岸 甫(キシ ハジム)
岸甫は、半世紀以上前の日本の数値制御工作機械の黎明期より、工作機械やロボットを自動制御するための自動プログラミング技術や、制御をソフトウェアで実現するCNC(Computerized NC)の開発と普及を先導し、世界の産業の発展に寄与した人物の一人。今も,業界からは、「妖怪」と呼ばれ親しまれている。
毎日の勤めから解放された73歳から絵画を始める。以来、二科展、示現会展、旺玄会展、第一美術展、中美展、近美展、日美展などに連続入選し、 日・仏現代美術世界展、パリのサロン・ドトーヌや国際サロンなどの海外の公募展にも入選・入賞を続けている 異色の経歴の 妖(洋)画家である。