2024.11.09(土) 仙石原生情報 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ アオツヅラフジ、アカツメクサ、アキノウナギツカミ、アケボノソウ、アセビ、イヌタデ、イノコズチ、オオハナワラビ、オニシバリ、ガマズミ、ガンクビソウ、キッコウハグマ、キンミズヒキ、ゲンノショウコ、コクサギ、コボタンヅル、サルトリイバラ、シュウブンソウ、シロヨメナ、センブリ、 センニンソウ、タイアザミ、タカサゴユリ、ツチアケビ、ツリガネニンジン、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルリンドウ、テンニンソウ、ノイバラ、ノコンギク、ノブキ、ノブドウ、ハキダメギク、ハナタデ、ヒメキンミズヒキ、ヒヨドリジョウゴ、マユミ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミツバアケビ、ミツマタ、モミジガサ、ムラサキシキブ、ヤクシソウ、ヤマトリカブト、ヤマノイモ、ヤマラッキョウ、リュウノウギク、リンドウ、ワレモコウ ○ 視聴した主な鳥類 ○ ガビチョウ、キジ、ヒヨドリ、ヤマガラ ○ その他観察した物 ○ キチョウ、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ |
2024.10.12(土) 仙石原生情報
《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【蕾や冬芽を観察した植物】 オニシバリ、キッコウハグマ、クロモジ、コブシ(冬芽一pと実)、センブリ、ミツマタ 【花を観察した植物】 アカツメクサ、アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アキノタムラソウ、アケボノソウ、イヌタデ、イヌトウバナ、カタバミ、ガンクビソウ、ゲンノショウコ、ゴショミズヒキ、シロバナハナタデ、シロヨメナ、タイアザミ、ツユクサ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ハキダメギク、ハナタデ、ヒメキンミズヒキ、フジテンニンソウ、ホトトギス、マツカゼソウ、マルバフジバカマ、ミズヒキ、メナモミ、ヤクシソウ、ヤブタバコ、ヤブマメ、ヤマゼリ、ヤマトリカブト、ヤマハッカ、ヤマミズ、ユウガギク 【実を観察した植物】 アオツヅラフジ、ウツギ、ウバユリ、ウマノミツバ、オオバコ、キンエノコロ、ケキツネノボタン、コクサギ、ゴマギ、サルトリイバラ、シュウブンソウ、センニンソウ、ダイコンソウ、チカラシバ、チヂミザサ、ツチアケビ、ツリガネニンジン、ツリバナ、ツルシキミ、ツルニンジン、ツルリンドウ、トンボソウ、ヌスビトハギ、ノブキ、ノブドウ、ハエドクソウ、ヒヨドリジョウゴ、ベニバナボロギク、ミツバアケビ、ミツバウツギ、メヒシバ、ヤマノイモ(ムカゴ) 、ワレモコウ 〇 観察した野鳥 〇 カケス、ガビチョウ、コゲラ、コジュケイ、ソウシチョウ、トビ、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ 〇 観察した昆虫 〇 アキアカネ、イチモンジチョウ、オオスズメバチ、キチョウ、ジョロウグモ、タケカレハの幼虫、ツマグロヒョウモン、ノシメトンボ、マルハナバチ、ヤマトシジミ 〇 その他観察したもの 〇 アオダイショウの脱け殻、オオハナワラビ |
2024.09.14(土) 仙石原生情報 朝から雲一つない快晴。自然に親しむ運動「鎌倉古道・・・」開催日ですが午後の 降水確率が40%で中止になったと朝VCで聞きビックリ。箱根の天気は違うと改めて感じました。午後の雨を心配し早めにVCに戻ろうと定刻に湿生花園を出発しました。観察を始めまもなくノコンギクが咲き始めているのを確認。残暑が続く中、植物は着実に秋に向かっているようです。住宅街を抜け散策路に入ると、ヒメキンミズヒキやシュウブンソウをたくさん観察。坂を上がると、ワレモコウとツリガネニンジンの多くの花が迎えてくれました。ワレモコウをこの場所でたくさん見るのは初めてだねと皆大喜びです。陽に当り鮮やかさが際立っていてとても綺麗でした。早川沿いのツリバナの実は色付き始めです。温湯の水温は22℃。水は透き通っていました。キッコウハグマは蕾。一昨年、昨年と花が見れたので今年も期待です。ツルニンジンの花を見つけ感激。蕾も多くあり来月も楽しめそうです。シロヨメナも咲き始め、ミツマタはもう小さな蕾を付けていました。耕牧舎跡で昼食後は、ツルリンドウの可憐な花を観察。今後の美しい実が目に浮かびます。センブリも蕾。多くのノササゲを観察。今年は例年より多いようです。湖尻水門付近のヤマトリカブトは紫色の花が咲き始めていました。赤く色付いたツチアケビ、ツルボ、ツリフネソウを見てVCに戻りました。暑かったが風が爽やかで、多くの秋の花を満喫できた観察会でした。 ○ その他観察したもの 〇 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 キッコウハグマ、センブリ、ホトトギス、ミツマタ 【 花を観察した植物 】 アカツメクサ、アカネ、アカバナユウゲショウ、アキノタムラソウ(終)、アメリカセンダングサ、イタドリ、イヌコウジュ、イヌタデ、イヌトウバナ、エノコログサ、オオブタクサ、オトギリソウ、オトコエシ(終)、オニタビラコ (終)、オニドコロ、キツネノマゴ、キンエノコロ、キンミズヒキ (終)、ギンミズヒキ、ケキツネノボタン (終)、ゲンノショウコ、コアカソ、ゴショミズヒキ、シュウブンソウ、シラヤマギク、シロツメクサ、シロヨメナ、ススキ、センニンソウ、タイアザミ、タマアジサイ (終)、チカラシバ、チヂミザサ、ツユクサ、ツリガネニンジン、ツリフネソウ、ツルニンジン、ツルボ、ツルリンドウ、ヌスビトハギ(終) 、ネコハギ、ノコンギク、ノササゲ、ノブキ (終)、ハエドクソウ (終)、ハキダメギク、ハナタデ、ヒメガンクビソウ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジソ、ヒメジョオン、ボントクタデ、マツカゼソウ (終)、マルバハギ、マルバフジバカマ、ミズヒキ、ヤブタバコ、ヤブハギ (終)、ヤブマメ、ヤマトリカブト、ユウガギク、ワレモコウ 【 果実を観察した植物 】 イヌザンショウ、イノコズチ、ウバユリ、ウマノミツバ、クサギ、ゴマギ、サルトリイバラ、シシウド、ダイコンソウ、ツチアケビ、ツリバナ、ノブドウ、バライチゴ、ヘクソカズラ、マムシグサ、ミツバアケビ 【 その他観察した植物 】 オオハナワラビ、ヤマノイモ(ムカゴ) ○ 観察した野鳥 〇 アカゲラ(声)、ガビチョウ(声)、キジバト(姿)、コゲラ(声)、シジュウカラ(声)、ソウシチョウ(姿・ 声)、ヒヨドリ(声)、ヤマガラ(声) |
2024.08.10(土) 仙石原生情報 連日の猛暑の中、標高の高い箱根は若干過ごしやすい湿生花園を 出発となりました。夏の季節、いろいろな植物を観察できそうと期待を膨らませながら 浄水場に向け進みます。ツリガネニンジンやヤマノイモが満開の花を咲かせていて、とても 幸先の良いスタートになりました。猛暑のせいか、昆虫もどこか涼しいところに隠れているようでなかなか姿を見ることができない中、オニヤンマが一匹ゆうゆうと飛翔していました。毎回記念写真を撮るコブシの木の前で、普段は立って写真を撮るのですが、今回は座って撮ろうということになり、珍しく前列の皆さんがかがみこんで写真撮影をしてみると、そこにトンボソウが満開の花をつけていて、偶然の出会いを皆で大喜びしました。ゴルフ場横の分岐をいつも昼食をとる展望案内板を目指して上っていくと、 ポツポツと雨粒があたりはじめました。雨雲レーダーを確認すると、現地周辺に雨雲はなく雨は降らないと表示されたのですが、五分とたたないうちにまるでスコールのような大雨が降り始め、一同慌てて雨具を取り出しました。私雨( 局地的に不意に降る雨)が名物の箱根らしい変わりやすい天候を充分堪能?することができました。大雨の中、耕牧舎跡周辺で毎年楽しみにしているキツネノカミソリを探しますが、いつもはこの時期大群落を作っているはずがまったく姿を見ることができません。茂みの奥まで分け入って探していると、一株だけ美しい花をつけているのを見つけることができ、 今日のメインターゲットだったので、観察できてよかったねと皆で喜びました。雨もあがり昼食を摂った後、湖尻水門を目指して進んでいくと真っ白な可憐な花をつけたヤマホトトギスを見つけました。このコースではあまり見ることができない花なので、とても美しく感じました。キャンプ場周辺で、真っ赤な実をつけたツチアケビを見つけ、今年は野生ランをよく見ることができるねと話しながら観察会を終了しました。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ アカツメクサ、アキノタムラソウ、イヌゴマ、イノコズチ、ウバユリ、エビヅル、オトギリソウ、オトコエシ、オニドコロ、カタバミ、ガマズミ 、ガンクビソウ、キツネノカミソリ、ケキツネノボタン、ゲンノショウコ 、コバギボウシ、コヒルガオ、コボタンヅル、ゴマギ、サルトリイバラ、 サルナシ、シシウド、シュウブンソウ、シロツメクサ、シロバナイナモリソウ、シロヨメナ、タイアザミ、ダイコンソウ、タマアジサイ、ツユクサ、ツリガネニンジン、ツリバナ、ツルリンドウ、トンボソウ、ナワシロイチゴ、ヌスビトハギ、ハエドクソウ、ハキダメギク、バライチゴ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジョオン、ヒメヤブラン、ヘクソカズラ、ホソバテンナンショウ、ボタンヅル、マツカゼソウ、ミズキ、ミズヒキ、ミズタマソウ、ミソハギ、ミツバ、ミツバアケビ、ヤブデマリ、ヤマノイモ、ヤマホタルブクロ、ヤマホトトギス、ユウガギク、ユウゲショウ、ヨツバムグラ ○ 視聴した主な鳥類 ○ イカル、ガビチョウ、キジバト、ソウシチョウ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、メジロ ○ その他観察した物 ○ オニヤンマ、キチョウ、クロアゲハ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、ジャコウアゲハ、ツクツクホウシ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、 ユウマダラエダシャク |
2024.06.08(土) 仙石原生情報 今回は私が初めてこのコースに参加した報告書となります。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物】 アオキ、イヌツゲ、クサボケ、マタタビ、ヤマユリ、ヨウゾメ、ヨツバムグラ 【花を観察した植物】 アカツメクサ、イヌガラシ、イヌツゲ、ウツギ、ウマノアシガタ、エゴノキ(終)、オオニワゼキショウ、オオバウマノスズクサ(終)、オニタビラコ、カタバミ、ガマズミ、コアジサイ、コウゾリナ、コゴメウツギ(終)、コバンソウ(終)、サルナシ、ジシバリ、スイカズラ(終)、タチイヌノフグリ、ツユクサ、ツルニンジン(終)、ツルマンネングサ、ドクダミ、ナガエコナスビ、ナルコユリ、ナワシロイチゴ(終)、ニガナ、ニシキウツギ(終)、ニワゼキショウ、ノアザミ、ノイバラ、ハコベ、ハルジオン、フイリテンナンショウ(終)、フタリシズカ(終)、フランスギク、ホソバテンナンショウ(終)、ミミナグサ、ミヤマイボタ、ムラサキケマン(終) 、ヤブタビラコ(終)、ヤマサキゴケ、ヤマトウバナ、ヤマボウシ、ユウゲショウ、ユキノシタ、ヨウゾメ、ヨツバムグラ 【果実を観察した植物】 アセビ、オオシマザクラ、オオモミジ、クロモジ、コクサギ、ゴマギ、サルトリイバラ、サンショウ、ハナイカダ、ヘビイチゴ、マユミ、ミズキ、ミツバカエデ、モミジイチゴ、ヤマウコギ、ヤマグワ 〇 観察した野鳥 〇 アオサギ(姿)、ウグイス(声)、ガビチョウ(声)、キジ(姿・声)、コゲラ(声)、シ ジュウカラ(姿・声)、ソウシチョウ(姿)、ヒヨドリ(姿・声)、ホトトギス(声)、ヤマガラ(声) 〇 観察した昆虫類 〇 イチモンジチョウ、キチョウ、ジャコウアゲハ、スジグロシロチョウ、ハンミョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ 〇 その他観察した物 〇 アワフキムシの仲間、トカゲの仲間、虫こぶの仲間、シカの角研ぎ跡・足跡 |
2024.05.11(土) 仙石原生情報 雲一つない青空です。今日は五月とはいえ、かなり気温が上がり熱中症に気を付けて欲しいとニュースでは言っていた。しかし、箱根は少し標高が高いこともあり、また、風が吹いており、歩くには最高の日になりそうと思いながら湿生花園を出発しました。箱根の山々の新緑がまぶしく、緑といえども色々なあるんだなと感じられます。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物】 ウツギ、ナルコユリ、コゴメウツギ、サルナシ、サンショウバラ、ツルニンジン、トチバニンジン、ホウチャクソウ、マムシグサ、ミツバウツギ、 【花を観察した植物】 イヌガラシ、ウマノアシガタ、ウラシマソウ、オニタビラコ、カキドオシ、カタバミ、キランソウ、クサボケ、クルマムグラ、ゴマギ、シロツメクサ、ジシバリ、ジロボウエンゴサク、セイヨウタンポポ、タチツボスミレ、タニギキョウ、ニガイチゴ、ニガナ、ニョイスミレ、ニワゼキショウ、ノミノツヅリ、ハウチワカエデ、ハコベ、ハナイカダ、ハナヤエムグラ、ハルジオン、ヒメウワバミソウ、ヒメハギ、フキ、フタリシズカ、フランスギク、ヘビイチゴ、ベニバナツクバネウツギ、ホソバテンナンショウ、マユミ、ミズキ、ミチタネツケバナ、ミツバツチグリ、ミミナグサ、ムラサキケマン、ヤブタビラコ、ヤブデマリ、ヤマサキゴケ、 【果実を観察した植物】 アセビ、コクサギ、ツルシキミ、ヤマグワ ○ 観察した野鳥類 ○ ウグイス、ガビチョウ、キジ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ホトトギス、ヤマガラ 〇 観察した昆虫類 ○ アオイトトンボの仲間、ミスジチョウ、ジャコウアゲハ、ユウマダラエダシャク ○ その他観察したもの○ シカ、シカの足跡 |
2024.04.13(土) 仙石原生情報 突然雨が降った昨日とは打って変わり、快晴でとても暖かく観察日和です。来週行われる自然に親しむ運動イベントの下見が明日あることもあってか、参加者は3名と少人数ですが、多くのスミレが見られるかなと期待しつつ湿生花園を出発しました。観察を始めてすぐ、タチツボスミレやカキドオシ、クサボケなど多くの花に出会いました。オオシマザクラとヤマザクラもピークはやや過ぎたものの多くの花を付けていて大変美しく、春の気分を存分に満喫でき、気分爽快です。オトメスミレの白い花もとても可憐で綺麗でした。住宅街を過ぎると、マメザクラが向かえてくれました。いつもながら見事です。温湯は二一度、多くのツバメが飛んでいるのを初めて見ました。ほぼ満開のコブシの所でいつもの写真撮影。モミジイチゴも花が咲き始めていて、通りがかったハイカーにも説明し見てもらいました。展望案内板の方に上って進むと、終わりかけのオニシバリ、蕾のアケビ、満開のキブシ、咲き始めのクロモジといろいろな状態の花が観察できました。展望案内板の所で早めの昼食。ミツマタもようやく咲き始めました。マルバスミレ、エイザンスミレも観察。シカ柵を過ぎると、最後はナガバノスミレサイシンです。所々に群生していて目を楽しませてくれました。気候もよく、サイクリングロードでは数組のハイキング客にも出会いました。鳥の声がずっと聞こえている中、多くのスミレや春の花を見ることができ、満足できた一日でした。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物 】 アケビ、ゴマギ 【 花を観察した植物 】 アオキ、アカフタチツボスミレ、アセビ (終)、アブラチャン、アメリカスミレサイシン、エイザンスミレ、オオイヌノフグリ、オオシマザクラ、オトメスミレ、オニシバリ (終)、カキドオシ、カラスノエンドウ、キブシ、キランソウ、クサボケ、クロモジ、コブシ、セイヨウタンポポ、タチツボスミレ、ツルシキミ、ナガバノスミレサイシン、ヒイラギナンテン、ヒメオドリコソウ、フッキソウ、ヘビイチゴ、ホトケノザ、マメザクラ、マルバスミレ、ミチタネツケバナ (終)、ミツバツチグリ、ミツバツツジ、ミツマタ、ムラサキケマン、モミジイチゴ、ヤマザクラ、ヤマネコノメソウ (終) 【 その他 観察した植物 】 ヤドリギ ○ 観察した野鳥 〇 ウグイス(声)、ガビチョウ(声) 、カワウ(姿)、キジ(姿・声)、シジュウカラ(姿・声)、ソウシチョウ(姿・声)、ツバメ(姿・声) 、ヒヨドリ(声)、ヤマガラ(声) ○ その他観察した物 〇 キチョウ、ビロードツリアブ |
2024.03.09(土) 仙石原生情報 昨日の雪が残っているのではないかかと心配しながら湿生花園を出発しました。雲一つない青空です。しかし、風は冷たく感じられ、まだまだ春は先のように感じられます。温湯は、いつものように水が透きとおっています。魚も気持ち良さそうに泳いでいます。「アレッ、いつもと違う魚がいる!」と皆でよく見るとブラックバスが一匹いました。たぶん誰かが放流したのではないか?困ったことだと思いました。先月雪の重みで竹のトンネルができていたが、今日は元に戻り歩きやすい小道になっていました。傍には小川の水がサラサラと流れる音が聞こえ、春の訪れを感じました。ゴルフ場の手前で早春の草、ヤマネコノメソウが咲き始めていました。展望台案内板から見る大涌谷の煙は、今日は少なく岩肌に雪が沢山積もっていました。人工林では伐採された所に高さが1、5メートル近くのシカ柵が設置されていました。山道を歩き始めると大きな水たまりによく見ると、ヤマアカガエルの卵塊を発見です。ゼリー状の中に黒いものがあります。ヤマアカガエルになる日も近く楽しみです。早川沿いから見る山の景色は茶色から黄緑色になり、春の芽吹きを感じられた一日でした。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物 】 アオキ、アセビ、アブラチャン、クロモジ、コブシ(二・五センチ)、ツルシキミ、ヒイラギナンテン、フキ、フッキソウ、ミツマタ 【 花を観察した植物 】 アセビ、オニシバリ、カタバミ、コハコベ、ツバキ、ヒメオドリコソウ、ミチタネツケバナ、ヤマネコノメソウ 【 果実を観察した植物 】 ヤドリギ ○ 観察した野鳥類 ○ アオゲラ、ウグイス、エナガ、コガラ、カワセミ、キビタキ、コガラ、シジュウカラ、シロハラ、ジョウビタキ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ヤマガラ ○ その他観察した物 ○ ウスタビガの繭、ヤマアカガエルの卵塊、シカの足跡、ブラックバス |
2024.02.10(土) 仙石原生情報 前週末に降った雪が解けずに多く残っていて、足元が悪い中、9期生1名を含めた8名で湿生花園をスタートしました。天候は曇り、残雪もあり時より吹く風がとても冷たく体感温度は気温よりも低く感じます。雪もあり2月という季節柄、花も実もすくないかとおもっていましたが、 ひときわ緑の濃い葉っぱをつけたアオキが実をつけているのを発見。また背丈が小さいので見落としそうですが、オニシバリもかわいい薄黄色の花を咲かせていました。コース内は、除雪されていないところが多く、上り坂や下り道は転ばないよう足元に注意しながらの観察。そんな中、ツルシキミやミツマタもしっかりと蕾をつけてくれていました。イヌツゲの実やコブシの蕾( 2p程 )も確認。春ももうすぐだよっと自然界が教えてくれているようです。途中、雪の重みで垂れ下がった竹笹が背の低いトンネルを作ってしまって先に進めない状況、皆で雪を払いなんとか道を作って通れるようになりました。温湯は19度、家族連れが何やら釣り?をしている様子で話を聞いたところ、グッピーがいると聞いて見にきましたっと言ってました。グッピーなのかわかりませんが3〜4センチの小魚が泳いでいるのが確認できました。ようやく青空もひろがり、耕牧舎跡地で昼食です。今月も大涌谷の煙は少なかったです。雪のおかげというのか、今回、鹿、タヌキ、キツネの足跡をしっかりと観察することができました。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物 】 コブシ、ツルシキミ、ミツマタ 【 花を観察した植物 】 アセビ、オニシバリ 【実を観察した植物】 アオキ、イヌツゲ 〇 観察した野鳥 〇 オオバン、カケス、コゲラ、コジュケイ、ツグミ、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ、 〇 その他観察したもの 〇 キツネ、シカ、タヌキの足跡 |
2024.01.13(土) 仙石原生情報 真冬の一日、9期生のお試し参加の方をお迎えし、湿生花園を後にしました。冬枯れのこの時期、探勝路のシモバシラを踏みしめ、池の薄氷を眺めながら歩くと、多くの野鳥を眼にしました。自然探勝路の番号札を新しくする準備が目に入ります。今までは全長が何番まであるかわかりませんでしたが、それが明記されるとのことで、初めて歩く人には良い指針になるかと思います。緑が多い季節には楽しめない外輪山の山並みを楽しみ陽だまりハイク気分でしたが、お昼近くになると雪が降るかも?という予報の通り、冷たい風と怪しげな雲が…。出発時の暖かさが次第に寒さへ変わってきました。この時期は汗にならず、寒くならずという防寒対策が必須です。VCに急ぎ足で戻りました。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 花を観察した植物 】 オニシバリ(雄花) 【蕾を観察した植物 】 コブシ1.5cm、ツルシキミ、アセビ、ミツマタ、アブラチャン(冬芽)、 クロモジ(冬芽) 【果実を観察した植物 】 アオキ、イヌツゲ、ジャノヒゲ、ツルシキミ、ツルリンドウ 〇 観察した野鳥 〇 アオサギ(姿)、アカゲラ(声・姿)、ウソ(声)、カワガラス(姿)、キジバト(姿)、コジュケイ・メス(姿)、ジョウビタキ(姿)、トビ(姿)、ヒヨドリ(声・姿)、ミソサザイ(姿) 〇 その他観察したもの 〇 イヌツゲメタマフシ(虫こぶ)、オオハナワラビ、クスサン・空繭(スカシダワラ)、シカノツノ |
2023.12.10(土) 仙石原生情報 朝から雲一つない好天、青空が広がり冷たい空気を気持ちよく感じながら湿生花園前を出発しました。仙石原遊歩道の入り口に来ると、木々の葉が落ち今まで見えていなかった池が見えました。こんな大きな池があったことに皆で驚きました。サクサクと音がして足元を見ると、たくさんの霜柱。土を持ち上げて作る霜柱の力に感動です。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 オニシバリ、コブシ、ミツマタ 【 花を観察した植物 】 センブリ、 リンドウ 【 果実を観察した植物 】 アオキ、アオツヅラフジ、オオバジャノヒゲ、キッコウハグマ、クサギ、シュウブンソウ、スイカズラ、センニンソウ、ツルシキミ、ツルリンドウ、ヘクソカズラ、ムラサキシキブ ○ 観察した野鳥類 ○ コゲラ、シジュウカラ、シロハラ、ヒヨドリ、ホオジロ、ヤマガラ ○ 観察した昆虫類 ○ キチョウ ○ その他観察した物 ○ オオハナワラビ、フユノハナワラビ |
2023.11.11(土) 仙石原生情報 数日前までの暖かさが一転、冬のような肌寒い日。今回はリンドウ、センブリやキッコウハグマの花が見れるかなと期待しつつ、湿生花園を定刻に出発しました。観察を始めて早速、ヒヨドリジョウゴのたくさんの赤い実を発見、幸先良いスタートです。住宅街を過ぎると、敷き詰められた落葉をサクサクと踏みながら進みます。とても心地良く感じました。紅葉も進み、黄色と赤の色付きがとても綺麗で目を見張ります。特にイロハモミジの紅葉の赤は印象的でした。道端でアミガサタケを発見。ここで見るのは初めてです。展望案内板の方に曲がり、センブリやリンドウを探しながら進みます。リンドウはたくさん見つかりましたが、残念ながら全部つぼみ。晴れていないためか、咲いた花は見れませんでした。少し見つけたセンブリもつぼみ。残念です!展望案内板付近には先が赤い棒がたくさん立ててありました。植林を行うようで、少し先に苗も置いてありました。ミツマタのつぼみ、クロモジの芽の膨らみも観察、はや春の準備を始めているようです。昼食は耕牧舎跡で短く済ませ、午後の観察へ。暫く進むと、キッコウハグマの花をたくさん見つけました。橙色の雌しべ3つもはっきり見ることができ、感激です。皆で写真撮影しました。その後もあちこちで伐採が行われているのを見ました。広葉樹など新たに植林され、何十年後かにはきっと多様な森に生まれ変わることでしょう。ツルリンドウの赤い実も観察しました。ただ思ったより数は少ない感じです。終始曇の寒い日でしたが、昨年に続きキッコウハグマの花が観察でき、満足してVCに戻りました。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 オニシバリ、センブリ、ツルリンドウ、ミツマタ、リンドウ 【 花を観察した植物 】 アカツメクサ(終)、アキノキリンソウ 終)、イヌタデ、キッコウハグマ、キンエノコロ、シロヨメナ、タイアザミ(終) 、ノコンギク、ハキダメギク、ハナタデ(終)、マルバフジバカマ(終)、ミズヒキ(終)、ヤクシソウ 【 果実を観察した植物 】 アオツヅラフジ、アカネ、イノコヅチ、ウツギ、ウバユリ、オギ、クサギ、コクサギ、ジャノヒゲ、シュウブンソウ、ススキ、ツルシキミ、ツルリンドウ、ナギナタコウジュ、ノイバラ、ノブドウ、ヒメキンミズヒキ、ヒヨドリジョウゴ、ヘクソカズラ、マツカゼソウ、ミツバアケビ、ムラサキシキブ、ヤマノイモ ○ 観察した野鳥 〇 キジ (声)、ヒヨドリ (姿・声)、ハシボソガラス (声)、ハシブトガラス (声) ○ その他観察した物 〇 アミガサタケ、オオハナワラビ、ツチグリ、フユノハナワラビ |
2023.10.14(土) 仙石原生情報 気持ちの良い晴天に恵まれた湿生花園を、参加者二名と少々淋しい出発となりました。秋のシーズン到来でリンドウやセンブリ、トリカブトなどが観察できるのではないかと期待を膨らませながら浄水場に向け進みます。ミゾソバの大群落が満開の花を咲かせていて、とても幸先の良いスタートになりました。ヤマノイモがたくさんの実とムカゴをつけていて、豊かな箱根の自然を感じられました。アキノタムラソウやアキノキリンソウ、ツリガネニンジンなどが花の終わりを迎えていて、季節の移ろいを肌で感じることができました。期待していたキッコウハグマはまだ固いつぼみの状態で、来月当たり開花が期待できそうでした。ゴルフ場横の分岐をいつも昼食をとる展望案内板を目指して上っていきながら、本日のメインターゲットであるリンドウやセンブリを探していきますが、まったく気配がありません。二人で目を皿のようにして探していくとリンドウをやっと見つけることができましたが、つぼみすらつけていない状態でこちらについても来月へ期待を持ち越しとすることにしました。展望案内板を過ぎ少々進んだところでなにやら小さい白い花を発見。急いで近づいてみると、やっとセンブリのお出ましです。周辺を見回すとかなりたくさんの株がきれいな花とたくさんのつぼみをつけていました。来月も見れるといいねと話しながら先へ進みます。耕牧舎跡で昼食を摂り、湖尻水門を目指して進んでいくと真っ赤な実をつけたツルシキミを見つけました。いつもは見慣れた実なのですが、とても美しく感じました。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アキノタムラソウ、イヌザンショウ、イヌタデ、イヌツゲ、ウバユリ、キッコウハグマ、キンエノコロ、ゲンノショウコ、コブシ、ジシバリ、シロヨメナ、シュウブンソウ、センブリ、タイアザミ、ダイコンソウ、ツリガネニンジン、ツルニンジン、ツルシキミ、ヌスビトハギ、ノコンギク、ハキダメギク、ハナタデ、ヒメガンクビソウ、ヒメキンミズヒキ、フタリシズカ、ヘクソカズラ、ホトトギス、マツカゼソウ、マルバハギ、マルバフジバカマ、ミズ、ミズヒキ、ミゾソバ、ミツマタ、ヤマトリカブト、ヤマノイモ、ヤマユリ、リュウノウギク 〇 その他観察した菌類等〇 オオハナワラビ ○ 視聴した主な鳥類 ○ ガビチョウ、コゲラ、ヒヨドリ、ヤマガラ ○ その他観察した物 ○ ミスジチョウ、ツマグロヒョウモン(メス) |
2023.09.9(土) 仙石原生情報 台風一過で暑くなる予報に反し、曇時々小雨の生憎の天候。同じコースを歩く団体があったため、定刻より少し早めに湿生花園を出発しました。季節の変わり目のためか、花期の終わりかけや実が色付き始めている多くの花を見ることができました。ミズキやコブシの実も色付いており、秋の気配を実感です。ツルリンドウの白い花や咲き始めたツルニンジンを観察。キッコウハグマは蕾。来月もいろいろ花が楽しめそうです。ゴルフ場の所で小雨が降ってきたため、いつもの展望案内板に上っていく道ではなく、下のサイクリングロードの道に観察コースを変更しました。ツクツクボウシの大合唱の中、ツリフネソウやヤブタバコなど多くの花を観察できました。 ○ 観察した野鳥 〇 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 アカネ、オトギリソウ、キッコウハグマ、コムラサキ、タカサゴユリ、トリカブト、ヒメガンクビソウ 【 花を観察した植物 】 アキノタムラソウ、イヌタデ、オトギリソウ、オトコエシ、カラスビシャク、カワラナデシコ (終)、ギンミズ ヒキ、クズ(終)、ゲンノショウコ、コウゾリナ、ゴショミズヒキ、コバギボウシ、コヨメナ、サラシナショウマ、シュウブンソウ、シラヤマギク、シロバナイナモリソウ (終)、シロヨメナ、シンテッポウユリ、シンミズヒキ、ススキ、センニンソウ、タイアザミ、タマアジサイ、チヂミザサ(終)、ツユクサ(終)、ツリガネニンジン (終)、ツリフネソウ、ツルニンジン、ツルボ(終)、ツルリンドウ、テンニソウ (終)、ヌスビトハギ、ネコハギ、ネジバナ (終)、ノコンギク、ノササゲ、ノブキ、ハキダメギク、ヒメキンミズヒキ、ヒヨドリバナ、ブタナ (終 )、ホトトギス、ボントクタデ、マツカゼソウ、マルバフジバカマ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミソハギ (終)、メマツヨイグサ、モミジガサ (終 )、ヤブタバコ、ヤブハギ、ヤブマメ、ヤマノイモ (終)、ヤマハギ、ヤマホタルブクロ (終)、ヤマホトトギス、ワレモコウ 【 果実を観察した植物 】 イヌコウジュ、イヌザンショウ、イノコヅチ、ウツギ、ウバユリ、エノコログサ、ガマズミ、キツネノボタン、キンエノコロ、クサボケ、コブシ、コボタンヅル、サルトリイバラ、シシウド、ダイコンソウ、チカラシバ、トチバニンジン、ハエドクソウ、バライチゴ、ヘクソカズラ、ミズキ、ミツバアケビ、ミツバウツギ、ヤマグリ、ヤマブドウ、ヤマボウシ、ヤマユリ |
2023.08.12(土) 仙石原生情報 台風7号が近づいていましたが、朝から晴れ上がり、爽やかな風に吹かれながら出発しました。歩き始めると、木に絡まっているヤマノイモとオニドコロに出会いました。この二つはよく似ていますが、その違いについて確認をしました。また、ヤマノイモの蕾を食べるとヤマノイモと同じように、ネバリや味がするとのことです。汚水処理場を過ぎると、黒い羽根のハグロトンボがあちらこちらで見られました。オスは腹が青緑でメスは黒色、ヒラヒラと私達の前に現れるたびに確認しました。メスが多くオスにはなかなか出会えませんでした。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 ノブドウ 【 花を観察した植物 】 アカツメグサ、アキノタムラソウ、イヌトウバナ、オオウバユリ、オトギリソウ、オトコエシ、オニドコロ、カワラナデシコ、キカラスウリ、キツネノカミソリ、クズ、ケキツネノボタン、ゲンノショウコ、コアカソ、コウゾリナ、コバギボウシ、コボタンヅル、コマツナギ、サジガンクビソウ、シロバナイナモリソウ、シロヨメナ、ススキ、シシウド、タマアジサイ、ダイコンソウ、ツユクサ、ツリガネニンジン、ツルボ、トウバナ、トンボソウ、ニガナ、ヌスビトハギ、ノコンギク、ヒメガンクビソウ、ヒメキンミズヒキ、ヒメヤブラン、ヘクソカズラ、ホタルブクロ、マツカゼソウ、マツヨイグサ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミソハギ、ヤブカラシ、ヤマノイモ、ヤマホタルブクロ、ユウゲショウ 【 果実を観察した植物 】 イノコヅチ、ウバユリ、ガマズミ、クサボケ、サルトリイバラ、サンショウバラ、シオデ、ツチアケビ、トチバニンジン、ハエドクソウ、ミズキ、ミツバアケビ、ヤマグリ ○ 観察した主な野鳥類○ アカゲラ、カケス、ガビチョウ、キジバト、コジュケイ、ヒヨドリ、 ホオジロ ○ 観察した主な昆虫類 ○ アオスジアゲハ、アキアカネ、イチモンジチョウ、キチョウ、ツクツクホウシ、ハグロトンボ、 ミスジチョウ、モンシロチョウ ○ その他観察したもの ○ ニホンカナヘビ、ニホントカゲ、ヤマカガシ |
2023.06.10(土) 仙石原生情報 天気が心配されましたが晴天に恵まれ、参加者6名で湿生花園を出発です。久しぶりの仙石原なので、たくさんの草花との出会いを楽しみに浄水場に向け進みます。道路沿いのフランスギクがだんだんと生息域を広げているようで、生態系への影響が心配されます。 |
○観察した主な植物○ アカショウマ、アカツメクサ、ウツギ、ウマノアシガタ、エゴノキ、オオシマザクラ、オニシバリ、カタバミ、ガマズミ、クサボケ、ケキツネノボタン、コアジサイ、コゴメウツギ、コナスビ、サルナシ、ジシバリ、シロツメクサ、スイカズラ、ツチアケビ、トウバナ、ドクダミ、トチバニンジン、ナルコユリ、ナワシロイチゴ、ニガナ、ニシキウツギ、ニワゼキショウ、ノイバラ、バライチゴ、ハンショウヅル、ヒメジョオン、フジイバラ、フタリシズカ、フランスギク、ヘビイチゴ、ホソバテンナンショウ、マムシグサ、ミズキ、ミミナグサ、ミヤマイボタ、モミジイチゴ、ヤブタビラコ、ヤマオダマキ、ヤマグワ、ヤマサギゴケ、ヤマテリハノイバラ、ヤマホタルブクロ、ヤマハタザオ、ヤマボウシ、ヤマユリ、ユウゲショウ、ユキノシタ ○ 観察した菌類等 ○ アラゲキクラゲ、ナラタケ ○ 視聴した主な鳥類 ○ アオサギ、アカゲラ、ウグイス、キセキレイ、キジ、クロツグミ、コゲラ、シジュウカラ、ヒガラ、ヒヨドリ、ホオジロ、ホトトギス、ヤマガラ ○ その他観察した物 ○ アサギマダラ、イチモンジチョウ、イヌツゲメタマフシ、クロアゲハ、ジャコウアゲハ、ハグロトンボ、モンシロチョウ |
2023.04.08(土) 仙石原生情報 朝から青空が広がっています。みんな今日は、どんな春の植物に出会えるかワクワク。早速、仙石原コース前の湿性花園駐車場の道路脇で、※アメリカスミレサイシンに出会えました。仙石原コース手前の道路脇でも※ヒゴスミレが咲いていて、さらに歩みを進めるといろいろな春の花に出会えました。また、オオシマザクラ、ヤマザクラ、マメザクラがとてもきれいに咲き誇り、今日が見頃の最終日というような様子でした。※(アメリカスミレサイシンとヒゴスミレは、仙石原コースの手前なので「観察した主な植物」の中には入れてありません。)温湯を過ぎ人工林の脇道では、モミジイチが下を向いて白い花を咲かせていました。耕牧舎跡の碑近くに、ニオイタチツボスミレが数株ありました。みんなで花に鼻を近づけて、わずかに甘い香りがすることを確認しましたが、その香りが微妙でよく分らないと言う参加者も。早川水門を過ぎてからは、4月下旬にスミレ観察会があるため、その下見を兼ねて園地の中を歩いてビジターセンターへ向かいました。午後、雨が心配されましたが降られず、春を満喫できた一日でした。 《 本日のトップテン 》 @エイザンスミレ、Aフデリンドウ、Bアカネスミレ、Cオトメスミレ、Dマメザクラ、Eコブシ、Fクロモジ、Gオオシマザクラ、Hヤマネコノメソウ、Iキブシ |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物】 ウラシマソウ、ゴマギ、フキノトウ 【 花を観察した植物】 アオキ、アカネスミレ、アケビ、エイザンスミレ、オオイヌノフグリ、オオシマザクラ、オトメスミレ、オニシバリ、オニタビラコ、オランダミミナグサ、カキドオシ、カントウタンポポ、カントウミヤマカタバミ、キブシ、キランソウ、クサボケ、クロモジ、コハコベ、コブシ、スズメノヤリ、セイヨウタンポポ、セントウソウ、タチツボスミレ、タネツケバナ、ツボスミレ、ツルシキミ、ナガバノスミレサイシン、ニオイタチツボスミレ、ニワトコ、ハコベ、ヒメオドリコソウ、フデリンドウ、ヘビイチゴ、マメザクラ、マルバスミレ、ミチタネツケバナ、ミツバアケビ、ミツバツチグリ、ミツマタ、ムラサキケマン、モミジイチゴ、ヤマサキゴケ、ヤマザクラ、レンギョウ 【 実を観察した植物】 ツルシキミ、ヤマネコノメソウ 〇 観察した主な野鳥類 〇 ウグイス、カワウ、ガビチョウ、キジ、キセキレイ、コゲラ、コジュケイ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ムクドリ、メジロ、ヤマガラ 〇 観察した昆虫類 〇 ビロードツリアブ、モンキチョウ ○ その他観察したもの ○ クスサンの抜け殻、シュレーゲルアオガエルの鳴き声、ツクシ |
2023.03.11(土) 仙石原生情報 3月に入りこの数日は気温が高く、特に今朝は風も無く早春を通り越してぽかぽかの春を感じるような暖かい箱根の一日の始まりです。仙石原コースの自然情報収集は、天候やコロナ禍の影響を受け、続けて3回ほど中止となり、本日の活動は久し振りに仲間たちと会うことが出来ました。集合地の湿生花園を9時半過ぎに出て7、8分位でコースのスタート地点に到着しました。少し歩いて汗ばむほどの気温に上着を脱ぐなど体温調節をして歩き出しました。 《 本日のトップテン 》 @オニシバリ(
満開)、Aタチツボスミレ( 咲き始め)、Bキジ( 囀り)、 |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物】 アオキ、オランダミミナグサ、キブシ、クロモジ、コブシ、ツルシキミ、ヒイラギナンテン、フッキソウ、ミツバツチグリ、ミツマタ、ヤマネコノメソウ 【 花を観察した植物】 アセビ、オオイヌノフグリ、オニシバリ、カキドオシ、コハコベ、セントウソウ、タチツボスミレ、タネツケバナ、ダンコウバイ、フキノトウ、ミチタネツケバナ、ヤマサギゴケ 【 実を観察した植物】 アオキ、ツルシキミ、ヤマノイモ (ムカゴ) 【 観察したシダ類】 オオハナワラビ 〇 観察した主な野鳥類 〇 エナガ、ウグイス、キジ、キジバト、コゲラ、コジュケイ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒガラ、ヒヨドリ、ホオジロ、ミソサザイ、メジロ、ヤマガラ 〇 観察した昆虫類 〇 テングチョウ、ビロウドツリアブ |
2022.11.12(土) 仙石原生情報 気持ちのよい秋晴れで思っていたより暖かく、絶好の観察日和です。紅葉真っ盛りの周囲の山々を見ながら、定刻に湿生花園を出発しました。花は終わりかけや実が殆どですが、数多く見られ早速観察です。早川沿いに出ると、道一面落葉で覆われていて、落葉を踏みしめる足音がとても心地よく感じました。満開のマユミの実を観察。ピンク色が雲一つない青空にとても映え、見事なコントラストです。リンドウの青紫色もとても綺麗で目を引きました。休憩場所ではコムラサキシキブを発見。ここで見るのは初めてです。 《 本日のトップテン 》 @キッコウハグマ AリンドウBツルリンドウ( 実) Cクサギ( 実) Dセンブリ Eノササゲ( 実) Fリュウノウギク Gノコンギク Hコブシ( 蕾) Iミツマタ( 蕾) |
○観察した主な植物○ 【 花を観察した植物 】 アカツメクサ( 終)、イヌコウジュ( 終)、イヌタデ( 終)、キッコウハグマ、キンエノコロ( 終)、シロダモ( 終)、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、センブリ、タイアザミ( 終)、ツリガネニンジン( 終)、ナギナタコウジュ( 終)、ノコンギク、ハキダメギク、ハナタデ( 終)、ハルジオン、ベニバナボロギク( 終)、ボントクタデ( 終)、マルバフジバカマ( 終)、ヤクシソウ、リュウノウギク、リンドウ 【 蕾を観察した植物 】 オニシバリ、コブシ、センブリ、ミツマタ、リンドウ 【 果実を観察した植物 】 アオキ、アオツヅラフジ、アメリカセンダングサ、イヌザンショウ、ウツギ、ガマズミ、キンミズヒキ、クサギ、クロウメモドキ、ゲンノショウコ、コボタンヅル、コマユミ、コムラサキシキブ、サルトリイバラ、シュウブンソウ、シンテッポウユリ、ダイコンソウ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルマサキ、ツルリンドウ、テンニンソウ、ノイバラ、ノササゲ、ノブドウ、ハエドクソウ、ブタクサ、ヘクソカズラ、ホソバテンナンショウ、ボタンヅル、ホトトギス、マツカゼソウ、マユミ、ミズヒキ、ヤマノイモ ○ 観察した野鳥類 ○ ガビチョウ( 声)、コゲラ( 姿・ 声)、シジュウカラ( 姿・ 声)、トンビ( 姿・ 声)、ハシブトガラス( 声)、ヒヨドリ( 姿・ 声)、ホオジロ( 姿・ 声)、メジロ( 姿・ 声)、ヤマガラ( 姿・ 声) ○ 観察した昆虫類 ○ キチョウ、ジョロウグモ、フタホシテントウ、ヤマトシジミ ○ その他観察したもの ○ ニホンカナヘビ |
2022.10.08(土) 仙石原生情報 天気が心配されましたが、雨は何とかまぬがれた曇天の中、参加者6名で湿生花園を出発です。たくさんの秋の草花との出会いを楽しみに浄水場に向け進みます。道路沿いのマルバフジバカマがだんだんと生息域を広げているようで、生態系への影響が心配されます。ミゾソバやイヌタデなど、はた目には雑草として見逃されてしまうような植物たちですが、精いっぱい赤紫の小さくて可憐な花を満開に咲かせていて皆の目を楽しませてくれます。今年は雨が多かったのと、高温の時期が長かったせいか、ナラタケやアミガサタケ、シロとクロ両方のキクラゲなど様々なキノコ類があちらこちらに出ていました。先月、早川沿いの遊歩道で枯死したコナラにびっしりと生えていた猛毒のカエンタケですが、発生したばかりの鮮やかな赤は色ぬけして灰色から茶色にかかる色になっていました。これはこれで、小さい子供などがドングリなどと間違えて触ってしまう危険があるなと感じました。温湯の錦鯉ですが、いつの間に復活していて悠々と泳いでいました。水もとてもきれいになり、放流されていたグッピーなどの外来種も見かけなくなっていました。誰かが対処したのでしょうか。ゴルフ場横の分岐をいつも昼食をとる展望案内板を目指して上っていくと、道端に大きな動物のフンが落ちていて、すわツキノワグマかと皆色めき立ちましたが、後で調べてもらうとハクビシンとのことで一安心です。昼食後、コース後半へ進んでいくと道端のあちらこちらにつぼみを持ったセンブリの株がたくさんありました。来月の観察会では可愛らしい白い花を見せてくれることが期待できるでしょうか。湖尻大橋の先の大きなオオバウマノスズクサの実ですが、完全に熟して実の中のトウモロコシのような種をじっくりと観察できました。今回はリンドウやセンブリ、キッコウハグマなど楽しみにしていた花たちには残念ながら出会うことができませんでしたが、来月の楽しみとして観察会を終了しました。 |
○観察した主な植物○ アカツメクサ、アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アキノタムラソウ、アケビ、アズマヤマアザミ、アブラチャン、イヌザンショウ、イヌタデ、イヌトウバナ、イノコヅチ、ウバユリ、オオバウマノスズクサ、オトギリソウ、オニドコロ、カナムグラ、ガマズミ、ゲンノショウコ、コアカソ、コセンダングサ、サンショウ、シュウブンソウ、シロヨメナ、シンテッポウユリ、センブリ、タイアザミ、タラノキ、チヂミザサ、ツユクサ、ツリガネニンジン、ツリバナ、ツリフネソウ、ツルシキミ、ツルリンドウ、トチバニンジン、ナギナタコウジュ、ニシキギ、ノイバラ、ノコンギク、ハイメドハギ、ハエドクソウ、ヒメキンミズヒキ、ハキダメギク、ハナタデ、フジテンニンソウ、ヘクソカズラ、ホソバテンナンショウ、ホトトギス、ボントクタデ、マツカゼソウ、マルバハギ、マルバフジバカマ、マユミ、ミズヒキ、ミゾソバ、ミツマタ、ヤクシソウ、ヤブマメ、ヤマトリカブト、ヤマノイモ、リュウノウギク、リンドウ ○ 観察した菌類等 ○ アミガサタケ、アラゲキクラゲ、シロキクラゲ、ナラタケ、フユノハナワラビ ○ 視聴した主な鳥類 ○ アカゲラ、エナガ、ガビチョウ、キジバト、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヤマガラ ○ その他観察した物 ○ アキアカネ、サワガニ、センチコガネ、ヤマアカガエル |
2022.09.10(土) 仙石原生情報 未明の雨で道路が濡れていましたが、今朝は青空が広がり気温が上がりそうな気配。でも、季節は確実に秋を感じられる気持ち良い風を吹かせていました。湿生花園を9時半に出発。ヒメガンクビソウ、ミズヒキ、ヤブマメなど、あちらこちらで秋の花が咲いていました。さらに、黄色い小さな花のキンミズヒキが見られました。 ○ 観察した主な昆虫類 ○ 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 アオツヅラフジ、シュウブンソウ、テンニンソウ 【 花を観察した植物 】 アカソ、アキノタムラソウ、イタドリ、イヌガラシ、イヌコウジュ、イヌタデ、オトコエシ、カタバミ、キツネノマゴ、キンエノコロ、キントキヒゴタイ、キンミズヒキ、ギンミズヒキ、クサギ、クズ、クモキリソウ、ゲンノショウコ、コアカソ、コウゾリナ、シラヤマギク、シロヨメナ、シンテッポウユリ、ススキ、センニンソウ、タイアザミ、タマアジサイ、ダイコンソウ、チカラシバ、チヂミザサ、ツユクサ、ツリガネニンジン、ツリフネソウ、ツルニンジン、ツルボ、ツルマメ、ツルリンドウ、トンボソウ、ヌスビトハギ、ネコハギ、ネジバナ、ノコンギク、ノササゲ、ノブキ、ハエドクソウ、ハキダメギク、ハナタデ、ヒメガンクビソウ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジソ、ボタンヅル、マツカゼソウ、マルバフジバカマ、ミズヒキ、ミソハギ、ムラサキツメクサ、メマツヨイグサ、モミジガサ、ヤブガラシ、ヤブハギ、ヤブマメ、ヤマキツネノボタン、ヤマノイモ、ヤマハギ、ヤマホトトギス、ユウガギク、ワレモコウ 【 果実を観察した植物 】 アケビ、イヌザンショウ、イノコズチ、ウバユリ、オオバウマノスズクサ、カラスザンショウ、ガマズミ、コブシ、サンショウ、ツルシキミ、テンナンショウ、トチバニンジン、ノブドウ、バライチゴ、マムシグサ、マユミ、ミズキ、ミツバウツギ、ヤマユリ ○ 観察した主な野鳥類 ○ アカゲラ、カワセミ、ガビチョウ、コゲラ、コジュケイ、ヒヨドリ、ヤマガラ |
2022.07.09(土) 仙石原生情報 箱根地方の気象予報で連日のように30℃越えを目にし、暑さ対策を備え、湿生花園の集合場所に出向きました。そこは爽やかな涼を感じる風が肌に心地よく、さすが『天下の避暑地箱根』の健在に皆で感激することしきりでした。又その日は他団体の催しで大勢の参加者を引率する数名のPVと数年振り( コロナ禍の影響で)にお会いし、挨拶もそこそこに名残を惜しみつつ9時半にスタートしました。4月の自然情報収集日から3ヶ月ぶりに目にする動植物の様子を思い浮かべながら、先ずは毎年のように確認していたツチアケビを探すも見つからず野鳥も少なくて少し淋しく思いました。道端の草花はすっかり夏模様になり白い花が目立ちました。温湯では以前は沢山の錦鯉がいたのですがここ数ヶ月の間、全く目にすることがなかったのですが紅白の美しい姿をした一匹の錦鯉が悠々と泳いでいました。周りを探しても他は見つけることは出来ませんでした。この一匹は誰かが放ったのでしょうか?落ちていたアブラチャンの実を半分に切り開き匂いを嗅いでみた。クスノキ科クロモジ属でその昔、実をすり潰して油分を取り出し燃やしたことから其の名がつけられたと教わりました。クロモジの香りとは明らかに異なりますが爽やかな柑橘系の香りが一服の清涼剤になり気分は上々元気をいただきました。観察コースのスタート地点 から終点までほぼ目にしていたシロバナイナモリソウとドクダミで言葉遊びをしてきました。シロバナイナモリソウの花冠の先が5裂に、ドクダミの花弁のような白い総ホウは4枚を一般的に多く目にします。ところが稀に5裂..6裂、4枚..5枚があり、それを見つけると良い事があるとの言い伝えをお聞きして、さりげなくしかし目は皿のごと如くしっかりと探して7、8個見つけることができました。その後、オカトラノオの小群落、オオバウマノスズクサの鮮やかな緑の実、ツチアケビノの見事な群落を見ることが出来、ラッキーと喜びあいました。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 ウバユリ、タマアジサイ、トチバニンジン、ヤマユリ 【 花を観察した植物 】 アカツメクサ、ウマノミツバ、オオバジャノヒゲ、オカトラノオ、カワラマツバ、キランソウ、ケキツネノボタン、コナスビ、コハコベ、コマツナギ、シロツメクサ、シロバナイナモリソウ、ダイコンソウ、タケニグサ、チダケサシ、ツチアケビ、ツユクサ、ドクダミ、トリアシショウマ、ニガナ、ニワゼキショウ、ネジバナ、ノイバラ、ノハナショウブ、ノリウツギ、ハエドクソウ、バライチゴ、ヒメジョオン、ヤブラン、ヤマアジサイ、ヤマノイモ、ヤマホタルブクロ、ユキノシタ 【 果実を観察した植物 】 アブラチャン、ウツギ、オオバウマノスズクサ、オニシバリ、ニガイチゴ、ヘビイチゴ、ミツバウツギ 〇 観察した野鳥類 〇 ウグイス、ガビチョウ、キジ、キジバト、コジュケイ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ホオジロ、ホトトギス 〇 観察した昆虫類 〇 キタテハ、クマバチ、コガネムシ、ゴマダラ、ジャノメチョウ、ハグロトンボ、ヒグラシ、モンシロチョウ、ユウマダラエダシャク( 繭の脱け殻) 〇 その他観察したもの 〇 ニホントカゲ |
2022.04.09(土) 仙石原生情報 3月21日にまん延防止等重点措置が解除され、久しぶりの自然観察です。参加者は8人と久々にたくさん集まりました。風は強いけれど、とてもよい天気で、絶好の観察日和です。今日は何種類のスミレが見られるか楽しみに定刻に湿生花園を出発しました。昨年初めて見たヒゴスミレは今回見られず残念でしたが、川沿いに出るとミヤマカタバミの群生を発見。白い花が可憐でとても綺麗でした。タチツボスミレに続き、ニオイタチツボスミレを観察。タチツボスミレはその後も多く咲いていました。ほかのスミレがないねと言いながら進んでいくと、エイザンスミレを発見、皆写真を撮りました( サクラスミレは今年も見られませんでした)。目を惹く黄色い花はヘビイチゴ。あちこちに咲いていました。ゼンマイの芽やフキノトウも観察。雄株と雌株の違いも勉強しました。いつもの展望案内板での昼食後は、ミツマタやマルバスミレを観察しました。最後はナガバノスミレサイシンです。あちこちで見れ、堪能しました。ただ、今回観察できた花や鳥は思っていたより少なく、例年より春の訪れが一週間くらい遅い感じがしました(植物も鳥も昨年の6割程度でした)。久しぶりの観察会で最後は少し疲れましたが、楽しい観察会でした。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 アオキ、クロモジ、ミツバアケビ、ヤマネコノメソウ 【 花を観察した植物 】 アブラチャン、エイザンスミレ、オオイヌノフグリ、オニシバリ、カキドオシ、キブシ、クサボケ、コハコベ、コブシ、スズシロソウ、スズメノヤリ、セイヨウタンポポ、セントウソウ、タチツボスミレ、ツボスミレ、ツルシキミ、ナガバノスミレサイシン、ニオイタチツボスミレ、ニワゼキショウ、ヒイラギナンテン、ヒメオドリコソウ、フキノトウ、ヘビイチゴ、マメザクラ、マルバスミレ、ミチタネツケバナ、ミツマタ、ミヤマカタバミ、モミジイチゴ、ヤマサギゴケ、ヤマルリソウ 【 その他観察した植物 】 ゼンマイ( 芽) ○ 観察した野鳥 ○ アオサギ、ウグイス( 声)、カケス、キジ( 声)、コゲラ( 姿・ 声)、シジュウカラ ( 声)、ヒヨドリ( 声)、メジロ( 声) ○ その他観察した物 ○ キチョウ、クスサンの繭( 抜け殻)、ビロウドツリアブ、シュレーゲルアオガエル、ニホンカナヘビ |
2021.12.11(土) 仙石原生情報 集合時間に先立つ一時間以上前、箱根外輪山の山裾(すそ)には一様に朝靄が立ちこめ、仙石原一帯は幻想的な光景を見せていました。例年並みの寒さを感じる朝でしたが、陽の当たる場所は暖かく、風もほとんど無かったこともあり、絶好の散策日和となりました。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 花を観察した植物 】 クサボケ、タチツボスミレ、ヒメジョオン、タイアザミ 【 蕾・ 冬芽を観察した植物】 クロモジ、コブシ、ミツマタ 【 実を観察した植物 】 アオキ、イタドリ、イヌツゲ、ウツギ、オギ、クサギ、コボタンヅル、サルトリイバラ、シシウド、シュウブンソウ、ススキ、センブリ、ツルシキミ、ツルリンドウ、ノイバラ、ヒオウギ、ヘクソカズラ、ホトトギス、ムラサキシキブ 〇 観察した主な野鳥類 〇 エナガ、キジ、コガモ、シジュウカラ、トビ、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ ○ その他観察したもの 〇 クスサンの繭( 抜け殻)、フユノハナワラビ、ヤドリギ |
2021.11.10(土) 仙石原生情報 快晴で、雲ひとつ無い天気の仙石原でした。楽しい生情報が実施できました。コース全体にリンドウの花が多く咲いていました。コースの途中にある定点観測のコブシの木の冬芽が1.5cmになっていました。冬の到来を感じさせる出来ごとでした。先月あったセンブリを探しましたが今回はありませんでした。残念でした。来年に期待したいと思います。毎回観察している温湯の水温観察ですが、今回は温度計を持参しなかったので観察できませんでした。大涌谷の煙が、大変少なかったです。少々気になりました。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾・冬芽を観察した植物 】 オニシバリ、クサボケ、クロモジ、ミツマタ 【 花がア満開の植物 】 イヌタデ、イノコズチ、キンミズヒキ、シロヨメナ、タイアザミ、ノコンギク、ユウガギク、リンドウ 【 花が終わりの植物 】 キッコウハグマ、キンエノコロ、ススキ、テンナショウ、ハナタデ、ホトトギス、マツカゼソウ、マルバフジバカマ、ミズヒキ 【 実が色付いている植物 】 イヌザンショウ、ガマズミ、クサギ、サルトリイバラ、シュウブンソウ、ススキ、ツルリンドウ、ノイバラ、ミヤマシキミ 【 その他観察したもの 】 コブシの冬芽(1.5cm)、フユノハナワラビ 〇 観察した野鳥類 〇 ガビチョウ、ヒヨドリ、メジロ、 〇 観察した昆虫類 〇 ノシメトンボ |
2021.10.09(土) 仙石原生情報 9月30日に緊急事態宣言が解除され、久しぶりの自然観察です。10月とはいえ日差しは強く、少し歩き始めただけで汗が流れます。でも、そよふく風は、秋風でとてもさわやかで快く感じられました。空を見上げれば、青空が広がり、箱根の山々が少し色付き始めています。歩き始めると、ミズヒキ、イヌタデ、ノコンギクと次から次へと秋の草花に出会えました。キンエノコロが群になって咲いて、風に吹かれて輝いていました。温湯を過ぎて両側が竹に囲まれている道で、竹に絡まって咲いているツルニンジンを一つ見つけました。凛として咲いているツルニンジンの花にみんな見とれました。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 ミツマタ 【 花を観察した植物 】 アカバナ、アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アキノタムラソウ、イヌタデ、イヌトウバナ、イノコズチ、オオバコ、オトコエシ、オミナエシ、カタバミ、ガンクビソウ、キッコウハグマ( 閉鎖花)、キツネノボタン、キンエノコロ、キントキヒゴタイ、ギンミズヒキ、ゲンノショウコ、コアカソ、コウゾリナ、シュウブンソウ、シラヤマギク、シロヨメナ、ススキ、センブリ、タイアザミ、ダイコンソウ、チヂミザサ、ツユクサ、ツリガネニンジン、ツルニンジン、ツルリンドウ、テンニンソウ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ノブキ、ハキダメギク、ハナタデ、ホトトギス、マツカゼソウ、マルバフジバカマ、ミズヒキ、ミゾソバ、モミジガサ、ヤクシソウ、ヤブタバコ、ヤマトリカブト、ヤマラッキョウ、リュウノウギク、リンドウ、ワレモコウ 【 果実を観察した植物 】 アカネ、アケビ、キンミズヒキ、クサギ、コブシ、ゴマギ、サルナシ、ツルシキミ、ツルリンドウ、ノイバラ、マムシグサ、ヤマボウシ 【 その他観察した植物 】 フユノハナワラビ( 胞子葉) ○ 観察した野鳥 ○ ガビチョウ、シジュウカラ、トビ、モズ ○ 観察した昆虫 ○ イトトンボ、キチョウ、ジャノメチョウ、ツクツクボウシ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ ○ その他観察したもの ○ イノシシノの掘り返し、ヌタ場 |
2021.05.08(土) 仙石原生情報 緊急事態宣言とまん延防止等措置のため参加を自粛される方が多く、参加者3名と少々寂しいスタートとなりましたが、ここは気を緩めず新型コロナ対策でマスク着用及びソーシャルディスタンスの確保に注意しつつ湿生花園を出発です。初夏に向かいつつある季節の観察会ということで、春の草花の終わりと夏の草花のはしりを見つけられればと思いながら浄水場に向け進みます。先月の観察会で見つけたヒゴスミレですが、
同じ場所に今月も元気な姿を見せてくれました。さすがに花は終わってしまっていましたが、特徴的な細い5全裂状の葉は健在でした。温湯の水温を計っているときに気付いたのですが、いつもは温湯の中を気持ちよさそうに泳いでいる見事な鯉たちが今日は一匹も姿を現しません。結構な数がいたはずなのですがみんなどこにいってしまったのでしょうか。 |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物 】 アケビ、ウマノアシガタ、オククルマムグラ、カタバミ、カラスザンショウ、カントウタンポポ、キランソウ、クサボケ、コハコベ、ゴマギ、ジシバリ、セイヨウタンポポ、タチツボスミレ、ツボスミレ(ニョイスミレ)、テンナンショウ、ニガイチゴ、ニガナ、ニワゼキショウ、ノジスミレ、ハナイカダ、ハナニガナ、ハルジオン、ヒメハギ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ムラサキケマン、ムラサキサギゴケ 【 蕾を観察した植物 】 コゴメウツギ、ミズキ 【 葉などを観察した植物 】 ヒゴスミレ、ゼンマイ ○ 観察した主な鳥類 ○ ウグイス、ガビチョウ、キジ、シジュウカラ ○ その他観察した物 ○ クロアゲハ 、ツマグロヒョウモン( 雌 )、シュレーゲルアオガエル( 鳴き声 ) |
2021.04.10(土) 仙石原生情報 3月22日に緊急事態宣言が解除され、4ヶ月ぶりの自然観察です。朝冷え込み肌寒い中、歩けば暖かくなるかなと言いながらスタートしました。早速、鳥のさえずりやタチツボスミレの出迎えです。少し行くと、ヒゴスミレを発見。この場所で見るのは初めてと皆大喜びで写真撮影です。ネコノメソウ、ヒメハギ、ツボスミレ、ニオイタチツボスミレを観察。ヤマサギゴケとムラサキサギゴケの違い、ゼンマイの雄株と雌株の違いも勉強しました。早川につがいのマガモが寄り添い泳ぐ姿を発見。雄はとても鮮やかな色で目を惹きました。アカネスミレ観察後、いつもの場所で集合写真。ただコブシは残念ながら終わりでした。さらに進むと、モミジイチゴやミヤマカタバミが咲き始めていました。今年もたくさんのモミジイチゴの実が見られそうで楽しみです。アカフタチツボスミレも観察しました。展望案内板の所でいつも通り昼食。もちろんソーシャルディスタンス確保です。大涌谷を見ると、煙は少なく感じました(
硫黄の臭いもしませんでした)。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 アケビ、ミツバアケビ 【 花を観察した植物 】 アオキ、アカネスミレ、アカフタチツボスミレ、アセビ、アブラチャン、イトスゲ、エイザンスミレ、オオシマザクラ、オニシバリ、オランダミミナグサ、カキドオシ、カントウタンポポ、キブシ、キランソウ、クサボケ、クレソン、クロモジ、コハコベ、コブシ、ジシバリ、ジロボウエンゴサク、セイヨウタンポポ、タチツボスミレ、タネツケバナ、ツボスミレ、ツルシキミ、トキワハゼ、ナガバノスミレサイシン、ニオイタチツボスミレ、ニガイチゴ、ニワトコ、ネコノメソウ、ノジスミレ、ハコベ、ハルジオン、ヒゴスミレ、ヒメオドリコソウ、ヒメハギ、フキノトウ、フッキソウ、マメザクラ、マルバスミレ、ミツバツチグリ、ミツマタ、ミヤマカタバミ、ミヤマキケマン、ムラサキケマン、モミジイチゴ、ヤブヘビイチゴ、ヤマサギゴケ、ヤマザクラ、ヤマルリソウ 【 その他観察した植物 】 ゼンマイ、ツクシ ○ 観察した野鳥類 〇 ウグイス( 声)、エナガ、カケス、ガビチョウ( 声)、カワセミ( 声)、キジ、キセキレイ、シジュウカラ、ソウシチョウ( 声)、ツグミ、ヒヨドリ、ホオジロ、マガモ、メジロ、ヤマガラ ○ その他観察した物 〇 シュレーゲルアオガエル、ウスタビガの繭 |
2020.12.12(土) 仙石原生情報 「 おはようございます。」「 湿生花園のボランティアをやってきました。」みんなの元気な挨拶がかわされ、体温を確認し、新型コロナに感染しないようマスクをつけての出発です。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 オニシバリ、クロモジ、コブシ( 2p )、ツルシキミ、ヒイラギナンテン、フッキソウ、ミツマタ 【 花を観察した植物 】 シロヨメナ、タイアザミ、タチツボスミレ、ハキダメギク、ヒメジョオン、マツカゼソウ、マルバフジバカマ、ヤクシソウ 【 果実を観察した植物 】 アオキ、アセビ、イヌツゲ、イロハモミジ、ウツギ、ウバユリ、オギ、オニシバリ、ガマズミ、キッコウハグマ、クサボケ、コボタンヅル、コマユミ、サルトリイバラ、ススキ、センブリ、タカサゴユリ、ツルシキミ、ツルリンドウ、テンナンショウの仲間、ノイバラ、ノリウツギ、バライチゴ、ヘクソカズラ、マユミ、ミズキ 【 その他観察した植物 】 フユノハナワラビ( 胞子葉 ) ○ 観察した野鳥 ○ カケス、キジ、キジバト、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ ○ その他観察したもの ○ シカの足跡、落ちていた雄シカの角、タヌキ |
2020.11.14(土) 仙石原生情報 8月に再開した後、9月、10月と天候不良で中止を余儀なくされた自然情報ですが、3か月ぶりの開催となった当日は抜けるような青空で箱根外輪山や富士山の山の端がハッキリ望めました。本格的な冬を前に花も終わりを迎えつつある種が多い中、例年にない存在感を示していたのは、枝にピンク色の実とその中から覗く赤い種子を多数つけたマユミでした。同じニシキギ科で実や葉の形が少し異なるコマユミも同じように多くの実をつけていて、今回はその違い、見分け方を勉強しました。早川沿いを進んでいると普段自然情報であまりお目にかからないカワセミが姿を見せてくれました。少し先の池の畔でも再度飛翔している姿を捉えることができ、しばしばアオサギなど大型の鳥が観察される場所でいつもと違った様子を目にすることができました。温湯の少し先で、経路の下を小さいながらも新しい水路が造られているのを発見しました。造作の意図を探りましたが、結局その後も不明です。展望案内板へ向かう上りの路では、多くのリンドウが開花しており、個体により雄蕊が出ているもの、雄蕊はなくなり雌蕊(柱頭)のみが覗いているものなどの観察を通じ、これらが開花の段階の違いであること(所謂「雄性先熟」)について学習しました。この他にも経路沿いの斜面には鮮やかなワインレッド色のツルリンドウの実や開花したセンブリなどが、例年より多くの場所で観察されました。紅葉も随所に見られ、ススキと同様まさにシーズン最中(さなか)といった印象でしたが、一方で耕牧舎跡を過ぎ長尾峠方面を仰ぎ観た際には、斜面を覆う樹木の色の変化から「ナラ枯れ」の状況の深刻さを目の当たりにしました。人間がコロナ禍で苦難に直面している中、当然ながら植物や他の生物も常に様々な変化や危機に直面していることをあらためて認識しました。 |
○観察した主な植物○ 〇 観察した野鳥類 〇 |
2020.08.08(土) 仙石原生情報 ジリジリとうだるような暑さの快晴の空の下、新型コロナ対策でマスク着用及びソーシャルディスタンスの確保に注意しつつ湿生花園を出発です。真夏の観察会ということで、固有種のハコネキンミズヒキを見つけることができればいいねなどと話しながら早川沿いを進みます。いつもならたくさんのハグロトンボが飛び回っているはずなのですが、なぜか今日はまったく姿を見ることができません。あまりの暑さにトンボたちもどこか日の当たらないところで涼んでいるのかもしれません。そんな中、一匹のギンヤンマが暑さをものともせず元気いっぱいに飛び回っていました。ダイコンソウ、カタバミなどの花をめでながらゲンノショウコの雄花と雌花の違いを観察しながら進んでいくと、いよいよキンミズヒキの花が現れました。丁寧に一株一株特徴を観察しながら歩いていきますがやはりなかなかハコネキンミズヒキは見つかりません。目を皿のようにしてのんびりゆっくりと進んでいくと早川沿いにたくさんのトンボソウを見つけました。いつも歩いているコースなのに、こんなにたくさんのトンボソウが生えているなんていままで気が付かなかったねと感心することしきりです。温湯へ向かう人工林の中ではたくさんのキッコウハグマがつぼみをつけていました。毎年閉鎖花が多く、なかなか可憐な花の姿を見ることができないのですが、今年は期待できそうです。昼食後、耕牧舎跡へ向かい歩いていくとこちらも本日の目的の一つであるキツネノカミソリの花を発見しました。若干早かったようで満開に花をつけている株は三つ四つほどであとの株はまだ固いつぼみ状態でした。コボタンヅルの見事な満開の花に見とれ、タマアジサイの可憐な花を楽しみながらVCに到着、観察会を終了しました。ちなみにハコネキンミズヒキですがついに見つけることはできませんでした。どなたか生息地を知っている方がいらっしゃったら教えてください。 |
○観察した主な植物○ ○ 観察した昆虫類 ○ |
2020.02.08(土) 仙石原生情報 快晴のもと10名でにぎやかに歩き始める。湿生花園に向かう途中立ち寄ったコンビニの駐車場には先日の雪が掻き集められ残っていたが、コース上ではほとんど見られない。今日の主役は見通しのきく樹林の中の鳥類かなと考えていると早速、ツグミ、カシラダカ、ヤマガラなどが枝から枝に次々と飛ぶ姿を見つける。今年は暖冬、春を知らせる花たちとの早々の出会いがあるかなと思っていたが見つからない。芽吹きなど例年より進んでいるのだろうが地球温暖化が懸念される昨今、普段の冬枯れの林に何だか安心する。温湯の脇のツルシキミはつぼみをつけていた。早川沿いのコブシのつぼみは約2センチメートル。展望案内板辺りから大涌谷を見上げると水蒸気がたくさん上がっているのが確認できた。どこかで野焼きを行っているのか灰が風にのって降ってくる。あらためて足元を見ると黒い灰が所々に落ちていた。オニシバリを見つけ枝を見ると、黄緑色の花をたくさん付けていた。この時期この目立たない小さな花が何とも愛らしい。昨年の台風で土砂が流れた場所の補修工事が今日も休みなく進んでいて、随分と歩き易くなっている。今日一番盛り上がったのは、三羽のウソを少し先の樹の枝の上で見つけた時だ。しきりに何かをついばむことに夢中でかなり長い時間とどまってくれていたので、双眼鏡を回し見しながらじっくり観察することができた。オスの喉下の緋色が美しかった。また湖尻水門手前の川沿いの樹林ではシジュウカラやエナガ、コゲラの混群も可愛らしい姿を見せ楽しませてくれた。新型コロナウイルスの影響もあるのだろうかビジターの姿は少なかった。一日穏やかで多くの野鳥に出会えた充実した観察会だった。 《 本日のトップ10 》 |
○観察した主な植物○ 【 花を観察した植物 】 オオイヌノフグリ、オニシバリ、タチツボスミレ 【 蕾を観察した植物 】 アセビ、コブシ、ツルシキミ、フッキソウ、ミツマタ 【 実を観察した植物 】 アカミヤドリギ、ノイバラ 【 その他観察した植物や地衣類 】 フユノハナワラビ、オオマツゲゴケ ○ 観察した主な鳥類 ○ ウソ、エナガ、カシラダカ、キジ( オス)、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ダイサギ、ツグミ、トビ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ミサゴ、ヤマガラ ○ その他観察したもの ○ グッピー、ユスリカ、ウスタビガの繭 |
2020.01.11(土) 仙石原生情報 朝は雨上がり。予報では昼から晴天でしたが、時々日が差す程度で体感気温は冷たく感じられた一日でした。 《 本日のトップ10 》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 アセビ、オニシバリ、クロモジ、コブシ、ツルシキミ、ヒイラギナンテン、フッキソウ、ミツマタ 【 花を観察した植物 】 タチツボスミレ、ハハコグサ 【 果実を観察した植物 】 アオキ、アカミヤドリギ、ウバユリ(実殻)、ツルマサキ、ツルリンドウ、ノイバラ、ヤブタバコ 【 その他観察した植物 】 ノキシノブ(胞子嚢) 〇観察した野鳥 〇 イソヒヨドリ(雄・ 姿)、ウソ(姿)、エナガ(姿)、カシラダカ(姿 )、ガビチョウ(姿)、キジ(姿)、コゲラ(姿・ 声)、シジュウカラ(姿・ 声)、セグロセキレイ(姿・ 声)、ハシブトガラス(姿・ 声)、ヒヨドリ(姿・声)、ヤマガラ(姿) 〇 その他観察した物 〇 ウスタビガの繭、オオカマキリの卵鞘、鳥の空巣(ホオジロ?)、ニホンジカの足跡 |
2019.12.14(土) 仙石原生情報 前日の天気予報で暖かくなると予報されていたので期待して来ましたが、思ったより冷たい風が強く寒い中、箱根湿生花園前をスタート。当日開催されていた箱根町駅伝競走の選手たちは、薄着で我々の横を颯爽と走って行くのを見送り先へ進みました。先月の観察では道の両側にリンドウが咲き乱れ、展望場所からは大涌谷は多くの噴煙が見られたが、今日はリンドウも僅かで大涌谷の噴煙もほとんど見られませんでした。唯一観察ができたのは、ツルリンドウの実で、全員でじっくり観察ができました。大雨で流された土砂は少し復旧が進んでいて、道は歩き易くなっていました。後半は日陰で寒く無意識に早足になり、終盤の早川河畔ではキジが対岸に舞う姿が見え初冬の観察を無事終わることができました。 《 本日のトップテン 》 |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 タチツボスミレ、ヒメジョオン、リンドウ 【蕾を観察した植物】 アセビ、オニシバリ、クロモジ、コブシ、ミツマタ 【実を観察した植物】 アオキ、イヌツゲ、ウバユリ、ガマズミ、キッコウハグマ、サルトリイバラ、スイカズラ、センブリ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルリンドウ、ノイバラ、ヘクソカズラ、ホタルブクロ 【その他観察した植物】 フユノハナワラビ、ミズキの葉芽 ○ 視聴飛を確認した主な鳥類 ○ エナガ、カケス、カシラダカ、カワセミ、キジ、コゲラ、シジュウカラ、ツグミ、ヒガラ、ヒヨドリ、メジロ ○ その他観察した物 ○ キツネ、シカの足跡 |
2019.11.09(土) 仙石原生情報 あいにくの曇り空でしたが、時折日差しが差す気持ちの良い気温の中、先日の台風の影響で所要時間の読めなくなってしまったバスの関係で集合時間に遅れてしまった新開さんを除く6名で、今回不参加のKリーダーに見送られ湿生花園を出発です。満開のシロヨメナの群生のそばにこちらも満開の、マルバフジバカマが存在感を増していました。大正時代に強羅公園に植栽されたものが広がっていったといわれている植物なのですが、いまのところ特定外来生物にも要注意外来生物にも指定も選定もされてはいません。 |
○観察した主な植物○ 【 花を観察した植物 】 アキノキリンソウ、アキノタムラソウ、イヌタデ、ガンクビソウ、ゲンノショウコ、コアカソ、コウゾリナ、コバギボウシ、シラヤマギク、シロヨメナ、タイアザミ、ツリガネニンジン、ノコンギク、ノハラアザミ、ハキダメギク、ハナタデ、ヒメジョオン、ボントクタデ、マルバフジバカマ、ミズヒキ、ミゾソバ、モミジガサ、ヤクシソウ、ヤマトリカブト、ヤマラッキョウ、リュウノウギク、リンドウ、ワレモコウ 【 蕾を観察した植物 】 センブリ 【 実を観察した植物 】 アオツヅラフジ、ウバユリ、ガマズミ、キンエノコロ、キンミズヒキ、クサギ、クマノミズキ、コメナモミ、サルトリイバラ、シュウブンソウ、スイカズラ、ススキ、ダイコンソウ、チカラシバ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルニンジン、ツルリンドウ、テンニンソウ、ノイバラ、ヒメジソ、ホソバテンナンショウ、ホトトギス、マツカゼソウ、ムラサキシキブ、ヤブラン、ヤマノイモ 【 その他観察した植物 】 フユノハナワラビ ○ 観察した主な鳥類 ○ アオサギ、オオバン、ガビチョウ、キジ、コガモ、ヒヨドリ、ヤマガラ ○ その他観察した物 ○ ジョロウグモ、キチョウ、ザトウムシ、シカの足跡、雨水水路の状態(一部破損) |
2019.09.14(土) 仙石原生情報 首都圏を直撃した台風15号が去って初めての自然情報のため、仙石原の状況や如何と、やや不安交りの気持ちで湿生花園前をスタートしました。湿原通りから住宅街に入り真っ先に観察するのは、毎回おなじみとなったツチアケビ。赤みが一層増した印象で今月も無事?拝むことができました。いつもより時間を要した早川までの経路沿いでは、ヘクソカズラやオニドコロ、ヤマノイモ等のつる植物や、ミズヒキ、ゲンノショウコ、ツリガネニンジンなど、この時期平地でもよく見られる花々を観察しました。早川沿いの遊歩道では部分的にササやヨシが横倒しになっている状況は見られたものの、さほど大きな被害は見られませんでした。一方で折れた小枝はいたる所に散乱しており、拾っては除け、拾っては除けを繰り返しながらの行程となりました。そんな中、ヒガラとエナガの群れが目の前の木々の間を飛び回り我々の目と耳を楽しませてくれました。温湯から先の探勝路では、先月も見られたアキノタムラソウやガンクビソウなどは花も終わりを迎えていた一方で、イヌタデ、ボントクタデ、ミゾソバ等タデ科の花や、ノコンギク、ユウガギク、タテヤマギク等のキク科の花々が開花のピークを迎えていました。また、この時期目を惹く季節の花、ホトトギス、ヤマホトトギスも今年初めて観察しました。 《本日のトップテン》 |
○観察した主な植物○ 【 花を観察した植物 】 アカソ、アキノウナギツカミ、アキノタムラソウ、イタドリ、イヌコウジュ、イヌショウマ、イヌタデ、イノコヅチ、ウツボグサ、オトコエシ、オニドコロ、オミナエシ、カワラナデシコ、ガンクビソウ、キツネノボタン、キンミズヒキ、ギンミズヒキ、クサギ、クズ、ゲンノショウコ、コウゾリナ、サワヒヨドリ、シロバナイナモリソウ、シンテッポウユリ、ススキ、センニンソウ、ソバナ、タイアザミ、ダイコンソウ、タテヤマギク、チカラシバ、チヂミザサ、ツチアケビ、ツリガネニンジン、ツリフネソウ、ツルボ、ツルリンドウ、テンニンソウ、トンボソウ、ヌスビトハギ、ネジバナ、ノコンギク、ノブキ、ハエドクソウ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジョオン、ヘクソカズラ、ホトトギス、ボントクタデ、マツカゼソウ、マルバハギ、マルバフジバカマ、ミズヒキ、ミゾソバ、モミジガサ、ヤブマメ、ヤブラン、ヤマノイモ、ヤマホトトギス、ユウガギク、ワレモコウ 【 蕾・ 冬芽を観察した植物 】 キッコウハグマ、クロモジ、シュウブンソウ、トリカブト 【 実を観察した植物 】 ウシノミツバ、ウバユリ、ガマズミ、キブシ、コボタンヅル、シオデ、テンナンショウ、バライチゴ、ミツバアケビ ○ 観察した野鳥 〇 アオサギ、エナガ、カケス、ガビチョウ、トビ、ハシボソガラス、ヒガラ ○ その他観察したもの 〇 アキアカネ、イトトンボ(の仲間)、カナヘビ、ツクツクボウシ、ニホンアカガエル、ハグロトンボ |
2019.08.10(土) 仙石原生情報 当日は、連日の猛暑で朝から陽射しはギラギラでしたが、さすが箱根です。集合場所の湿生花園入口は、爽やかな風が吹き抜けてホッと一息つけました。参加者は八名。Mさん、NWさんのお二人も参加予定でしたが、夏休み活動に対応のため、8名で定刻9時30分に湿生花園を出発。出発直後にいつも出会うツチアケビが今回は赤く色付いて目立っていました。続いて、満開のミズヒキ、ヘクソカズラ、オニドコロ、ヤマユリや色付いたアオキの実を観察しながら早川沿いへ。道中、ウグイスの地鳴きやシジュウカラの囀りも楽しめました。ダイコンソウ、アカバナユウゲショウ、ホタルブクロ、ツユクサ、ゲンノショウコも満開で暑さを忘れさせてくれました。私たちの突然の来訪で驚かせたのかもしれませんが、温湯近くの沼でアオサギの飛翔に出会い幸運でした。ところが大涌谷の眺望を楽しむ人工林沿いの展望案内板の少し手前で、特定外来生物のオオハンゴンソウ一株( 花二輪)を発見。駆除のため事務所へ連絡をしました。人工林のヒノキの伐採も進み、広葉樹林にする計画とか。この先四季折々の景色も楽しめそうです。最後にビジターセンターに到着前に立寄った芦ノ湖キャンプ場入口近くの崖の草陰に、見事なツチアケビを観察することが出来ました。まるで赤い祠のようで、思わず手を合わせたくなりそうでした。目立たないように笹で覆いをしました。今回の生情報はツチアケビに始まり、ツチアケビで締めくくった感ありでした。 《本日のトップテン》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 カエデドコロ、キッコウハグマ、タイアザミ、ヤブラン、ヤマノイモ 【 花を観察した植物 】 アカソ、アカバナ、アカバナユウゲショウ、アキノタムラソウ、ウツボグサ、ウバユリ、オトコエシ、オニドコロ、カワラナデシコ、ガンクビソウ、ゲンノショウコ、コアカソ、コウゾリナ、コバギボウシ、コボタンヅル、コマツナギ、ゴマナ、ゴマナ、シラヤマギク、シシウド、シロバナイナモリソウ、ダイコンソウ、タケニグサ、タニタデ、タマアジサイ、チダケサシ、ツユクサ、ツリガネニンジン、ツリフネソウ、ツルボ、トンボソウ、ヌスビトハギ、ハエドクソウ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジョオン、ヒメトラノオ、ヒメヤブラン、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、ホタルブクロ、マツカゼソウ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミソハギ、モミジガサ、ヤマニガナ、ヤマユリ 【 果実・種子を観察した植物 】 アオキ、イノコヅチ、ウマノミツバ、クサギ、クサボケ、ケキツネノボタン、コバノガマズミ、コブシ、ゴマギ、ソウシシヨウニンジン、ツチアケビ、ナワシロイチゴ、バライチゴ、ホウチャクソウ、ヤブデマリ ○ 観察した主な鳥類 ○ アオサギ、ウグイス、ガビチョウ、キジ、コジュケイ、シジュウガラ、ホオジロ、ホトトギス ○ 観察した主な昆虫 ○ イトトンボ、キチョウ、ジャコウアゲハ、ハグロトンボ、ミスジチョウ、ヤマトシジミ |
2019.07.13(土) 仙石原生情報 長引く梅雨で毎日雨模様の中、当日だけは一時晴れの天気予報で、湿生花園を出発する時は、晴れ間ものぞいていました。 ○ その他観察した物 〇 《本日のトップテン》 |
○観察した主な植物○ 【 蕾を観察した植物 】 ウバユリ、シシウド、タマアジサイ、ヒヨドリバナ、マタタビ、モミジガサ、ヤブカンゾウ、ヤマユリ 【 花を観察した植物 】 ウツボグサ、ウマノミツバ、オオイヌノフグリ、オオバジャノヒゲ、オカトラノオ、ガクアジサイ、キランソウ、ギンリョウソウ、ケキツネノボタン、ゲンノショウコ、コウゾリナ、コナスビ、コマツナギ、ジャノヒゲ、シロツメクサ、シロバナイナモリソウ、タケニグサ、チダケサシ、ツチアケビ、ツユクサ、テリハノイバラ、ドクダミ、トリアシショウマ、ナツトウダイ、ナツノタムラソウ、ニワゼキショウ、ネジバナ、ノアザミ、ノイバラ、ハエドクソウ、ハキダメギク、バライチゴ、ハルジオン、ホソバコガク、ミツバウツギ、ヤマアジサイ、ヤマボウシ、ヤマホタルブクロ、ユキノシタ 【 果実を観察した植物 】 アブラチャン、ウツギ、ガマズミ、キブシ、ツルウメモドキ、テンナンショウの仲間、トチバニンジン、トリアシショウマ、ニガイチゴ、ハナイカダ、ヘビイチゴ、マユミ、ミツバウツギ ○ 観察した野鳥 〇 アオサギ、アオバト( 声)、ウグイス( 声)、キジ、コジュケイ( 声)、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ( 声)、ホオジロ( 声)、ホトトギス( 声)、ヤマガラ( 声) |
2019.05.11(土) 仙石原生情報 五月らしいすがすがしい陽気の中、本日の参加者は十二名という大人数での観察会スタートです。この頃開花する花の特徴?「黄色」「紫色」のかわいい花が咲き乱れ、開始早々あちらこちらで、なんだっけ〜この花?○○じゃない?いや違うよ〜ほらほらあれ?という明るい歓声、晩春から初夏の草花にたくさん出会える期待大の予感です。早川にかかる木橋手前、ガビチョウ、シジュウカラの囀りが心地よく聞こえてきました。足元にはニガナ、ハルジオン、アメリカスミレサイシン、ツボスミレ、ホウチャクソウなど可憐に咲いているのを観察、ふっと目線を上げた先には、カジカエデの真っ赤な花が見事に咲き乱れ私たちを迎えてくれました。最初の休憩場所を過ぎ、この時期に観察するコブシの実を探すものの、なかなかみつからずやっと1cmくらいの小さな実を確認しました。人工林手前では、カワラヒワ、メジロの姿を確認、さらに歩みをすすめ展望案内板付近で大涌谷を見上げると噴煙がなく、過去の経験値から「噴火前兆じゃないか?」なんて話しながら昼食をとっていました。(この後本当に、警戒レベルが上がるとは・・・)。人工林付近は伐採を進めていて、ゴルフ場を眼下にさらに視界が明るく広がっていました。後半に差しかかる片平の下り道は、以前雨で砂利が流されガタガタでしたが、整地され歩きやすくなっていました。最後の休憩場所の湖畔ゴルフ場に着く直前、偶然にもヤマカガシがヤマアカガエルを呑み込んでいる瞬間を発見、みんなで気持ち悪いといいながらも、興味津々で見入ってしまいました。 《本日のトップテン》@ジロボウエンゴサクAゴマギBアケビCクサボケDハナイカダEヤマカガシFカキドオシGタチツボスミレHツボスミレIタニギキョウ |
○観察した主な植物○ 〇視聴、飛鳥を確認した鳥類○ |
2019.04.13(土) 仙石原生情報 久しぶりの箱根です。修善寺を出て国道136号線を北上すると正面に富士山が見えます。これ以上の天気はないと思えるほどの快晴です。前日に雪が降ったようです。見事な富士山が見えます。宝永山の上から山頂にかけて富士山の割れ目噴火の痕がくっきりと見えました。途中の桜はそろそろ終わりのようですが箱根峠付近はマメザクラが咲いていました。今日の観察会はマメザクラが楽しめると感じました。久しぶりの観察会です。変化も目につきました。人工林では間伐が進んで、空が一層明るくなりました。道路を破壊する豪雨対策でしょう、新たに排水路が建設されていました。舗装もきれいになったところもありました。前日の残雪が稜線や大涌谷をうっすらと白くしています。仙石原すすき野原は野焼きの後で、黒く見えました。 <雑記>コースのはじめの方の舗装がきれいになっていました。人工林の中のコースで豪雨のために道が壊されるところの対策でしょうか。排水路が新設されていました。 《本日のトップテン》@タチツボスミレ、Aコブシ、Bマルバスミレ、Cミツマタ、Dマメザクラ、Eエイザンスミレ、Fクロモジ、Gフデリンドウ、Hネコノメソウ、Iナガバノスミレサイシン |
○観察した主な植物○ 【その他観察】ツクシ、トリカブト、 ヤマトシジミ ○観察した主な鳥類○イワツバメ、ウグイス、エナガ、カケス、ガビチョウ、カワセミ、キジ、シジュウカラ、セグロセキレイ、トビ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、メジロ、ヤマガラ |
2019.03.10(日) 仙石原生情報 家を出た時は暖かい春を感じていましたが箱根はやはりまだ肌寒さを感じながらの出発になりました。ハコベやフキノトウやヤマネコノメソウなどに出会いました。フキノトウを見つけるとこれは雌花か雄花かと確認しましたが、ほとんどが雄花でした。早川の川沿いではアセビの花が白い花をいっぱいにつけ、またネコヤナギも僕を見てと言っているように花を咲かせていました。今日は大涌谷の煙が少なく見えました。人工林では、ヒノキなどの木が伐採されていてかなり明るい道になっていました。またヒノキのいい香りに癒されました。片平地区に入ると道が歩きやすく整備され、その道の脇に水路を作っていました。そばにミツマタが大きな蕾をつけて箱根の春を待っているようでした。 《本日のトップテン》@オニシバリ、Aフキノトウ、Bヤマネコノメソウ、Cコブシ、Dツルシキミ、Eミツマタ、Fフッキソウ、Gサンシュユ、Hネコヤナギ、Iヤマサギゴケ |
○観察した主な植物○ ○観察した主な鳥類○アカゲラ、イカル、ウグイス、エナガ、カケス、キジ、コゲラ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、ヤマガラ |
2019.01.12(土) 仙石原生情報 仙石生情報は、1月、2月と雨で中止でした。1月は、仙石原は歩きませんでしたが、参加者で園地の一部歩きました。 1月12日(土)は、予定どおり行うつもりで集合しました。しかし、集合時間の9時25分になり小雨が降って来ました。御殿場から来た人がかなりの雪が降っていたとの情報でした。当日の参加者で協議の結果、仙石原コースの生情報は中止し、ビジターセンターに行くことにしました。30分程度いろいろな情報交換したのち、雨も上がったのでビジターセンター付近を歩きました。 |
○観察した主な植物○ 1.ウメノキゴケを観察しました。 リトマス試験紙は、ウメノキゴケの近似種のリトマスゴケから作られる話しを聞きました。 2.ウスタビガの繭 園地の目の高さの所にありました。何度か見ている繭ですが、普通は、高い所にあるので手の届くところで見たのは初めてでした。皆で観察しました。 |
2018.12.08(土) 仙石原生情報 ちょっと肌寒い気温でしたが、気持ちの良い晴れ模様の中、箱根町駅伝を疾走中のS_AR、VC_Tさんを激励しつつ?8名で湿生花園を出発です。フジの実のビロードのようななめらかな肌触りを皆で楽しみ、ノイバラやツルウメモドキ、スイカズラなどのツル性の植物や、マユミ、ミズキなどの色とりどりの実を観察しながらにぎやかに進んでいくと、早川にかかる橋の欄干にコサギが一羽、羽を休めて周囲を睥睨(へいげい)していました。驚かせないようにゆっくり静かに進んでいきましたが、こちらに気がつくと悠然と飛び去って行ってしまいました。川沿いの休憩地点ではコウゾリナが黄色い花をしっかりと咲かせていて、思わぬ出会いにちょっとびっくりです。キッコウハグマの群生がある人工林の中を進んでいくと、まだ一輪だけ花を残している株を見つけました。例年閉鎖花が多く残念な思いをしてきましたが、今年は各所で白い可憐な花を楽しませてくれ、当たり年だったのだなと思いました。昼食をいつもの展望案内板周辺でとろうとしたときにふと気が付くと、足元にゲンノショウコがひっそりと咲いていました。先程のコウゾリナといい、今日は季節外れの花をたくさん観察できるような予感がします。雨による浸食のために大きく路面が削り取られていて歩きづらい片平地区の下りで、ムラサキシキブの美しい実と、みごとに色付いたたくさんのクサギの実を観察しました。花も実もとても美しい植物なのにクサギ(臭木)という名はちょっと気の毒に思えます。名前のもとになったと思われる葉の香りも現代人にとってはむしろ芳香といってもいいのではないでしょうか。日当たりの良いコース脇では、なんとツボスミレが可愛らしい白い花を咲かせていました。ほかにもタチツボスミレやシロツメクサなどが花をつけていて、今年のちょっと異常な気象は植物たちにも大変な影響を与えていることを実感しました。人工林に続く林道沿いでシラヤマギクやタイアザミが花の最期をむかえていて、やっと晩秋らしい景色に出会えたことにちょっとほっとしました。トビがのんびりと空を舞う中、湖尻新橋のたもとではこれまたボタンヅルが見事な満開の花姿を誇っていて、今回は、時季外れの花をたくさん観察できた珍しい会として報告しようと決めました。オナガやシジュウカラの混群とコゲラの特徴的な縞模様に見送られて観察会を楽しく終了しました。 |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 イヌタデ、キッコウハグマ、ゲンノショウコ、コウゾリナ、シラヤマギク、シロツメクサ、タイアザミ、タチツボスミレ、ツボスミレ、ノコンギク、ハキダメギク、ヒメジョオン、ボタンヅル 【実を観察した植物】 アオキ、イヌツゲ、ウバユリ、クサギ、コボタンヅル、サルトリイバラ、スイカズラ、チヂミザサ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルマサキ、ツルリンドウ、ノイバラ、フジ、ヘクソカズラ、マユミ、ミズキ、ミヤマイボタ、ムラサキシキブ、ヤマノイモ ○観察した植物○ フユノハナワラビ ○観察した主な鳥類○ 〇その他観察した物〇シカの足跡、スズメバチの巣(一部破損) |
2018.11.10(土) 仙石原生情報 前日の雨の影響で樹の枝などにも雨滴が残っていましたが、暖かい陽射しと青空の下、過去最高の参加者を集め賑やかに湿生花園駐車場をスタートしました。出発早々、住宅街の角でアオダイショウの出迎えを受けました。近くで見ようとPVが次々に覗き込む中、当の「大将」は慌てるそぶりも見せず、しばしその場に鎮座(?)していました。早川に向かう敷石の小径は湿った落葉でやや滑りやすくなっていましたが、ほんのり蒸した苔の香りとイロハモミジなど紅葉のもたらす色彩のコントラストが秋の風情を漂わせていました。当日の観察「目」の多さが幸いし、種の多さに加え同じ種でも異なる態様を目にすることができました。例えば、ツチグリは立て続けに4つの個体を発見しましたが、外皮が未開のものから完全に開いた状態のものまで4つの成育過程を分解写真のように一度に目の当たりにすることが出来ました。我々の会話に興味を惹かれたのか一羽のヤマガラが目の前にその鮮やかな姿を見せてくれました。休憩地点の展望案内板からは、仙石原の象徴ともいえる黄金色のススキの草原を台ヶ岳方面に望むことができましたが、大涌谷方面に視線を移すと、白い雲(霧?)が一帯に立ちこめ、大量の噴煙かと見間違えるほどいつもと違った様相を呈していました。人工林に続く林道沿いはリュウノウギクが存在感を示していましたが、とある場所では視線を上げた斜面にツルリンドウが同一の株から枝垂れ状にその赤い実を数多くつけており、珍しい姿にしばし足を止め観賞を楽しみました。当日はイロハモミジ等の紅葉とともに、いたるところでクロモジの黄葉が見られたのも印象的でした。その他にも、ジャノヒゲの青い実や、紫色のリンドウの花など、本格的な冬を前にささやかながら季節の色を楽しめる観察会となりました。 ○観察した主な鳥類○ ○観察した昆虫類○エサキモンキツノカメムシ、キチョウ、ヒメツチハンミョウ 〇その他観察した物〇アオダイショウ、グッピー、シカの足跡、スズメバチの巣 |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 アキノタムラソウ、イヌコウジュ、オギ、オトコエシ、キッコウハグマ、ゲンノショウコ、コウゾリナ、シラヤマギク、シロヨメナ、ススキ、セイタカアワダチソウ、タイアザミ、タチツボスミレ、タテヤマギク、ツルシキミ、ノブキ、ハキダメギク、フジテンニンソウ、マツカゼソウ、マルバフジバカマ、ミズヒキ、モミジガサ、モミジハグマ、ヤクシソウ、ヤマラッキョウ、リュウノウギク、リンドウ 【実を観察した植物】 イノコヅチ、イロハモミジ、ウツギ、ウバユリ、キカラスウリ、キンミズヒキ、クサギ、クサボケ、コボタンヅル、ジャノヒゲ、スイカズラ、センブリ、ダイコンソウ、ツリガネニンジン、ツリバナ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルマサキ、ツルリンドウ、ナギナタコウジュ、ニシキギ、ノイバラ、ノササゲ、ノブドウ、ハナタデ、フジ、ヘクソカズラ、ホソバテンナンショウ、マユミ、ミズキ、ミツバウツギ、ヤブラン ○観察したシダ類・菌類○ フユノハナワラビ、ツチグリ |
2018.10.13(土) 仙石原生情報 箱根に着くと思った以上に肌寒く、慌てて車にあったスカーフやヤッケを荷物に加えて集合場所に向かう。曇天の中、9人でスタート。サルトリイバラ、ヤマノイモ、ニシキギ、タデ類などの実が次々と見つかり観察する。ツリガネニンジンの繊細な花が見頃、迎えてくれているようで嬉しい。マルバフジバカマはたくさん花をつけ、勢力範囲を広げているように思う。ほどなく2人が加わり11名でのにぎやかな観察会になる。ミツバアケビはつるにたくさん大きな実をつけている。道にもいっぱい紫色や茶色の実が落ちており大豊作のようだ。透き通るような白い花が可憐なセンブリの小株をいくつも観察。ヤマトリカブトの花はいつになくたくさん咲いているように思う。毒を持つと知っている所為か何度見ても不思議な感覚を覚える。途中でゆっくりとトレイルランニングを楽しむ全部で十数名ほどの人たちとすれ違って声を交わした。大勢の目で観察したお陰で充実した自然情報収集ができた秋の一日だった。(片平の下り坂はこれまでに補修されてきた箇所が最近の大雨のせいか深くえぐれて、土砂が道の周囲に広がって歩きづらかった) ○観察した主な鳥類○(声) ○観察した昆虫類○ルリシジミ、ユウマダラエダシャク 〇その他観察した物〇キッコウハグマ、ホコリタケ |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アキノタムラソウ、オギ、オトコエシ、オミナエシ、ガンクビソウ、ゲンノショウコ、シュウブンソウ、シラヤマギク、シロバナイナモリソウ、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、センブリ、タイアザミ、ダイコンソウ、ツリガネニンジン、ツリフネソウ、ツルニンジン、テンニンソウ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ノブキ、ハキダメギク、ヒメキンミズヒキ、ホトトギス、マルバフジバカマ、ミズヒキ、ミゾソバ、メナモミ、モミジガサ、ヤクシソウ、ヤマトリカブトヤマハッカ、ヤマラッキョウ、ユウガギク、リュウノウギク、ワレモコウ 【実を観察した植物】 アオキ、アブラチャン、イヌタデ、ウバユリ、ガマズミ、キカラスウリ、クサギ、クサボケ、クロモジ、ゲンノショウコ、コブシ、コボタンヅル、コマユミ、サルトリイバラ、サルナシ、サンショウ、タカサゴユリ、チカラシバ、ツリバナ、ツルマサキ、ツルリンドウ、ニシキギ、ヌスビトハギ、ノイバラ、ノブドウ、ハナタデ、バライチゴ、フジ、ヘクソカズラ、ホウチャクソウ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ、マユミ、ミズキ、ミツバアケビ、ムラサキシキブ、ヤマウド、ヤマノイモ、ヤマボウシ |
2018.08.11(土) 仙石原生情報 当日は、酷暑、この暑さは7月頃から続いていますが、箱根に来るとほっと一息つけました。集合場所の湿生花園には、観光客の車が多数駐車しておりお盆連休を感じる勢いでした。9時半に湿生花園を出発。出発直後に出会うのはコース唯一のツチアケビ。しかし、今年は姿を消しており、仙石原コースではもう観察出来なくなると思うと本当に残念。その後、ボタンヅル、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキ、ミズヒキなどを観察しながら早川沿いへ。ここでカワセミの飛翔を観察する事が出来ました。飛翔観察は久し振りでラッキーでした。温湯では毎回温度を測定していますが、今回は準備不足で見送り。毎回準備しているSさんに改めて感謝しながら観察を継続。その後、コバギボウシ、アキノタムラソウ、マツカゼソウなどを観察しながら歩いていると野鳥の混群に出会いました。混群は逃げずに枝から枝へ飛び交い囀っており、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラの姿、コゲラの鳴き声を確認する事が出来ました。更にその先で交尾中のアサギマダラを発見。すぐ傍まで近寄って観察、撮影することが出来ました。この頃になると衣装は汗まみれ。暑さから疲れも出始めたので展望案内板付近で早めの昼食と休憩。森の中で仲間と話しながら食べるオニギリの味は、いつもながら格別でした。休憩後、とても綺麗な鳴き声が聞こえてきました。オオルリの鳴き声です。暫くの間大きな声で鳴いていましたので、語尾が低くなる特徴を皆で確認することが出来ました。耕牧舎付近で目的の一つだったキツネノカミソリを観察。丁度見頃の満開状態でラッキーでした。その後、天気予報を考慮し少し早いペースで観察を続け、ゴール近くに来た時に新たな場所でツチアケビを発見。一度あきらめたツチアケビでしたが、仙石原コースでも観察出来る事になり嬉しくなりました。この日は、珍しい昆虫や野鳥の混群、アサギマダラの交尾、キツネノカミソリ、ヤマカガシ、ツチアケビの発見というラッキーが続きました。観察途中で見つけた6弁のシロバナイナモリソウ(幸運を呼ぶとい)が呼んでくれた様なラッキーで楽しい観察会でした。 ○観察した昆虫類○アサギマダラ、エサキモンツキノカメムシ、オオルリハムシ、キチョウ、クロアゲハ、シオカラトンボ、ジャコウアゲハ、ツクツクボウシ、ハグロトンボ、ヒメコガネ、ミスジチョウ、ユウマダラエダシャク 〇その他観察した物〇グッピー、ヤマカガシ ≪本日のトップテン≫@キツネノカミソリ、Aオミナエシ、Bミソハギ、Cアサギマダラ(交尾)、Dカワセミ(飛翔)、Eツチアケビ、Fオトコエシ、Gアキノタムラソウ、Hオオルリ(鳴き声)、Iヤマカガシ |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 アカツメクサ、アキノタムラソウ、イヌゴマ、イヌザンショウ、オトギリソウ、オトコエシ、オミナエシ、カラスウリ、カワラナデシコ、キツネノカミソリ、キンミズヒキ、クサギ、クズ、ゲンノショウコ、コアカソ、コウゾリナ、コバギボウシ、コボタンヅル、サワヒヨドリ、シシウド、シロツメクサ、シロバナイナモリソウ、タイアザミ、タケニグサ、タニタデタマアジサイ、ダイコンソウ、チヂミザサ、ツユクサ、ツリガネニンジン、ツリフネソウ、ツルボ、トンボソウ、ヌスビトハギ、ネムノキ、ノブキ、ハエドクソウ、ハキダメギク、バライチゴ、ヒカゲノイノコズチ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジョオン、ヒメヤブラン、ヘクソカズラ、ボタンヅル、マツカゼソウ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミソハギ、モミジガサ、ヤブラン、ヤマキツネノボタン、ヤマサギゴケ、ヤマトウバナ、ヤマノイモ、ヤマホタルブクロ 【実を観察した植物】 アカショウマ、アブラチャン、ウバユリ、クロモジ、コアジサイ、コブシ、ゴマギ、ツチアケビ、ナワシロイチゴ、ハナイカダ、バライチゴ、ホウチャクソウ、ミズキ、ミズタマソウ、ヤブデマリ、ヤマアジサイ、ヤマオダマキ、ヤマグリ、ヤマノイモ(ムカゴ)、ヤマボウシ ○観察した主な鳥類○(声) |
2018.07.14(土) 仙石原生情報 各地で35℃を超える気温予想にたがわず、箱根も非常に暑い日だった。参加者7名で湿生花園を出発。まもなく木陰に入ると、すぐにヒグラシの鳴く声が聞こえてきた。ただ、そよ風が吹いてくるかと思っていたが、殆ど風は無く非常に暑かった。早川を渡る橋の上から、ミズキに実が付き始めているのを確認した。ミズキはきめ細かな白い木肌で、東北地方ではコケシの材料として用いられているそうだ。ヤマアジサイは花が終わりかけであったが、タマアジサイは蕾が多くできていて、一部咲き始めていた。また、ミズヒキも数輪花が咲いているのを見ることができた。次回の観察会では咲き誇る素晴らしい姿が目に浮かぶ。暑さで皆疲労感も高く、展望案内板の所で早めの昼食をとる。涼しい風が吹いてきて一息つくことができた。コース後半は、また無風状態。シシウド、ウツボグサ、オカトラノオなどがきれいに咲いていた。ハナイカダも多く、緑だけでなく黒い実も見られた。片平の下りの道が大雨のせいか大きく削られていて歩きにくかった他、耕牧舎近くの側溝がえぐられているのも気になった。一日中暑かったが、ヒグラシが声高らかに泣き続けていて、我々を元気づけている気がした。 ○観察した昆虫類○ヒグラシ、ハグロトンボ、クロアゲハ、ベニシジミ、モンシロチョウ ≪本日のトップテン≫@ヒグラシ、Aヤマユリ、Bホタルブクロ、Cタマアジサイ、Dハナイカダ、Eシロバナイナモリソウ、Fウツボグサ、Gオカトラノオ、Hヤマアジサイ |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 アカショウマ、アカソ、アカバナユウゲショウ、イヌザンショウ、ウツボグサ、ウマノアシガタ、オカトラノオ、カタバミ、コウゾリナ、コマツナギ、シシウド、シモツケソウ、シロツメクサ、シロバナイナモリソウ、タイアザミ、ダイコンソウ、タケニグサ、タマアジサイ、チダケサシ、ツユクサ、トウダイグサ、ドクダミ、ニワゼキショウ、ネジバナ、ハコネイトスゲ、ハルジオン、フタリシズカ、ホタルブクロ、ミズヒキ、ミツバ、ヤブカンゾウ、ヤマアジサイ、ヤマキツネノボタン、ヤマハッカ、ヤマホタルブクロ、ユキノシタ 【実を観察した植物】 アオキ、クマイチゴ、クロモジ、コブシ、ゴマギ、ニガイチゴ、ハナイカダ、ミズキ、ヤマボウシ、 ○観察した主な鳥類○(声) |
2018.06.09(土) 仙石原生情報 さわやかな好天に恵まれ、東京は気温30℃の予報であったが、箱根は24℃。12名という、大勢の参加者で和やかに出発。早速、小雪が降ったような小さな白いエゴノキの花が道路一面を覆う。花びらは5つが標準らしいが、3枚、4枚のも見つける。真っ白なウツギの花も枝垂れて満開で今日は見事に主張している。大木のヤマボウシの白い花びらも空に向かってそれぞれ競演しているようである。今日は「白い花の日」のようだ。6月のメインイベント(?)である黄色のモミジイチゴの実がたわわに実っていた。姿の美しいキジのオスをしばしみんなで見入る。コブシの実はまだ2〜3cmの枝豆ぐらいの大きさのものをやっと見つけた。可憐なオダマキに出会った時は疲れも忘れそうに感動する。片平という地区の道路が50mぐらい雨で削られ非常に歩きにくかったので、図で示し、事務所へ報告しました。 ○観察した昆虫類○アサギマダラ、ジャコウアゲハ、モンシロチョウ、ミツバチ、空中ケムシ(糸にぶら下がって度々目にした)-エダシャク ≪本日のトップテン≫@モミジイチゴ、Aコアジサイ、Bヤマグワ、Cガマズミ、Dヤマボウシ、Eハナイカダ、Fサルナシ、Gオニシバリ、Hサワギク、Iユキノシタ |
○観察した主な植物○ ○観察した主な鳥類○ |
2018.05.12(土) 仙石原生情報 爽やかな青空。木陰にいると涼しいかなと思われましたが、いつものように湿生花園をスタートしました。道沿いには、春の草花がいっぱい花を咲かせ、一つ一つ観察をしているとなかなか前に進めず、中でもニオイタチツボスミレが「私も、まだ咲いているのよ。」と一株ありました。早川にかかる木橋からはミズキの花を上からみることができ、白い花の美しさに感動しました。いつも私たちは、ミズキを下から見上げていますから。少し進むとヘビの脱け殻がありました。きっとヘビも春の暖かさを喜んでいると思います。早川沿いにそびえ立つコブシに3センチの実を確認しました。3月には、蕾の膨らみを観察していましたが、季節の移り変わりに驚きます。片平の下りの道が雨のせいか砂利が流れ、歩きづらくなっていました。足元に気を付けて下って行きました。道中、上を見上げれば、フジの花が、下をみれば、ニョイスミレとホウチャクソウが咲き、花道を作っていました。特にホウチャクソウは群落になっており、それは見事でした。 ○観察した昆虫類○ウスバキモンシロチョウ、ウスバシロチョウ、クロアゲハ、サカハチチョウ(春型)、ヒョウモンチョウ、ミスジチョウ ○その他観察したもの○モリアオガエル、ヘビの脱け殻 ≪本日のトップテン≫@フジ、Aタニギキョウ、Bミズキ、Cゴマギ、Dニョイスミレ、Eハナイカダ、Fホウチャクソウ、Gコアジサイ、Hアケビ、Iウマノアシガタ |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】アオマムシグサ、アカバナユウゲショウ、アケビ、ウワバミソウ、アマドコロ、ウマノアシガタ、オオバウマノスズクサ、オニタビラコ、カキドオシ、カタバミ、カラスノエンドウ、キランソウ、クサボケ、クワガタソウ、クルマムグラ、コアジサイ、コゴメウツギ、ゴマギ、サルナシ、ジシバリ、シロバナタチツボスミレ、ジロボウエンゴサク、スカシタゴボウ、セイヨウタンポポ、タチイヌノフグリ、タチツボスミレ、タネツケバナ、ツメクサ、ツリバナ、ニオイタチツボスミレ、ニガナ、ニシキギ、ニョイスミレ、ハコベ、ハナイカダ、ハナニガナ、ハンショウヅル、フジ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ホソバテンナンショウ、ミツバウツギ、ミツバツチグリ、ムラサキケマン、ムラサキサギゴケ、ムラサキマムシグサ、ヤエムグラ、ヤブタビラコ、ヤブヘビイチゴ、ヤマツツジ、ヨツバムグラ 【果実を観察した植物】オオシマザクラ、ヤマグワ 【その他観察した植物】クジャクシダ ○観察した主な鳥類○ |
2018.04.14(土) 仙石原生情報 箱根は春爛漫の花盛りです。箱根峠あたりから湖尻峠まで、いろいろな桜が咲き誇っていました。大島桜、山桜、豆桜が咲き誇り、朝から今日の自然観察が楽しみになります。ミツバツツジもピンク色できれいです。湖尻の最近できたホテル付近は道沿いに見事な桜でした。ゴルフ場トイレ付近からの観察路が砂利を引かれ、きれいに舗装されていた。観察コース外の耕牧舎から50mぐらい上にシコクスミレの群落があった。コース全体にスミレが見られた。花ではないので観察から除外したが、ツクシを見ることができた。今年はモミジイチゴの花がたくさんついています。天気予報は午後3時ごろから雨と言う予報のため、昼食は抜きで小休止のみで観察を急いだ。予報どおりに3時ごろから雨が降り出しました。ステーションについてからの雨でした。9名と言う大所帯での観察です。人数が多いと楽しいですね。 ≪本日のトップテン≫@タチツボスミレ、Aナガバノスミレサイシン、Bヒゴスミレ、Cツボスミレ、Dマルバスミレ、Eエイザンスミレ、Fモミジイチゴ、Gニオイタチツボスミレ、Hミツバアケビ、Iカキドオシ |
○観察した主な植物○ ○観察した主な鳥類○ |
2018.03.03(土) 仙石原生情報 抜けるような青空の下、今日最初に出会った春は、ウグイスの囀り、まだたどたどしいけれど確かにホーホケキョと聞こえた。温湯を過ぎ早川沿いにそびえ立つコブシの蕾の膨らみ具合を確認後、恒例の記念写真をパチリ。ハコネダケを両側に石畳を抜けた所でヤマネコノメソウが米粒より小さい蕾を2個づつ付けた可愛い姿に感激。それを見つけた仲間に感謝した。ダルマ岩近くの陽だまりでテングチョウが石に止まり羽を緩やかに開閉して日向ぼっこ、皆でしっかりと観察する。また別のテングチョウは元気に飛翔していた。展望案内板の所から目にした大涌谷の噴煙はやや多めに見受けられる。そして大涌谷コースのブナ林の自然探勝路は、今どのような状態なのか非常に気にかかる。 【余談】箱根ボランティア解説員の会が発足して初めての観察会をVC〜大涌谷コースで開催、記憶は定かではないがビジター30数名、ボランティア15名程。やり終えた反省会でボランティア同志の思いが1つになったような気がした。これも30年ほど前のこと、懐かしい想い出がよみがえる。 人工林を抜けて柵がある場所右側の法面が大きくえぐれ崩れていた。本日は大量のスギ花粉のせいか大きなくしゃみが響き渡る賑やかな自然情報収集となった。 ≪本日のトップテン≫@オニシバリ(花)、Aミツマタ(蕾)、Bヒイラギナンテン(蕾)、Cヤマネコノメソウ(開花)、Dコブシ(蕾)、Eウソ(木に止まっていた)、Fキジ(地面を歩いていた)、Gオオイヌノフグリ(開花)、Hテングチョウ(石に止まっていた)、Iツルシキミ(蕾) |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】オオイヌノフグリ、オニシバリ、スギ、ヤマネコノメソウ 【果実を観察した植物】ツルリンドウ 【その他観察した植物】オオマツゲゴケ、マツゲゴケ ○観察した主な鳥類○ ○観察した昆虫○ 〇その他観察〇グッピー、虫こぶ(イヌツゲメタマフシ)、足跡(シカ) |
2018.02.10(土) 仙石原生情報 朝の天気は晴れ。気温は前月より高く、暖かい陽射しを感じつつも、予報では午後から雨。たまに吹き抜ける風はまだ冷たく、市街地も歩道にはまだ雪が残っていました。雪道の歩行に注意することを確認・周知し、定時にスタートしました。出発後まもなく民家の脇を歩いていると、早速複数の鳥の鳴き声を耳にしました。声の方へ目を向けると、ガビチョウ、ソウシチョウ、さらにはメジロの姿がありました。早々の出遭いに、足元だけでなく、目も耳も、メモとる手も、今日は忙しくなりそうだと予感させられました。早川沿いの道はまだ数センチの積雪があり、一部は凍りかけていました。そのため滑って転倒するリスクは高かったものの、下り斜面では先行者が後続メンバーを補助しながら安全確保に細心の注意を払い危険個所を無事通過しました。途中やや積雪の深い場所も、いつもとは異なる雪を踏みしだく感触や、雪の重みでできた笹のアーチが行程を楽しませてくれました。温湯でいつも通り温度を測ると、気温6℃に対し水温は何と20℃。ただ、その場で議論になったのは池の底に見えるいくつものゴルフボールのこと。毎回目の当たりにするものの、恐らくどこか上流からやって来るのだろうとの推測までで、はっきりとした結論はでませんでした。他のシーズンに比べ、目にする花や実の種類も少ない中、ミズキやコブシの冬芽は前回観察時からはっきり成長が見られました。ミツマタは1月に観察した時から蕾の大きさはそれ程変わっていない印象でしたが、一部の木の下の方が一様に枝から切られた様子。シカに食べられた跡でしょうか。いずれにせよ、春の到来を待ち望んでいる樹木はいくつも見られ、次回の観察会への期待が膨らみました。また、ウソのつがいやエナガの群れなど、いつもより多くの種類の鳥に出会うなか、シカの足跡やノウサギの糞等を積もった雪の上に見ることもできました。中でも、キツネか他の小動物に捕食されたのか、キジバトの羽が一面に散乱していた場所は印象的でした。行程中、森林作業中の業者さんと一組のご夫婦以外には、ハイカー等と出遭うこともなく静かな散策路でしたが、結局雨に打たれることもなく、微かに春を感じる有意義な観察会となりました。 |
○観察した主な植物○ 【実を観察した植物】アオキ、カラスウリ、コボタンヅル、ツルシキミ ○観察した主な鳥類○ 〇その他観察〇オオマツゲゴケ、イヌツゲメタマフシ(虫こぶ) ホダ木、凍結した水面(浄水場傍の池、湖尻水門)、キジバトの被食跡、笹のアーチ、足跡(シカ、ノウサギ、キツネ)、ノウサギの糞、伐倒直後のヒノキ |
2018.01.13(土) 仙石原生情報 ○ 天候:晴れ 気温3℃ 温湯20℃℃ ○ 参加者:7名(PV7名) ○ 観察テーマ:「ヒイラギナンテン」の観察 かなりの低温のなか、快晴の太陽のぬくもりを感じながら、7名でスタートする。地面は完全に凍結しており、霜柱をざくざくと踏みながら注意して歩く。早川を渡る橋の上でミズキの紫紅色の若枝を上から観察する。下から見上げることが多い木なので貴重な経験だ。正月のどんど焼きのとき、地域によってはこの木の枝に団子や餅を刺して焼くこともあるそうで、皆の地域ではどんなどんど焼きをしていたかでひとしきり盛り上がった。観察できる植物の数も少ないなか、崖の法面をまるで波のように一面に飾る美しい霜柱や、冬枯れの寂しい景色のなかで見事な紅葉を見せるヒイラギナンテンの鮮やかな姿を楽しみながら進む。一般的には、厚みがあってツヤのある葉をもつ樹木は紅葉しないという話があるそうで、これは後で調べてみようと皆で話し合った。真っ赤な実をつけているのはツルリンドウやツルシキミだ。どちらも花は控えめだが、色彩の乏しい冬の野山ではその鮮やかな赤は、一際目立って見える。オニシバリ、クロモジは枝一杯に冬芽をつけ、じっと春を待っているようだ。ミツマタもその特徴的な形の蕾をみせてくれる。ペースがいつもよりだいぶ早く、昼食はいつもの見晴台ではなく、耕牧舎跡まで進んでからとることにする。陽だまりの中で見つけたカキドオシの葉の、さわやかな香りを楽しみつつコース後半へ進んでゆく。コース後半ではいろいろな野鳥たちがそのかわいらしい姿を現し、皆を楽しませてくれた。珍しいことに縄張り争いもせずに雄の雉が二羽、一緒に餌を探しながら近づいてきた。いつも思うのだが、何故箱根で見る雉は人を恐れないのだろうか。ウソのつがいが、木の枝の上で仲良く遊んでいるようなほほえましい姿を見せてくれる。アオジは我々がそばにいることにも我関せずの体で一心不乱に餌を探していた。葉を落としスッキリとした姿の木々の間をたくさんのエナガやコガラ、シジュウカラが混群を作り何かを夢中で食べていた。鳥たちも冬の間は食べるものを探すのに苦労しているのだろう。今日は植物の観察が充分できなかったが、たくさんの野鳥たちのおかげで双眼鏡が大活躍する楽しい観察会になった。 |
○観察した主な植物○ 【実を観察した植物】サルトリイバラ、ナギナタコウジュ、ツルシキミ、ツルリンドウ、ヘクソカズラ 【その他観察した植物】オオマツゲゴケ、コフクレサルオガセ ○観察した主な鳥類○ 〇その他観察〇グッピー、ノウサギの糞 |
2017.12.09(土) 仙石原生情報 〇その他観察〇グッピー、ツチハンミョウ、イノシシのヌタバ |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物】オニシバリ、クロモジ、コブシ、ヒイラギナンテン、ミツマタ 【実を観察した植物】アオキ、アオツヅラフジ、ウツギ、ウバユリ、ガマズミ、クサボタン、コボタンヅル、サルトリイバラ、ジャノヒゲ、スイカズラ、ツルウメモドキ、ツルマサキ、ツルリンドウ、ノイバラ、ヒヨドリジョウゴ、ヘクソカズラ、マユミ、ミヤマシキミ 【その他観察した植物】オオバジャノヒゲ、オオマツゲゴケ、オオハナワラビ、シコクスミレ、スッポンタケ、ハコネイトスゲ ○観察した主な鳥類○ |
2017.11.11(土) 仙石原生情報 〇その他観察した物〇 モミジの紅葉が美しかった。テンニンソウに虫の揺籃をたくさん見ることができた。 ≪本日のトップテン≫ツチアケビ、コマユミ、カエデ(紅葉)、ツルニンジン、キッコウハグマ、カラ類(エナガ、シジュウカラ、コゲラ)、リンドウ、チュウサギ、フユノハナワラビ、ツルウメモドキ |
○観察した主な植物○ 【花が開きはじめ観察した植物】 リンドウ 【花の終わりの植物】 アキノタムラソウ、イタドリ、イヌタデ、ゲンノショウコ、シュウブンソウ、セイタカアワダチソウ、センニンソウ、タイアザミ、ツリガネニンジン、ノコンギク、ハキダメギク、ヒメジョオン、モミジガサ、ヤクシソウ、ヤマハッカ、ヨメナ、リュウノウギク、ワレモコウ 【実が色づき始め観察した植物】 キッコウハグマ、タマアジサイ、ヨウシュヤマゴボウ 【実の色づいている植物】 ウバユリ、コマユミ、クサボタンサルトリイバラ、スイカズラ、ダイコンソウ、ツチアケビ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルリンドウ、ナギナタコウジュ、ノイバラ、マツカゼソウ、フジテンニンソウ、ヤマグリ ○観察した主な鳥類○ エナガ、コゲラ、シジュウカラ、メジロを混群で見ることができた。 |
2017.09.09(土) 仙石原生情報 〇観察した昆虫類〇 アキアカネ、アサギマダラ、イトトンボ、オニヤンマ、カマキリ、カラスアゲハ、キタテハ、クロアゲハ、コミスジ、ジョロウグモ、ツクツクボウシ、ツマグロヒョウモン(メス)、ハグロトンボ、ヒカゲチョウ、ヒョウモンチョウ、ヤマトシジミ 〇その他観察した物〇 ザトウムシ、ジムグリ、トカゲ |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 アカソ、アキノウナギツカミ、アキノタムラソウ、イヌタデ、ウツボグサ、ウド、オトコエシ、オニドコロ、オミナエシ、キカラスウリ、キンミズヒキ、クサギ、クサボタン、クズ、ゲンノショウコ、コウゾリナ、コボタンヅル、サワヒヨドリ、シュウブンソウ、シンテッポウユリ、ススキ、センニンソウ、タイアザミ、ダイコンソウ、タケニグサ、タテヤマギク、ツリガネニンジン、ツルニンジン、ツルボ、ツルリンドウ、ツユクサ、ツリフネソウ、ヌスビトハギ、ノコンギク、ノブキ、ハキダメギク、ヒメキンミズヒキ、ヒメジソ、ヒヨドリバナ、ホトトギス、ボントクタデ、マツカゼソウ、ミズヒキ、ミソハギ、メナモミ、モミジガサ、ヤブラン、ヤマアジサイ、ヤマホタルブクロ、ヤブマメ、ヤマハギ、ヤマホトトギス、ワレモコウ 【実を観察した植物】 イノコズチ、ウツギ、ウバユリ、キッコウハグマ、クサボケ、クロモジ、コバノガマズミ、コブシ、ゴマギ、ケキツネノボタン、ゴヨウアケビサルトリイバラ、シシウド、ツチアケビ、ツリバナ、ツルウメモドキ、ノブドウ、ハエドクソウ、バライチゴ、ヘクソカズラ、ミズタマソウ、ミツバウツギ、ヤブハギ、ヤマノイモ(ムカゴ) ○観察した主な鳥類○ |
2017.08.12(土) 仙石原生情報 〇観察した昆虫類〇 モンシロチョウ、キチョウ、ジャノメチョウ、ミスジチョウ、ハグロトンボ、イトトンボの仲間 |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 ヒメドコロ、コボタンヅル、ヒメヤブラン、ヌスビトハギ、ミズヒキ、クサギ、ヤナギラン、コバギボウシ、ホタルブクロ、シロバナイナモリソウ、ヘクソカズラ、ツユクサ、キンミズヒキ、ツリガネニンジン、コウゾリナ、ゲンノショウコ、ヤマノイモ、キカタバミ、マツカゼソウ、ウバユリ、カワラナデシコ、タマアジサイ、バライチゴ、ヒヨドリバナ、コオニユリ、ワレモコウ、キカラスウリ、ダイコンソウ、チダケサシ 【実を観察した植物】 ツチアケビ、ゴマギ、ミズキ、ツルウメモドキ、エゴノキ、カラスザンショウ、ガマズミ、コブシ、アケビ、クサボケ、ハエドクソウ、バライチゴ、ナワシロイチゴ、ダイコンソウ、タケニグサ、クロモジ、ホソバテンナンショウ、トチバニンジン ○観察した主な鳥類○ |
2017.07.8(土) 仙石原生情報 〇確認した動物・昆虫類・その他〇 アオダイショウ、蝉の抜け殻、ヒグラシ、モンシロチョウ、イノシシの足跡、シカの足跡 ≪本日のトップテン≫@ヤマホタルブクロ、Aヤマグワ(実)、Bシロバナイナモリソウ、Cクマイチゴ(実)、Dヤマオダマキ、Eトチバニンジン、Fシシウド、Gオニシバリ(実)、H蝉の抜け殻、Iアオダイショウ |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 アカソ、アカツメクサ、イヌツゲ、ウツギ、ウツボグサ、ウマノアシガタ、オオバジャノヒゲ、カワラマツバ、ケキツネノボタン、コアジサイ、コマツナギ、シシウド、シロツメクサ、シロバナイナモリソウ、チガヤ、トウダイグサ、トチバニンジン、トリアシショウマ、ドクダミ、ニガナ、ニワゼキショウ、ノイバラ、ハルジオン、バライチゴ、ヤマアジサイ、ヤマオダマキ、ヤマホタルブクロ、ヤマボウシ、ユキノシタ 【実を観察した植物】 アケビ、アブラチャン、オオシマザクラ、オニシバリ、クマイチゴ、クロモジ、ゴマギ、サルトリイバラ、ニワトコ、ハナイカダ、ホオノキ、マメザクラ、マユミ、ミズキ、ミツバアケビ、ミツバウツギ、ヤマグワ ○観察した主な鳥類○ |
2017.06.10(土) 仙石原生情報 今年の梅雨はこれまでのところ極端に降雨量が少ない。今日仙石原でもその影響を観察することができるだろうか。早川を渡る木橋でいつもは水面下に潜っている堰が姿を見せているのに気付く。足元の橋脚を覗いてみると通常の水位を示す痕跡に比べて今日の川辺は数十センチや1メートル弱も低い。いつもこの辺りで悠々と泳いでいる鯉たちは顏をだした堰で活動範囲が狭められて窮屈そうである。温湯の方からと思われる支流が早川本流に流れ込んでいることはいつもは水位差がないため気が付かない。今日は20センチメートル程度の落差で本流に注いでいる様子が覗える。こんなところでこんな風に合流していたのだねとみんなで観察する。コース終盤、両側にヒノキ林が連続し散策道が大きく左・右にカーブする辺りはこれまで暗く見通しがきかなかったが、左手のゴルフ場側が広い範囲で伐採されたことで、仙石原から神山までを見渡せる絶景の展望スポットに生まれ変わっていた。 ○観察した主な昆虫○ イチモンジチョウ、ジャコウアゲハ、ベニモンツノカメムシ、ミスジチョウ、ヤマトシリアゲ ○その他観察したもの○ カメ、ニホンリス、ヘビ |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物】 アワブキ、ウツギ、ウバユリ、エゴノキ、ガマズミ、スイカズラ、ナルコユリ、ナワシロイチゴ 【実を観察した植物】 アブラチャン、エンレイソウ、オオシマザクラ、オニシバリ、キブシ、クサボケ、クロモジ、サルトリイバラ、サルナシ、ツリバナ、ニワトコ、ハナイカダ、ヘビイチゴ、ミツバウツギ、ミツマタ、モミジイチゴ、ヤマグワ ○観察した主な鳥類○ |
2017.03.04(土) 仙石原生情報 天気予報は、今日暖かく春のようになると言っていましたが、出発地点の湿生花園では、とても寒くまだまだ箱根は冬だなと思い、出発しました。途中、木の上に鳥の巣を見つけました。鳥も春になり子育ての準備をしているようです。木々が落葉しているので、いろいろな鳥達にも出会うことができました。早川を左に見ながら進むにつれ、山並みはうす赤みがかかり春の息吹を感じられました。早川沿いの展望案内図の所の木が伐採され、とても展望がよくなっていました。温湯とゴルフ場の間の2mぐらいの橋が2つとも新しくなり歩きやすくなりました。歩くと橋の木の香りがするようで嬉しくなりました。人工林では、植樹された樹木に黄土色のシカ除けがされて、よく見ないとわからないくらい自然に同化していました。その先もかなりいっぱいの木が伐採されて眼下のゴルフ場や大涌谷や山並みがとてもよく見えました。スミレの芽吹きをいっぱい見つけ、花をつける日が楽しみです。 |
○観察した主な植物○ 【咲き始めの植物】 オオイヌノフグリ、オニシバリ、フキノトウ、ヤマネコノメソウ ○観察した主な鳥類○ |
2017.02.11(土) 仙石原生情報 通常は9時半出発のところ、雪による交通事情の影響により、15分遅れて9時45分に出発しました。仙石原の積雪は10〜15p程。風が吹くと、木の枝に積もっている雪が、きらきらと舞う状態です。雪の為、ダルマ石の見える坂道ではなく、平坦なサイクリングコースを歩きました。野鳥は土がわずかに見える所で、食べ物を探しに夢中です。人間が寄ってもあまり逃げないので、近くで観察できました。 コースにある温湯(ぬくゆ)の水温は、19℃(温湯付近の外気温は2℃)です。人工林の斜面は伐採が進み、うっそうとしていた林がなくなった箇所があります。日当たりが良くなるので、今後、新しい植物が観察できそうです。3月は第二土曜日が総会と重なるため、第一土曜日(3月4日(土))に実施です。 |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 オニシバリ 【実を観察した植物】 アオキ ○観察した主な鳥類○ 【声姿】アトリ、ウソ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、メジロ 【声】カケス、コゲラ、ハシブトガラス、ヤマガラ |
2017.01.14(土) 仙石原生情報 年の初めの生情報に、6名の人が集まってくれました。今日は沢山の霜柱を見つけました。かなり冷え込んだものと思われます。子供のころは、小学校に行く道すがら、霜柱を踏みしめて行ったものですが、最近は道路の舗装等で自宅付近では、見る機会が少なくなりました。今日は、鳥を多く見ることができました。早川の橋の下には今年もオオバンが3羽来ていました。仙石原コースでは初めての鳥も発見できました。アトリ、キンクロハジロ、カイツブリです。また途中でコトリの巣も発見できました。巣の発見もこのコースでは初めての出来事でした。コースの途中からドンド焼きのムギワラの燃えかすが広範囲に落ちて来ました。 |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 ヒイラギナンテン、オニシバリ 【実を観察した植物】 ツルウメモドキ ○観察した主な鳥類○ |
2016.12.10(土) 仙石原生情報 快晴の中、箱根湿生花園前をスタート。林の道は落葉で埋め尽くされ、空気が乾いていることもあり、歩くたびにシャカシャカと心地よい音がします。ツルウメモドキ、ガマズミ等の実の赤系の色、よく晴れた空の青系の色、木の枝の茶系の色など、色の差異が印象的でした。箱根町植樹記念碑近くから大涌谷の噴煙を展望できますが、今年9月の時よりやや多めに見えました。11月に観察できた、木の枝にあるスズメバチの巣(11月の時は残念ながら自分は欠席でしたが)を今日観察してみると、少し穴が開きつつあり、これを見たPVからは、「鳥がかじったのだろうか」「1月はどうなっているのだろうか」「女王蜂は越冬しているのだろうか」などと、話しが盛り上がりました。コースにある温湯の水温は、19℃(温湯付近の外気温は10℃)でした。ちなみに、今日は町駅伝競走大会が開催されており、湿生花園の前からランナーを応援しながら歩き始めました。来年5月にもキャンプ村を中心にランニングフェス(マラソン、トレイルランニング講習会ほか)が行われる予定とネットで流れていましたので、仙石原周辺はランナーの聖地になりつつあるようです。 |
○観察した主な植物○ 【花が終わりの植物】 タイアザミ、フユノハナワラビ 【実を観察した植物】 アオツヅラフジ、イヌツゲ、ウツギ、ガマズミ、キカラスウリ、クサボケ、コボタンヅル、サルトリイバラ、スイカズラ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルマサキ、ツルリンドウ、ニシキギ、ノイバラ、ヘクソカズラ、マツカゼソウ、マユミ、ムラサキシキブ ○観察した主な鳥類○ ○観察した昆虫類○ ツチハンミョウ |
2016.11.12(土) 仙石原生情報 今年2回目の久しぶりの記録係です。参加者は5名で、いつものように賑やかな観察会です。途中の箱根峠付近の紅葉がすばらしく、今日の観察会が楽しみでした。大涌谷の噴煙は相変わらず、多いようです。ススキ原は多くの人が出ていましたが、見ごろはもう少しのようです。 《その他・特記事項》 木の上にスズメバチの巣が見えました。秋になり葉が落ちたから見えるようになったのでしょうか。ハチは見えません。シカの食害が見えました。人工林が明るくなり、人工林の整備が進んでいます。展望台の先、ゴルフ場側の新しい植林が目に付きました。もみじの紅葉が最高でした。 ○観察した主な鳥類○ ○観察した昆虫類○ キチョウ |
○観察した主な植物○ 【花の開き始めの植物】 【花の満開の植物】 ツルリンドウ、ハキダメギク 【花が終わりの植物】 アキノキリンソウ、イヌタデ、コウゾリナ、コボタンヅル、シラヤマギク、シロヨメナ、ススキ、タイアザミ、テンニンソウ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、マルバフジバカマ、ヤクシソウ、ヤブタバコ、ヤマラッキョウ、リュウノウギク、ワレモコウ 【実をつけている植物】 イノコズチ、ウツギ、ウド、ガマズミ、サルトリイバラ、スイカズラ、タカサゴユリ、ツルシキミ、テンナンショウ、トコロ、ニシキギ、ノイバラ、ノブキ、ノブドウ、ヘクソカズラ、ホトトギス、ヤマノイモ、マユミ、ムラサキシキブ、 |
2016.09.10(土) 仙石原生情報 晴れの天気予報に反し、集合場所ではいつ雨が降り出してもおかしくない空模様だったが、スタートすると間もなく青空に変わった。日差しはまだ強いが風は爽やかだ。ツリガネニンジン、クズ、アキノタムラソウなど秋の花が咲き始めている。雨が続いたためかキノコも顔を出して秋の彩りを添えてくれる。中でも早川沿いで25センチほどもある立派なキヌガサタケをみた時は歓声があがった。レース様の白いスカート部分がまぶしいほど美しい。対岸をしばらく進むと今度は橙赤色の見事なタマゴタケも観察できた。小川にかかる橋の上からはツリフネソウが群生して今を盛りに咲いているのを発見。その後も耕牧舎跡やゴルフ場の側道で我々を迎えてくれた。仲間のキツリフネも数輪見られた。温湯のわきでミソハギが可愛らしく咲いていた。林道の途中から見える大涌谷の噴煙はそれほど勢いはない。ただ噴煙口周辺の赤茶けた木々の範囲がどんどん広がっていっているように感じた。片平地区の下り砂利道は台風が続いた影響だろうか、雨水が流れて削ったと思われる窪みが出来て荒れていた。周りの砂や小石が流されて20センチもの石があらわれている所もあり歩きにくい。今日一番印象に残ったことは贅沢なほど多数のツリフネソウの花を見られたことだ。秋の花々から季節の移ろいを実感した一日だった。 ○観察した主な鳥類○ ○観察した昆虫類○ アキアカネ、イトトンボ、ザトウムシ、ツクツクボウシ、ハグロトンボ ○その他観察したもの○ キヌガサタケ、タマゴタケ、フユノハナワラビ |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 【実をつけている植物】 アブラチャン、ガマズミ、クサボケ、クロモジ、コブシ、ゴマギ、ツリバナ、ヌスビトハギ、ノブドウ、マユミ、ミツバアケビ、ヤマグリ、ヤマボウシ |
2016.08.13(土) 仙石原生情報 久しぶりの記録係です。参加者は5名で、いつものように賑やかな観察会です。今日から大涌谷の警戒情報も緩和されました、大涌谷の展望台まで車で入れるようになりました。(時間規制はあります)箱根の観光客もだいぶ回復してきたようです。仙石原の仲間は元気です。いつものように甲子園で休憩してから湿生花園前に集まり、出発です。今日は出発してまもなくイオウ臭を感じました。まだ、箱根の火山活動は、収束してないなと感じました。お昼の休憩地からの大涌谷の噴煙の様子は、雲が多く観測できませんでした。冠ケ岳の西側の斜面は火山ガスのせいでしょうか、茶色く変色しています。 ○観察した主な鳥類○ ○観察したもの○ アブラゼミ、イトトンボ、キチョウ、ツクツクボウシ、ハグロトンボ、モンシロチョウ <特記事項>ゴルフ場砂置き場付近にオオブタクサが大きくしげり、目立ちました。人工林が明るくなってきた。(間伐が進んでいる) |
○観察した主な植物○ 【花の開き始めの植物】 【花の満開の植物】 イヌゴマ、キカタバミ、キツネノカミソリ、クサギ、クズ、ゲンノショウコウ、コウゾリナ、コオニユリ、コボタンズル、シシウド、ダイコンソウ、ツユクサ、ヌスビトハギ、ハキダメギク、ハコネギク、ヒメキンミズヒキ、ヒメジョオン、フシグロセンノウ、ヘクソカズラ、ミズヒキ、ヤマノイモ 【花が終わりの植物】 アカソ、イヌザンショウ、ウツボグサ、カラスウリ、シロバナイナモリソウ、チダケサシ、ハエドクソウ、ミズタマソウ、ミゾソバ、ヤマホタルブクロ 【実をつけている植物】 アケビ、ウツギ、ウバユリ、ガマズミ、キツネノボタン、コブシ、マユミ、ミズキ、ヤマブドウ、ヤマボウシ 【実が色づいている植物】 ゴマギ、タケニグサ、トチバニンジン、ハナイカダ、バライチゴ、マムシグサ |
2016.06.11(土) 仙石原生情報 9時40分出発。梅雨に入る直前の晴れ間の観察日、青い空、そよぐ樹間の風が心地よい一日でした。大涌谷の煙は多いようでした。木々は緑が勢いを増し、沢山の白い花々に逢えました。鳥達も今年生まれのツバメやスズメが飛び、今だにお相手を求めて鳴くウグイスとホトトギスの声を聞きながら終了しました。片平の人工林の間伐が進み明るくなり、陽光を浴びている下草の今後が楽しみです。ゴルフ場横の道が整備で道の側の植物がはらわれ、元々の道幅が現れ、歩きやすくなっていました。 ○観察した主な鳥類○ ○その他観察したもの○ イトトンボ、オニヤンマ、カワトンボ、キチョウ、クロアゲハ、ジャノメチョウ、モンシロチョウ、ヘビ |
○観察した主な植物○ 【花の満開の植物】 イボタノキ、ウツギ、エゴノキ、ガマズミ、キツネノボタン、コアジサイ、シロツメクサ、スイカズラ、ドクダミ、ニシキウツギ、ニワゼキショウ、ノアザミ、ノイバラ、ノリウツギ、ハナニガナ、バライチゴ、ハルジオン、フタリシズカ、ホオノキ、マンネングサ、ムラサキサギゴケ、ヤマアジサイ、ヤマオダマキ、ヤマハッカ、ヤマボウシ、ユキノシタ 【実をつけている植物】 アケビ、オオシマザクラ、ゴマギ、マユミ、モミジイチゴ、ヤマグワ |
2016.05.14(土) 仙石原生情報 雲一つないお天気でした。箱根の青空は、とても高い空のように見えました。この春の季節は、黄色の花も多いですが、紫色の花達も「私を見て下さい。」とアピールしている様子が伝わってきます。どんどん仲間を増やしていくムラササギゴケ、隣の垣根を越えて伸びるカキドオシ、凛として立ち上がるニワゼキショウなどです。途中川沿いの木にアオダイショウが日向ぼっこをしているのか、枝に巻き付いていました。私達が昼寝のじゃまをしたのにもかかわらず、ずっと動きませんでした。人工林の所では、作業をしていて材木があり、歩きづらいこともありました。耕牧舎の長尾峠への案内板が新しくなり、ハイカーの人もわかりやすいなと思いました。また、ゴマギの花があちらこちらにいっぱい見られました。 ○観察した主な鳥類○ ○その他観察したもの○ アオダイショウ、アワフキムシ、ジャコウアゲハ、ハグロトンボ |
○観察した主な植物○ 【花を観察した植物】 アマドコロ、ウマノアシガタ、カキドオシ、カジカエデ、カマツカ、クサボケ、クルマムグラ、コウゾ、コバノフユイチゴ、ゴマギ、サルトリイバラ、ジシバリ、ジロボウエンゴサク、セイヨウタンポポ、タチツボスミレ、タツナミソウ、タニギキョウ、ツリバナ、ナツグミ、ニシキウツギ、ニシキギ、ニョイスミレ、ニワゼキショウ、ハナイカダ、ハルジオン、フジ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ミツバアケビ、ムラサキサギゴケ、ヤブデマリ、ヤマクワガタ、ヤマツツジ 【実を観察したの植物】 エンレイソウ、オオシマザクラ、クロモジ、バッコヤナギ、ミツマタ、ムラサキケマン、モミジイチゴ、ヤマグワ |
2016.04.09(土) 仙石原生情報 観察日和の天候に恵まれ4名で出発。スタート地点へ移動中の民間の庭先で、ご主人と奥様に許可を頂きヒゴスミレを観察。仙石原に通って4年目にようやく会えたヒゴスミレに、ちょっと感激。9時40分に観察コースをスタート。早速、可憐なマメザクラを皮切りにスミレなどをじっくり観察したため、いつもより1時間遅れのペースで展望案内板に12時10分に到着。ここで昼食を取りながら大涌谷の噴煙を観察。噴煙は非常に少なくようやく以前の状態に戻ったという印象を受けました。耕牧舎跡へ向かう途中の人工林はスギ、ヒノキの伐採が進み、明るい陽射しがそそぎ始めていた。この日は、ホオジロ、シジュウカラ、カケスなどの姿を観る事も出来、いつもより一味違う観察を楽しむ事が出来ました。やっぱり箱根は楽しいですね。 ○観察した主な鳥類○ 【姿を観察した野鳥】ホオジロ、カケス、カワウ、シジュウカラ、ダイサギ、トビ ○観察した昆虫類○ ビロードツリアブ、ミドリシジミ |
○観察した主な植物○ 【花の開き始めの植物】 オオシマザクラ、ツルシキミ、ヒメスミレ、マルバスミレ、ムラサキケマン、モミジイチゴ、ヤマザクラ 【花の満開の植物】 アブラチャン、オオイヌノフグリ、カキドオシ、キジムシロ、キブシ、クサボケ、コハコベ、コブシ、コミヤマカタバミ、スズメノヤリ、セイヨウタンポポ、タチツボスミレ、タネツケバナ、スギナ(ツクシ)、ニオイタチツボスミレ、ヒイラギナンテン、ヒメオドリコソウ、フキノトウ、フッキソウ、フデリンドウ、ヘビイチゴ、マメザクラ、ミツマタ、ミミガタテンナンショウ、ムラサキサギゴケ 【花の終わりの植物】 オニシバリ 【実の付いている植物】 ヤマネコノメソウ |
2016.03.05(土) 仙石原生情報 久しぶりに仙石原を歩いて、人工林を伐採して広葉樹を移植しているところがたくさんあり、少し違和感を覚えました。伐採が進み、道が明るくなりましたが、自然が破壊されているかもしれないと、それが違和感なのかなと思いました。檜や杉の伐採工事が多いせいか、缶のごみ3袋、たくさんありました。植物達は横1線に並んで春のヨーイドンを待っているようでした。いつものコブシの下で、パチリ!イノシシが暴れた跡がたくさんあり、イノシシ駆除の有線放送もあり、村も苦戦しているのがわかります。途中の温湯はいつもより水が少なく、こうした現象は噴火と関わりがあるのかとつい考えてしまいました。帰宅して花粉症がひどく、翌日は普段でも腫れ気味の顔が腫れてしまいました。 |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物】 【実が色付いている植物】 ツチアケビ(残骸)、ヤドリギ ○観察した主な鳥類 |
2016.02.13(土) 仙石原生情報 1月に降った雪がまだ残っていて、下りの坂道などが歩きづらかった。展望台から見る大涌谷の煙が、いつもより少なかった。コースの途中でシカやイノシシを駆除する人達に出会う。シカが増えたので、県の依頼で駆除しているそうです。ゴルフ場近くの人工林が伐採されていた。春に沢山の花々が見える事を期待したい。耕牧舎の手前でヤマガラの群れに出会う。5分ぐらい見ていたが、飛び去る事なく、我々に綺麗な姿を見せているようでした。 |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物】 【咲始めの植物】 ヒイラギナンテン ○観察した主な鳥類 |
2016.01.09(土) 仙石原生情報 今年初めての観察会、今日は冷え込むかな?と覚悟し着込んできたのだが、風もなく暖かい観察日和の晴天。11日の月曜日が「成人の日」で3連休の初日だというのにゴルフ場の人影がいつもに比べて極端に少ない。鳥たちはカーン、キーンという打音がないので安心してか、我々の歩く少しだけ前方にしばしば姿を見せてくれる。カラ類より少し大き目の一羽に「あれ、今の何だった?」頭部は黒くて首から胸の辺りは茶を帯びた薄い灰色だったかなと考えながらしばらく歩を進めると、数羽が樹上で群れをなしている。ゆっくり双眼鏡で観察できるほど戯れていてくれて、図鑑でお馴染みの雄も混じっている。「さっきはウソの雌だったのだね。」と皆で納得。早川水門手前で若くて健脚そうな20人弱のトレイルランニングのグループに追い抜かれる。湯本を出発し外輪山を縦走してきて、この後西岸を回るのだそうだ。もう少しゆっくり優しく箱根の自然を味わって欲しいと思いながら見送った。 |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物】 【その他観察した植物】クロモジ、サルトリイバラ、スミレ、ノイバラ、ヘクソカズラ ○観察した主な鳥類 |
2015.12.12(土) 仙石原生情報 寒くも暑くもなく心地よい小春日和である。小鳥たちの囀りを聴きながら出会いに期待し歩き始める。早速ヤマガラ・シジュウカラなどに出会う。キハダの大木を見上げると青い空をバックに小さな実をたくさん付けている。キハダの臭いがした。臭いが消える。また臭う。風の方向によって臭う。みんなでじっとキハダの臭いをしばらく感じていた。来年もこの臭いを忘れないでいたいと願う。 《本日のベストテンに代えて(印象に残った動植物)》 |
○観察した主な植物○ 【花の終わりの植物】 【蕾を観察した植物】 ○観察した主な鳥類 【姿を観察した野鳥】 【観察した昆虫】 【観察した動物】 |
2015.10.10(土) 仙石原生情報 本日は、ほとんど欠席のない2名がお休みだったが、参加者の内、7期生3名が参加して活動を行った。いつもに増して注意深く観察した結果、たくさんの種類を見つけることが出来た。久しく会えなかった、大豆の原種と云われるツルマメと、その近い場所にヤブマメを見つけたのは、私にとっては大発見であった。また、地面に落ちた一輪のマユミの実を見つけて顔をあげ、曇りではあったが空を背景にたくさんのマユミの実を見ることが出来たのも嬉しい事だった。昼食の時に対面に見える大涌谷は、明らかに煙の量が少なくなって来ており、このまま終息宣言が出る日が待ち遠しい。歩きながら、名前が分からない植物は本で調べ、それでも不明なものはVCの方に教えていただいた。読み合わせと本日のトップテンを各自が推薦し、解散したのはいつもより1時間も遅くなってしまった。これも7期の方々の熱意に押されての事だが、このままいい意味での刺激を受けていきたいと思った。 ○ 観察した鳥類 ○ (姿)アオサギ、ハシボソガラス ○ 観察した昆虫類 ○ 《本日のトップテン》1.アキノキリンソウ、2.ツチアケビ、3.ツルニンジン、4.ツルリンドウ、5.リンドウ、6.ナギナタコウジュ、7.ヤマトリカブト、8.クサギの実、9.アサギマダラ、10.ヘビの抜け殻を大小3回も見たこと ★番外:大涌谷の煙の量 |
○観察した主な植物○ 【満開の植物】 |
2015.09.12(土) 仙石原生情報 やまぼうし316号の事務所からのお知らせで周知されたとおり、出発前に今日の参加者を、小林リーダーからビジターセンターへ電話で伝えました。日なたに出るとまだ暑いです。日なたは29度ですが、日陰のあるところでは、23度になっています。ちなみにコース途中にある温湯の水温は、22度でした。ツリフネソウが咲き乱れています。仙石原はこんなに多かったのでしょうか。大涌谷を眺めると、9月なのに、木々が紅葉しているように見えます。ガスで変色してしまったようです。 ○ 観察した鳥類 ○ ○ 観察した昆虫類 ○ |
○観察した主な植物○ 【満開の植物】 |
2015.08.8(土) 仙石原生情報 下界では記録的な猛暑が続く中、箱根の爽やかな風を感じながら9時30分にスタート。まず、コース唯一のツチアケビ6本の無事を確認し、満開のカワラナデシコ等を観察。続いて恒例となった温湯の温度測定。外気温に関わらず、温湯は一定している事を今月も確認できた。コース中頃でオオルリの幼鳥に出会い、撮影する事が出来た。声を聞く事は再三あったが撮影できて感激。昼食は久しぶりに耕牧舎跡でとった。真夏の木陰は涼しく、爽やかな風の舞う箱根仙石原の良さを満喫。コース半ばの人工林付近の道路にはブルドーザーの輪立ち、クジャクシダやハコネイトスゲが踏まれていた。工事業者の方々の意識向上を願いたい。コース後半の湖尻水門付近で休憩。大涌谷の噴煙は相変わらず多く、今回は硫黄臭を新たに感じた。1日を通して、真夏にも関わらず木陰の続く道と爽やかな風に助けられ、シシウド、オオバギボウシ、タマアジサイ、クサギなどの花々や、ゴマギ、ガマズミ、ナワシロイチゴ等の赤い実を観察でき楽しめた1日でした。 ○ 観察した鳥類 ○ ○ 観察した昆虫類 ○ |
○観察した主な植物○ 【咲き始めの植物】 アキノタムラソウ、オギ、ノブキ、モミジガサ、ヤマノイモ、ヤマハッカ 【満開の植物】 |
2015.07.11(土) 仙石原生情報 ○ 観察した鳥類 ○ ○ 観察した昆虫類 ○ ○その他観察した生物○ ○ 温湯の温度 ○ |
○観察した主な植物○ 【つぼみを観察した植物】 アカショウマ、アカソ、オオバギボウシ、クサギ、タマアジサイ、チダケサシ、テンニンソウ、モミジガサ、ヤマユリ 【咲き始めの植物】 シシウド、ミズヒキ、ミツバ 【満開の植物】 アカツメクサ、ウツボグサ、オカトラノオ、キカタバミ、ギシギシ、キツリフネ、ケキツネノボタン、コマツナギ、ジャノヒゲ、シロツメクサ、シロバナイナモリソウ、タケニグサ、ツチアケビ、ツユクサ、ドクダミ、ニガナ、ネジバナ、ノリウツギ、ハキダメギク、ヒメジオン、ホタルブクロ、モミジイチゴ、ヤマアジサイ、ヤマホタルブクロ、ユキノシタ 【花が終わりの植物】 バライチゴ、ヤマボウシ 【実が色づき始めた植物】 アカショウマ、アケビ、イヌザンショウ、イロハモミジ、ウツギ、ガマズミ、コブシ、ゴマキ、ハナイカダ、フジ、ホウチャクソウ、マムシグサ、マユミ 【実が色づいている植物】 オオシマザクラ、ナワシロイチゴ |
2015.06.13(土) 仙石原生情報 9時36分スタート。コースを歩き出してすぐツチアケビ9本を確認する。つぼみはまだ固いが、幸先がよく今日の観察に期待が高まる。早川の手前で真っ白な小片に埋め尽くされている散策道表面に驚く。エゴノキの花が一面に散っているためだった。踏みしめてしまうのがもったいないような気持ちになりながら、白い絨毯の上を歩く。温湯の温度は22℃、いつもより斜面が滑りやすく測温しにくい。展望案内板の前で昼食を取ったが、遥かに眺める大涌谷から上がる噴煙が食事中刻一刻と変化する様子を観察しながら、警戒レベルの悪化を実感する。後半の道中ではモミジイチゴが美味しそうな黄色の実を近年になくたわわに付けていた。エゴノキ、ヤマボウシ、ウツギ、ガマズミ、ノイバラ、チダケサシ、ドクダミ、ナルコユリ等この時期に白い花がなぜ目を引くのか考えながら、初夏の魅力的な仙石原の一日を満喫した。 ○観察した鳥類 ○ ○その他観察した物 ○ ○ 温湯の温度 ○ |
○観察した主な植物○ 【蕾を観察した植物】 アワブキ、ウバユリ、タケニグサ、ツチアケビ 【実を観察した植物】 イロハモミジ、クロモジ、コブシ、ゴマギ、ニワトコ、ハナイカダ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ミツバウツギ、モミジイチゴ、ヤマグワ |
2015.05.9(土) 仙石原生情報
○観察した鳥類 ○ ○その他観察した物 ○ ○ 温湯の温度 ○ |
○観察した主な植物○ 【花が咲き始めの植物】 【つぼみを観察した植物】 フタリシズカ、ミヤマガマズミ 【花が終わりかけの植物】 エンレイソウ、タチツボスミレ、フキ、ヤマグワ |
2015.03.7(土) 仙石原生情報 ○ 天候:雪、みぞれのち雨 気温3.1度 温湯の水温は16.6℃ ○ 参加者:9名(PV7名7期研修生2名) ○ 観察テーマ:「ベニマシコ」の観察 ○ コース 湿生花園〜浄水場〜温湯〜耕牧舎〜湖尻新橋〜VC 寒い日であった。歩き始めに数羽のウグイスの声が聞こえた。初鳴きのようだ。今日の温湯の水温は16.6℃、外気温3.1℃と温度差で湯気がきれいに見える(終了後の反省会で、通年で温度を測るとの提案があった)。コースの終わりに近い早川沿いに、ベニマシコのつがいの姿を見た。冬鳥の季節の終わりの時期に観察することが出来て良かった。終了後、ボランティアステーションで読み合わせと反省を行った。先輩達から観察する時の植物の取り扱いについての注意とアドバイスをいただいた。日頃、無意識に行ってしまっている事を指摘され、改めて先輩達の存在の有難さを感じ、新しく仲間になる方達にとっても、文字通り良き研修の場になったと思う。 |
○観察した主な植物○ 【花が咲き始めの植物】 【つぼみを観察した植物】 アセビ、アブラチャン、クロモジ、コブシ、ツルシキミ、ミツマタ 【その他観察した植物】 イヌツゲの虫こぶ、ツルマサキの実 〇観察した主な鳥類〇 【姿を観察した野鳥】 |
2015.02.14(土) 仙石原生情報 ○ 天候:晴れ ★ 6℃ ○ 参加者:8名(PV5名7期研修生3名) ○ 観察テーマ:「温湯」の観察 ○ コース 湿生花園〜浄水場〜温湯〜耕牧舎〜湖尻新橋〜VC 真冬の仙石を7期生の方と共に歩きました。 最初に早川が見えてくる階段では、雪が残って踏み段がスケートリンクの表面のようにツルツルに凍っており、滑ってしまいました。我々の後に歩いていた一般の通行の方も同じ階段で同様に滑るのを目撃したので、冬期は危ない場所と思います。 冬でも凍らない温湯(ぬくゆ)の水温を計測したく、水槽用の水温計を持って行きました。計測したところ、17度もあり、手をつけていてもかなり温かく感じます。 冬のせいか、イノシシの掘り返しや鹿の樹皮の食痕が目立ちました。箱根町のホームページに掲載されていた「はこねまちだより」(第20号、平成27年1月26日発行)によると、平成26年度12月末時点の駆除状況は、イノシシの駆除頭数が38頭(わな28頭、銃器10頭)、ニホンジカの駆除頭数が18頭(わな7頭、銃器11頭)とのことです。どちらも減っている印象は特に無いので、なかなか対応が難しいようです。 自然情報の平成26年12月13日の報告(Y.Sさん記)にて情報のありました不法投棄のテレビ3台は、この日歩いた際に、全て撤去されていることを確認しました。回収に関係された皆様、ありがとうございました。 |
○観察した主な植物○ 【動物の足跡】 【姿を観察した野鳥】 【声と姿を観察した野鳥】 |
2015.01.10(土) 仙石原生情報 ○ 天候:晴れ ★ 4℃ ○ 参加者:4名(PV4名) ○ 観察テーマ:「オニシバリ」の観察 ○ コース 湿生花園〜浄水場〜温湯〜耕牧舎〜湖尻新橋〜VC 今年初めての観察会は、風もなく穏やかな晴天の中、9時40分スタート。気温は4℃。日差しはやわらかいが、足元は轍の跡がそのまま硬く凍っていて冷え込みは厳しい。林を進むとザクッザクッと霜柱の心地よい音が静かに響く。さすがに目をひく植物は少なく、ツタやシダの他、オニシバリが目立つくらいで殺風景だ。 早川では、優雅に飛んで行くアオサギを発見。これは今日のご褒美かな?などと考えていると、川岸に降りたアオサギを橋の上から再度見つけて皆で観察する。魚でも狙っているのか、じっと川面を見つめていた。温湯は水面が下がり水量がいつもより減っているようだ。手をつけてみると、やはりぬるい。「温度計を持って来て計りたいね。」と話し合った。コブシの大樹前でいつもの記念撮影。すぐ奥の橋まで行ってみると体長20pくらいの川魚が3匹澄み切った水の中をゆったり泳いでいた。耕牧舎跡を過ぎたところの人工林では、斜面に30pくらいのつららができていた。日陰になっているので、とても寒く足早に通りぬけた。植物は少なかったが、裸木の林では野鳥がたくさん姿を見せてくれて、真冬の箱根もまた楽しい一日だった。 |
○観察した主な植物○ ○観察した主な鳥類○ ○その他観察したもの○ |