昭和な浅草〜『聖月さんと遊ぼうオフ』


6月5日(土)、フリップ村上さん主催、の聖月さん歓迎オフに参加しました。浅草は初詣で2回くらい浅草寺前あたりに行った事があるきりで、この時期の休日にのんびり行ったのは初めてでした。参加者:フリップ村上さん、聖月さん、八方美人男さん、きなさん、yuiさん、くらさん、スウ

作務衣姿のダンディ聖月さん

浜松町駅にて3時45分待ち合わせ。
最後にいらしたのが本日のメインゲストで初対面の聖月さんでした。聖月さんは鹿児島にお住いでしたが仕事の拠点を東京に移されたとのことで、今回は聖月さん歓迎オフなのでした。
聖月さんのサイトにはトップページに本人の顔写真が載っているのであるていど想像していたのですが、作務衣姿で現れた聖月さんは全身で「私マイペース」というオーラを放っていました。
思わず「神田正輝と思っていたら内藤剛志がきた」というフレーズが頭に浮かびました。(失礼ですか?顔は似てませんがイメージが・・)

SFっぽい船

日の出桟橋から水上バスに乗ったのですが、「水上バス」なんて地味な呼び名なので普通の船かと思っていたら、ちゃんと観光客船仕様の船で驚きました。浅草までメロンを食べながら。フリップ村上さん持参のウィスキーもありましたが私はいただきませんでした。聖月さん、きなさんが召し上がってほぐれていました。よかよか。
きなさんメロンありがとうございました。とってもおいしかったです。

風景は都会のビルの裏側を延々と眺めるという特殊な体験で、1回すごくSFっぽい船が横を通ったので興奮して皆さんに告げましたら、松本零士デザインの船だとフリップ村上さんが教えてくれました。あーいいもん見た。って感じで面白かったです。

あげまんじゅうが食べたかった

浅草到着。かの雷門で記念撮影をしました。お約束の「おばちゃんに横切られ」もあり皆さんだいぶほぐれてきました。
それにしても。お正月に来たときは混雑しすぎてお土産やさん等をちゃんと見た事がなかったのですが、今回ちゃんと見てみると、確かにああ観光地。安っぽい妙な柄の浴衣とも着物ともつかない着衣をまとったマネキンと忍者の扮装をした子供のマネキンが看板娘?として堂々と働いていたり、「日本的なもの」を外国人観光客向けに売っていると思われる品々のセンスの恥ずかしさに目を見張るものがありました。
ちょんまげの鬘とか、誰が買うんだろう?という気はしましたが、店は皆きれいで品物に埃がかぶってるとかそういう場末な雰囲気も無くすべてちゃんとしてるのも印象的でした。

きなさんと心を奪われときめいたのは、たまに売っていたあげまんじゅうでした。くらさんに「出来たてはおいしいですよ」と聞いたので見るたびに興奮していましたが、これからお好み焼きを食べるし、今回は男性陣が多いからあまり食い気を出しても恥ずかしいのでちょっとこらえました。でもやっぱり食べたかった。

怪しい昭和保護区

かの有名な遊園地「花やしき」が通りのスキマからちらっと見えたので「ちょっと見に行ってみましょう」となりました。
おおーこれがよくテレビで見るやつだね、こんなところに遊園地があるなんて不思議ですね云々
というミーハーな気持ちでゆるゆる歩いていましたら、ハッ「陶芸体験」とある小さなオンボロの店の前には全身刺青ふんどし姿の男性のポスターが・・同じく全身刺青の女性のカレンダーもつるしてあって、そのスジ(どのスジ?)の趣味の方がいらっしゃる特有のお店のようです。で、ナゼ陶芸体験?? ドキドキしながら花やしき前まで行ってみると、花やしきのちょうど対面には商売っ気まるでナシの古着屋さんが真冬に着るような襟がフサフサした皮ジャンなどをかなり堂々とつるしています。ちなみにその日は半袖でなくては暑くてかなわんような晴天でした。驚いてフリップ村上さんと近づいてみると店の屋根看板には「旧日本軍軍服・・」とかあるではないですか。どこに?どこにー!??と興奮は最高潮に達しましたがそれらしきものは見当たりませんでした。

そしてまた横を向くと、気が付けば昭和?な風情のカキ氷やさんがあり皆でカルチャーショックのようなものを受けていました。遊園地の周りがこんななんて、初めてです。時代の流れをまったく無視して昭和の時代から変わっていないような町でした。ぼくは時代についていなけい・・とお悩みの方、一度行ってみましょう。あなたは間違っていない。

シュウマイ焼きがおいしかったです

千と千尋の神隠しのような通りをゆるゆると歩いて、フリップ村上さんが以前来ていたという老舗のお好み焼きやさんに行きました。このお店、戦時中から営業しているらしく、かなり古いのですが大変繁盛してらっしゃいます。畳が薄くたわんでいておばあちゃんの家に来たような懐かしい感覚でした。坂口安吾や水上勉の色紙なんかも飾ってありびっくり。坂口氏は過って鉄板に手をつきヤケドしたとか聞きました。

ここでお好み焼きやシュウマイ焼き、豚肉の鉄板焼きなどをいただきました。お好み焼きはもちもちしていて美味しかったし、豚肉もすごく美味しかった。中でもお餅をつかったシュウマイ焼きというのが私は気に入りました。これはシュウマイじゃないのにシュウマイの味がしてモチモチして美味しかったのです。
ここでまた例によって本の貸し借り返却などが行われました。私は今回はくらさんに『グロテスク』や『陽気なギャングが地球を回す』、yuiさんに『宇宙のみなしご』をお借りしてうれしかったです。

川沿いの喫茶店にて

お好み焼きやさんとはまた打って変わったきれいな喫茶店の個室に案内されました。
といっても骨董のようなラジオとか、寺の写真集や聞きなれない作家の全集、剥製やどこぞのお土産こけし?などが置いてあって、一同「?」と首をかしげる趣味の部屋でした。気にしなければ、気にならないのですが、ひとつひとつよく見ているとなんかヘン・・なのです。椅子に置いてあった悲しげな肖像画はどこかで見たような気がするものでしたが何なのか分かりません。「中学の数学教師みたい」「いやこれは古典の」などと話題のマトになっていました。

みんな正直になってきた

一日一緒にいると分かるのですが、皆さん知った仲とはいえ、最初のうちはちょっと人見知りしている加減なのです。だんだん慣れてほぐれてきて、お酒が入ってお茶を飲んで、そして夜、というと人はだんだん正直になってくるんでしょうか。
ネット上では、そんなに細かく言えないし、いろんな人が見ている訳なのでフォローできないようなことは書かないわけですが、お会いするとみなさん正直に率直に感想をおっしゃるので面白いです。
それが単なる悪口とか、趣味が違う、という言い方ではなくて、全体像を捉え行間を読んだ言い方をなさるので聞いているだけでとてもおもしろいです。今回は特にそれが顕著だったような気がします。
しかし残念ながら何がどう、という具体的な事は忘れかけていて文章には出来ません。いやしちゃいかんかな。
これはオフ会に出たら分かりますので興味を持った方はオフ会に出てみましょう、いえいっそ主催してみてください。

今回はフリップ村上さん、どうもありがとうございました!とっても楽しかったです(^e^)

2004.6.19記

[DATA] 聖月さんのサイト「本のことども」 /お好み焼き 浅草染太郎 /
水上バス公式HP
 (松本零士プロデュースの船も見れます) 

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