被爆者援護法・福岡県と福岡市取扱い
2015年
制度解説のポイント
2016年4月 福岡市原爆被害者の会
(手当額は2023年4月現在に更新)
1.被爆者健康手帳は、直接に被爆した人だけでなく、後から中心部に入った人や市外で救護をした人も |
2.定期健診 年2回 希望検診 年2回 計 年4回が無料 |
3.被爆者の無料ガン検診 男性=4種類、女性=6種類 全部のガン検診が、それぞれ年1回 |
4.健康保険が使える範囲の医療費の自己負担分は、カゼ引きから成人病の治療まで、ほとんどが無料 |
5.医療費の自己負担分を払ってしまったときは、健康保険が使える範囲は払い戻し請求ができます |
6.原爆症認定申請 = 認定被爆者 ガンや心筋梗塞、甲状腺機能低下、肝機能障害などの治療中の人 |
7.医療特別手当 /毎月145,420円(2023年4月以降) 原爆症の治療や経過観察を受けている認定被爆者だけ |
8.特別手当 /毎月 53,700円(2023年4月以降) 原爆症と認定された病気などの治療や経過観察が終わった人 |
9.健康管理手当 /毎月 35,760円(2023年4月以降) 指定された病気にかかって医師の管理下にある人 |
10.原子爆弾小頭症手当 /毎月 50,050円(2023年4月以降) 4号被爆者(胎内被爆者)で、小頭症による障害がある人 |
11.保健手当(一般)/毎月 17,940円(2023年4月以降) 原爆投下のとき爆心地から半径2q以内の場所にいた人 |
12.保健手当(増額) /毎月 35,760円(2023年4月以降) 保健手当の条件にあって、ヤケドの跡がある人など |
13.在宅被爆者の制度 = 費用介護手当(2023年4月以降) 重度=毎月105,800円限度 中度=毎月70,520円限度 介護人を雇って自宅で身の回りの世話を受けている人 |
14.在宅被爆者の制度 = 家族介護手当/毎月22,830円(2023年4月以降) 自宅で、同居の家族から身の回りの世話を受けている人 ホームヘルプの介護サービス費を負担していない人も対象 |
15.介護保険が使える範囲のサービス費の自己負担はほとんどが被爆者健康手帳で無料 |
16.介護保険が使える範囲のサービス費のうち被爆者も自己負担が必要なサービス |
17.養護老人ホーム(老人福祉制度)の利用料も被爆者は全額返してもらえます |
18.葬祭料/212,000円(2023年4月以降) 被爆者が病気などで亡くなった場合、葬儀をした人に支給 |
19.第1種特例受診者 = 黒い雨地域にいて被爆した人 健康診断とガン検診が無料で受けられます |
20.第1種特例受診者 = 被爆者健康手帳に切り替え 健康管理手当の支給対象となる障害があると診断されていることが条件 |
21.福岡に住む第2種特例受診者(長崎被爆体験者)= 受けられるのは年1回の健康診断だけ ガン検診、医療費などの助成や手当はありません |
22. 健康管理手当等を受けている人と認定被爆者は、福岡市が発行する福岡市営地下鉄の無料パスを |
23.70歳以上で被爆者健康手帳を持っている人は、福岡市が発行する公共交通機関の福祉乗車券を |
24.被爆二世(被爆者の実子)で、福岡県内に住む人は健康診断が無料 |
25.東京都在住の被爆二世(被爆者の実子)の支援制度 |
〒810-0062 福岡市中央区荒戸3-3-39 福岡市市民福祉プラザ4階 ■相談時間■ 平日(月曜日〜金曜日)10:00〜16:00 ☆福岡市原爆被害者の会にお出かけのときは、事前に電話でお問い合わせください。 ☆福岡市原爆被害者の会の相談は無料です。 |