ソフィテルの前庭から湖を望む

ダラットのバイクの群れ

レストラン「トウイダ」の前庭の花壇


成田のホリデイ・イン ホテル
成田前泊

 成田の空港周辺のホテルが1泊すると2週間の駐車場料金が無料となるサービスを提供していることを知ってから、2週間前後の旅行の時には成田の「日航ホテル」に前泊するようにしていた。最近は、日航や全日空などのホテルではサービスの内容が多少違ってきたので、今回は「ホリデイ・イン」に前泊した。JALのベトナム行きは午後でも遅めなので、午後3時のレイトチェックアウトを依頼してホテルでのんびり。ただ、この時間の過ごし方には今後大きな工夫が必要と思う。
 
  このホテルの利用は初めてで、部屋は24uでダブルベッド設置の広い部屋であるが、難点を言えば、
・暖房が弱めで少し寒く感じること、
・トイレがウオシュレット装備でないこと。
 また、何時も利用するJAL<日航成田>ホテルに比して空港の送迎バス便数が少ないことも難点と言えようか。朝食時の観察によれば、客層は日本人、アジア系、欧州系がほぼ同じく3分の1位の比率。朝食時のレストランは出入りのチェックが全く無く、こちらから申し出なければ朝食券なしでもフリーで朝食が取れる。

 ただ、帰国時に感じたことだが、このホテルは空港とのシャトルバス便数が少ない(特に午前中)がので、早朝に帰国する便では空港からホテルまでタクシー利用のケースが多くなる。この場合、近距離を嫌がるタクシー運転手の不機嫌な態度に我慢が必要となる。


これより少し大きめの車で6人分運んだ
<遠方の高層ビルはシェラトンホテル>



主要道路の交通事情
<この時は混雑は見られない>
ホーチミン空港のタクシー事情

 24日のJALはほぼ予定通り約18時に出発して、22時半(日本時間24時半)にホーチミンに到着したのだが、KALもほぼ同時に到着したので、タクシ−乗り場は町へ向かう客同士の車の奪い合いとなった。

 折りしも、この日はクリスマス・イブと言うことで、町は夜遅くまで大混雑の様子でタクシーも町中心部へは行きたがらない。我々6人はそれぞれ大きな旅行バッグとゴルフのキャリーバッグを持っていて、3台のタクシーを捕まえようとしたが大混雑の中で不成功。最終的には、30U$で運転手と話をつけて、中型のワンボックスカー1台に車の屋根も利用して、6人の大人とその荷物全てを詰め込んで<日本ではすぐさま警察に捕まるであろう状態>ホテルへ向かった。この状態でREX Hotelにチェックインしたのが現地時間の24時頃、ベッドに入ったのは日も改まって25日の1時も過ぎていた。

 翌日のホテルから空港までは、REXホテルの大型車で、正確な値段は忘れたが約40$で行けたと記憶している。大きな荷物がなければ、一般タクシーで5$(メーター走行)、少しぼられて10$というのが昨年3月時点の実績である。また、1月4日にダラットからホーチミンに到着した時の空港・ホテル間は、4人の荷物がぎりぎり詰め込める中型のワンボックスカーで20$(タクシーのメターなしの走行)で話がついた。さらに、5日の夜にはREXホテル前で中型のワンボックス型のタクシーを捕まえて、同じ4人で空港までは200.千ドン(約11$)で交渉が私立した。

 上記の情報を踏まえて、特殊な条件下でなければ、空港から市内中心部のホテルまでのタクシー料金は10$と考えておけばよい。




REXホテルンの3階からの光景


REXホテルのコーヒーショップ
のドアガール



REXホテルの盆栽




ダラットの宿舎Mercureホテル
ホーチミンでの宿泊

 成田発のJALを利用するとホーチミン到着が22時30分頃、成田発のベトナム航空の午前便を利用するとホーチミンに15時頃に到着する。一方、ホーチミン・ダラット間のベトナム航空の国内便は我々の訪問時期に合わせるようにして一日に3便<写真参照>となったので、ベトナム航空を利用すればその日のうちにダラットへ移動できるようになった。しかし、今回もJALを利用したために同日の乗り換えは不可能で、24日はホーチミンに1泊。ホテルは前回の「KIMDO」ではなく、直ぐ隣の国営の「REX ホテル」とした。自分を除く同伴者の皆がホーチミン訪問も初めてだったので、25日は早朝便は利用せず夕方の便でダラットへ移動することにして、昼間はホーチミン市中を散策することにした。ホーチミンでの買い物など特別の用事がなければベトナム航空を利用してその日のうちにダラットへ向かうことを推奨したい。

25日のブログに掲載したホーチミンおよびダラット移動の状況は次のようであった。

 25日、ホーチミンでの朝は、前夜が遅くても早く目が覚めてしまう。睡眠時間4時間余で起きてしまった。町中の見るべきところは少ないので、2度目のホーチミンは行くところも無く、時間つぶしに苦労した。午前中は、同行者の一人ダラット行き航空券の購入に付き合いがてら、ドンコイ通りから市民劇場、郵便局などを散策し、昼食を国営百貨店内のレストランで のんびりと取ってからホテルの送迎車を頼んで空港へ向かった。

 空港でチェックインして驚き。ダラット行きは遅れており、19時頃に出発という。空港で待つこと4時間、ベトナム航空無償提供の夕食をとって、19時10分頃ホーチミンを出発できた。飛行機は、3月に乗った小型のプロペラ機ではなく、驚くことに中型のジェット機となっており、その分飛行時間は短く、19時45分ごろにはダラットの空港に到着した。ダラット空港について、またまた驚いた。真新しい大型の空港ビルが竣工したばかり<竣工式のために使われたと思われる大型テントが椅子席も残ったままの姿で目に入った。確認していないが飛行機の遅れはこのためだったのかも?>で、全く別の都市に到着したような錯覚に陥った。大発展中のダラットということであろうか。

 ソフィテル・ホテルの送迎車で21時10分頃ホテルに到着。予想していたよりもダラットの気温は低くないとというのが第一印象であった。

 また、同行者の希望を勘案して今回も帰路の4日にもホーチミンに宿泊し、「REXホテル」を利用した。ダラットでのゴルフが主眼の旅であれば、この帰路でのホーチミン宿泊も不要と考えたほうがよい。

 この5日の時のブログには下記のように記した。

 今回の旅行中の19回目でしかも最後ののブログ更新。いよいよ今夜帰国の途につく。今朝は3人の元気老人がメコンデルタ方面の8時間ツアーにいそいそと出かけた後、体力に自信のない(?)自分はホテルのチェックアウトを18時まで延長(宿泊費50%増し)して、しばらく休んでから国営百貨店内のスーパーへ娘に頼まれた買い物にでかけた。一品だけ売り切れ品があった他は全て購入できた。先ずは合格点か。また、有り余る時間を使って、今回の旅の写真整理、旅行記の原稿作成などを幾分勧めることが出来た。

 それにしても、REXホテルはKIMDOよりも幾分安めであるが、居心地は数段上という印象である。今日も気持ちよく一日が過ごせた。今後ホーチミンに泊まる(今後はベトナム航空を使ってホーチミンに泊まらずダラット行く可能性が高くなった)としたら此処を定宿とすることにしたい。



新装なったダラット空港の内部

Mercureの送迎空港案内


ダラットの空港は様変わり

 25日夜、予定より2時間以上遅れてダラット空港について、またまた驚いた。真新しい大型の空港ビルが竣工したばかり<竣工式のために使われたと思われる大型テントが椅子席も残ったままの姿で目に入った。確認していないが飛行機の遅れはこのためだったのかも?>で、全く別の都市に到着したような錯覚に陥った。大発展中のダラットということであろうか。

 ところで、先にも記したようにホテルのロビーに出された掲示板によれば、この大型空港のオープンに合わせてダラット・ホーチミン間のベトナム航空のフライトは一日3便が就航することになったようである<一方、ホテルの掲示板から消えたハノイからの便は無くなったのか?未確認>。ますますダラットへの観光客の増加が見込まれることになるのであろう。この結果、日本からベトナム航空を利用すれば、ホーチミンに1泊することなく、その日のうちにダラットに到着できるようになった。




31日の夜のダラット市場近傍

ダラットの気候は爽やかそのもの

 この時期のダラットの気候は最高。朝夕(15℃程度)は長袖が必要だが、昼間(最高気温は25℃程度)は半袖で汗をかくことなくゴルフが出来る。また、この10日間全て快晴で湿度が低く爽やかな天気が続いたことは我が仲間にも好印象を与えた。ただ、面白いことに、我々の感覚では、夜でも薄手の長袖シャツで十分だが、ダラットの道行く人は皆冬装束に身を固めている。半袖シャツの人は皆無、多くが厚手の長袖シャツかセーターやジャンバーで、女性は長い冬用のコートにマフラー、さらにニット帽まで被っている人も見かける。冬装束に身を固めることがオシャレの一つ<特に、大晦日から元旦にかけては多くの若い女性が着飾っていた>ということのように思える。さらに、バイクライダーの多くが革ジャンなのも特徴的である。



ベトナム名物の揚げ春巻き


空芯菜と牛肉の炒め物
ダラットの食事

 ゴルフ以外の楽しみは食事だけと言う生活が続いていて、ホテル<鶏肉のシチュー及びラムのシチューは美味しいという評判になった>の以外のレストランでベトナム料理の夕食を食べたいと言う要望が、同伴者の中で強まって、それに押されて、30日の夕食時に湖畔のレストラン・トウイタに案内することにした。メンバーに何が美味しいかと問われても上手く答えてあげられない。前に来た時も料理の注文は娘任せだったので私の知識では如何ともし難い。この夜の食事には、全員が美味しさと安さに大いに満足、これを契機に毎日町のレストラン<次に日からは「ロンホア」というレストラン。今回も、前回から気になっていたGolf 3ホテルの隣のレストラン「NGOC HAI」での食事は経験せず>での外食となった。また、果物は豊富で今回も間食用に「ドラゴンフルーツ」、「オレンジ」、「マンゴウ」は市場で購入した。

 ブログからの食事に関する記事を抜粋すると、

 昨夜(31日)はご婦人連をソフィテルでの買い物に案内してから、前夜に続いて「ロンホア」で夕食を食べた。前にも書いたように、驚くほど安くて美味しい。各自ビールの小瓶つきで、約6種類の料理を各2皿とって8人で食べたが、その一人分担金が110.千ドン(約580円)しかしないのだ。毎日ここに通いたいが少し遠い(ゆっくり歩いて約20分)のが難点。

 3回目の「ロンハオ」での夕食は、4人で5皿をとった他にダラットワインの小グラスを飲んでついに約400円に収まった。斯様に、ホテルでなければ、一流レストランでもこの程度で十分美味しいものを食べられるダラットは、長期滞在の有力候補かもしれない。また、Mercure ホテルの宿泊・ゴルフ パッケージはバリ・ハンダラなどよりかなり安くて魅力的であることも長期滞在の有力候補たらしめていると言えよう。




花で造られてお城

牛を模った花木

花のフェスティバル

 花の町ダラットでは、1月1日、2日に「花のフェスティバル」<Festival Hoa Dalat>が開催された。数日前から、大量の鉢植えのユリや菊、その他の花々がスアンフーン湖の畔に運び込まれ、湖畔を花で埋め尽くすように飾られたうえに、観覧席付きの大型の舞台も造られて、大きな催しであることを想定させる光景であった。これらと湖畔の観光スポットである常設のフラワーガーデンもこのフェスティバルの会場となるようで、ゴルフへの行き帰りに大型の観光バスが此処に沢山駐車して光景を目にした。ただ、この時期よりもダリアが満開であった3月初旬の方が花は多いように思われるが、大きな催しであったことには間違いない。

 しかしながら、この催しのメイン会場に足を運ぶこともなく、その正体を知らずに終わってしまったのは残念と言わざるを得ない。このような1年に1度の催しの開催の好機に恵まれたのだから、ゴルフを少し減らしてでも参加すべき催しであったと思う。2日夜9時半から約30分間の花火大会でこのフェスティバルも幕を閉じた。