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模擬試験問題 その3
第3回緑・花文化の知識認定試験(模擬試験80問 約60分)
2002.11.6
- 庭園に植えられる落葉高木で、樹皮は緑色。この果実の形態には特徴がある。2つに裂開した果実のさやが、ちょうどボートのような形となり、さやの周囲に丸い種子がくっつく。この樹木を選べ。
- アオダモ
- ナツツバキ
- アオギリ
- アオキ
- プラタナス
- マタタビの名前の説明で、間違いはどれか。
- 名前は、アイヌ語の「マタタムブ」から由来。マタは冬、タムブはカメの甲羅の意味で、虫えいがこぶ状になった果実を見たてた。
- 名前は、疲れはてた旅人がこの実を食べて元気になり、また旅を続けることができたことに由来するとも言われる。
- 花がウメに似ているので、「ウメモドキ」の別名がある。
- ネコにこの植物を与えると興奮するので、「ネコナブリ」の地方名がある。
- 「タビクサ」という地方名もある。
- 次の中から、「果物の女王」と言われているものを選べ。
- マンゴスチン
- アボガド
- パパイヤ
- ドリアン
- マンゴー
- タケについての事項で、間違いを選べ。
- タケは60年に一度花を咲かせるともいわれている。(マダケなどは100〜120年)
- タケの節のところにつく皮は、たけのこが成長すると落ちてしまうものが多い。
- モソウチクでは1日に、1m以上伸びることもある。
- モウソウチクは、目黒式という栽培方法が確立されている。
- タケには木と同じ年輪がある。
- キク科のハルジョオンとヒメジョオンを比較しながら、ヒメジョオンの性質を記録した。次のうち、間違いを選べ。
- 茎の中は空どう
- 上の葉は茎を抱かない
- つぼみのときに下を向かない
- ハルジョオンと同じく管状花と舌状花がある
- ハルジョオンより開花期は遅い
- マメ科のエニシダの花には、おもしろい秘密がある。次のうち正しいのはどれか。
- 虫がとまらないよう花穂が垂れ下がっている。
- ハチがとまるとおしべが飛び出てハチに巻きつく。
- 花粉を足につけているハチしか花びらを開かせない。
- メスのハチしか受粉できない。
- チョウチョがとまると花びらが落ちてしまう。
- 花の直径が世界一大きい花「ラフレシア」について、間違っている事柄を選べ。
- ラフレシア科である
- 腐生植物である
- スマトラやジャワ原産
- 雌雄異花である
- 開花すると異臭を放つ
- 『旧約聖書』の「ソロモンの雅歌」の第2章に、乙女たちのうちにわが愛する者のあるのはイバラの中の( )のようだ。という詩句がある。この白い花は、純潔と処女性のシンボルとして聖母マリアに捧げら、ルネッサンス時代の宗教画には、必ずと言っていいほど描かれた。キリスト経と深く結ばれたこの花を、次の中から選べ。
- スミレ
- スズラン
- スイセン
- カーネーション
- ユリ
- 初夏に咲くユキノシタ科の落葉低木「ウツギ」の名前について、間違っているものを選べ。
- 幹や茎が空になっているので「空木」と書く。
- 一説に、木くぎを作って打ち込むので「打ち木」の意味があると言われる。
- 渦巻くように花が咲くことから命名されたと言われる。
- 陰暦4月の卯月に咲く意味があるとも言われる。
- 別名を、「ウノハナ」という。
- ギリシャでは、プラトンやアリストテレスがこの木の木陰で博物学や哲学の講義をしたといわれる。このため、この木の花言葉は「天才」である。この木を選べ。
- ポプラ
- プラタナス
- マロニエ
- リンデン
- ユリノキ
- 江戸時代のはじめごろ、花食い仙人が好んで食べたことに始まると言われる「サクラの花漬け」
は、半開のあるサクラの花に、発色と殺菌効果を保つため塩と梅酢を加えたもの。あんぱんやふりかけなどにつかわれる、サクラの花漬けに使われるサクラはどれか。
- 寒山や普賢象(ふげんぞう)などの八重桜
- ヤマザクラやオオシマザクラ
- 染井吉野(そめいよしの)
- フジザクラ
- 寒緋桜(かんひざくら)
- するどい刺をもっているため、サンキライとも呼ばれるつる性の植物で、葉は西日本方面では柏餅の葉の代わりに使われる。この植物を選べ。
- サルスベリ
- ノイバラ
- サルナシ
- ジャケツイバラ
- サルトリイバラ
- 茎の断面が四角いものと三角のものを5種類ずつ集めたところ、ひとつずつ間違いがあった。その組み合わせで、正しいものを選べ。
四角:オドリコソウ ヤエムグラ イタドリ アカネ キツネノマゴ
三角:カヤツリグサ サンカクイ アブラガヤ ウキヤガラ クログワイ
- オドリコソウーサンカクイ
- イタドリーウキヤガラ
- アカネーウキヤガラ
- キツネノマゴークログワイ
- イタドリークログワイ
- 次は植物の学名について書いたものだが、間違いはどれか 。
- 植物命名規約があり、学名はラテン語とされている。
- 学名は、二名法といって、属名、種小名(種名)からなり、最後に命名者名を記載する。
- 日本の植物の和名は、いわゆる学名でもある。
- 学名は世界共通の植物の名前である。
- 植物の命名は、1753年にスウェーデンのリンネウス(リンネ)が出版した『植物の種』を出発点とする。
- 花の部分を用いるハーブは少なくない。次の花やがくなどを用いるハーブのうち、ハ−ブティーとして、色とさわやかな酸味が人気のハーブを選べ。
- ローゼル
- カモミール
- セージ
- キンレンカ
- ベルガモット
- ローズヒップとは何か。次から選べ。
- バラの花びらのこと
- バラの新芽の甘い部分
- バラの香水
- バラの果実
- バラの葉
- アメリカの育種家バーバンクは、この植物の邪魔な刺に着目し、刺無しの育種に10年かかって成功した。今やメキシコでは、この植物の若い茎が野菜として市場に並ぶ、この植物とは。
- アロエ
- ユーフォルビア
- ウチワサボテン
- ノバラ
- アザミ
- シェイクスピアの『真夏の夜の夢』の中で、この花が恋の媚薬として使われた。眠っている間に
その花汁をまぶたに塗られると、目覚めたとき最初に見たものに恋する。それを解くにはヨモギか
セイヨウニンジンボクから作った薬をまぶたに塗らなければならない。さて、恋の媚薬に使われた
花は何か。
- ユリ
- パンジ−
- バラ
- スイセン
- ヤグルマギク
- 次は、秋にある植物の特徴を記録したものだが、何と言う植物か。
・落葉低木で、高さは3メートルぐらいになる。
・秋に真っ赤に紅葉して美しい。
・あまり目立たないが、赤い小さな実ができる。
・幹や枝にコルク質の翼が出ている。
- クロガネモチ
- イチョウ
- ガマズミ
- ウメモドキ
- ニシキギ
- 『古事記』や『万葉集』などに出てくる名前を古名と言うが、次の植物の古名と現代の和名の関係で間違いをさがせ。
- あしびーアセビ
- ほよーヤドリギ
- つきーケヤキ
- かたかごーカタクリ
- ねっこぐさーハス
- 次の帰化植物と、野生化の原因の組み合わせで、間違いをさがせ。
- シロツメクサ/ガラス器の詰め物として運ばれてきた。
- オオマツヨイグサ/牛や馬などの毛にタネがくっついてきた。
- オランダガラシ/食用としてもともと栽培していたものが広がった。
- アメリカセンダングサ/人の衣服などについて運ばれてきた。
- ヒガンバナ/古い時代にイネなどとともに救荒植物などとして渡来した。
- 同じ場所でミツバチに蜜を集めさせると、次の蜜源植物のうち、その年の3月から始まって2番目にミツバチが集まるのはどれか。
- トチノキ
- ソバ
- レンゲ
- アカシア
- ナノハナ
- 英国キュー植物園から南アフリカに派遣されたフランシス・マッソンが持ち帰った植物は、極楽鳥(ゴクラクチョウ)の頭部にそっくりの奇怪な花だった。18世紀の半ば、この植物はヨーロッパに一大センセーションを巻き起こした。さて、この植物とは何か。
- カエンボク
- ストレリッチア
- タビビトノキ
- カラー
- クンシラン
- そうめんは何から作られるか次から選べ。
- コムギ
- ソバ
- オオムギ
- コメ
- ジャガイモ
- 毎年7月の初めになると、東京の入谷では夏の風物詩のこの市が開かれる。この植物が鑑賞用としてもてはやされるようになったのは16世紀の終わり頃から。江戸時代には、行商人がこの鉢を売り歩き、庶民の暮らしに欠かせない花となった。さて、この植物とは。
- ホウズキ
- ハナショウブ
- キキョウ
- アサガオ
- オミナエシ
- 次の中から、花が散った後の地面の様子も情緒があり美しい花木を選べ。
- ヤブツバキ
- ボタン
- コブシ
- アジサイ
- イロハモミジ
- 日本古来のいわゆる和製ハーブで、この木の皮を剥いでより刺激的な薬味「辛皮(からかわ)」をとる。静岡県には、塩に漬けこんだ辛皮をさらに漬けこんだものを納豆に混ぜ込んだ「浜納豆」という天然記念物的特産品がある。この辛皮をつくる木を次から選べ。
- ニッケイ
- タラノキ
- クスノキ
- ユズ
- サンショ
- 古代に中国から伝来したと言われるこの植物は、油料植物として重用されていた。種子は、脂肪やたんぱく質、ビタミン類に富み、風味があるので、現在では、日本人の生活になくてはならないものとなっている。煮野菜のあえもの、うどんやそばの薬味、精進料理、パンの風味づけなど広く料理に欠かせないこの植物とは何か。
- アブラナ
- アワ
- ゴマ
- ベニバナ
- ダイズ
- 古くからまな板に使われていた樹木は、材があまり堅すぎず、木の繊維に粘りがあり、包丁の刃
を傷めないものが良いとされる。次のうちで、あまり「まな板」には向かないものを選べ。
- キリ
- ホオノキ
- コルク
- イチョウ
- ヒノキ
- 畑のキャビアと称される「とんぶり」は、植物の種子であるが、その植物を選べ。
- アカザ
- ホウキグサ
- ジュンサイ
- メボウキ
- エゴマ
- 次の野菜から、果菜類でないものを選べ。
- ニガウリ
- サヤエンドウ
- ピーマン
- アスパラガス
- オクラ
- 実が実った様子から、偉い人ほど頭を下げることにたとえられて諺となった植物を選べ。
- マンサク
- アズキ
- ムギ
- ウリ
- イネ
- アーティーチョークは、ふつう植物のどの部分を食用とするか、正しいものを選べ。
- 花びら
- 鱗茎
- 茎
- つぼみのほう
- 軟白した葉
- スギと名がついても、正しくは杉の仲間(スギ科)でないものもある。次のうち、マツの仲間を選べ。
- ヤクスギ(屋久杉)
- アケボノスギ(曙杉、メタセコイア)
- ヌマスギ(ラクウショウ)
- ヒマラヤスギ
- イトスギ
- 花の様子が鳥や虫の姿に似ていることから、名づけられた植物は少なくない。姿形は似ていないものはどれか。
- スズムシソウ
- イワチドリ
- スズメノエンドウ
- サギソウ
- ジガバチソウ
- シモバシラというシソ科の植物の名前の由来で、正しいものを選べ。
- 霜が降りる頃花を咲かせるため。
- 霜柱のような透明感のある白い花を咲かせることから。
- 冬の枯れ茎に霜柱をいっぱいつけることから。
- 霜柱が立つほど寒くならないと茎が枯れないから。
- 下の葉ほど白くなる性質から。
- 次は高山植物と言われるものを集めたものだが、これらの説明で正しいものを選べ。
(タカネトリカブト、ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ、ミヤマオダマキ)
- すべて黄色または白い花を咲かせる。
- すべて春に咲く植物である。
- すべて湿地を好む植物である。
- すべてキンポウゲ科の植物である。
- すべて本州だけに自生する植物である。
- 狭い庭にはどうしても大きくなる成長の早い樹木は不向き。次のうち、狭い庭ではできるだけ避けたほうが良いものを選べ。
- タイサンボク
- アオキ
- カクレミノ
- ナンテン
- ヤツデ
- 秋の七草のひとつで、古く中国から帰化した植物と言われているキク科の多年草を次から選べ。
- ハギ
- オバナ
- オミナエシ
- ナデシコ
- フジバカマ
- リンドウの名前の由来について、正しいものを選べ。
- 釣り鐘状の「呼び鈴」のような花の形をしているから。
- 花の色が青紫で「りんどう色」だから。
- 漢名「竜胆」からきており、胆は根が苦いことから。
- スウェーデンの植物学者「リンネ」の名前に由来する。
- 「輪堂」という室町時代のお坊さんの名前に由来する。
- メタセコイアは何科の植物か。つぎの中から選べ。
- スギ科
- マツ科
- ヒノキ科
- イヌガヤ科
- マキ科
- アサガオはどの花と似ているか(合弁花)。一番構造が似ているものを選べ。
- ペチュニア
- オシロイバナ
- イチゴ
- オキナグサ
- ナデシコ
- 花弁のない花はどれか。次の中から選べ。
- テッセン
- オダマキ
- レンゲショウマ
- フクジュソウ
- ヒエンソウ
- 同じバラ科でも、リンゴと一番近い仲間はどれか。
- ウメ
- アーモンド
- カイドウ
- ビワ
- サクラ
- フリージアはどの植物と同じ仲間か選べ。
- ツユクサ
- ギボウシ
- ウコン
- ハマユウ
- サフラン
- 染色体が倍化する植物ホルモン「コルヒチン」を採る植物を選べ。
- バナナ
- イヌサフラン
- ウコン
- クロッカス
- タネナシスイカ
- 日本にもタイムの仲間が自生するが、次のうちどれか。
- イブキジャコウソウ
- イヌハッカ
- ハシリドコロ
- ヤマジオウ
- ジャコウソウ
- ミズバショウと同じ仲間でないものはどれか。
- ウラシマソウ
- クワズイモ
- マムシグサ
- カンナ
- サトイモ
- ラベンダーの香油はどこから抽出されるか。
- 今年のびた葉をつけた花茎ごと
- 蕾だけ
- 満開の花だけ
- 根っこ
- 全体
- ピザのマルゲリータは、ソースとトマトとこの葉とチーズのシンプルなもの。これは何の葉か。
- ローズマリー
- ルッコラ
- バジル
- フェンネル
- スイートマジョラム
- ミツマタは紙の原料だが、同じ仲間(科)で紙の原料になるものを選べ。
- ガンピ
- コウゾ
- ケナフ
- パピルス
- クワ
- 黄八丈の黄色は何で染めたものか。
- チジミザサ
- コブナグサ
- メヒシバ
- ウシクサ
- カリヤスモドキ
- 「山のアスパラ」とも呼ばれ、地面から伸びた芽の様子がアスパラガスによく似ている山菜を次
の中から選べ。
- ヤブレガサ
- オオバギボウシ
- シオデ
- アキタブキ
- ウド
- 次の中からアネモネの仲間を選べ。
- アメリカフヨウ
- ミヤコワスレ
- ヒマワリ
- トルコギギョウ
- シュウメイギク
- 次の野菜のうち、東南アジアでスープやカレーの具などとして花が食べられているものを選べ。
- ジャガイモ
- サトイモ
- カボチャ
- エンドウマメ
- サツマイモ
- 山の神の錫杖(しゃくじょう)と呼ばれる、山林内で見かける赤茶色の異様な形態の物体は何か。
- 腐生ラン
- キノコ
- 寄生植物
- シダ植物
- ある小動物の集合体
- 秋に、木の実が赤くは熟さないものを選べ。
- ムラサキシキブ
- ガマズミ
- アキグミ
- クロガネモチ
- ハナミズキ
- 次の中から、もぐさのおもな原料となるものを選べ。
- シロツメクサ
- ヨモギ
- ススキ
- トウワタ
- アカザ
- 原産地は不明であるのに、なぜか国名の付く植物はどれか。
- ドイツスズラン
- アメリカヤマゴボウ
- メキシコマンネングサ
- インドゴムノキ
- チョウセンニンジン
- 次の木の実のうち、生で食べると口の中が、いがらっぽくなるのはどれか。
- スダジイ
- アケビ
- コウゾ
- クワ
- アキグミ
- 種子から下剤の原料となる「ヒマシ由」を採る植物を選べ。
- エゴマ
- アサガオ
- チョウセンアサガオ
- トウゴマ
- ココヤシ
- 日本のハーブとして、気を巡らし血行をよくし、蘇らせる薬効があるとされている。平安時代の『本草和名』では、和名を以奴衣(いぬえ)、乃良衣(のらえ)と記されているこの植物とは。
- ドクダミ
- サンショ
- ゲンノショウコ
- キキョウ
- シソ
- 東京浅草の浅草寺では、毎年7月9日と10日にホウズキを観賞用として売る『ほうずき市』が立つが、これはいつ頃から始まったか。
- 鎌倉時代
- 江戸中期
- 江戸末期
- 明治時代
- 昭和初期
- 母の日にカーネーションを贈る習慣は、どこの国から始まったか。
- アメリカ
- ドイツ
- イギリス
- カナダ
- オーストラリア
- 栽培起源の古い有用植物にヒョウタンがあるが、現在の記録でどのくらい前に日本に渡来していたか。
- 9500年前
- 4500年前
- 3000年前
- 2000年前
- 1500年前
- 『万葉集』には、萱草(わすれぐさ)とされ、この花を着物の紐につけておくといやなことを忘れさせてくれるという。さて、この植物を選べ。
- ヤマユリ
- ムラサキ
- アカネ
- ヤブカンゾウ
- ナデシコ
- アメリカ先住民は、好んでこの花を食した。アメリカ原産のこの植物を選べ。
- フヨウ
- デイコ
- ユッカ
- チョウセンアサガオ
- ハナミズキ
- 『万葉集』では「あさがほ」、『本草和名』では「亜利乃比布岐(ありのひふき)」の名ででている植物を選べ。
- トリカブト
- キキョウ
- リンドウ
- オミナエシ
- ハス
- 夏から秋に花が咲き、「百日紅」の漢名をもつ植物はどれか。
- ヒャクニチソウ
- センニチコウ
- サルビア
- キョウチクトウ
- サルスベリ
- 穂に猫がじゃれつき、別名「ネコジャラシ」と呼ばれるイネ科の植物を選べ。
- カヤツリグサ
- チカラシバ
- イヌムギ
- イタドリ
- エノコログサ
- 日本に野生化するシュウカイドウ(秋海棠)は何科の植物に属するか。
- ベゴニア(シュウカイドウ)科
- サクラソウ科
- キク科
- ツリフネソウ科
- ユリ科
- ムクロジについての記述で、間違いを選べ。
- 実にサポニンを含み泡立ち、よく汚れを落とすので、洗濯に使われた。
- 山の奥の尾根沿いに点在して生えているのは、境の木とされた。
- 実の中に堅くて黒い種子があり、羽根突きの玉にした。
- 葉は羽状複葉となる。
- 落葉高木である。
- ヨーロパへスペイン人によって伝えられたこの植物は、実に毒があると信じられ、観賞用として栽培されていた。その後イタリア人により食べられるようになってからは「黄金のリンゴ」と呼ばれるようになったこの植物とは。
-
トマト
- ピーマン
- ジャガイモ
- プルーン
- グワバ
- 全国各地の花の名所では、その花が日本古来の植物でないことも少なくない。次の花から、日本古来の植物を選べ。
- ポピー
- ベニバナ
- アヤメ
- コスモス
- ヒマワリ
- 仏典の中にも、極楽の池に生えていると記されている植物はどれか。
- スイレン
- コウホネ
- ハス
- スイセン
- ザゼンソウ
- 次の草花の中から、多肉植物で、花壇にも用いられるものを選べ。
- ゼラニウム
- マツバボタン
- モスフロックス
- オジギソウ
- ヤグルマギク
- イタリアのフィレンツェの美術館にある、ボチィチェリ作「ビーナスの誕生」には、ある植物の
花がちりばめられている。さて、どの植物か。
- バラ
- ツバキ
- ユリ
- スイセン
- パンジー
- 岩薬の古名のある、岩上や木の枝などに着生する植物を選べ。
- イワヒバ
- ヤドリギ
- フウラン
- ノキシノブ
- セッコク
- 裸子植物のイチョウは、種子植物のなかでもソテツと同様、雄木に精子をつくる事が知られている。さて、イチョウの精子を発見した植物学者は誰か。
- 牧野富太郎
- 河野成一郎
- シーボルト
- リンネ
- 平瀬作五郎
- 次の植物の分類単位のうち、一番大きい単位はどれか。
- 門
- 種
- 属
- 目
- 科
(答えと解説)
1―(3) アオギリ科。樹皮がなめらかなので、「アオニョロリ」の別名がある。
2−(3) ウメモドキはモチノキ科の落葉低木。マタタビはウメに花は似るが、マタタビ科。
3−(1) オトギリソウ科、カキに似たへたをもつ。果物の王様はドリアン
4−(5) タケは、木と同じように材が堅く木の性質をもつが、単子葉植物なので茎の維管束は全体に散らばり、形成層もないため年々太くならず、年輪もない。また、開花すると、枯れることから草の性質ももつ。
5−(1) ヒメに穴なし
6−(2) おしべの花粉がハチの体にたくさんついて、別の花のめしべに運ばれやすくなる。
7−(2) シッサス属の生きた根に寄生する「寄生植物」で、直径1m以上となる。
8−(5) 聖母にはユリとバラとスミレが捧げられ、聖母の威厳と美と謙譲を表すとも言われている。
9−(3) 「空木の花」、「卯の花」は、夏の季語
10−(2) 日本の街路樹でも、イチョウについで2番目に本数が多い。
11−(1) サトザクラ系 小田原市の前川の生産が、全国の消費のほとんどをまかなう。
12−(5) 餅を包む植物の葉は地方によって異なり、高知ではツバキ、鹿児島ではニッケイなども使う。
13−(5) イタドリの茎は丸い。三角のものはすべてカヤツリグサ科だが、クログワイは茎が丸い。
14−(3) 和名は学名でない。素人の本にはしばしば和名を「学名は○○・・・」と書かれ、それが和名なら間違い。和名には学名のようなルールがないため、時代によって変わりうる。
15−(1) がくの部分を用い、ハイビスカスティーと呼ばれ、ビタミンCが豊富で、疲労回復によい。
16−(4) 果実はお茶やジャムなどに。
17−(3) オクラのようなぬめりがあり、サラダにして食べる。
18−(2) 花言葉は「私を愛せよ、快活な心」
19−(5) ニシキギ科で、葉は対生。
20−(5) ハス:はちす オキナグサ:ねっこぐさ キキョウ:あさがお ツユクサ:つきくさ
ウツギ:うのはな ナンバンギセル:おもいぐさ ヒノキ:ひ エノキ:え
などそれぞれの古名がある。
21−(2) オオオマツヨイグサは鑑賞用のものから広がった。
22−(3) このほか、クリ、シナノキ、ミカン、イチゴ、ローズマリーナシ、モモなど多種
23−(2) 別名:ゴクラクチョウカ
24−(1) 特に日本産の小麦はパンには適さず、おもに麺類に利用される。
25−(4) 文化・文政時代には大ブームとなり、園芸品種の数は180に及んだ。
26−(1) サクラの類も散った直後の地面は情緒がある。
27−(5) 『和漢三才図会(1712)』では、浜納豆の項があり、「最初遠州浜名で製造した。大福寺・摩迦耶寺の僧侶がこれを上手に作ることができる。」とある。
28−(3) ゴマ科の1年草。美容と健康のために見なおしたい食物のひとつ。七味唐辛子のひとつの材料。ゴマにまつわる諺もある。「ごまかす」「ごまをする」
29−(3) そのほかヤナギ、カツラ、クリ、ナラなどが使われる。
30−(2) ホウキグサの熟した実を乾燥させ、茹でて殻と皮を取り、水分を含ませてつくる。ホウキグサの茎は箒として利用していた。
31−(4) そのほか、ウリ、ナス、シシトウ、キュウリ、トマト、ズッキーニなども果菜類。
32―(5) 「実るほど、頭を下げる稲穂かな」
33−(4) つぼみを茹でたり蒸したりして、総ほう片の内側の柔らかい部分を食べる。
34−(4) 別名:ヒマラヤシーダー
35−(3) カラスノエンドウなどより小型であるため
36−(3) 別名:ユキヨセソウ
37−(4) キンポウゲ科は花の美しいものが多いが、トリカブトの類など毒草も多いので注意が必要。
38−(1) タイサンボクは常緑高木
39−(5) 煎じて飲めば利尿効果がある。香気があるので身につけたり、お風呂に入れたりしたと言う。
40−(3) 竜は最上級であることを示す。
41ー(1) 別名アケボノスギ
42ー(1) キク科などは合弁花のひとつひとつの花が集合している。
43ー(1)
44ー(3) カイドウ以外は核果をつくる。
45ー(5) フリージアはアヤメ科
46ー(2) コルヒチンはアルカロイドの一種で、イヌサフランの特に種子や求婚に多く含まれる。
47ー(1) ハシリドコロ以外はすべてシソ科だが、タイム属はイブキジャコウソウのみ。
48ー(4) サトイモ科は花に特徴があるので、仲間さがしの問題をつくりやすい。
49ー(1) エッセンシャルオイルとして、香水、入浴剤、ポプリなどに利用される。
50ー(3) バジルの葉とマツの実、オリーブオイル、チーズでつくるスパゲッティーもいける。
51ー(1) ミツマタもガンピも同じジンチョウゲ科
52ー(2) 媒染剤によって色合いが異なる。草木染めは、絹が染まりやすい。
53ー(3) 調理方法も味もアスパラに似る。
54ー(5) キクとつくがキンポゲ科
55ー(3) 雄花を、メキシコをはじめ多くの熱帯アジア、中国などでも食用。カロチンが豊富。
56ー(1) ツチアケビ。腐生ランの中には葉緑素を持たないものも少なくない。
57ー(1) ほとんどの木の実が赤または黄色に対し、紫や白などは多くない。
58ー(2) ヨモギは食用、薬用、工芸用と用途が広い有用植物。
59ー(3) メキシコマンネングサは乾燥に強く、グランドカバー植物として屋上緑化などに有用。
60ー(3) コウゾの実は一見集色でおいしそうに見えるが、クワの実のようにはいかない。
61ー(4) トウダイグサ科で、一名ヒマ。
62ー(5) 平安時代は、エゴマ=えより価値が低いと考えていたため、犬や野良の名がついた。
63ー(3) 江戸時代の後期は、一般市民にも園芸が盛んとなり、様々な園芸植物が作出された。
64ー(1) 20世紀初頭、一人の娘が母の命日にこの花を配り、大反響を呼んだことから。
65ー(1) 滋賀県の粟津湖底遺跡から出土した。原産地はアフリカ。
66ー(4) ヤブカンゾウは野生の植物では珍しく八重咲き。ノカンゾウは一重。
67ー(3) 洋風庭園に植えられるが、刃先が鋭いため敬遠されたためか近年はあまり見かけない。
68ー(2) 一度試験にでた。キキョウは、様々な形で今後も出題されるだろう。
69ー(5) 長く咲くのでこの漢名がある。さるすべりは、木の肌がつるつるしていることから。
70ー(5) 犬ころ草の意味がある。
71ー(1) 雌雄異花。雄花は大きい2枚のがく片と2枚の小さい葉弁をもつ。雄花は花弁を欠く。
72ー(2) 湿地を好み、谷筋に多く自生している。
73ー(1) 南米のアンデス高原地帯が原産地。
74ー(3) 近年の花の名所には、日本古来の植物でないものも多く見受ける。
75ー(3) ハスは、蜂巣のちが抜けたもの。
76ー(2) ゼラニウムも茎が多肉質ではあるが、マツバボタンのみ葉が多肉化している。
77ー(1) バラは同画家の「春」にも描かれている。昔から赤いバラはビーナスの花とされる。
78ー(5) 江戸時代に園芸品種も作出され特に葉の斑を楽しんだ。漢方では、消炎、健胃、強壮など。
79ー(5) 明治29年に発見したその木は、小石川植物園に「精子発見のイチョウ」として健在。
80ー(1) 界、門、綱、目、科、属、種の順に分類単位がある。
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