山野草
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クワガタ虫 カブト虫 標本作り
オオクワガタ
(ドルクス・ホーペイ・ビノデュロサス)
長野市産 F1 下伊那郡平谷村産 F2
クワガタ虫の飼育(産卵セット方法)
<準備する物>
  ・飼育プラスチックケース(中〜大)
  ・産卵木(8〜10cm位)2〜3本
  ・飼育マット(埋め込みマット)
  ・昆虫ゼリー・餌台
  ・水(ミネラルウォーターか1日汲み置きしてカルキを抜いた水道水)

 @産卵木を水の中に1〜2日浸け置きします。
      (アクが出て水が茶色になります)
 A産卵木を水から取り出し日陰で半日ほど乾かす。
 B産卵木の樹皮を剥く(剥がさなくても良い)
     ・私は、剥いだ樹皮をムシのひっくり返り防止用に使用しています。
 C容器にマットを少々入れ、水を少しずつ入れよくかき混ぜる。
      (軽く握って団子状になる程度)
 Dケースの底にマットを3cmほど硬めに詰め産卵木を入れる。
 E8割ほどマットを入れ軽く押さえる。
 Fゼリーとひっくり返り防止用の木(樹皮)を入れ、成虫ペアを入れて完成。
      (1週間から10日前後ペアリングしたら、雄を出して雌だけにする)


産卵木から割り出し
<準備する物>
  ・
 @1ヵ月ほどしたら雌を取り出す。
 A3〜4週間ほどしたら産卵木を割り、幼虫を取り出します。
 Bクワガタの場合一頭づつケースに入れて飼育する。

幼虫の飼育
<準備する物>
  ・発酵マット(餌)
  ・菌糸ビン(餌)

 〇添加剤と朽木フレークを混合して、発酵マットを作りその中へ入れる方法。
    餌の仕上がりの良し悪しで結果が大きく違います。
      (専門店から発酵マットを購入した方が良いです。製品が均一)
 〇菌糸ビンに入れる方法。(専門店で購入)
    大型固体を確実に出したいなら迷うことなく菌糸ビンを使いましょう。
    @菌糸ビンの上部を削り取る。
    A真ん中に幼虫が入る大きさの穴を空け幼虫を入れる。
    B約3ヵ月ごとに交換する。
      ・18℃〜30℃の間で管理する。
        (18℃以下だとキノコが生えてくる。30℃以上だとキノコが死滅する
         幼虫にもよくない。)
      ・ヒーター使用できない場合は、冬の間は発酵マットに変えて出来
       るだけ家の中の温度変化の少ない場所で越冬させる。
       夏はなるべく家の周りの涼しい場所を探して管理する。

蛹から成虫の管理
準備する物
  ・ケース・マット・ゼリー・止まり木

 @蛹室(ようしつ)
   幼虫が蛹になるための部屋を蛹室と言います。
 A蛹になる前段階を前蛹(ぜんよう)と言います。
   蛹になって3〜4週間で成虫になります。
 B羽化から10日くらいで体は固まりますが、1カ月ほど待ってから取り出しま
   しょう。
 C取り出したら湿らせたマットと一緒にケースに入れて管理します。
      (ゼリーを入れて置くと良い)
 D3ヵ月ほどで交尾・産卵が可能ですが、半年から1年位待った方が間違い
   ありません。
   余り早いと喧嘩をしたり、雄が雌を殺してしまいます。

 
ミヤマクワガタの産卵について
     ミヤマの産卵はなかなか難しいです。私の成功例を紹介します。
     セットはカブトのセットと同じです。(マットもカブトマットを使用します)
     違いは固めに詰めたマットの上に産卵木(板状に切断したのでいい
     です)を入れマットで埋めます。
     後は、家の涼しい処に置いておいてください。
     9月頃より産卵しだします。
     卵は底の固く詰めたマットの処に生みます。
     幼虫は自分で産卵木までいき
     初めは産卵木の底のしめった辺りを食べています。
     後は、発酵マット(クワガタ用)で普通のクワガタと同じように飼育し
     てください、できるだけ温度は低めに育てられればエゾ型が出るか
     もしれません。
 
 
標本欄参照
     エゾ型(牙の先の方が大きい)・里型(牙の付根の方が大きい)


産卵木


菌糸ビン



オオクワの卵



オオクワの幼虫



ミヤマの蛹


オオクワの蛹室(蛹)


オオクワの蛹室(成虫)


中国オオクワガタ
湖北省武当山 F1
(ホーペイ)

カブトムシ マンディーブラリスフタマタ ミヤマクワガタ
ブケットフタマタ スマトラヒラタ オウゴンオニ
エラフスゾウカブト ノコギリクワガタ
カブト虫 クワガタ虫 標本作り
カブトムシの飼育
<準備する物>
  ・ケース(中〜特大・衣装ケース位)
  ・飼育マットは市販のマット(カブトマット・ビートルマット)を使用
       (自分で作成しても良いが難しい)
  ・餌台
  ・昆虫ゼリー
  ・止まり木
  ・ひっくり返り防止

 @マットの水分はクワガタと同じ位。
 Aケースの底にマットを5cm位を固めに詰めて、その上にケースの8分目位
   までマットを入れて、その上に止まり木・餌台・ひっくり返り防止を置き雌を
   入れる(野外品)飼育品はペアで入れる。
   餌切れをさせないようにする。(ゼリーは大きめのゼリーを使用)
 B1ヵ月程飼育したら、雌を取り出し乾燥に注意する。
       (更に、1ヵ月程度経つと孵化します)
 C幼虫のフンが見えてきたら餌を変える。冬は家の中の温度差の少ない暖
   かい場所で管理します。(15℃以上は欲しい)夏は、30℃以下で管理。
   ・春から夏にかけて蛹化・羽化してきます。
   ・外産カブトは羽化までに2〜3年掛かります。
   ・グラントシロカブトは、孵化に3ヵ月〜6ヵ月掛かります。



ヘラクレスの成虫

ヘラクレスの卵


ヘラクレスの幼虫


グラントシロカブト


ティティウスシロカブト
標本作り クワガタ虫 カブト虫
用具
 @ムシを殺す薬
    酢酸エチルが毒性も強く無く扱いやすい。(なるべく嗅がないように)
    薬局に注文して取り寄せてもらう。500mlで1000円前後
      (昆虫標本用と言えば取り寄せてくれます。印鑑が必要な店もあり
       ます。)
 A毒ビン(蓋付きのビン)
    中に酢酸エチルの染込んだ綿を入れて使用、1日位ビンの中に虫を入
    れ蓋をしておきます。
 B展足板
    ・板にコルクの貼ってあるもの。
    ・板に白色ポリフォームを貼ったもの。
    ・発泡スチロール板(使用する人もいます)
 C昆虫針(直接虫に刺す。足の形を整える)
    無頭針・有頭針(00号・0〜5号)   1包み100本入り
    目安
       2号 2〜3cmのクワガタ
       3号 3〜6cmのクワガタ
       4号 6cm以上のクワガタ
       5号 8cm以上のクワガタ
 D軟化剤
    虫を軟らかくする。(ぬるま湯でも良い)
 E注射器
 F油抜き
    アセトン(薬局に注文して取り寄せてもらう。)
 Gパラゾール
    害虫対策
       カツオブシ虫・ヒョウホン虫・タバコシバ虫
       ジンサンシバ虫・ゴキブリ・コナダニ

展足(てんそく)
 @初日の展足は体が柔らかいので決まりません。日が経つにつれてだん
   だん硬くなってくるので、少しずつ形を決めていきます。
 A左右が対称になるようにし、頭部がほんの少し上向きになるように固定
   します。
 B大アゴは少し開き気味の方がカッコイイです。いろいろな人の標本を見て
   自分なりの展足をしましょう。
 C乾燥して固まってしまったクワガタムシは軟化させることから始めます。
   軟化剤を使用する場合は、口の中に注射器で入れます。
 Dぬるま湯を使用する場合はお湯の中に入れて少し経てば次第に軟らか
   くなったら水分を拭き取り展足板の上に乗せ針で形を整える。
 E大型のカブトムシなどは、表面に油が出てきます。アセトンを使用して油
   ぬきをします。
   密閉性の高い容器(タッパなど)にアセトンを入れ、中が浮かないように
   軽い重しをのせ蓋をしたら容器ごと一回り大きい容器に入れて密閉しま
   す。
 F約1〜2ヵ月入れて油抜きをしたら、容器から出して半日〜1日乾燥させ
   てから展足します。
   引火性が強いので
火気厳禁です。

展足

標本



酢酸エチルとエタノール




展足板
軟化剤
注射器
平均台
展足針












エゾ型(左)と里型(右)

標本作りに関しては専門家では
ないので細かいことはわかりま
せん。でもせっかく育てた虫達な
ので死んでしまったらそれで終
わりでは、寂しいです。     

一部の虫でもいいのですから
記念に残したらいいと思います。

最近は木に直接虫を付けいかに
もそこに生きているように展足した
作品もあります。自分の好きなよう
に展足してみてください。     

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