◎ 法定後見制度と手続き
勝願寺（鴻巣市本町８丁目）の桜
☆ 申立てにかかる費用
申立てにかかる費用については、申し立てる法定後見制度の種類（後見、保佐、補助）、利用者の事情により多少の違いがありますが、費用がかかる項目については、ある程度共通しています。収入印紙、郵便切手、鑑定（鑑定を必要としない場合は不要）、それに提出が必要な書類（戸籍謄本、診断書等）の取得に費用がかかります。また、申立てをする際に士業などの支援を受けた場合には、それら士業に対する報酬も必要になります。まとめると以下のようになります。
※＜申立て費用の負担について＞
申立て費用の負担については、原則として申立人の負担とされています。特別な事情がある場合には、申立人以外の関係者が費用を負担することも認められていますが、近年は市町村長申立ての場合（自治体が一時負担する）に認められているケースがほとんどです。
（切手費用等については、さいたま家庭裁判所に申立てを行う場合の例です）
申立てにかかる費用 １
収入印紙
・申立手数料として 800円分 １組
・登記手数料として 2,600円分 １組
２
郵便切手
・後見開始の申立ての場合 3,750円
（500円×４枚、80円×20枚、10円×15枚）
・保佐、補助開始申立ての場合 4,750円
（500円×６枚、80円×20枚、10円×15枚）
３
鑑定費用 （鑑定が必要な場合のみ） 10万円前後
４
提出する書類の取得費用（人により異なる）
・戸籍謄本
・登記事項証明書
・診断書 等
５
士業等に払う報酬（士業等の支援を受けた場合）
・支援者により異なる
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