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模擬試験問題 その4
第4回緑・花文化の知識認定試験(模擬試験50問 約40分)
2004.11.6
- 子魚やえびなどが、この海草が生える場所に集まり繁殖するので、その場所は「海のゆりかご」と呼ばれる。この海草は、海辺の水深1〜2メートル前後の浅瀬に生えている。海草といっても、被子植物で、ゴマより小さな種子を実らせる、この植物の名前は何か。
- ワカメ
- アマモ
- ミル
- ホンダワラ
- コンブ
- 静岡県大井川の上流の井川の諏訪神社で毎年8月26、27日の例祭に、アマゴ(ヤマメとこの地方で呼ばれる)とこの植物の実でつけた「ヤマメのすし」がそなえられる。黄色く熟したこの実はアマゴの卵を表わすといわれる。この植物は。
- コメ
- ヒエ
- トウモロコシ
- アワ
- ホウキグサ
- 果物の王様といわれるドリアンの名は、マレー語の「ドリ」と「アン(〜をもつ
もの)」が語源といわれている。さて、この「ドリ」とはどんな意味か。
- 毛
- 刺
- 丸い
- 黄色い
- 神
- 次の中から、神奈川県特産の柿の品種はどれか。
- 禅寺丸
- 次郎
- 富有
- 御所
- 伊豆
- かつて日本人は、柿の渋の性質を利用して様々な物にこれを使った。次の中から、
あまり使われなかったものを選べ。
- 番傘などの塗料
- 民間薬
- 酒の濾過
- ジュース
- 投網の防腐剤
- イチョウの葉が秋に黄色くなる原因で、間違いはどれか。
-
気温の急激な低下
- クロロフィルの消失
- 葉柄に離層ができる
- アントシアニンという色素が目立つ
- カロチノイドという色素が目立つ
- 英語で根茎がターメリックと呼ばれるこの植物は、たくあんやカレー粉の原料と
なります。さてこの植物は何か。
-
クチナシ
- ショウガ
- セイヨウワサビ
- ベニバナ
- ウコン
- 三内丸山遺跡からこの植物の種子がぎっしり詰まった層が見つかった(厚さ10
センチ、長さ6メートル、実の推定総量はトン単位)ことから、縄文人はこれで酒を作っていたのではないか、とも思われている。さて、日本で普通に見られ、薬にしたり若葉を山菜として食べるこの植物は何か。
-
ニワトコ
- ヤマブドウ
- スイカズラ
- クワ
- ヤマガキ
- 高野辰之作詞・岡野貞一作曲の「春の小川」に歌われている春の生き物で、間違いはどれか。
-
スミレ
- メダカ
- レンゲ
- エビ
- ナノハナ
- ( )一輪 一輪ほどの 暖かさ と詠んだのは芭蕉の門人の服部嵐雪だが、さて、( )にあてはまる花は何か。
-
ハナ
- キク
- モモ
- ウメ
- マツ
- この実は、扁桃(ヘントウ)ともいわれ、日本では江戸時代から、ペルシャ(イラ
ン付近)の特産品として知られていた。ケーキのトッピング、酒のつまみやおやつ
などとして馴染みのある、この実をつける植物は何か。
-
イチジク
- アーモンド
- ヘーゼルナッツ
- ザクロ
- ナツメヤシ
- メキシコの酒テキーラの材料となる植物は何か。
-
アオノリュウゼツラン
- ウチワサボテン
- ココヤシ
- サトウキビ
- パイナップル
- 南米アンデス地方では、今でも家畜の増殖儀礼や、農作物の播種・収穫時の儀礼、家の新築儀式などにおいて、「神や精霊の食べ物」であるこの植物は欠かせない。この植物は何か。
-
コカ
- コラ
- ケシ
- アサ
- タバコ
- 次の植物のうち、戸外で育てても、翌年の春も同じ株から芽を出すもの(多年
草)を選べ。
-
サルビア
- ホウセンカ
- マリーゴールド
- アサガオ
- オシロイバナ
- 花暦をみると、関東では毎年決まって9月15日ごろに一気に咲く花がある。
埼玉県の巾着田は名所となっている、この植物を次の中から選べ。
-
サザンカ
- コスモス
- マンジュシャゲ
- キキョウ
- オミナエシ
- この植物は、南米アマゾンに生えて
いる植物で、果実はとても変わった形を
しているので、この日本名がある。さて
何か。
-
モンキーポット
- 神のつぼ
- モンキーヘッド
- タコツボ
- サルトリツボ
- このヤシ科の植物は、
茎の形からどう呼ばれているか。
-
ココヤシ
- ドングリヤシ
- ヒョウタンヤシ
- トックリヤシ
- サトイモヤシ
- オーストラリア原産のこのバンクシアは、
美しい花をつけた後、果実が集まった25セン
チていどの集合果になり、しっかりと閉じて種
子がなかなかはじけない。しかし、異変が起こ
ったときにはじけて種子が飛び出るようになっ
ている。その異変とは何か。
-
火事
- 地震
- 洪水
- 6ヶ月以上の日照り
- 大きな衝撃
- インドネシアの分布するシソ科の
この植物は花の形から、どのように呼
ばれているか。
-
ダイトウリョウ
- ホウキソウ
- ネコノヒゲ
- ジャノヒゲ
- ナマズヒゲ
- オーストラリアに分布するこの植物は、
花の形から何と呼ばれているか。
-
レディスフィンガー
- カンガルーポー
- ワシノノカンムリ
- オオムノハネ
- オウムノカンムリ
- 植物体がレンズのようになっているの
で、砂に埋もれても平気なこの南アフリカ
原産の多肉植物の名は何か。
-
マミラリア
- エケベリア
- ユーフォルビア
- アデニューム
- フェネストラリア
- 次のうち、種子が食用にならないものはどれか。
-
ケシ
- ヒマワリ
- カボチャ
- アサガオ
- ヘチマ
- 次の植物の和名と別名の組み合わせで、間違いはどれか。
-
キミノバンジロウ=ストロベリーグアバ
- フサアカシア=ハナアカシア
- ハゼノキ=ヌルデ
- ツルスミレ=パンダスミレ
- イタドリ=スカンポ
- 次の野菜の中で、ひとつだけ異なる科のものを選べ。
-
コマツナ
- キャベツ
- レタス
- ミズナ
- ハクサイ
- ソテツは救荒植物といわれているが、おもにどの部分を使って澱粉を作ったか。
-
根
- 幹
- 葉
- 花
- 種子
- おしたしにすると、ぬめりのある野菜・植物は少なくない。次のうち、一番ぬ
めりの少ないものを選べ。
-
アシタバ
- モロヘイア
- ツルムラサキ
- オクラ
- ゲッカビジンの花
- 最近流行のニガウリの、別名や地方名として呼ばれない名を選べ。
-
ゴーヤー
- ツルレイシ
- ゴーウィ
- ゴーラー
- ナーベーラー
- 次の野菜・作物で、地中にできるものを選べ。
-
ブロッコリー
- エダマメ
- メキャベツ
- ラッカセイ
- ソラマメ
- 日本の植物研究の基礎を築いたツンベルグ(スエーデン生まれ、リンネの高弟、
日本へは1775年から1年半滞在)の書で、植物学に大きな影響を与えた有名な書はどれか。(この書には日本の812種の植物、新種418種の記載がある。たとえば、クロマツ Pinus thunbergiiなど、ツンベルグの名の入る植物は多い。)
-
『本草綱目』
- 『本草綱目啓蒙』
- 『大和本草』
- 『フロラ・ヤポニカ1784年』
- 『フロラ・ヤポニカ(1835年、1870年)』
- 次の作物のうち、一番輸入割合(消費量に対する%)の多いものはどれか。
-
コメ
- トウモロコシ
- ダイズ
- コムギ
- アズキ
- 京都周辺の友禅染では、下絵をこの絞り汁で描くが、水や光に弱いことから染
付けの跡に川で洗い流す。さて、この下絵を描く花びらとは。
-
ベニバナ
- オオボウシバナ
- オシロイバナ
- アヤメ
- キキョウ
- 秋に咲くセイタカアワダチソウの記述で、間違いを選べ。
- 北米原産である
- キク科の多年草である
- 蜜源植物である
- 風媒花である
- 特殊な化学物質を出すアレロパシー植物である
- フランスのナポレオンの皇后ジョセフィーヌは、マルメゾンの邸宅に、当時大流行していたこの植物の品種を250種類以上集め、それを画家ルドーテに描かせたという。この植物は何か。
-
オレンジ
- ユリ
- ツバキ
- バラ
- スイレン
- 秋の七草は、「七草がゆ」としての春の七草と違って、食用とするものは少な
いが、この中で、乾かすと全草から香りのもとであるクマリンがでて香りがよいため、ハーブティーにブレンドして使うことのできるものがある。何か選べ。
-
ススキ
- ハギ
- クズ
- ナデシコ
- フジバカマ
- 台湾のヤミ族はイネを栽培しなかった。その主食は何だったか。
-
タロイモ
- サツマイモ
- カボチャ
- トウモロコシ
- アワ
- 次の植物の中から、サボテン科の植物でないものを選べ。
-
オプンチア
- エピフィルム
- カランコエ
- エキノカクタス
- マミラリア
- 『古今集』の小野小町の歌で、「花の色はうつりにけりないたづらに わが身
よにふるながめせしまに」と、自分の心を歌っている。この「花」とは何を指して
いるか。
-
ウメ
- ボタン
- ハギ
- アヤメ
- サクラ
- ウメの記述で間違っているものを選べ。
-
台湾の国花である。
- 『万葉集』には118首歌われた
- バラ科である
- 幹にウメノキゴケが生えると枯れる兆候である。
- 日本には野生がなく、中国原産とされている。
- つる植物にはA:吸盤タイプ、B:気根タイプ、C:巻きひげタイプ、D:巻
きつきタイプ、E:寄りかかりタイプなどがある。次の植物とタイプの組み合わせのうち、間違っているものを選べ。
-
ナツヅタ:A
- キヅタ:B
- アレチウリ:C
- ヘクソカズラ:D
- カラスウリ:A
- 生えている植物の種類によって、そこがどんな場所か想像できる。次の植物の
うち、湿地には生えない植物はどれか。
- キツリフネ
- タコノアシ
- ドクゼリ
- ミゾソバ
- オカトラノオ
- 次のうち、有毒植物ではないものを選べ。
-
ドクウツギ
- ミヤマシキミ
- ヒヨドリジョウゴ
- ウグイスカグラ
- ヨウシュヤマゴボウ
- 別名ユウレイタケとも呼ばれる、全体が真っ白なイチヤクソウ科の腐生植物は
次のうちどれか。
-
ネナシカズラ
- ギンリョウソウ
- ナンバンギセル
- オニノヤガラ
- ツチアケビ
- イタリア料理に欠かせないトマトの、原産地はどこか。
-
アメリカ
- インド
- イラン
- インドネシア
- ペルー
- ヨーロッパのハーブと同じようなものが日本に自生しているも少なくない。例
えば、アンゼリカとアシタバ、ソレルとスイバ、チャイブとアサツキという具合。さて、クリーピングタイムに一番近い日本のハーブを下から選べ。
-
イブキジャコウソウ
- ミツバ
- レモンエゴマ
- タツナミソウ
- ウツボグサ
- 聖書の中で、エデンの園に生える禁断の木の実を、イブがヘビに知恵の木だと
そそのかされて食べたことはよく知られている。その木の実は何であったかということについては、オレンジ、マルメロ、イチジク、アンズ、リンゴなど様々な説があるが、ジョン・ミルトンは『失楽園(1665年)』で、イブがヘビにそそのかされて、食べたのはこの木の実だと書いている。さて何と書いているのか。
-
オレンジ
- マルメロ
- イチジク
- アンズ
- リンゴ
- 中秋の名月には、ススキと団子が供え物として添えられる。団子の代わりにこ
の芋を使うことが多い。さてこの芋とは。
- ジャガイモ
- サツマイモ
- コンニャクイモ
- サトイモ
- ヤマイモ
- この植物の栽培の歴史はイネよりはるかに古く、最も古いものは8500年前にさかのぼる。福井県鳥浜貝塚では縄文時代の種子が出土し、琵琶湖の粟津湖低遺跡からも8500年以上前の種子が発掘されている。この植物とは。
- ヘチマ
- アワ
- ヒエ
- ヒョウタン
- ゴマ
- 小石川植物園には、世界で始めて種子植物の精子を発見(1896年)したとい
う、由緒あるイチョウの木がある。さて、誰が発見したのか次の中から選べ。
-
池野成一郎
- 牧野富太郎
- 平瀬作五郎
- 大井次三郎
- 三木茂
- 樹皮を煮出した汁が、皮膚病にかかった犬を治療するのに使われることから、
英名を「ドッグウッド」というこのミズキ科の樹木は、春に美しい花を咲かせ、秋には赤い実や紅葉も美しい。さてこの樹木は何か。
-
サクラ
- セイヨウニワトコ
- セイヨウサンザシ
- ハナミズキ
- ヒマラヤヤマボウシ
- 「天才・非凡」という花言葉をもつ植物(樹木)を次から選べ。
-
スズカケノキ
- ボダイジュ
- アンズ
- キョウチクトウ
- ゲッケイジュ
(答えと解説)
1−A 2−C 3−A 4−@ 5−C
6−C 7−D 8−@ 9−D 10−C
11−A 12−@ 13−@ 14−D 15−B
16−@ 17−C 18−@ 19−B 20−A
21−D 22−C 23−B 24−B 25−D
26−@ 27−D 28−C 29−C 30−A
31−A 32−C 33−C 34−D 35−@
36−B 37−D 38−C 39−D 40−D
41−C 42−A 43−D 44−@ 45−D
46−C 47−C 48−B 49−C 50−@
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