「海の日に山に行く」
今年もこの連休を利用して登山をしてきました。
標高2857mの長野県に位置する山です。
1日目(雨)
朝5時に家を出発して、10時半過ぎから登りはじめました。登山道は緩やかで、比較的登りやすいという印象を持ちました。
ただし、途中に雪渓が残っており、軽アイゼンを持たない自分は結構大変でした。雨宿りする場所もほとんどなく、飯を食べずに山小屋まで歩き続けました。。
泊まった常念小屋は設備が良く、飯も美味しかったです。さすがヘリコプターで食材を運んでいる小屋です!!テレビや乾燥室まであるのですから!!小屋は活気が溢れて、様々な人と出会えました。
2日目(大雨)
生憎の大雨でした。5時前に出発した私達は雨に打たれながら必死に頂上を目指しました。最後の100mは暴風雨で、雨の一粒一粒が待ち針のように顔に突き刺さりました。「マジ痛かった〜」しかも、一瞬でしたが自分の体が浮きましたよ!本当に!!!ビックリしました。
頂上では自分は何もできませんでした。景色は何も見えなかった。雨で写真も撮れず、、、悲しい。。。
雨はその後も降り続け、帰り道は沢下りのようでした。ゴアテックスの靴も直ぐにビショビショ!!!「ピチピチ、ちゃぷちゃぷ、ランランラン♪そんなはずはありません」
途中、まさかと思いましたが道が完全に滝で塞がっていたのです。1m程の岩が落ちたらしく、非常に悲惨な光景でした。横を流れている川は入ったら絶対に死ぬと思うぐらい、すごい流れでした。仕方なく、自分達は小屋に引き返すことに、、
小屋では電話が鳴り響いており、途中の様々な箇所で足止めを喰らった登山客と警察からの電話だったようです。自分達より先に下山した人達は川と川とに挟まれてしまって、レスキューに救助されたとか…。
天気予報ではこの先一週間ず===っと雨。。本当に凹みました。親にも電話しました!!しかし、奇跡的に昼頃から雨が小降りになり、自分達は再度引き返すことも頭に入れて、再び下山することにしました。半分以上の方々は小屋に残っていましたが。。
先ほどの滝の難所は無事に通ることができましたが、帰り道の光景は行きとはまったく異なっていました。写真にある雪渓も直径10m程の穴があいていましたし、途中の小川も増水しており、全身に水を浴びながら、石と丸太を握り締めて川を渡りました!!最後は無事に下山できましたが、駐車場までの道で土砂崩れが起きており、道が半分埋まっていました。。
やっぱり山は怖い!!しばらくは天候が良い時にしか行かないことにします。
※残念ながら、今回は写真をほとんど撮れませんでした。
今回のコース
一の沢登山口⇔王滝ベンチ⇔最後の水場⇔常念小屋(泊)⇔常念岳 |

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