リュードルフィアライン Luehdorfia Line とは?

日本に棲むギフチョウ属2種は図で分かるように長野県を通る Luehdorfia line を境に、西にギフチョウ(食草は各種のカンアオイ類)、東にヒメギフチョウ(エゾヒメギフチョウはオクエゾサイシン Asiasarum heterotropoides を食するが、本州産のヒメギフチョウはウスバサイシン Asiasarum sieboldii を餌としている)が明らかに棲み分けています。

しかしよく調査すると、両種が同じ場所に棲息する(混棲という)ところがこのライン上に何カ所かあります。なぜこの  lineで両種が棲み分けているのか、混棲しているのかなど大変興味のあることです。

詳しくは藤沢正平著「ギフチョウとカンアオイ」ほかギフチョウ属の著作には必ずと言っていいほど説明があるのでそちらを参照してくださ
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