学習を進めていくと、前に学習した知識を忘れてしまったり、問題を解くと、同じ問題をまた間違えて
しまったり・・・。なかなか学力が定着しない。そういう経験はありませんか?きっと、どんな方でもあると思います。
「じゃあ、復習をしっかりすればいいじゃないか。」確かに、その通りなのですが、それでも、学習はどんどん進んで
行きますから、復習の量もどんどん多くなっていき、すべての復習をしようと思うと、ものすごく大変です。
そんな時、役に立つのが、「間違いノート」です。
一科目で一冊、塾や、ご自宅での学習の時に、間違えた所、分からなかった所を、その都度ノートに
書きとめていきましょう。(ルーズリーフに書いて、バインダーにはさんでいくのでも良いです)。
そして、インデックスを作り、間違えた項目をすぐに見られるように、あいうえお順(もしくは論点順)に整理
しておくのです。
(例)満月の日の出の時刻を間違えてしまった場合
→ インデックスでつけた、「ま」行(もしくは「太陽と月」の項目)のところに、
・ 満月の月の出は、夕方ごろ
というように、書いていきましょう。
そして、ここが大事なのですが、毎日の学習の前、寝る前、学校や塾に行く途中、どんな時でもいいです
から、そのノートをできるだけ毎日見返して読むようにしましょう!
こうすることで、2つの効果があります。
1.ノートに書くことで、書きながら覚えることができる。
2.ノートを見ると、どこが出来なかったのかが一目で分かり、そこでもう一度覚えることができる。
また、次回問題を解いた時に、また同じように(例)のような、満月の月の出の時刻を間違えたとしても、「前に書い
たから今回はいいや」ではなく、もう一度、ノートに同じことを書くのです。
ノートがいっぱいになるほど書いていく頃には、そのノートの内容は、かなり頭に入っているように
なっているはずです!つまり、知らず知らずのうちに、「学力の定着」が出来るということなのです!
そして、そのノートは、自分だけの「参考書」として、大きな大きな財産・武器になります!