葉巻タバコを作っている、インダー族はここの水上住居に住んでいる人達で、タバコの葉は山から買ってきて、干して1年中作っているそうです。
国の祭日以外は、年中働いているって、言っていました、マーチンが「信じられない、イタリアだったら、経営者が刑務所に行かなくてはいけない、労働条件だ」と・・・・
しかし、女性の出来る仕事は、この国ではまだ限られていて、こうして働いて家に現金収入が入るだけ、幸せで「あなた達観光客に、多く買ってもらい、助かっている」と・・下の二人は 接客係りで、流暢な英語をしゃべります。(水上生活族の女性では珍しく、大学を出ているそうです)

一緒に回った、イタリア人のマーチンは、何でも興味があるようで、イロイロ質問します、納得いくまで何人もの人に同じことを聞いて、「なるほどな」、と今度は私に教えてくれます。

積極的で、ユーモアーがあって、しつこく聞いても、嫌がられないのは、ラテン系民族の明るさでしょう。
何で、寺院にはブッタの旗があって、その旗には、縦じま、横縞が三色(しろ・緑・橙)のストライプになっているのですが、ちょうどインド国旗のような感じです、「縦じまはどんな意味意味があるのか、横縞は?」と、ブッタにささげる、花や線香のセットに、必ずブッタの旗が付いていて、それを持った、現地の人や僧侶に聞いて回っていましたが、意味はある と言うことは判ったが、どんな意味があるかは、誰も知らなかった。「モンクも知らないのじゃ、あまり熱心な宗教の指導者じゃないな」って、つぶやいていました。

ローマ生まれの彼は、当然のようにキリスト教で、バチカンにも行ったりするそうで、「絵画や、記号などには必ず意味があって、その意図を知ることが、一番異教徒の宗教の、言わんとすることが、よくわかるんだよ」って、言っていました。

お父さんのボートで、遊ぶ子供たち

ボートと一緒に走り出す子供

水牛に乗って、いる小坊主

その後。昼食をとるために、水路を インチィンに向かいます、水路の両側には、水牛を連れた人達が歩いています。
子供たちは水浴びをしたり、水牛を水につけて洗ったりしています。
インティンでは、遺跡を見るつもりでしたが、マーチィンが「もう 遺跡はいいので少し休むよ」とマーチィンは少し船酔いしたようだ。売店で、ビールを買って、フライドライスを注文して、少しゆっくりします。

私と、マーチィンでキャプテンに、もう600kずつお金を出して、夕陽も湖上で見たいと、リクエストしておきました。
後は、カーペー僧院といって、お坊さんの修行の場所が、水上にあって そこでは住み着いた 猫を躾けて 輪くぐりを見せてくれるそうです、猫の輪くぐりは、たいして興味がないのですが、水上僧院って どんなのかな?って言う思いのほうが強いです。

水上僧院といっても 小さな島のようなものです。
船着場をあがると、子供たちが小さなボールでリフティングのようなことをしています。

女の子たちは、ロンジーを捲り上げて、ゴム跳びをしています。のどかな風景です。

境内に行くには、靴を脱いで行かなければなりません。
ここは、僧院でお坊さんが修行をする場所です。いたるところにお坊さんがいます。
広間のようなところでは、少年がたびたび、猫のショーやっていますが、時間はもう夕方近く、猫にしてみれば今日も朝から、この輪くぐりをやらされて もう疲れている感じです。

宿に戻って 暗くなった小さな町を ぶらぶらします。屋台で焼き鳥を買ったり 近くの地元の人がビールを飲んでいる、レストランに行きました。
そこで またビールを飲みながら 日本への手紙きを書いているうちに、いい気分になって 宿に戻ります。

明日は 朝一番の飛行機で ヤンゴンに戻って 夕方便で帰国の予定です。