3月12日 ダナン着
さあ気を取り直して、(旅行客がすっかりいなくなりモチベーションが下がりっぱなし)ダナン駅に降り立つ
昼を少し廻ったダナンは日差しが強く感じられた。
さっそくタクシーの呼び込みに止められた、20ドルで市内観光するぞ!といっていた。
もうすでに昼過ぎで、そんなに廻る時間もないし、私の予定では2日後にはダナン空港からサイゴンに行く予定なので、まずは航空券をベトナム航空のオフィスで買い、その後、バスでホイアンに向かう予定である。
もっとも20ドルは高い!高いと言うと大抵は、お前は幾らなら出す。と聞いてくるのがこちらの常套手段である。
大抵、日本人は向こうの言った値段より控えめに言うので、向こうの思う壺で「よし!その値段でいい」となるのであるが、それでも凄く高い値段で運転手に言わすと「シメシメ」と言うことに落ち着く。
私はタクシーをはなっから考えていなかったので、5ドルと言ったら、「んな アホな」言ってあきれていた。
そこに、モトバイの運転手が、モトバイなら市内観光で4ドルと言うので、即決!観光はいいので航空券を買いたいので、ベトナム航空のオフィスへ連れて行ってもらった。
2日後のサイゴン行きを聞くと、1日4便位あった一番遅い夜19時の便を予約して、一安心、値段はVDでも$でも一緒の値段で私はドル払いで63ドルでした、(ちなみにハノイ行きも同料金)
そのときモトバイの運転手が、幾らだった?とかお前は今日ハノイから来たんだよねと聞いてきたのが印象に残ったが、後でその原因がわかり、真っ青になるのだが・・・
その後、ベトナム航空のオフィースの前で、さあどうするかな?と思っていたら、モトバイの運転手の「PHAM DUC THANG(タンさん)」がホイアンまで行くのか?それでは途中で「五行山 マーブルマウンテン」に寄って、ノンヌオックビーチによってホイアンまで、案内する。20ドルでどうか?と言ってきた。
値段は申し分ないが、ホイアンまではちょとした距離があるが大丈夫か?と聞くと、「ノープロブレム」
全部で70キロ位あると言うことだ!明るい40代半ばの良くしゃべるおじさんです。私が躊躇していると、免許証を出して「これを預かっておいてくれ」お金は最後でいいからと言ってくれました。
タンさんの目をみて「いい人そうだから」と思いガイドしてくれるように頼みました。
走りながら、イロイロ話をしました。彼はハノイやサイゴンにも旅行客を連れて、3泊くらいで行ったこともあるそうで、そのときはホンダのもう一台の大きいバイクで行くそうです。しっかりヘルメットとグローブをつけています(ベトナムではヘルメットは着用義務があるが、ほとんどの人はつけない)市内はつけないことが多いが、今回ホイアンまで乗せると思っていなかったので(ダナン駅で)1つしかなくて申し訳ないといっていました。
タンさんのお母さんがホイアンに住んでいて、タンさんはダナンに住んでいるそうです(ダナンはベトナム第三の都市)まずは、マーブルマウンテンに行きます。
バイクはマレーシアホンダのカブ100ccだそうです、昔のスーパーカブと同じようなタイプのマフラーからは乾いた「ポンポン・ポンポン」という軽やかな音とハノイと違い、すいている1本道を50キロくらいのスピードでのんびり走り抜けていきます。途中では見渡たす限りのライスフィールドの中の道を快調に走っていきました。
マーブルマウンテンは名前の通り大理石で出来た山で、5山あります。ツウイソン・モックソン・キムソン・トーソン・ホアソンとそれぞれ呼ばれます。一番有名なのは、ツウイソンです。
五行山の火の山からのぞむ他の山々、ここはベトナム戦争時代にB52の空襲にあい、山のところどころに、大きな穴があいています。
内部は洞窟のようになっていて仏像が備え付けられているが、光が差し込むような感じで、1mくらいの穴があいているところがあります。(爆撃にてあいた穴
中はかなり暗く小さな懐中電灯を持っていると便利です。山を歩きながら(ちょとしたトレッキング、ぞうり等では疲れます、私は歩きやすい靴をはいていたので、今回は楽でした、台湾の時に足が痛くなったので・・)
タンさんは「あなたは英語がしゃべれるので、日本人にしては、楽だと言っていました。日本人は好きだけど言葉が通じないので、3泊でサイゴンまでいったときも、その人とはあまりその間話が出来なかった」と言っていた。
気温が上がってきてとても暑い感じです。
山の麓の食堂のようなところにオートバイと荷物を預けて、タンさんと山に登っていきます。入り口で50000VDを支払います。
中には3mくらいの高さの大きな仏像が安置されています。
5階建てくらいの仏塔が頂上にあり、上からは海まで見渡せる、感じで涼しい風が吹いてきます。
山をぐるりと回り、(ここはあまり観光客が訪れていなかった)ふもとのバイクを預けた店で(バイクは食堂の中に保管されていた。
トウイソンのなかの洞窟の通路にて
そこで、タイガービールとフォー・ガーを食べる
なかなか良いサッパリとした味でした。
タンさんは、チキンラーメンのようなラーメンを
食べていて、ためしにもう1杯同じ物を頼んだら ヤッパリチキンラーメンでした(笑)
軽い昼食後は、ビーチに連れて行ってくれるということで、また、のんびり2人乗りのカブで、トコトコ走っていくと(ここから入ると通行料が要らないんだと言って林の中の小さな道を通る)ひろいーい海に出ました。
途中で、女の子の乗ったカブが後をついて来て何かを言っている「?」と思っていると、ネットでプリントアウトした紙が飛んでいっていた、それを集めて後を追いかけてくれたようです。お礼にコーラーをご馳走したらとっても喜んで「日本人は、大好きですよ」と言ってくれた。 とても親切な人たちでした。
そこは、ヨーロッパの人たちが長期滞在してのんびりできるホテルが1軒あるだけの静かなビーチです。
しばらくのんびりしたら、そろそろホイアンに向かう時間です、1時間くらいで着くそうです。
短パンで帽子にサングラスは、地元の人はあまりしないようで、通る人すれ違うバイクの人は振り返ってみます(笑)外国人に興味しんしんです。
ホイアンに到着したら、知り合いの洋服屋さんによっていかないか?
と聞いてきたので、寄ってみる事にしました、ホイアンは縫製の街でイロイロな服やズボンを作るお店が多くありました。
生地を選んで旅行に便利な、トラベラーパンツ(ファスナで半ズボンになったり長ズボンではく物)ちょうどLLビーンのトラベラーズ(これが旅行の定番で3着持っています)を穿いていたので、同じ形に作ってもらう、色は生成りとオフホワイトで、(向こうに人はオレンジとかグリーンを勧めたが、こういう色は日本人は買わない、といったらベトナム人の中では一番人気だそうです)中国系の顔立ちをした店のおねいさんは、白はだめ!すぐ汚れるからそれにこの色はズボン用じゃなく上着の色だと聞かなかったが、これでいいといって強引に買う(笑)
「すぐ汚れるのにねえ」 と2人の店員の娘はしばらく言っていた、値段は二枚で24ドル明日の朝までに出来る!!LLビーンのパンツを見て、生地は私達のほうがハイクオリティと言っていたが、違う違う!このパンツはクロスステッチの生地になっていて、濡れてもすぐ乾く特殊な生地なのに、見たことないから「うちの方が薄くて軽くて涼しい」と胸を張っていました(笑?)知らない人には勝てない・・・・
今日の宿はタンさんお薦めの、シースタホテル(1泊15ドル エアコン ホットシャワーつき)になったが、正直言って朝食なしでハノイのホテルと同料金は高い!多分交渉すれば12ドルくらいもしくは10ドルくらいにはなっただろう。これはばずれホテルでした、何度もしました!と思った。立地もよくない
私の当初の予定では「ヴィフィン1ホテル」値段も同額で多くのツーリストにも評判のいいホテルです。
こちらのほうが、翌日見に行ってもいい感じで、立地条件も良くお薦めです。
ホイアンにある洋服屋さんCO CO シャイな中国人風の綺麗なおねいさんと元気ないかにもベトナム人という娘がやっています。