近年の沿革
明治45年 大阪市東区瓦町4丁目より現住地(当時:東成郡天王寺村字阿倍野御坊屋敷)
昭和20年6月15日太平洋戦争の終末近く、焼夷弾のため焼滅する。
昭和34年8月より責任役員会を開催し、浄国寺復興に関し寺有地処分について協議
同年10月本願寺より承認書を受領し、八幡製鉄(株)と契約し登記を行った。
昭和35年3月建築設計並びに工事を株式会社岡本組に委託
同年4月10日鍬入式挙行する。
昭和35年12月11日(日)「浄国寺再建竣工落慶法要」を実施した。
今回 親鸞聖人750回大遠忌を契機に、平成22年1月手狭な本堂を改築すべき協議し、
岩井設計事務所に建築設計を依頼した。
平成22年8月より工事を開始、最初は庫裏関係の屋根、壁等の修理を施工した。
御本尊「阿弥陀如来」様を京都伝統工芸大学校仏像彫刻専攻の須藤先生の下で、御本尊の
修復と御台座・御光を新作して頂いた。
本堂内装は従来の御宮殿形式を採用せず、海外の別院等を参考に、御本尊「阿弥陀如来」様に
佛天蓋とその両側に金灯籠を取り付けた。
本堂は従来とは異なった明るい感じを出すため、窓にステンド・グラスを取り入れた。
またステンド・グラスは住職の趣味であり、これを生かして本堂の照明にも取り入れた。
最近は門徒様達もお歳を召され、フロワーは板間に椅子に座るタイプにした。
平成22年12月に改築が完成した。
平成23年1月23日(日)「浄国寺入佛式・親鸞聖人750回大遠忌法要」を勤修した。