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緑・花文化の知識認定試験小テスト その7

第7回緑・花文化の知識認定試験(30問 約15分)2002.10.09
  1. 秋の七草とその科名をすべ書きなさい。

  2.     (植物名)        (科名)
    (           )(          )
    (           )(          )
    (           )(          )
    (           )(          )
    (           )(          )
    (           )(          )
    (           )(          )
  3. 次の記述は○か,×か。
    1. トンブリは,アカザ科のホウキグサの種子である。
    2. クロユリの花は香りがとても良い。
    3. 花の列がねじれてつくネジバナは,右巻きと左巻きがある。
    4. ムシトリナデシコは食虫植物である。
    5. ハマユウの別名はハマオモトである。
    6. シュウメイギクはキク科の植物である。
    7. 華岡青州は、チョウセンアサガオを主原料とする麻酔薬を、妻や母に人体実 験した。
    8. ジャガイモのいもは,根にあたる部分である。
    9. スズランはラン科の植物ではない。
    10. スダジイの実は生では食べられない。
    11. 万葉集で詠まれた花で一番多いのはハギである。
    12. エニシダは,花が咲くシダ植物である。
    13. パンジーの花言葉は「片思い」である。
    14. フランス名リラは,リンデンのことである。
    15. カモミールの花には発汗作用やリラックス効果があるのでハーブティーに用いる。
  4. 次の名前の由来の記述は○か,×か。
    1. トクサは表面が固くざらつき,木材などを磨くのに使ったので,砥石代用の草という意味。
    2. ドクダミは毒を出すという意味から。または毒にも痛みにも効く意味。
    3. ヒトリシズカは,必ず一本ずつ生え,群生しないから。
    4. メギは,メス株しかないことから。
    5. フキは,野山で用をたしたときに葉で尻ふきに使ったことから。
    6. ユリノキは,花がユリのようだから。
    7. イカリソウは,これを食べると精神が混乱して怒りっぽくなるから。
    8. ボケは,年中季節はずれの花が咲き,ぼけた花であることから。


    (答え)
    1 ハギ(マメ科)
    オバナ(=ススキ イネ科)
    キキョウ(キキョウ科) 
    ナデシコ(ナデシコ科)
    オミナエシ(オミナエシ科)
    クズ(マメ科)
    フジバカマ(キク科)

    1○

    3○
    4×消化液などは出さない。
    5○
    6×キンポウゲ科
    7○
    この設問について「つぶら」様から以下のようなご指摘をいただきました。早速訂正させていただきます。つぶら様ありがとうございます。
    「2.次の記述は○か,×か。 」の問題のうち、「7.華岡青洲は母や妻の手術の麻酔薬のひとつとしてチョウセンアサガオを用いた。」というのは正しい記述ではありません。華岡青洲は、妻や母の手術のために曼陀羅華(まんだらげ)を用いたのではなく麻酔薬を完成するために妻と母を人体実験に使ったのが史実です。↓このサイトをご覧下さい。生誕地那賀町のHPです。http://www.town.naga.wakayama.jp/seishu/seishu_h.html麻酔薬「通仙散」によって、はじめて手術を受けた女性が私の出身地の人ですので少々華岡青洲には思い入れがあり見過ごしにできず失礼とも思いましたがメールさせていただきました。貴ホームページのますますの充実を期待しております。つぶら(2002.11.23訂正)

    9○
    10×
    11○
    12×マメ科植物
    13○
    14×ライラックのこと。
    15○


    1○
    2○
    3×花穂が一本(または2本)であることから。群生する。
    4×目木で,洗眼薬として用いる。
    5○
    6○
    7×花が錨に似る
    8×木瓜(モッカ)から訛った。

    (メモ)

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緑花会-2002.10.12作成-2002.11.23更新
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