-前門街-善補樂工房-東隅随筆--合冊第四巻36号〜50 

東隅随筆掲載記事目録・合冊第四巻 36号〜50号 
 附:
(通信版東隅随筆)一九九七年五月号・六月号、別冊『松塘小稿』
  各号序跋あり 太字は50号『東隅随筆』目録抄による 2011.5.14
36号 一九九六年一〇月三〇日 限定三〇部のs二
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    松本龍澤伝記の訂正    
    浅草寺の中沢雪城『五瀬植松先生明珠    
    正木龍眠『龍澤瀬古先生之碑』    
    細井広沢とその門流が篆書にかかわること
『萬象千字文』矢野玉洲跋、細井九皐跋
   
    草書格』乾冊、戸川蓮庵題の隷    
    大窪詩佛撰巻菱湖書序『宋三代家絶句箋解』 
附:大黒梅陰書屋」蔵書印と長命寺の梅陰碑のこと
   
    龜田鵬斎書丹『赤穂四十七義士碑』を削去という生方鼎齋書泉岳寺大般若経供養(塔)碑』    
    古河篆刻美術館『心越展    
    「稿本・細井広沢年譜」一六五八〜一七三五    
    細井九皐肉筆    
    姜任修肉筆隷書帖    
37号 一九九六年十一月三〇日 限定二五部の廿三番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    沢田東江『東江先生書話封面    
    心越展と七絃琴を見聞すること    
    書学書道史学会と大阪近つ飛鳥博物館会場    
    田上安陽門渋芸州『九月帖掲載の各書体    
    大陽寺順叔書肉筆『獨楽園記』と版本比較    
付録   竹堂『竹堂画譜』 皆川淇園題、京各家の画賛    
38号 一九九六年十二月三〇日 限定二五部の七番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    太保堂目録(松下烏石『筆法帖』巻末)    
    江戸篆刻家岳玉淵肉筆    
    張紅蘭詩集『紅蘭小集』より梁川星巖集曹全碑書題字(刊記隷書    
    蒔田必器『集古名蹟』に「蒔田氏蔵書ある入れ本に成功したこと    
    五筆華法書』二冊のうち第一冊を得ること    
    広瀬旭荘肉筆自作詩初夏帖 *旧版書道全集廿三巻所収『工藤壮平氏藏」品(随筆42号)    
    荻生徂徠『滄溟七絶三百首解(唐後詩絶句解)』と塾藏書印のこと    
    朝川善庵扇面    
    細井広沢と石工佐平次のこと    
    香川景樹「桂園香川章」印を引首とする肉筆法帖    
    藤澤南岳撰村田海石隷書『田中喜三郎君之    
    細井九皐肉筆書幅    
    関思恭肉筆二行書幅    
    随筆34号紹介分と一具か関其寧肉筆二行書幅    
    『宋四名家詩』より「東坡詩集」市河米庵序と朝川善庵撰市河米庵書序書風比較    
    龜田鵬斎撰鶯谷捕輯『侯鯖一臠』端本    
    満願寺の細井広沢展と等々力不動尊門前の萩原秋巖書丹碑    
表紙   男谷燕齋書扇    
39号 一九九七年一月三一日 限定二五部の一七番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    等々力満願寺の細井広沢展
 満願寺細井広沢書『致航山』木額 細井九皐『満願寺』木額、広沢『紫電清霜』額、
 満願寺細井広沢版木展観の様子、北島雪山屏風、広沢隷書幅、三井親和隷書屏風、他
    金詩佳絶』の萩原秋巖版下書序    
    龍公美隷書題字唐詩選帖    
    愛宕神社沢田東江書碑文    
    孟魯軒書法写本    
    米庵流肉筆『帰去来辞』隷書帖    
    「頼春水先生唐詩帖」書帖    
    釈氏肉筆篆隷書冊    
    渡東隅肉筆書を得ること    
    芳野金陵文抄』より柳田正齋と佐瀬得所の文、
金陵門人に清水純畸(孝)・渡政輿(東隅)・伊藤長有・宮崎長発の見えること
   
40号 一九九七年二月二〇日 限定二五部の十九番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    市河寛齋撰沢田東江書高橋道齋碑のことと道齋肉筆書冊    
    天和元年(1615)と元禄11年(1698)の書籍石摺目録    
    和刻姜立綱千字文    
    等々力満願寺細井広沢
 広沢の篆隷、『東奥多賀古城壺碑帖』版木、広沢墓碑
   
    論語語由』黒田長舒撰・宮井斧隷書部分    
    「端渓漁長高敏書印」とある戴星唐詩肉筆書帖    
    川田甕江撰、関雪江書丹碑『霞石翁生壙銘』拓本   *所在不知→館山市鶴谷八幡に現存
    和漢名公法帖』端本    
    安藤東野肉筆詩稿    
    江戸の篆書考 大蔵之明『六体千字文』「字母海」
 矢野玉洲『古篆千字文』のこと、『萬象千字文』「寶」字、三井親和古文篆書蔵書印、 『広金石韻府』「天」字等近世の篆書資
   
表紙   大窪詩佛賛『角田河絵図』    
41号 一九九七年三月二四日 限定二五部の十番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    即売会目録から『篆林肆攷』    
    江戸初期の近世篆書字書資料を考える
 寛文3年翻刻『説文解字篆韻譜』  寛文10年序刊『重刊許氏説文解字五音韻譜』
 万治2年『五車韻瑞』  『韻府古篆彙編』  『篆林捷径』
   
    大窪詩佛肉筆『別有天』を摺る    
    公美(草蘆)肉筆伏見六首帖    
    関思恭の隷書幅    
    学習院編『初等学科学習帖』より小此木観海書帖    
    藝苑草書『梅逸印譜』    
    近世肉筆二種 
越後眉肉筆『帰去来』帖 『東皐先生陋室銘』臨写本
   
    太田稲香肉筆書帖    
    虚堂肉筆『劉禹錫文一章』帖   伊藤虚堂?
    『雅友』誌に近藤克堂詩碑建立の話題あり    
    草書韻會    
    松下烏石楷書『筆法帖』全二冊、附:太保堂目録 影印    
裏表紙   「米庵先醒授業席上遇宮澤玄甫戯賦長篇而贈」書   *村瀬栲亭書随筆44号記事)
(通信版東隅随筆)一九九七年五月号
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    加藤霞石の碑(随筆40号)のこと    
    胡兆新書『座右銘』(秦星池・市河米庵識語)写本    
    『好古堂書画記』に向山黄邨蔵書印を見つけること    
    龜田鵬斎肉筆『遊戯』額    
(通信版東隅随筆)一九九七年六月
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    巌谷一六明治16年上梓貫名海屋旧蔵『館本十七帖』    
    大橋東堤肉筆書    
    文化12年上梓「石川丈山與石川数馬書」    
    光劉角田無幻肉筆『千字文』 附:無幻落款原寸印影    
42号 一九九七年八月七日 限定二五部の七番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    細井広沢78歳『飲中八仙歌』28万円也を見ること    
    『明画録』端本、市河寛齋撰・市河米庵書序文    
    『皇甫府君之碑』帖の長三洲蔵書印    
    沢田東江寛政11年肉筆三体『唐詩選』    
    萩原秋巖肉筆隷書(如舟字公済書題箋)    
    『松屋山房古今印林』より細川林谷刻印    
    市河米庵肉筆帖    
    古賀庵墓碑篆額乾拓    
    室鳩巣墓碑乾拓(部分)    
    吉田粲『客東存稿』写本、勾田臺嶺墓表文    
    『唐詩解選』より明和二年潜龍堂庭川庄左衛門扱のこと    
    日本当時書家競    
    大通寺南谷照汁のものと判明する『行書千字文』端本    
    中川憲齋という肉筆    
    石田無得伝記(秋田の人名辞典より)    
    文政2年上梓井田赤城(長尾龍)『好察邇言』一冊 巻菱湖書序文 篁庵資芳書序    
    巌谷一六明治16年上梓貫名海屋旧蔵『館本十七帖』   *以下(通信版東隅随筆)一九九七年六月号と同文
    大橋東堤肉筆    
    文化12年上梓「石川丈山與石川数馬書」覚えの摺り物    
    光劉角田無幻肉筆千字文』 附:無幻落款原寸印影    
巻末   佐々木志頭磨の女照元肉筆愛蓮説より落款部分    
43号 一九九七年九月九日 限定二五部の十三番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    明治29年、清水石舟撰・書丹移三峰神祠記    
    郭尚先『読書訓』墨帖    
    享和3年南山石亭識語和刻剣合齋帖四』   *下欄参照
    享保17年松下烏石小楷釈文』(享保19年戸倉屋扱)    
    松下烏石正面刷千字文    
    清水石舟撰・書『移三峰神祠記』現状写真    
    大塚先儒墓地隣吹社の梨地石額    
    表具仕上がる市河万庵三行書幅    
    篆刻家吉田南陽書幅    
    三井親和「拍浮酒池中」篆書一行    
    大竹蒋塘七絶三行    
    随筆38号の広瀬旭荘肉筆自作詩帖は旧版書道全集廿三巻所収『工藤壮平氏藏」品と判明
    市野迷庵『赤壁賦』    
    古版『四体千字文    
    馮鏡如肉筆書    
    細井広沢門流師承    
    千住稲荷神社中根半嶺書碑より巨大落款印部分乾拓    
    市河米庵隷書額「亀井君墓表」乾拓    
    篆額「心香尼碣」乾拓    
    中川憲齋書碑乾拓    
    文政13年常夜灯乾拓    
    中根半仙『(再建)衣之藏碑』湿拓    
    千住専勝寺別院無縁墓所にて市河米庵書丹亀井君墓碑(佐藤一齋撰)を摺る    
    呉策『湊川歌石刻帖』    
裏表紙   松本董齋肉筆書    
    *国会図書館等」に蔵あり「董其昌書、出版 東京:山添栄助,明13.2 5冊」2011.5追記
44号 一九九七年十一月五日 限定二五部の五番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    桂直行肉筆帖    
    品川東禅※寺 服部家墓地南郭次男原愿卿と養子原仲英の墓石画像   ※原文のまま、東海寺大山墓地
    千住の佐藤一齋撰・市河米庵書丹碑「亀井君墓表」画像    
    千住氷川神社篆書木額、文政二年の隷書常夜灯    
    引首印譜があれば…    
    上野弁天堂『衣之藏碑』篆額部分乾拓    
    三井親和篆書「清談」    
    八戸藩主南部源信房肉筆七言句篆行混書幅    
    『衣之藏碑』本文採拓風景    
    『寛齋・詩佛・細菴三大家百絶』 附:両国文会堂藏刻略目    
    『秋萩帖(初月帖付き)』松崎慊堂跋・狩谷掖齋跋    
    『絶句解』序の細井竹岡(松下烏石門人)書    
    中村仏庵隷書題字・関根江山肉筆『千字文』書    
    平林惇信一行書幅    
    山本北山『孝經楼詩話』の文化4年龜田鵬斎序文と大窪詩佛題詩    
    詩佛『別有天』隷書額・仏庵『千字文』題字・亀田鵬斎『遊戯』書額画像    
    護国寺近くの稲荷神社の篆書手水鉢    
    千住の巻菱潭「三宮神山」木・藤原公説*篆書「氷川神」木額   *江戸後期の公卿四辻公説(よつつじ きんこと)
    某氏藏龜田鵬斎書幅画像    
    随筆41号村瀬栲亭書を妹尾和夫著『村瀬栲亭』に確認のこと    
    伊藤蘭嵎肉筆と落款印    
裏表紙   文人野煎茶圖    
45号 一九九七年一一月二三日 (紛失のため「限定二五部の廿二番」の電複)
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    河保寿書丹利休居士追遠塔」画像   東海禅寺
    唐本『鐵網珊瑚』の小林歌城蔵書印    
    唐本『松月居士集印』印譜8冊    
    『通志堂経解』端本「禹貢集解」の*柴野栗山にかかわる蔵書印   *徳島藩蜂須賀家
江戸雀林荘用印
    河保寿草書『墨本唐詩選』三冊の奥付けと「雪明」蔵書印    
    版式の古そうな唐本『公羊伝』    
    池永一峯書三体千字文と細井広沢序文    
    佐佐木志頭磨『千字文』    
    享保4年浪花潮光堂上梓一敬堂書冊と一敬堂用印    
    前記印影は柴野栗山が蜂須賀家に献じた図書に捺印と判明    
    細井広沢肉筆巻子    
    神田で見つけた肉筆折帖    
    細井九皐篆書籠字書写本    
    同写本中の『重年刻印ほかの印影と印稿    
    烏石門*師道書の原狂齋『原子』高橋天爵文と河村宗澹の跋文   *屋代師道
    伊予屋左右衛門刊『古字千文    
    細井広沢墨帖『無事帖』跋文    
46号 一九九七年十二月一二日 限定二五部の十六番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    書学書道史学会の秦の封泥発見、江戸時代の舶来法帖の行方追跡のことなど    
    生白堂石刻書目    
    和刻草訣弁疑    
    和刻戸倉屋刊、『文徴明楷書千字文』    
    和刻戸倉屋刊、『祝允明書    
    和刻戸倉屋安永再刊、『九成宮』    
    和刻好文軒上梓、文徴明『百家姓』    
    和刻田原平兵衛扱い延享4年上梓、『姜立綱古千字文』    
    和刻寛延元年上梓、豊坊『篆書千字文』    
    和刻水戸左版、『欧陽詢楷書千字文』、附々書紙背貼こみ集帖写本    
    和刻安永8年京都上梓『董其昌書(董太史永福寺法華経記)    
    『魏大尉鐘千字文右軍将軍王羲之奉 勅書』法帖    
    松崎慊堂の日歴を読み当時の書資料を知ること    
    『古詩大観』の巻菱湖書序文    
    「蕭遠堂唐詩帖」と打ちつけにある無落款肉筆巻菱湖帖    
    巻菱湖門人荘田膽齋(君平肉筆行書帖・隷書冊    
    新興蒙所門人泉必東肉筆、草書『唐詩選』七絶帖    
    市河米庵編碑帖目『楷行薈編』巻15    
裏表紙   『美濃国不破古關銘』、松堂墨蘭、烏石行書、親和篆書二点、米庵草書幅と梅屋の書額    
47号 一九九八年一月三〇日 限定二五部の廿四番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    清水楽山隠居場所    
    筒井憲隷書帖    
    平居益斎刻印・印稿    
    神谷龍河肉筆篆書    
    中沢雪城肉筆帖    
    深見玄岱肉筆巻子    
    『韓文起』の米庵書序文    
    春目寺栖霞書唐詩    
    伝桑野松霞書千字文肉筆帖    
    『笑堂福聚』    
    池内陶所肉筆帖    
    関其寧使用印影    
48号 一九九八年三月三〇日 限定二五部の十四番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    葛子琴の詩    
    米庵隷書碑額    
    詩仏楷書碑文    
    中川憲斎楷書碑    
    海鶴肉筆帖    
    佚山篆書千字文とその序跋    
    百体千字文版本二種    
    印譜古今集    
    蒹葭堂印影    
    森川竹窓草書千字文と八木巽処隷書跋    
    大窪詩仏撰文序跋    
表紙   『びんぼう人のばん附』と賂合戦図    
裏表紙   春塘肉筆『酒中八仙』図    
49号 一九九八年三月二四日 限定二五部の十四番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    十二社碑影    
    大槻磐渓蔵書印    
    版本の書風    
    屏風の平林篤徳、佐々木商山肉筆書    
    蒹葭堂印影(続き)    
    大窪詩仏撰文序跋    
表紙   『豊熟・都大踊』図    
裏表紙   『當時のはやり物くらべ、大都会流行競(おおえどりうこうくらべ)』    
50号 一九九八年四月一二日 限定二五部の十三番
掲載頁 種類 書名 筆著者 備考
    『上池秘録』三篇より關克明と大窪詩佛、脇田亀山の書序    
    『東隅随筆』目録抄 
1996年9月30日から1998年3月24日発行分まで
   
    渡東隅肉筆幅    
    江戸時代ブームの中、江戸書の評価・認識のこと    
    竹ノ塚一茶寺隣の八幡神社の龜田鵬斎撰書『応神祠之碑』    
    足立区歴博の龜田鵬斎書氷川神社幟と「寶來石」    
    高(深見)玄岱肉筆巻子『白雉帖』    
    大窪詩佛の序文5種    
付録 鱸松塘第一詩集『松塘小稿』縮印  一九九七年一一月五日 限定一〇部の内6
    無絃序男晋書、磐溪序、竹内雲濤題、中根半仙題、秋帆「柳暗花明書屋」図、鼎齋題畫、竹内雲濤題後

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