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模擬試験問題 その1
第1回緑・花文化の知識認定試験(模擬試験80問 約60分)
2000.3.10
- アメリカの育種家ルーサー・バーバンク(1849〜1926年)は,一生の間で3000種類もの植物を改良し,植物の発明王とも言われている。彼はヨーロッパのフランスギクなどと日本のある野生ギクから,シャスターデージーを作出した。さて,日本の野生ギクの名前を選べ。
- イソギク
- ハマギク
- ノジギク
- リュウノウギク
ヨメナ
- キク科でないのに,「キク」と名のつく植物はどれか。
- ヤグルマギク
- マツバギク
- シロタエギク
- ハマギク
- シュンギク
- 万葉の時代には,花にいとしい人の面影を重ね,歌にして読まれることが多かった。特に女性への思いとして読まれることの多かった,春にさくバラ科の花木はどれか。
- ヤマブキ
- ツバキ
- エリカ
- ユリ
- クチナシ
- 次の花木のうち,花も実も鑑賞できるものを選べ。
- ハコネウツギ
- ユスラウメ
- ヤマツツジ
- ユキヤナギ
- ビヨウヤナギ
- この植物の実のシブをぬいてデンプンをとり,餅やせんべいをつくる。パリの並木で有名なマロニエはこの木のなかまだが,さて,何という木か。
- ボダイジュ
- プラタナス
- アカシヤ
- オニグルミ
- トチノキ
- 世界(日本)的に有名な人物とある特定の植物が,深い関わりのあることも少なくない。
さて,次の人物と植物の関係でまちがいを選べ。
- イギリスの物理学者ニュートン/リンゴ
- フランスの画家モネ/スイレン
- ドイツの医者シーボルト/バラ
- アメリカの発明王エジソン/マダケ
- 江戸時代の儒学・蘭学者青木昆陽/サツマイモ
- 古代エジプトでは,壁画などから,神殿の庭園にはナイル川から水を引き,池が作られ,四季の花がさいていたことが知られている。その中で,その花をつんで花束をつくり,主人や来客にささげたことが多かったとされる,美しい花のさく水生植物はどれか。
- コウホネ
- ホテイアオイ
- パピルス
- ミズカンナ
- スイレン
- 食虫植物には,「ねばねばした粘液で虫をくっつけるもの」,「落とし穴式」,「閉じこめ式」などいくつか知られている。次のうち,ねばねばした粘液で虫をとるものを選べ。
- モウセンゴケ
- サラセニア
- ウツボカズラ
- ハエジゴク
- ムジナモ
- 多肉植物はサボテン科に代表されるが,次の多肉植物のうち,サボテンの仲間(サボテン科)を選べ。
- ハナキリン
- イワレンゲ
- アロエ
- キンシャチ
- メセン類
- 次のハーブのうち,アンズに似た香りと酸味があることから,葉柄を煮てジャムとして利用するものを選べ。
- ウイキョウ
- チャイブ
- ミント
- セージ
- ルバーブ
- 私たちの生活と植物は昔から密接な関係があるが,次の行事と植物の組合せで,正しくないのはどれか。
- 節分とヒイラギ
- 端午の節句(5月5日)とショウブ
- 七夕とタケ
- 結婚式(神事)とサカキ
- ひな祭りとボタン
- トウダイグサ科の熱帯花木で,「クリスマスフラワー」ともよばれ,クリスマスの頃に葉が赤く色づく植物はどれか。別名ショウジョウボク。
- ハイビスカス
- セイヨウヒイラギ
- セントポ−リア
- ポインセチア
- ブーゲンビレア
- 地方には,独特の果物や野菜が数多く作出され,それが独自の食文化や伝統となっていることも少なくない。次の組合せのうち,間違いをさがせ。
- 神奈川/禅寺丸(カキ)
- 群馬/下仁田ねぎ
- 京都/鹿ケ谷(カボチャ)
- 鹿児島/桜島大根
- 長野県/聖護院(カブ)
- 国名と国花の組合せで,間違いのものを選べ。
- インド/ボダイジュ
- トルコ/チューリップ
- カナダ/サトウカエデ
- メキシコ/ダリア
- 韓国/ムクゲ
- 色名は植物の名前に由来するものも少なくない。次はどれも色名だが,もともと植物の名ででないものはどれか。
- 紫
- 桃
- 灰
- 藍(あい)
- 茜(あかね)
- 植物は草本類と木本類とに分けることができるが,次の植物のうち,草本(草になるもの)はどれか。
- ウド
- クワ
- フジ
- キリ
- ズミ
- 春の七草のひとつで,実が三味線のばちのような形をしているので,「ペンペングサ」とか「シャミセングサ」とも呼ばれている,アブラナ科の1年草はどれか。
- ナズナ
- イヌガラシ
- セリ
- コオニタビラコ
- ハコベ
- 1912年(明治45年)東京からワシントンに贈ったサクラのお礼に,大正4年に日本に送られてきた樹木で,「アメリカヤマボウシ」とも呼ばれている木を選べ。
- メタセコイア
- タイサンボク
- ハナミズキ
- スモモ
- アカシア
- 子どもの草花遊びのひとつに草笛がある。次の草笛のできる植物のうち,春みのった実を使って草笛をつくる,マメ科の草はどれか。
- カラスノエンドウ
- アシ
- イタドリ
- スズメのテッポウ
- タンポポ
- 次の植物から,ろうそくに使われる蝋(ろう)がとれる植物を選べ。
- ロウバイ
- モチノキ
- ハゼノキ
- イボタノキ
- ハンノキ
- 球根植物の肥大する部分は根や地下茎だが,次のうち,根が肥大するものを選べ。
- ジャガイモ
- ショウガ
- ダリア
- シクラメン
- タマネギ
- 『万葉集』でも,この植物の花の美しさは歌人の心をとらえ,多くの歌が読まれている。かつては,この植物の茎から繊維をとり衣服を織ったり,くつを編んだりしたという。このマメ科の植物を選べ。
- フジ
- アケビ
- ハギ
- ノウゼンカズラ
- アサ
- 次の果物の中から,ビワと同じなかま(科)のものを選べ。
- ブルーベリー
- サクランボ
- ブドウ
- カキ
- ミカン
- つる植物には,巻きひげタイプ,巻きつきタイプ,気根タイプ,吸盤タイプなどがある。次の植物のうち,吸盤タイプはどれか。
- フユヅタ
- アマチャヅル
- ナツヅタ
- ヘクソカヅラ
- アレチウリ
- 次の植物のうち,葉緑素をもたず,生活するための養分などを全部菌類からもらっている「腐生植物」を選べ。
- ナンバンキセル
- ギンリョウソウ
- ネナシカズラ
- ギンラン
- ヤドリギ
- この植物と日本人とのかかわりは,五千年の歴史をもつ。福井県の鳥浜貝塚から出土した赤い朱塗りの縦櫛はこの材が使われていた。これは,この材が堅く,粘りがあることから。
- マユミ
- ツバキ
- ケヤキ
- ウメ
- マツ
- 植物には,一般的に日が短くなると花が咲く短日植物や,日が長くなると花が咲く長日植物がある。次の中から長日植物を選べ。
- アサガオ
- カランコエ
- コスモス
- ケイトウ
- キンギョソウ
- 葉・花の色や形から名づけられた植物名多い。次の組合せで間違いはどれか。
- 武将の采配(さいはい)/サイハイラン
- 船の錨(いかり)/イカリソウ
- 浦島太郎の釣糸/ウラシマソウ
- 破れた傘/ヤブレガサ
- 糞(くそ)の形/ヘクソカズラ
- この植物の花びらの模様が,ある鳥の胸の模様に似ていることからつけられた,ユリ科の多年草はどれか。
- ヒヨドリバナ
- ホトトギス
- ガマ
- カラスウリ
- カノコユリ
- ヨーロッパではクリスマスにこの植物を飾る習慣がある。非常な魔力があると信じられている,この寄生(きせい)植物とは何か。
- ヒイラギ
- ローレル
- ネナシカズラ
- ヤドリギ
- ナンバンギセル
- 次の中から,一般に毒草とされているものを選べ。
- ドクダミ
- ヘビイチゴ
- ハルノノゲシ
- ハシリドコロ
- オニタビラコ
- 春には黄色い花のさく野草が目立つが,次の中から花がピンクのものを選べ。
- セイヨウタンポポ
- ウマノアシガタ
- キツネノボタン
- ヤマブキソウ
- ヒメオドリコソウ
- 次の植物のうち,動物の名前に由来するものを選べ。
- クマガイソウ
- ネコノメソウ
- ツルナ
- イカリソウ
- タケニグサ
- 植物の香りに由来する名前をもつ植物も少なくないが,そうでないもの選べ。
- レモングラス
- キュウリグサ
- ミソハギ
- ジャコウソウ
- クサギ
- 古事記,万葉集,日本書紀などにでてくる名前(古名)と,現在の植物の和名の関係で間違いを選べ。
- ゴギョウ(ホーコグサ)/ハハコグサ
- アサガオ/キキョウ
- ウノハナ/ウツギ
- ヒ/ヒノキ
- オモイグサ/ススキ
- 日本に野生する常緑高木で,春に花を咲かせ園芸品種が多く,庭木や生花としても楽しまれたこの木は「万葉集」でも歌われた。かつては「山茶」とも書かれた,この花木を選べ。
- サザンカ
- チャ
- ウメ
- ナンテン
- ツバキ
- 今日つんでも,またすぐに新しい葉が出てくることから名づけられた植物はどれか。
- アサガオ
- ニチニチソウ
- アシタバ
- ノアザミ
- スギ
- 七味唐辛子は,寛永年間(1624〜1644)年に日本橋のからし屋中島徳右衛門が売り出したのが始まりという。さて,これは青のり,シソまたはアサの実をはじめ,全部で7種類の香辛料を混ぜたものであった。次の中から,使われなかったものを選べ。
- アサの実
- 陳皮(ちんぴ,ミカンの皮)
- 削りショウガ
- トウガラシ
- サンショの粉
- 生垣に用いる次の常緑の樹木から,春の新葉が美しく紅葉するバラ科の花木を選べ。
- イヌツゲ
- ウバメガシ
- カナメモチ
- クチナシ
- ジンチョウゲ
- 植物の葉は,食べ物を敷いたり包んだり,食べ物の添えなどとして使われることも少なくない。次の中から,ふつうは使われないものを選べ。
- ナンテン
- ハラン
- カシワ
- ヤツデ
- カキノキ
- グランドカバープランツには,花の美しいものも多い。次の中で,おもに葉を鑑賞するもの(花は観賞しないもの)はどれか。
- ギボウシ
- ヘメロカリス
- ヘデラ・ヘリックス
- アジュガ・レプタンス
- モスフロックス
- 次の油料植物のうち,特に古くから染料植物として花が利用されているものを選べ。
- アブラナ
- ツバキ
- ベニバナ
- トウモロコシ
- ヒマワリ
- 野菜のなかには名前は違っても,もともと同じ植物(種)であることも少なくない。 さて,次の組合せのうち,左と右で異なる植物(種)のものを選べ。
- レンコン/ハス
- トウガラシ/ピーマン
- ダイズ/エダマメ
- キャベツ/ハボタン
- ハナニラ/ニラ
- 次の草花の中から,夏咲きの1年草を選べ。
- ニチニチソウ
- ガザニア
- ポピー
- パンジー
- ダリア
- 「秋の七草」について正しいのはどれか。
- すべて食用である。
- すべて異なる科である。
- すべて1年草である。
- アサガオとはキキョウだと言われている。
- つる植物はない。
- 実が有用な植物も多いが,次の中で,実でない部分を利用するものはどれか。
- ハゼノキ/蝋(ろう)
- ツバキ/油
- クチナシ/染料
- バニラ/香料
- サトウキビ/砂糖
- 次の植物のうち,春に出た芽を,山菜としてふつう食べないものはどれか。
- ハリギリ
- ウルシ
- ヤマモミジ
- クワ
- カキノキ
- 次の植物の花で,いわゆるエデイブルフラワー(食べる花)でないものはどれか。
- キンレンカ
- スミレ
- ボリジ
- ヤマユリ
- ナノハナ
- 「くっつき草」,「くっつきもち」などと称して,草の実や葉などを洋服にくっつける草 花遊びがある。ふつう草の実が多いが,次の植物のうち,葉や茎を使うのはどれか。
- オナモミ
- アメリカセンダングサ
- キンミズヒキ
- イノコズチ
- ヤエムグラ
- 中国からの帰化植物で,春,紫色の花を咲かせ,「ムラサキハナナ,オオアラセイトウ」とも呼ばれるアブラナ科の1年草を選べ。
- ナノハナ
- ショカツサイ
- ムラサキサギゴケ
- ムラサキカタバミ
- ホトケノザ
- スミレは,花の形が大工さんがつかう「墨入れ(すみいれ)」に似ていることから,とも, 摘み草からついた名とも言われ,全国に多くの種類が知られている。下のスミレの中で,葉に 切込みがあり,白い花をさかせ,山野草としてもよく栽培されているものはどれか。
- オオバキスミレ
- タチツボスミレ
- ヒゴスミレ
- アカネスミレ
- スミレ
- シクラメンについての記述で間違いを選べ。
- 地中海やヨーロッパが原産。
- 球根植物だ。
- 別名はブタノマンジュウ。
- ナデシコ科である。
- ふつう種子でふやす。
- アジサイの記述でないものを選べ。
- ユキノシタ科である。
- 別名「七変花」。
- 花期は6月ごろ。
- 乾燥地より,水気のある場所をこのむ。
- さし木は難しい。
- 次の区と,区の花や木のうち,間違っている組合せを選べ。
- 港南区/ヒマワリ
- 泉区/ハナショウブ
- 鶴見区/サルビア
- 戸塚区/サクラ
- 旭区/アサガオ
- 現在の日本の100円硬貨に描かれている植物を選べ。
- イネ
- キク
- サクラ
- キリ
- ササ
- 一名「トウリ」と呼ばれている,ウリ科のつる性1年草を選べ。
- ヘチマ
- トウガン
- ヒョウタン
- アサガオ
- カンピョウ
- モンシロチョウは早春の代表的なチョウだが,幼虫がどんな植物の葉を食べるか決まっている。これを食草というが,モンシロチョウの食草とならないものを選べ。
- キャベツ
- イヌガラシ
- ナノハナ
- ブロッコリー
- カタバミ
- 江戸時代は,多くの人々が花を楽しみ,日本原産の草花から優れた園芸品種も日本人の手で作出された。次の草花はどれも江戸時代に流行したものだが,春早く黄色い花を咲かせるキンポウゲ科の多年草を選べ。
- フウラン
- サクラソウ
- ナデシコ
- フクジュソウ
- オモト
- プルニウスが『博物誌』の中で,「ローマ人は植物の中で花冠の花として,スミレと○○しか知らない」と書かれたほど古代ローマ人の間で大流行となった花はどれか。
- キク
- バラ
- ハス
- ラン
- ユリ
- フランスのルイ14世は,ベルサイユ宮殿をはじめ多くの庭園や動物園,菜園,陶器の館などをつくったが,トリアノンの陶器の館を壊して宮殿とし,ある植物を3千集めた。パリの冬には耐えられないためすべて木の箱に植えられた,この樹木は何か。
- オレンジ
- バラ
- オリーブ
- ゲッケイジュ
- スモモ
- 次のサクラの種類(品種)から,八重咲きで濃いピンクの花のものを選べ。
- ヤマザクラ
- 染井吉野(ソメイヨシノ)
- 関山(カンザン)
- オオシマザクラ
- 御衣黄(ギョイコウ)
- 次の花木から,マメ科のものを選べ。
- ブッドレア
- ハナズホウ
- アベリア
- カイドウ
- トサミズキ
- 日本では栽培を禁止している植物はいくつかあげられる,次のうち栽培することのできるものを選べ。
- タバコ
- コカ
- タイマ
- ケシ(パパベル・セチゲラム)
- ケシ(パパベル・ソムニフェラム)
- 次の熱帯果物のうち,「果物の王様」と言われているパンヤ科の果物を選べ。
- マンゴウ
- パパイヤ
- ココヤシ
- ドリアン
- ゴレンシ
- 栽培起源が古く,全世界で,楽器,容器,民族衣装,置物,野菜などあらゆるものに利用されているウリ科の植物を選べ。
- ココヤシ
- マダケ
- ヒョウタン
- ヘチマ
- バナナ
- キウイフルーツについて,間違っているものを選べ。
- マタタビ科
- ニュージーランド原産
- 雌雄異株
- つる性
- 果実がキーウイというニュージーランドの国鳥に似ているので名前がついた
- 野山は食べられる木の実の宝庫。次の中で食べられないものを選べ。
- アケビ
- ヤマブドウ
- ヤマグワ
- カジイチゴ
- ノブドウ
- 木の葉を水酸化ナトリウム液で処理すると,きれいな葉脈標本ができる。次の植物はどれも葉脈のきれいにできるものだが,葉脈が網目にならず平行脈になるものを選べ。
- ヒイラギ
- ツバキ
- ナギイカダ
- ヒイラギモクセイ
- ゲッケイジュ
- 庭に小鳥をよぶために,実のなる小鳥の好きな庭木を植えたい。この意味からは,ふさわしくないものを選べ。
- ヤマガキ
- ネズミモチ
- ピラカンサ
- ウメモドキ
- キンモクセイ
- 世界で一番花の直径が大きくなる植物を選べ。
- オオオニバス
- アキタブキ
- タイサンボク
- メタセコイア
- ラフレシア
- 見かけは違っても同じなかま(科)であることが以外に少なくない。次の野菜のうち,ひとつだけ異なるなかま(科)がある。それを選べ。
- トマト
- ピーマン
- トウガラシ
- サツマイモ
- ジャガイモ
- 最低気温が零下3.5度の本州に沿った等温線がこの植物の自然の分布限界であるため,この線を「ハマオモト線」と呼んでいる。さて,海岸地帯に多い,別名ハマオモトと呼ばれるこの植物の和名は何か。
- ハマナス
- ハマゴウ
- ハマボウフウ
- ハマナデシコ
- ハマユウ
- 次の野菜のうち,100グラム当たり(生)のビタミンCが一番多いのはどれか。
- キャベツ
- シュンギク
- ピーマン
- ホウレンソウ
- パセリ
- 仏教美術には必ず出てくる植物で,仏典には極楽の池に生えていると記されている,熱帯アジア〜オーストラリア原産の多年草を選べ。
- ギボウシ
- ハス
- スイレン
- スイセン
- ザゼンソウ
- 美しく色づく葉に着目して,花壇や庭づくりをするのも楽しい。さて,葉よりも花を観賞するものを選べ。
- テランセラ
- ハゲイトウ
- コリウス
- ハツユキソウ
- ヒャクニチソウ
- むかしから子どもの間では,花や花茎,葉柄などをつかう「草花ずもう」が草花あそびとして伝えられてきた。では,草花ずもうでは普通あそばないものを選べ。
- スミレ
- マツ
- ジュズダマ
- ムラサキカタバミ
- オオバコ
- 「どんぐりごま」に一番適さない木の実(ドングリ)はどれか。
- マテバシイ
- スダシイ
- クヌギ
- コナラ
- アラカシ
- 植物によって,幅はあるが一日のうち,だいたい咲く時刻が決まっているようだ。さて,次の植物のうち,一日のうち一番早く花が咲くのはどれか。
- ゲッカビジン
- ヒツジグサ
- アサガオ
- オシロイバナ
- ツキミソウ
- 昭和36年,日本の郵政省が郵便95周年を記念して,多くの植物学者に種類を選定依頼し,日本の誕生花として記念切手を発行した。その組合せで間違いを選べ。
- 1月/スイセン
- 3月/ツバキ
- 5月/ボタン
- 7月/ヤマユリ
- 9月/キク
- 次の植物のうち,ランナー(ほふく茎)を出して増えるものを選べ。
- ガーベラ
- オダマキ
- セキチク
- フリ−ジア
- イチゴ
(答えと解説)
1−2) カリフォルニアのシエラネバダ山脈のシャスタ峰の雪にちなんで名づけられた。
2−2) マツバギクはツルナ科
3−1) 実は乾果で,日本と中国にしか分布しない,バラ科の1属1種の変わりもの。
4−2) バラ科の花木は,花も実も鑑賞できるものが多い。
5−5) トチノキ科の落葉高木
6−3) シーボルトはアジサイの学名を,ハイドランジア・オタクサとし,日本での愛人お滝さんの名前をつけた。
7−5) スイレンの花が美しく,朝に咲き夕に閉じる性質や,放射状に広がる花の形から,太陽の象徴として崇められていたという。ヨーロッパには,水の精の伝説がある。
8−1) 落とし穴式:ウツボカズラ,サラセニア 閉じ込め式:ハエジゴク,ムジナモ
9−4) ハナキリン:トウダイグサ科 イワレンゲ:ベンケイソウ科 アロエ:ユリ科
メセン:ツルナ科
10−5) 葉柄の軸の部分をジャムにする。
11−5) ひな祭りはモモの花を飾るので,「桃の節句」とも呼ばれる。
12−4) 切ると白い汁が出るのが特徴。短日で色づく短日植物。
13−5) 聖護院(カブ)は京都の千枚漬けの材料。
14−1) インド:ハス
15−3) 灰以外はすべて植物の名前。それぞれの植物を写真で確認のこと。
16−1) ウドの大木というが,多年草。
17−1) 春の七草のひとつ。
18−3) 花びらのように見えるのは「ホウ」,ミズキ科。
19−1) そのほか実でふえをつくるものに,ホウズキ,ギンナン,ドングリ,ツバキの実など。
20−3) ハゼノキやウルシの実から蝋をとる。
21−3) サツマイモも根。ダイコンやカブの肥大部分の下部はほとんどが根。
22−1) フジは『万葉集』にも,28首詠まれている。藤原氏ゆかりの花として,紫色が冠位12階制の最高位の色であったため,平安時代の主要な園芸植物のひとつとなる。
23−2) ブルーベリー:ツツジ科 ブドウ:ブドウ科 カキ:カキノキ科 ミカン:ミカン科
24−3) アマチャヅル,アレチウリ:巻きひげタイプ へクソズラ:巻きつきタイプ
フユズタ:気根タイプ
25−2) 腐生植物:オニノヤガラ,ツチアケビなど。葉緑素を持たない。
寄生植物:ナンバンギセル,ネナシカズラ,ヤドリギなど。葉緑素を持つものあり。
26−2) このほか,タイマやアカソ,ヒノキなどの植物繊維の敷物や袋,籠,魚網製品,ユズリハの石斧や弓具,ヒョウタン,エゴマ,ゴボウ,シソ,ヤシの実などが発見されている。
27−5) 長日植物:キンセンカ,サイネリア,カスミソウ,デモルフォセカ,ヒナゲシ
28−5) へクソカズラは,「へ」や「くそ」のようにくさい匂いがすることから。
29−2) ヒヨドリバナ:ヒヨドリが鳴く頃咲くので,名づけられた。 カラスウリ:カラスの食べ残しに見たてた。
30−4) セイヨウヤドリギは粘液質で白い実をつける。日本のものは黄実。
31−4) 毒草:トリカブト,
32−5) 花がピンクの野草:ホケノザ,サクラソウ,ムラサキカタバミ,カワラナデシコなど
33−2) クマガイソウ:唇弁を熊谷直実の背負った母衣(ほろ)に見たてたもの
ツルナ:つる性で野菜として食べられることから イカリソウ:花の様子が錨のよう
タケニグサ:タケに似ている草という意味
34−3) ミソハギは,みそぎ萩の意味
35−5) オモイグサは,ススキなどの根元に生える「ナンバンギセル」のこと。
36−5) 現在ではサザンカを「山茶花」と書く
37−3) セリ科の多年草。
38−3) このほか,ゴマ,ケシの実,ナタネなども使われる。
39−3) カナメモチの園芸品種で特に紅葉の美しい「レッドロビン」はよく知られる。
40−4) このほか,ホオノキ,オオシマザクラ,サルトリイバラ,ハス,ササの類なども使う。
41−3) ギボウシも斑入りの葉を鑑賞できる。
42−3) 山形県の花
43−5) このほか,ギンナン=イチョウ グリーンピース=エンドウマメ ツクシ=スギナ
44−1) 夏咲き1年草:オジギソウ,マツバボタン,エキザカム,ペチュニアなど
45−4) 秋の七草はすべて確認のこと。
46−5) サトウキビは茎が甘い。
47−2) ウルシ以外は,普通どの木の芽もてんぷらなどでおいしい。
48−4) このほかエディブルフラワーに,セージ,ツバキ,フジ,ローゼル,ワサビなど
49−5) 輪生の葉を茎ごとくっつけるので,「クンショウグサ」とも呼ばれる。
50−2) 日本への渡来は17世紀(寛文年間),ハナダイコンとも言うが,別種で同名がある。
51−3) エイザンスミレも葉に切れこみがある。
52−4) サクラソウ科
53−5) 簡単にさし木ができる
54−2) 泉区:アヤメ
55−3) 5円:イネ 50円:キク 500円:キリ
56−1) トウリの「と」は,いろはにほへとちりぬる・・・の,「へ」と「ち」の間にあるので,「へちま」
57−5) カタバミ:
58−4) 江戸時代にはこのほか,セッコク,マンリョウ,ハナショウブ,ツバキ,カンアオイ
59−2)
60−1) 今日の温室の始まりは,17世紀頃から国王や貴族がオレンジを鉢に植えて夏季に庭内にオレンジ園を作り,冬季にはその鉢をガラス窓のついた建物に移したオレンジ館だったといわれている。
61−3) 御衣黄も八重の品種。このほか,普賢象(ふげんぞう)菊枝垂(きくしだれ)など。
62−2) マメ科の花木:エンジュ,エニシダ,フジ,ミヤギノハギ,キングサリ,アカシア
63−1) タバコの栽培はよいが,煙草は勝手につくれない。
64−4) 「果物の女王」と言われるのはマンゴスチン
65−3) ヒョウタンは日本でも栽培の歴史は古く,福井県鳥浜遺跡から8500年前の果実の破片と種子,滋賀県栗津湖低遺跡から9600年前の種子が発見されている。
66−2) 原産地は中国南部
67−5) ノブドウは有毒とされているので,食べないこと。
68−3) ナギイカダはユリ科
69−5) キンモクセイは種子ができない。
70−5) ラフレシアの花の直径は1メートルを超える。
71−4) すべてナス科だが,サツマイモはヒルガオ科。
72−5) ヒガンバナ科
73−5) 100g当りの含有量は,パセリの200mgが抜群。キャベツ:44mg ピーマン:80mg ホウレンソウ:65mg イチゴ:80mg 甘柿:70mg レモン:90mg
74−2) お寺のあらゆる文様にハスの花がデザインされている。
75−5) 花壇用の葉を鑑賞するものに,テランセラ,ハボタン,リューノヒゲなど
76−3) スミレは花と花軸,マツは葉,ムラサキカタバミは葉柄,オオバコは花茎
77−2) 比較的実が小さく,不整形であることが多いため,あまり適さない。
78−3) アサガオ:5時頃 ヒツジグサ:14〜17時頃 オシロイバナ:16〜17時頃
ツキミソウ:17〜18時頃 ゲッカビジン:20〜24時頃
79−5) 9月:キキョウ
80−5) ランナーで増えるものに,ジシバリ,ムラサキサギゴケ,ハマヒルガオ
おまけ:国花16 *:正式に制定されたもの
国 名 | 国 花 |
デンマーク | スイレン(またはアカツメクサ=レッドクローバー) |
イングランド | バラ(ドッグローズ) |
ブラジル | *カトレア(ラン) |
ベルギー | チューリップ |
スウェーデン | ドイツスズラン(またはセイヨウトネリコ) |
セネガル | バオバブ |
日 本 | ヤマザクラ(またはキク) |
トルコ | *チューリップ |
ドイツ | ヤグルマソウ=ヤグルマギク(またはオウシュウナラ) |
パラグアイ | *トケイソウ |
メキシコ | *ダリア |
アメリカ | セイヨウオダマキ |
スペイン | カーネーション(またはオレンジ) |
アイルランド | *シロツメクサ |
韓 国 | *ムクゲ |
イタリア | デージー(ヒナギク) |
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