さて 材質はほとんどにステンレス鋼でも硬材を使用しており 加工は大変でしたが
音質は大変良いと確信しております
(立上り特性がよくなります)
支点部は4つの精密で大きなベアリングでしっかりと支え 非弱な構造は極力さけました
(微弱な信号を確り受止めます)
縦軸の下ベアリングはスラストベアリングとし重いアームを高感度に動きやすくし
トレース性能を良くしてます
(スタティックバランスの欠点を解消)
各部品の接合は極力接着剤をさけ 極力がた無く面接触できるようにしました
特にベアリング受けの組立には細心の神経で組上げております
(微弱な信号を確り受止めます)
ヘッドシェルは 一体構造削り出しとし 不要な肉はそぎ落とし 重たいステンレスを
軽くしかもしっかりサポートできる構造を採用しました
(立上り特性がよくなります)
アーム取付ベースは穴径 31mmΦで 厚み20mmまで取付可能です
ベースプレートを外せば 厚み25mmまで可能です
(他に厚み35mmまでのものも用意してます)
アーム本体の軸径は16mmΦなので お手持ちの物が同じなら
そのまま差し替えも可能と思います
(ですが当社のベースの方がマッチングは良いかと思います)
16mmΦの軸は非常にシンプルな構造ですので プレヤー本体への取付事情に
合わせ 設計注文もお受けします
他にオプションとして穴径 25mmΦも御用意してますが 御希望の寸法構造も
製作可能です
(トーンアーム納入時は穴径25mmΦと変更納入可)
御気軽に 御相談下さい
カートリッジがしっかり固定されていないと右図スプリングでの揺れが
(発電信号出力)=(針の振幅)ー(カートリッジボデーのゆれ)
となりすべてが出力されず ロス分がさしひかれ立上りの悪さや歪分(高調波歪)として
出力されてしまいます。
(音色は立上りが悪く こもった音)
またそのロス信号はアームを伝わり構造物をゆさぶり その信号をカートリッジに
返してしまい歪音をふやしてます。
(アームには大変重要な使命が有るのです)
よって撓んでしまう材料ではロスが多くなります
これは高い周波数まで対応出来る材料でなければなりません
(金ずちの木の柄は見た目には変形しませんが金属の柄では振動が直に伝わります)
アームはベースまで叱りと支えられる材料と構造でなければいけませんし
ベースも叱り受け止められる構造・材質でなければいけません
また 硬い材料(バネ材)では昔スプリングのエコーマシンがありましたね
アーム構造物の中にこれらスプリング系の物があると カートリッジから来た
ロス振動がこれらを揺さぶり そして歪音がカートリッジに戻ってしまいます
上手に構造を考えないとエコーマシンになってしまうのです
アームの機械インピーダンスループを見るとあちこちで共振しクルクル回っています
(リスニングルームであちこちの反射音で濁らせているのと同じようなものです)
ひとつ々の部品を削り出し寸法制度を厳密に管理しました 組立時にも細微調して
精密に組上げています。
デザインは専門家には依頼せず 音質重要視で作り上げた構造から来た姿です。
Φ40mm_
Φ73mm
Φ30mm
置き形レスト受
置き形アームリフター
リフタ-レスト受
IFC
Simple is the best をもっとうに IFC・アームレスト受け・アームリフターなどを
必要に応じて取り外しが簡単に出来る構造としました
音質の違いを楽しんでください
(ぞやぞやした音がなくなってきます)
(右写真はIFC・レスト受け・リフター取付ベースすべてを取り外した状態です)
ネジ24Φのベース
注意
高調波歪が少なくなると音場が静かになり他の機器などの歪音が目立ってきます。
偶数高調波が多いとマスキングされ まとまりが良いと勘違いをします。
(量産品などはそのような調整をよく行ってきました。)
レスト受やアームリフターをはずしプレヤーに付いてない場合 右写真のような
置き形の物はいかがでしょうか 重量がありますのでこのままでも安定してますが
位置を決めて 両面テープで固定すればより安心です
出力コードを改造することによってディファレンシャル入力のイコライザアンプや
MCカートリッジ用アンプに接続できます。
(MMカートリッジなどはアース側にシールドケースのアースを取っている為
ハムが出ますのでディファレンシャル化出来ません)