あっという間に、飛行機はヴァーラーナシィに到着する。
空港の二階建ての建物の前に横付けされて戸が開いた瞬間に、ムアーーット熱い空気が入ってくる。
カトマンズの少し汗ばむ春の気候から一気に、真夏の暑さです。
今までの他の町(コルカタ・ムンバイ)より一層暑い、感じです。
イミグレも機内でもらった用紙では、無く違う用紙を渡されて、多くのフランス人ベルギー人に混じって、書き直す。
市内までは少し距離があります、空港から市内へ行くバスに乗ります。
「どこに行くんだ?」「バナーラス駅」と言うことで、乗っていくと駅の裏の新市街のほうで多くの、欧米旅行客は、降りていってしまった。
たぶん、駅の裏の新市街のほうは、きれいな大きなホテルが多く、飛行機で来る旅行客は大方この界隈のホテルに泊まるようだ、「おまえもここで降りて、あるいてすぐのところに駅がある」と言われたが、駅の気配が無いばかりか、線路も無い、夕方の太陽がが傾きかけてきた。しばらく歩くと駅に出たが、どうやらこれは駅裏のようだ。
駅の裏は何も無く、道も細い歩道橋を登って、線路を越える、駅の中に入り、まずは明日の夜行寝台のチケットを予約しなければいけない。
外国人専用オフィースに行く、中はクーラーが効いていて涼しい、あらかじめ買っていた列車の時刻表が役に立つ、希望は明日の19時50分発 ニューデリー行きのPOORVA
EXPRESSの二等寝台です。
順番を待って、駅員に聞くとあるけど、アッパーかロワーかどちらがいい? すかさずロワー!と頼みました。
実は、二等クラスですと盗人は少なく、リックとともに上にあがるのは無理、かといっ、カーテンで仕切られた4人部屋の下の人の荷物で、床は置けなくなっているjことがあるんです。
知り合いが要れば譲り合って置けばよいのだけど、
また、自分の上のベットサイドはもちろん置くところなど無く、前回は私は上のベットを希望したのですが、二段ベットの足元に置いて狭い中で足を伸ばせずに、寝たことがあったのです。
金額はAC2等寝台 ニューデリーまで1272ルピーです。確かに高い値段です。一番安い2等では50ルピーくらいです。しかし、床おろかトイレの前でたっていないといけないくらい、混雑しています。
駅の外に出て、旧市街までサイクルリクシャと交渉する20ルピーで話がまとまった。
息子はオートリクシャの運転手で、オヤジはサイクルです。
暗くなりかけた、駅前をまっすぐ進んでくるとダンダン混雑してきました。
人やら車やらオートリクシャやらがわれ先にと進みます。
ゴードウリャーまで来るともうニッチもサッチも行かなくなり、「ここからはもうすぐでゴードウリヤーだと」言う親父のめんどくさい丸わかりに対抗するべき、「ここからゴードウリヤはすぐか?」と周りに聞くと「まだまだだ」
と言う声が「オヤジチップは無しだ」と念を押して、歩くがまだまだ距離があるばかりか、人が多くて海水浴の芋洗い状態です。
(ここで注意1、リクシャはよく きょうはプジャ(夕方のお祈り)の日だから、一層混んでいる、という言い訳をして、もう降りてくれと言うが、プジャは毎日行われております。)
ポリスボックスを見つけ「ゴードウリヤはどっち?」と聞くと、「向こうをこういってああ行くと着くよ」と教えてくれました。迷路のような道を歩いていると、まっすぐ進んでいるようでも道がクネクネしているので、どちらに行っているのか解らなくなる。
リクシャのオヤジがタオルをなびかせ走る。
もうこんなに混んで来て、暗くなってしまった
・マニカルニカーガード
(火葬場)
ガンガーフジホーム
★
★
クミコハウス
※
ラッシー屋
←細い路地
商店多し
ゴードウリヤーまで来ると、私のリック姿を見て、客引きがバンバン
来る。
みんな俺の知っている宿を紹介するぞ。はまだいい方で
(注意2 日本人は地球の歩き方で、プシュガルゲストハウスは日本人宿と言うのを知っているのでそこに行きたがる、しかし、知っているから案内すると言いつつ、よく似た名前のPUJA/GHに連れて行こうとする、実際、多くの日本人はPUJAから流れてくる。流れてくるとは、何日も滞在するので、状況がわかると、いいところに宿替えしていくんです そうやって騙してそこに連れて行きバックマージンをもらう奴が非常に多い)
まずはガンガーフジのオヤジが名古屋に長い間住んでいたインド人と言うことで、ここも日本人宿の代表のひとつ、ガンガーフジホーム
に行こうとするが、細い道とそびえる壁で挟まれた路地は、まず1回や2回通っても絶対解らない。
プシュガルGH※
後を着いて来る、ガキやらおっつぁんは、今までのどの町よりひつこい、
目がギラギラしている、「あっちいけ、自分で探すから」と語気が荒くなる
本当に、邪魔くさい。
挙句の果てに、「俺はそこの従業員だ、俺が連れて行ってやる」「うそつけ何で従業員のおまえが、そんなとこでブラブラしているんだ」
「仕事は終わったから、ブラブラしているんだ。だから俺が案内してやるから50ルピーくれ」「何い!おまえ従業員なら案内するのが当然だろ」
「いや、今は仕事中じゃない」
周りのものも加わって「そうだ、こいつは従業員だから、連れて行ってもらえ」と8人くらい囲んでくる、肩に手を伸ばしてリックを剥ぎ取ろうとする奴もいる。多分、ヴァラナシ新参者への押しの一手だろう。
あっちこっちで、そうだそうだ 連れて行ってもらえ と五月蝿くて「シャラーーップ、チョ〜ロ チョ〜ロ」って怒鳴ったら関係ない奴らは、ギョロついた目をさせて、ようやく向こうに行くがかなりしぶとい攻撃だった、この間20分くらい、まだ最初の奴は目を血走らせながら、「俺がここの従業員だ、いやならオーナーに言って泊まらせないぞ」と言ってくる。
「それなら、自分でガンガーフジに電話して、聞いてみる」もしこんな下品な従業員のいる宿なら、なおさらこっちから断ればいいし、と思った。
「多分、日本語が話せるだろう」「ああそうすればいいさ!」相変わらずの強気の奴ったが、電話屋さん(その辺の店が電話を貸してくれ、何分だからいくらというシステム)
で頼んで、ゲストハウスに電話をするがどうにも、この電話番号が使われていない ということだった。ここの電話を貸してくれた、ダシャーシュメダードの石の土産物屋さんはいい人で、番号を案内に聞いてくれて、何とかつながった。そこには日本人の女の人の従業員がいて「うちの従業員は客引きには出していないから、その人にはかかわらないで下さい」との事で、
私の名前を言って、その名前を書いた名刺を持った従業員が迎えに行きます。と機転の利いた対応でした。(いつも良くあることなんだな、と思った)
例のおっさんは、電話を変わってくれ言うので代わると、どうも私が見つけたんだからと嘘をついて、バックマージンをもらおうとしたのだが、しっかり者の従業員に、あっさり断られてしまったようだ。(嘘もバレルまで平気でつき通すのが彼らのやり方です 注意)
従業員がすぐに迎えに来て、ガンガーフジ ホームに行ったのですが、まるで迷路のような路地を歩いて、これじゃ一人ではいけない筈だと感じました。
部屋を見せてもらい値段交渉をします、しかし、やはり他のところよりチョット聖地は、シングルの値段は高めです。
コルカタの公園で薦められた、yogi logeをすぐ隣です。
どうしようか?でも随分疲れたし、ガンガーでは少しこのあとにも、ううーんと思うこともありましたが・・・・・
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