日立ののさくら20選 より: 平和通りのさくら

  日立駅前から国道6号まで約1kmの平和通りは昭和26年に開通しました。その時に植えられた
115本のソメイヨシノは、樹齢50−60年の並木となり、桜花の季節には見事な桜のトンネルを
作ります。(下左写真)
平成2年には「かみね公園」のさくらと共に「日本のさくらの名所百選」に選ばれています。
  毎年4月はじめの満開の頃には「さくらまつり」が開かれ、
風流物(中央写真)の公開をはじめ、数々のイベントが行われて1日中賑わいます。
夜は243灯の照明でライトアップし、見る人をファンタジ−の世界に誘います。(下右写真)
  
 日立風流物(国指定重要有形・無形民俗文化財)
  高さ15m、奥行き7m、幅3−8m、重さ5t。
  元禄8(1695)年、徳川光圀の命によって行われた大祭礼のおりに、風流物の素型である
山車が繰り出されたといわれ、それが今日のように山車に人形芝居を配するようになったのは、
享保年間(1716−1735)だろうと推定されます。
  その後、東町・西町・北町・本町の4町が互いに芸を競い合い、工夫改良が加えられて
今日のような豪壮華麗なからくり仕掛けの山車に発展したといわれます。
                 「 日立さくらまつり実行委員会」発行のちらしより

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