濱田塾では、国語力を重要視し、国語部門にも力を入れています。
「国語力」とは何か、を簡単に言うと、それは、相手の言っていることを正しく理解し、自分の言いたいことを正しく伝える
力だと思います。
近年、国語以外のどの科目でも、文章のほかに、さまざまな方法を使って、問題の読解力がより要求される問題が増えています。
例えば、地図を読解させ、考えさせるという、ユニークな発想の問題が出されています。
今までなら、地図を読み取ることは、地理の分野だと考えられるところですが、実は、国語の力がないと、地図を読み取ることは
出来ないのです。文学や評論だけを読み取るのが国語ではありません。
「読む」「書く」「聞く」「話す」という、基本的な言語力は、日本語の知識がないと、自在にあやつれないのです。
つまり、すべての教科の基礎や、考え方のもとになっているのは、国語である、と言えるでしょう。
私たちは、国語力を身につけるために一番有効なのは、本を読む、もしくは自分自身で想像、創造して、作文を書く力を身につけ
ることだと考えています。
作文は、ただ書けば上達する、というものではなく、文法上の間違いや表現方法を添削すること以上に、内容の充実をはからなけ
れば良い作文は書けません。内容を充実させるためには、心を豊かにして、たくさんの物に興味を示し、色々な角度の物を見ること
ができるようにならなければなりません。私たちが作文指導で心がけていることは、その「内面の充実」です。
内面の充実が出来た上で作文を書く力を身につけることで、国語力は驚くほど上昇すると考えています。
国語力を伸ばすことができれば、他の科目においても問題をよく理解できるようになるため、様々な形式で出題される問題にも
対応できるようになり、国語以外の他の科目の実力も伸ばすことにつながりますし、勉強面以外でも、想像力、創造力、表現力を
養うことができるので、人間としての幅、つまり大きな「人間力」を身につけることができる、と考えています。
当塾では、国語学舎として、国語・作文などに、特に力を入れて指導していますが、どの教科の生徒さんでも、ご要望があれば
作文・小論文・読書感想文などを指導し、どのようなアプローチでも、国語力の上達をしていただけるよう、心がけています。
紋切り型の作文しか書けないと悩んでいらっしゃる方は、是非ご相談下さい。
濱田塾国語学舎 責任者 濱田 浩嗣