穿孔虫ポリドラがアワビを虫食んでいた

令和元年11月以後に浜を散歩するようになって、洋野町の一部の海岸の寄昆布などがよく
寄る場所に放流貝を中心としたアワビの殻が寄り上がっています。

令和2年1月に、穿孔中「ポリドラ」を発見した内容を掲載していましたが、新たにアワビを
虫食んでいた殻を発見しました。

九戸館内のすべての漁場でポリドラの跡を確認しています。(別ページで紹介)
今後の対策案
 〇ポリドラが死ぬ、あるいは逃げてしまうような物質はないか
 〇物質は、アワビの殻の端か穴と穴の間に挟むようにして取付けできないか(タグのようなもの)
 〇ポリドラがいなくなった段階(数日後)で、物質はアワビから外れ、自然界に影響しない物資であること
こんな、研究をした結果があれば教えてほしいものです。

毎日のように渚に寄る殻を見ると、放流後に成長していないものも多くあります。
寄り上がる場所(砂地)には砂鉄が多い。何か関係しているのでしょうか。(実験予定です。)

ポリドラの害を受けた殻の内側は、再生しようとした真珠層が確認できます。
本来の成長が抑制され、修復のために無駄なエネルギーを使っていると思われます。