定しなくちゃと思っていたんですが、なかなか時間が取れないでいました。でも、測定用の新兵器、マイクを購入したのをきっかけに重い腰を挙げたんです。マイクはBEHRINGER
/ ECM8000。リンクしているyukinyさんのサイトでも紹介されているものです。このマイクの存在はずいぶん前から知っていて20KHzまで完全にフラットなのは魅力的だったんですが、できれば30KHzまでフラットだといいのになあ等と考えていて購入に踏み切れずにいました。
でも、これはそんなに高価なものではないし、B&Kみたいな本格的な業務用は所詮手が届かないので購入を決定。G-18の設定もリセットして見なおしました。
やっぱり20KHzまではフラットになっていたようです。マイクの特性が30KHzで10dbから13db(ECM8000の箱に印刷の特性、なぜかwebのデータとちょっと異なる)くらい落ちていることを考慮するとたぶん30KHzまでフラットに近いような…。ああ、やっぱり30KHzまでフラットなマイクが欲しい。
40Hzのディップはウーファとサブ・ウーファの繋ぎの問題ではなく、定在波によるもののようです。40Hzおきに80Hz、120Hzとディップが生じているのでたぶんそうだと思いますが、部屋の寸法とはどうも一致しないのでちょっと謎。
イコライザ補正前L側
イコライザ補正前R側
イコライザ補正後L側
イコライザ補正後R側
測定に使用したMicrophoneの特性(メーカーの公表Data)
Memo for frequency
response measurement on Nov 03, 2005
Parameters of WaveGene & WaveSpectra
Frequency
Range
|
FFT Window
|
Sampling
Number
|
Sweep time
(Sine Wave)
|
20 - 100 Hz
|
Hanning
|
16384
|
60sec
|
80 - 800 Hz
|
Hanning
|
8192
|
60sec
|
500 - 20K Hz
|
Hanning
|
4096
|
120sec
|
10K - 30K Hz
|
Hanning
|
2048
|
60sec
|
Note : Results
of the 4 frequency range measurement are combined in the upper graphs.
Microphone : Behringer ECM8000 (Omni Directional)
Signal Generator : WaveGene ver.1.31 (Presented by efu san)
FFT Analyzer : WaveSpectra ver.1.31 (Presented by efu san)
PC : Dell Inspiron 5150 w/ Pentium4 3.06GHz & 512MB RAM
OS : Windows XP SP2
Audio Interface : RME Fireface800 w/ ASIO driver (Sampling : 96KHz/24bit)
Special thanks
to efu san for this measurement.
2005年10月9日 現在
9月3日時点の状況とは変わりありませんが、オーディオ装置のフロント側のパノラマ写真が撮れたので載せる事にしました。
2段重ね(Vertical Twin)のHS-500の上にチョコンと乗っているのが最近導入のAurum Cantus製リボン・トゥイータ G2 Si です。
2005年9月3日 現在
高域の周波数帯域拡大のためSuper
Tweeterを導入しました。
私のローコスト・システムに加えるのですから、当然ながらコスト・パフォーマンス重視の選択になります。
選んだのは中国製Aurum Cantusのリボン・トゥイータ G2 Si。比較的安価な同社のリボン・トゥイータの中でも1番安いのがこれで、我ながら自分らしい選択だと思ってます。私の場合は、Super
Tweeter として使うことを考えていますので、数KHzの領域の特性は不要だし、許容入力も特に大きい必要はないし、磁気シールドも不要なのでこれで十分と判断しました。ただ、HS-500の高能率トゥイータ
H-70HDと組み合わせなくてはならないので、そのままパラに加えたのでは能率が低すぎてバランスしません。
というわけで、専用のパワー・アンプを加えることになります。これもそんなに贅沢はできないのでマランツSM-6100SA ver2を選択。この値段からは信じられない外観と内容ですが、トゥイータもアンプもハイエンドのマニアには見向きもされないシロモノではあります。
G2 Siのハイパスフィルターはシリーズに1.8μF+0.33μF+0.047μFを入れただけの 6db/octの単純なもの。1.8μFと0.33μFはAUDYN
KPタイプのポリプロピレン・フィルムのコンデンサ、0.047μFは手持ちの古いニッセイ電機のポリプロピレン・フィルムのものを使用しました。これで約12KHzのカット・オフです。
ゲイン合わせはH-70HD用のSM-17SA ver2は内蔵の6dbのアッテネータを使用、G2Si用のSM-6100SA ver2はハイゲインで使用することでバランスをとります。
2005年6月の時点でラックやサブ・ウーファの位置を変更したときには周波数特性測定は行なっていませんでしたが、今回は大きな変更ですので周波数特性測定とイコライザの再調整を行ないました。
今回は30KHzまで測定しましたが、使用したマイクの特性が10KHz以上で降下しているので10KHz以上では正確な値がとれていません。
マイクの特性を考慮すれば20KHzまではフラットに近いのではないかと思いますが…。2005年1月時点のSuper Tweeter 無しの状態と比べると20KHzで10dbくらいは改善しているように見えます。
聴感上は高音のさわやかさが出ていい感じになってきました。ヴォーカルの子音が耳障りになることもありません。
私にとっては結構な出費になっていますのでこれで効果がないと泣いちゃいます。まずはめでたしめでたし。
イコライザ補正前L側
イコライザ補正前R側
イコライザ補正後L側
イコライザ補正後R側
測定に使用したMicrophoneの特性(メーカーの公表Data)
Memo for frequency
response measurement on Sep 03, 2005
Parameters of WaveGene & WaveSpectra
Frequency
Range
|
FFT Window
|
Sampling
Number
|
Sweep time
(Sine Wave)
|
20 - 100 Hz
|
Hanning
|
16384
|
60sec
|
80 - 800 Hz
|
Hanning
|
8192
|
60sec
|
500 - 20K Hz
|
Hanning
|
4096
|
120sec
|
10K - 30K Hz
|
Hanning
|
2048
|
60sec
|
Note : Results of the 4 frequency range measurement are
combined in the upper graphs.
Microphone : Audiotechnica AT4050/CM5 Omni Directional
Signal Generator : WaveGene ver.1.31 (Presented by efu san)
FFT Analyzer : WaveSpectra ver.1.31 (Presented by efu san)
PC : Dell Inspiron 5150 w/ Pentium4 3.06GHz & 512MB RAM
OS : Windows XP SP2
Audio Interface : RME Fireface800 w/ ASIO driver
Special thanks
to efu san for this measurement.
Front System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Hitachi Lo-D
|
HS-500 Vertical Twin
(Total 4 units)
|
Sub Woofer
|
SALOGIC
|
D Cube2EX
|
Super Tweeter
|
Aurum Cantus
|
G2 Si
|
Universal Player
|
Marantz
|
DV-9500 w/ Lclock-X03
|
Pre Amplifier
|
Private Passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa 40 step attenuator
|
Graphic Equalizer
|
Accuphase
|
G-18
|
Channel Divider
|
Fostex
|
EN-3000
|
Power Amplifier
(For woofer)
|
Sansui
|
B-2105 MOS Vintage
|
Power Amplifier
(For tweeter)
|
Marantz
|
SM-17SA ver2
|
Power Amplifier
(For super tweeter)
|
Marantz
|
SM-6100SA
ver2
|
Phono Turn Table
|
Victor
|
TT-81
|
Phono Tone Arm
|
Victor
|
UA-7045
|
Phono Cartridge
|
Victor
|
MC-1
|
Phono Head Amplifier
|
Trio (Kenwood)
|
KHA-50
|
Phono Equalizer
|
Private MOS FET Pre
|
N/A
|
2005年6月5日 現在
機器に大きな変更があったわけではありませんが、音楽室内のインテリア(?)とリア・スピーカの設置方法に多少変更があったので更新いたします。
変更点は
2月 籐のカウチからラブチェア(森のことば)に変更
3月 リア・スピーカ設置を変更
5月 TV下の置台をクアドラ・スパイアに変更
6月 籐とガラスでできたセンターテーブルを総ガラス製に変更
ラブチェアとガラステーブルです。ラブチェアはナラの厚板とクッションで構成されたもので、オイル仕上。ウレタン塗装などの厚膜仕上を嫌う石井式リスニングルームにはぴったり(?)。ガラステーブルは音への悪影響を心配しましたが、OKみたいです。ガラスの厚さ12mmあるのでこれ自体が鳴くことはなさそう。
TV下の置台のクアドラ・スパイア。これは意外に音の変化大。中高音がすごくクリアになりました。前に使っていたラック(ベニアの薄板のフラッシュ構造で前面にガラス扉がついたもの)は相当音に悪影響をおよぼしていたことがわかりました。
リア・スピーカ位置です。この写真からだけでは非常にわかりにくいのですが、2004年10月30日現在の写真と比べると少しわかるかも。リア・スピーカはリスナー側ではなく、リスニングポジション後ろの壁面方向に振ってあります。
これによりリスナーの耳に届くリアからの音は壁面からの反射波の割合がすごく多くなり、リア・スピーカの存在感(音の出所がわかってしまう感じ)がかなり消せた感じです。
これによるリア定位の悪化はあまり感じられません。Diana Krall の The girl in the other room のCDで聞こえる後ろに定位するギターの位置は十分感じ取れます。
リア・スピーカを壁方向に振ってもOKなのは石井式の壁面構造のおかげかもしれませんので、これを普通の部屋でやったら悪影響のほうが大きい可能性があります。いずれにしても、ウチの場合にはこの非常識(?)なリア・スピーカ配置でSACDマルチが一皮剥けたように思います。
2005年1月3日 現在
新たにアキュフェーズのグラフィック・イコライザーG-18を導入、リスニング・ポイントでの周波数特性の補正を試みました。
補正前後の特性は以下のとおり。
補正前 L側
補正前 R側
補正後 L側
補正後 R側
Memo for frequency
response measurement on Dec 28, 2004
Parameters of WaveGene & WaveSpectra
Frequency
Range
|
FFT Window
|
Sampling
Number
|
Sweep time
(Sine Wave)
|
20 - 100 Hz
|
Hanning
|
16384
|
60sec
|
80 - 800 Hz
|
Hanning
|
8192
|
60sec
|
500 - 20K Hz
|
Hanning
|
8192
|
120sec
|
Note : Results
of the 3 frequency range measurement are combined in the upper graphs.
Amount of compensation by Graphic Equalizer G-18
Center Freq.
(Hz)
|
100
|
125
|
160
|
200
|
250
|
315
|
Left (db)
|
+2.5
|
+8.5
|
+5.0
|
+1.0
|
0.0
|
0.0
|
Right (db)
|
+2.5
|
+4.0
|
+3.5
|
+3.0
|
+2.5
|
+1.5
|
Microphone : Audiotechnica AT4050/CM5 Omni Directional
Signal Generator : WaveGene ver.1.31 (Presented by efu san)
FFT Analyzer : WaveSpectra ver.1.31 (Presented by efu san)
PC : Dell Inspiron 5150 w/ Pentium4 3.06GHz & 512MB RAM
OS : Windows XP SP2
Audio Interface : RME Fireface800 w/ ASIO driver
Special thanks
to efu san for this measurement.
100Hzから300Hzにかけての落ち込みを補正してみました。聴感上も神経質さが軽減され、ソフトな感じが得られたようです。
10KHz以上の下がり方を見るとスーパートゥイータをつけたくなりますが、私の耳の感度もこの辺は辛くなっている領域なので当面はこのまま我慢したいと思います。今はまだこの領域の補正は試してませんが、それも今後試してみようと思っています。
なお、FFT方式でのPeak Hold測定なので鋭いディップは拾えていません。
実際には40Hz強のところと120Hzくらいのところに非常に狭いディップがあります。40Hzはサブ・ウーファ D Cube2EXとHS-500のウーファの干渉か部屋の定在波の影響、120Hzは定在波の影響だと思います。
念のため申し添えますとディップが拾えないのはもちろん efu
さんのソフトのせいではなくてFFTを利用した測定の性質上の問題です。
低音域が20Hzまでほぼフラットなのはサーロジック D Cube2EX の威力です。D Cube2EX 設置時にサーロジックの村田さんが設定してくださった値を元にVT(Vertical
Twin)にした後、私がゲインを調整した結果が現在の状態ですが、測定結果も問題ないようなので安心しました。カットオフ周波数41Hzもこのままでいいようです。カットオフを上げるとHS-500とかぶるようで、40-50Hzにかけて盛り上がるのが確認されました。この辺の調整を耳だけであっという間にやってのけてしまった村田さんのワザには改めて脱帽です。
Front System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Hitachi Lo-D
|
HS-500 Vertical Twin
(Total 4 units)
|
Sub Woofer
|
SALOGIC
|
D Cube2EX
|
Universal Player
|
Maranz
|
DV-9500 w/ Lclock-X03
|
Pre Amplifier
|
Private Passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa 40 step attenuator
|
Graphic Equalizer
|
Accuphase
|
G-18
|
Channel Divider
|
Fostex
|
EN-3000
|
Power Amplifier
(For woofer)
|
Sansui
|
B-2105 MOS Vintage
|
Power Amplifier
(For tweeter)
|
Maranz
|
SM-17SA ver2
|
Phono Turn Table
|
Victor
|
TT-81
|
Phono Tone Arm
|
Victor
|
UA-7045
|
Phono Cartridge
|
Victor
|
MC-1
|
Phono Head Amplifier
|
Trio (Kenwood)
|
KHA-50
|
Phono Equalizer
|
Private MOS FET Pre
|
N/A
|
2004年12月12日 現在
地震対策兼スピーカ、アンプなどの振動についての対策のため、MDFのボードを敷いてみました。
厚さ24mmのMDFを2枚重ねにして接着したものです。
木材の加工は日曜大工応援隊!(ストーリオ株式会社)にお願いしたので加工の仕上はバッチリですが、塗装は自分でやったのでちょっと悲惨。見栄えを考えるとウレタン塗装なんですが、石井式リスニングルームでは厚い塗膜を嫌うので、これらのボードもワトコ社のオイル仕上にしました。でも、MDFには合わなかったみたいです。
外観重視の奥方様からはいたく不評ではありますが、まあ、スピーカの設置のときには協力してもらっていますのでかろうじて協力関係は保たれています。
ボードは床にベタ置きに見えますが、厚さ2.4mmの薄いカーボン・スペーサ(メーカの呼び名はカーボン・インシュレータ)を3枚使った3点支持です。このスペーサはボードとHS-500の間および2段重ねにしたHS-500同士の間にも3枚づつ使用しています。
以前はHS-500と床の間に約50mm径、高さ25mmの円柱の黒檀材を3点支持で使用していたのですが、薄いスペーサと少し大きめのボードに変更したので、HS-500の地震に対する安定性はかなり改善されました。
肝心の音の方ですが、SWの下のボードは低音の音階の明確化に効果あり。パワーアンプ下のボードは音像の奥行き表現効果。そしてHS-500の下のボードは低音の歯切れや高音の切れ、特にピアノの高い方の打鍵の硬質な冷たい響きの再現に効果がありました。このピアノの硬質な冷たい響きはスタインウェイに特有の響きです。これはカーボン・スペーサの効果が大きいかもしれません。ただ、これらはプラシーボ効果をたっぷりと含んでいるはず(^^;)なので、まあ話半分かもしれません。(特にアンプ下ボードの効果は怪しい)
でも、トータルの効果は大きかったと思います。大きいはずです。そう信じたい。(オイオイ…)
2004年11月14日 現在
CD/DVD Player Pioneer DV-S838Aに代わりMaranz DV-9500を導入しました。ClockはLcAudio社製のLclock-X03に換装してあります。これでSACDマルチの環境が整いました。
Front System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Hitachi Lo-D
|
HS-500 Vertical Twin
(Total 4 units)
|
Sub Woofer
|
SALOGIC
|
D Cube2EX
|
Universal Player
|
Maranz
|
DV-9500 w/
Lclock-X03
|
Pre Amplifier
|
Private Passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa 40 step attenuator
|
Channel Divider
|
Fostex
|
EN-3000
|
Power Amplifier
(For woofer)
|
Sansui
|
B-2105 MOS Vintage
|
Power Amplifier
(For tweeter)
|
Maranz
|
SM-17SA ver2
|
Phono Turn Table
|
Victor
|
TT-81
|
Phono Tone Arm
|
Victor
|
UA-7045
|
Phono Cartridge
|
Victor
|
MC-1
|
Phono Head Amplifier
|
Trio (Kenwood)
|
KHA-50
|
Phono Equalizer
|
Private MOS FET Pre
|
N/A
|
2004年10月30日 現在
9月5日の構成に以下のリア・スピーカと駆動アンプが加わっています。これらは今のところDVD用です。
AV プリではなくリアにも2chのパッシブ・プリを使っているので音の面では有利だと思いますが、さすがに操作性は良くないです。
Rear System
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Victor
|
SX-500 Dolce
|
Pre Amplifier
|
Private Passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa 40 step attenuator
|
Power Amplifier
|
Sansui
|
B-2103 MOS Vintage
|
2004年9月5日 現在
HS-500 を2段重ねにしたVertical Twin (VT)です。
ウーファ同士、トゥイータ同士をパラ接続したアクティブバイアンプの構成になっています。
システムの構成は以下のとおり。
高価な機材は使っていないのが特徴(?)です。
もっとも、私にとってはSALOGICのサブ・ウーファ、B-2105 MOSは十分高価ではあるのですが…。
|
Manufacturer
|
Model
|
Speaker
|
Hitachi Lo-D
|
HS-500 Vertical Twin
(Total 4 units)
|
Sub Woofer
|
SALOGIC
|
D Cube2EX
|
CD/DVD Player
|
Pioneer
|
DV-S838A
|
Pre Amplifier
|
Private Passive Pre
|
W/ Tokyo Kohon Denpa 40 step attenuator
|
Channel Divider
|
Fostex
|
EN-3000
|
Power Amplifier
(For woofer)
|
Sansui
|
B-2105 MOS Vintage
|
Power Amplifier
(For tweeter)
|
Maranz
|
SM-17SA ver2
|
Phono Turn Table
|
Victor
|
TT-81
|
Phono Tone Arm
|
Victor
|
UA-7045
|
Phono Cartridge
|
Victor
|
MC-1
|
Phono Head Amplifier
|
Trio (Kenwood)
|
KHA-50
|
Phono Equalizer
|
Private MOS FET Pre
|
N/A
|
|