9月24日(水)

今日は朝から宿の屋上に上がって周りを見渡してみました、屋上には寝袋で泊まっている人たちもいました。宿を出て ジャマ・エル・フナ広場に行ってみます。通勤の人たちもチラホラ歩いていますが、昨日の喧騒はうそのようです。

名物の馬車も朝はのんびり休憩時間です。 広場を横切り マラケシュ駅のほうに歩いて行こうと思いました。時間は8時 まだまだ 時間的に余裕はあります。今日の夕方には カサブランカから飛行機で チュニジアに向かいます。

テクテク 約1.5キロの道のりを歩いていきます。コフ門を出てそのまま西に歩きます。
背中にリックを担いで 歩いているので、なかなか到着しません。
カサブランカ行き列車の出発時間は 毎時ジャストです。約3時間半で到着予定 そこから空港まで30分これに乗り遅れると ちょっとまずい・・・・・

足も痛くなって、ジットリ背中に汗をかいたところで、駅舎が見えてきました、時間は8時45分です 出発まで15分 切符を買って乗り込まなくてはいけません。ホームにはすでに 列車が停まっています。

フェズに行ったときの乗ったものと同じ

 1等車両(140DH)を頼みました、結果的には2等でも十分 快適な車両です。

カサ・ヴォウジャ駅(カサブランカ)

マラケシュ駅

電車は快適に進み乗客の中には、どうやら日本のツアー客がいるようで、20人くらいのおばさんが わいわい日本語で話をしていました、
ウトウトしているうちに、カサブランカに到着しました。日本人ツアーの人たちは、このままフェズに行くようです。
時間は13時過ぎ、空港行きの列車は14時07分少し時間があります。駅前に出てみます、インターネットを見つけて、チェックをしようと思ったのですが、文字化けで 日本語文は見られませんでした。

のんびりしすぎた  ヤバイ ヤバイ  走れ走れ  危機一髪!

駅に戻り 駅員に何番ホーム?って聞くと「3番だ!」 それで階段を上って島の真ん中の3番ホームで待つ、 時間が迫ってきて ちょっといやな雰囲気を感じ もう一度 そこのホームにいる人に 「空港行きはここでいいの?」と聞くと 「まだ着ていないからここで待つといい」と  時間はそろそろ だと思っていると 向こう側にきれいな車両が・・・・しばらく眺めていたが???? あれじゃないのか?と直感で ホームを繋ぐ橋を駆け上がり 1番ホームに行くと 列車が動き出した!「まずい やられたか?」 まだ 走りはじめで ドアをたたくと スーーート ドアが開いた 車体にはエアポートって書いてある。時間は07分 危うく乗り遅れるところだった。頼むぜ!!! モロッカン!

空港ではまたまた チュニスエアーのチェックインカウンターを探すが、第一ターミナルと増築した第二ダーミナルがあり、人によってあっちだこっちだ とラチがあかない 警官に聞いても適当で二往復してようやく チェックインできた。手続きは ワルザザートで リコンファームをして置いたのですんなりチケットを手にできた。さあ 短かったモロッコにお別れしてチュニジアに行くぞ 
我ながらモロッコでは順調にいけたなぁ。と思ったのもつかの間 16時05分発の飛行機がデレイト連発で17時30分発 チュニスに着いたらその足で長距離バスターミナルに行き 夜行バスで移動を考えていたのに だめになりそうで 深くため息をついた。

何とかチュニスに着いたのは 夜の22時30分だった。空港で310ドルを両替する。
長距離バスは夜発がないのかなぁ?と思い そこにいたタクシーの運転手に聞くと 長距離バスはもないけれど、ミニバスならあるかもしれない といことで、バスターミナルに急いで向かう。

15D(チュニジアン ディナール)と ずいぶんボラレタ。

23時のバスターミナルは 門が閉められ 誰もいない。
タクシーは あっという間に 走り去った。 「クソッ 捨てられたかぁ」 周りは暗く 少し心配になるが 近くにいた おにーちゃんが「どこに行くの?」と聞いてくる 怪しいけれど 「ガフス」というと 明日の朝しかないよ6時から 毎時1本あるよ と教えてくれた。

仕方ないのでメディナ(旧市街)に向かう、タクシーにホテル マルハバと告げると どうやら よく知らないようです。とりあえず いく先のホテルとは正反対のカスバ広場で 半ば強引に降りる。
メディナの狭い迷路のような路地を リックを背負って歩く 路地は商店が立ち並び人がすれ違うのがやっとな状況です。

道を聞きながら反対側に抜けました、ホテル・マルハバに行くと、今日はトリプルルームしかない(18D)少し高い・・・・・
他を探そう ラマダンの夜はにぎやかで、人を掻き分け メディナの中を歩く 路地から少し人影が少なくなったところにあった、ミラノホテル 二階に入り口があり 家族でやっているところみたいだ、ここもトリプルルームしかなく (10D)もう0時を過ぎている。シャワーはアウトバスで 狭いけれど 温かいお湯が出るので ここで泊まることにする。

早速 シャワーを浴びて 町に出る、歩いて5分でヴィクトワール広場があり そこのカフェで温かいコーヒーを飲む。

ようやく落ち着いて のんびりして ホテルに戻る。
ホテルの玄関横の部屋では 家族がごろ寝をしながら ラマダン中の楽しみでもある テレビドラマをみんなで見ていた。

部屋に戻り 荷物の整理をして 寝たのは3時ごろであった、明日は7時には起きなくては・・・・
南部のチュニジアに行って みることにした。
これも 今決めた 計画だ・・

ヴィクトール広場のカフェ