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緑・花文化の知識認定試験小テスト その3
第3回緑・花文化の知識認定試験(30問 約20分)2001.05.19
- 和ローソクは1000年ぐらい前に日本に移入されたが、当時はミツバチの密ロウで作られていて大変高価だった。そして、その後ある植物から作られるようになり、普及した。その植物は
- ツバキ
- ハゼノキ
- アブラナ
- エゴマ
- アマ
- ヒトツバタゴにはおもしろい別名がある。それは?
- あっちこっちの木
- あれこれの木
- なんだかんだの木
- なんじゃもんじゃの木
- もんじゃの木
- 世界で一番大きくなる(背が高くなる)木はどの木どれ。
- せいたか杉
- せいたか檜
- ジャイアントレッドウッド
- せいたかユーカリ
- メタセコイア
- 次の植物のうち、違う仲間(異科)が1つある。どれか。
- キャベツ
- ハクサイ
- メキャベツ
- ダイコン
- レタス
- 大きな木の下の落ち葉の中で蝶のさなぎを見つけた。図鑑で調べたらゴマダラチョウのさなぎだった。葉は4cm位で左右不対象。何の木か。
- エノキ
- ケヤキ
- クヌギ
- コナラ
- フウ
- シダのある部分を使って,ある地方では布を作った.そのシダは?
- イノデ
- ワラビ
- ゼンマイ
- ウラジロ
- コシダ
- 「バラには刺がある」という言葉があるが,トゲのない(少ない)バラもある。どれか。
- ナニワイバラ
- ノバラ
- タカネバラ
- モッコウバラ
- ローザ モスカータ
- 英国のことわざで「バラの下で」というのがある。どんな意味か。
- 恋を語ろう
- 快楽を尽くそう
- いやなことを忘れよう
- 秘密にしよう
- この良いことが続きますように
- 北海道の高山でこの草を食べてさなぎになり、蝶になる高山蝶がいる。それは天然記念物のウスバキチョウ。さてこの植物は。
- タカネツメクサ
- オンタデ
- コマクサ
- オオカサモチ
- タカネナデシコ
- 日本原産でない野菜はどれ。
- ウド
- ゴボウ
- ミツバ
- フキ
- ワサビ
- 緑の真珠といわれる絹があり、絹の王様とも言われる。この絹の繭を作る蛾は、クヌギ等を食べて繭を作る。何という「ガ」か。
- ヤママユガ
- クスサン
- オオミズアオ
- カイコ
- サクサン
- ケシ科の高山植物で、かつて薬になるということで乱獲されたこともあった。花が馬に似ると言うことで名付けられたこの植物は。
- リシリヒナゲシ
- ケマンソウ
- タカネエンゴサク
- コマクサ
- ジロボウエンゴサク
- アフリカ南西部のアンゴラ付近の砂漠地帯だけに生える「ウェルウェッチア」という裸子植物は、一生涯、対生する葉がのび続ける大変風変わりな植物。さて、この植物の和名は。
- ダンガイノジョウオウ
- ハカラメ
- ツルカメソウ
- キンシャチ
- キソウテンガイ
- ショウジョウとは「猩猩」と書き、想像上の動物。酒が好きなのでいつも赤い顔をしているということから、これに見たてて、赤く色づく植物の名前にショウジョウと名のつくことが少なくない。さて、ポインセチアの和名は。
- ショウジョウバカマ
- ショウジョウソウ
- ショウジョウスゲ
- ショウジョウボク
- ショウジョウカ
- サクラの「ソメイヨシノ(染井吉野)」は、江戸時代の末期に東京染井村の植木屋から広まったもので、栽培の歴史は比較的浅いが、サクラといえば本種を指すほどに全国に普及している。さて本種は、「あるサクラ」と「エドヒガン(江戸彼岸)」の雑種といわれるが、あるサクラとは。
- フジザクラ
- カンヒザクラ
- オオヤマザクラ
- オオシマザクラ
- ヤマザクラ
- アダムとイブが楽園を追われた時、雪が降っていた。イブが絶望していると天使が現れて、冬が過ぎるとやがて春がくるからと慰め、降りしきる雪に手を触れたところ、雪はある花に変わり、毎年この花が咲くようになったという伝説がある。この植物は。
- スノードロップ
- ヒヤシンス
- デージー
- スイセン
- スズラン
- ツツジ科の低木で、英名をヒースといい、花が咲いたときは丘一面が淡紅色に染まるこの植物は。
- シャクナゲ
- エリカ
- エニシダ
- ブルーベリー
- ライラック
- つぎの植物名と別名の関係で、間違いはどれか。
- ヒナゲシ=ヒナギク
- ヤグルマギク=ヤグルマソウ
- センニチソウ=センニチコウ
- ハハコグサ=ホウコグサ
- ハマナス=ハマナシ
- 「私を思って、約束、幸運」という花言葉をもつ、マメ科の植物は。
- ワスレナグサ
- ルピナス
- スイートピー
- レンゲ
- クローバー
- サイモンとガーファンクルの「スカボロフェア」という歌に、いくつかのハーブがでてくる。これらは、どれも歌の主人公の故郷の植物だが、つぎのうち歌にでてこない植物は。
- パセリ
- セージ
- ローズマリー
- タイム
- ジンジャー
- バナナについての特徴で、間違っているものは。
- 実を取った跡の葉や茎からとれる繊維が見直されている。
- バナナは草である。
- 食用としているバナナは種子なしの3倍体が多い。
- ヤシ科である。
- 東南アジアが原産である。
- 南米チリ原産のヒガンバナ科の多年草(球根植物)で、切花としても親しまれているこの植物は、葉の裏と表が反転していることが特徴。さて、この植物は。
- モントブレチア
- アルストロメリア
- ハエマンサス
- ネリネ
- フリチラリア
- つぎの説明の中から、ドングリのなるマテバシイの特徴でないものは。
- 実は食べられる
- ドングリごまを作るのに適している
- 常緑樹である
- 春花を咲かせ、雌花はその年の秋に成熟してドングリとなる
- ふつう、実はスダジイよりも大きい
- 二酸化炭素の吸収率が高く、空気を浄化する能力が高いことで注目されているアオイ科の植物は。
- フヨウ
- アメリカフヨウ
- ケナフ
- オオブタクサ
- ハイビスカス
- 江戸時代も後半になると、庶民の間でも園芸を楽しむゆとりがうまれ、福寿草、撫子、万年青(オモト)、蘇鉄、南天、松葉蘭、長生蘭、朝顔、菊、橘(タチバナ)などの多くの園芸品種が生まれた。この中で長生蘭(チョウセイラン)とは。
- フウラン
- エビネ
- シラン
- セッコク
- カンラン
- 横浜国大の元名誉教授宮脇昭氏の提唱する、鎮守の森の構成樹としてふさわしくないものは。
- スダジイ
- マテバシイ
- タブノキ
- クロマツ
- アカガシ
- つぎの植物の中から、和紙をつくるときの材料としては関係のないものは。
- トロロアオイ
- ミツマタ
- コウゾ
- クワ
- アマ
- 春の陽だまりに咲く植物を5つ記録したところ、名前を間違えて一つだけ夏の植物が入った。
- ナズナ
- ホタルブクロ
- タツナミソウ
- ホトケノザ
- オオイヌノフグリ
- つぎの記録は、オニグルミ、ヤマサクラ、コブシ、トチノキ、ナツツバキの5種類の木の芽の特徴だが、コブシの特徴はどれ。
- 芽は毛で覆われている。ヒヨドリが来て,芽を食べて行った。
- 芽全体にねばねばした樹液がつく。
- 15〜18枚の鱗のような堅い皮で包まれている。
- 先端がとがり、2枚の皮で包まれている。枝に果実の殻がついている。
- 芽の形は卵形で先端はとがり、鱗状の皮はない。芽の下の葉痕が猿の顔に見える。
- つぎの熱帯のくだものの中で、マメ科は。
- タマリンド
- ゴレンシ
- フェイジョア
- レイシ
- マンゴスチン
(答えと解説)
1−2) 江戸時代,飢饉などで逼迫する各藩の経済を,ウルシやハゼノキの実から採るロウソクの製造が助けた。薩摩藩,熊本藩,福岡藩,米沢藩,大洲藩など
2−4) 名前が分からなかったことによる。クロガネモチも別名ナンジャモンジャ。
3−4) 世界で一番花の直径が大きい:ラフレシア
4−5) レタスはキク科。あとはアブラナ科。
5−1) オオムラサキの幼虫もエノキを食す。
6−3) 若葉の綿毛に木綿繊維を混ぜて糸とし,布にした。
7−4) モッコウのよい香りのバラ。淡黄色〜白色,八重。
8−4) ローマ人は1輪のバラを天井につるし,その下での話は一切秘密にする約束を守ったといわれる。
9−3)
10―2) ヨーロッパ〜中国にかけて原産する。
11−1) コナラやクリなども食する。単に山繭,天蚕(テンサン)ともいわれる。
12−4) 全草にアルカロイドを含み,毒草。
13−5) ウェルウィッチア科ただひとつの種。雌雄異株。
14−4) 短日で葉やホウの部分が赤くなる。
15−4) オオシマザクラ,ヤマザクラともに関東地方に分布する野生のサクラ。
16−1) 伝説による出題は必ずあるので,このほか,スイセン,アネモネ,ワスレナグサなど注目。
17−2) イギリスではエリカ属の北端に近い。ほとんどは南アフリカを中心に分布(657種,世界の9割が南アフリカ)。
18−1) ヒナゲシはケシ科,ヒナギクはキク科。
19−5) ワスレナグサ以外はマメ科。
20−5) ジンジャー以外はすべてヨーロッパに分布するハーブ。
21−4) バナナはバショウ科。
22−2) アルストロメリアは近年切花でよく見かける。一度葉を見てみること。
23−4) マテバシイは前年の雌花が成熟してドングリとなる。
24−3) 逆に腐敗するときも多くの二酸化炭素を必要とする。
25−4) より茎が太く寸詰まりのものや,斑入りなど品種も多い。
26−4) クロマツは荒れた野山に二次的に生え,鎮守の森としては常緑広葉樹。
27−5) トロロアオイは和紙を均一にするのり材として利用する。アマは和紙の材料ではない。
28−2) 初夏(6月頃)に咲く。
29−1) 毛に覆われているものとしては,アオダモ,ハマボウ,ハクモクレンなど。
30−1) アフリカには木性のマメ科有用植物が多い。
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