日立ののさくら20選 より:助川城跡のさくら・4代桜

   江戸時代の後期、文化文政の頃になると、
県北の沿岸に外国の船が出没しはじめました。
そこで水戸9代藩主徳川斉昭は海防のため天保7年(1836)に
現在の地に助川海防城を築かせました。
城は元治元年の天狗党の乱の時に破壊され、                                   
現在ここは助川城跡公園となっています。(左の写真)
ここにはたくさんのさくらが植えられ、春には美しい花を咲かせます。
助川小学校・日立二高・日立病院そして
小平台までこのあたり一帯にはさくらの木が
たくさん植えられていて、春にはあちこちで
色とりどりの美しい花を咲かせます。

特に助川小学校の4代桜は有名で、校庭の一隅で明治・大正・昭和 そして平成の4代にわたって子供たちの学ぶ姿を眺めながら 咲きつづけています。
  助川小学校校庭の4代桜   助川小学校正門の海防城址碑側の桜 -
   日立二高の正門前の桜  小平会館から城跡公園方向を望む  -
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