近頃は、漫画やアニメなど、文字だけではなく、物語を視覚的に捉える文化が盛んになったので、生徒さんが、よほどの
本好きでない限り、文字だけの長文を読む機会が減っていると思います。
テストに出る長文読解というのは、線が引いてあったり、符号がふってあったり、□があいていたり…なんだか、はなから
読む気が起こりません。
かと言って、本を一冊読もうとしても、どんな本を選んでいいのかもわからないでしょうし、本は1ページや2ページで終わら
ないので、活字嫌いな人には大変だと思います。
そこで当塾でお勧めなのが、問題集の問題文を、問題を解かずに、ただひたすら毎日読むという方法です。
毎日毎日一題ずつ読んで、二週間くらいたったら、また初めの問題文に戻って、またひたすら問題を解かずに読むのです。
問題集に掲載されている文章なのですから、良質の文章であるはずですし、そこから出題されているのですから、ある
程度考えなければ読めないはずです。
そうして、三回ぐらい読んで、四度目には、問題を解いてみましょう!
面白いぐらい、簡単に答えがわかりますよ!!
この方法で、長文読解が得意になった生徒さんはたくさんいます。
一度やってみてはいかがでしょうか?