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安政3年幕府の講武所砲術教授方
染井霊園の周辺(南部)

染井(南)
(50音順) 種-号-側-番 没年 備考 (※、碑像マップ:外部リンク) 太字:碑名 灰色:消滅
       
餐庭篁村 2ハ8-16   大正11.6 20(68才)、作家。江戸時代から明治への過渡期に、橋渡しの役割をした。
淺田定助 1イ4-4・5 211350 洋風装飾函の製造 ・淺田定助墓碑 和文 明治34 星野胤義書 井龜泉刻
飯田素海 1ロ9-1 211276 飯田平吉編「大阪北教会略史」 ・飯田家之墓
飯田素海室 ・杉浦富貴子之墓 (明治7没)カナ交 明治42建 飯田平吉識 光房歌 
飯田平吉
伊藤道郎 1イ4-2 211357 祖貫伊勢、昭和36.11.6(69才)、三浦環に声楽を学んだが、アメリカで舞踊家として活躍した。 ・伊藤家之霊舎
伊藤立二 1ロ9-1   ・陸軍曹長勲七等功六級伊藤立二碑 岸本綾夫書 碑陰;戦歴 (カナ交)森兼道撰 昭和18 伊藤金五郎建
井上八重 1-イ12 211497 昭和54.5.23(84才)、跡見学園書道教師 ・花洋之碑
岩崎豊彌 1イ4-18 211137 岩崎彌太郎次男(実父郷純造) ・岩崎豊彌墓  ・岩崎武子墓
岩崎康彌 1イ4-18 211132 岩崎彌太郎の三男 ・岩崎家之墓 
巖本善治 1イ4-13 211493 昭和17.10.6(79才)、明治20年明治女学校教頭、同25年校長。(五輪塔)
若松賎子 明治29.2.10(31才)、作家。翻訳の作品にすぐれる。巖本善治の妻(五輪塔)
巖本真理 善治の孫、昭和54.5.11(53才)、ヴァイオリン奏者。
上原尚英 1ロ9-4 211268 基隆憲兵屯所長 ・陸軍憲兵大尉上原尚英之墓 銘文あり
内山通義 211284 211284 出版あり、・内山通義大人之碑 香坂駒太郎書
・唐木佐敬大人之碑 (小杉)榲邨書
海野勝a 2ハ8-35〜43  211272 大正4.10.6 (72才)、彫金。 ・海野勝a先生之碑 土方久本題額 藤澤黄鵠撰 柴田魯書 大正10建 羣鴻玉鐫 
榎本積一 1イ6-11 211253 〜1919、歯科医、日本歯科医会・日本聨合歯科医会役員。胸像あり
    ウマヒコ
榎本美彦
1885〜1970、積一の養子、歯科医、著「鑲嵌法」「新纂嬌正歯科学」
大田黒元雄 1イ4-4 211355 昭和54.1.23(86才)、日本の楽壇における評論活動の先駆者。
岡倉天心 1イ4-14 211487 大正2.92(52才)、日本文化を世界へ紹介。 ・釋天心
・(五輪塔、父勘右衛門の辞世)
正いめ(夢)の 覺むれハ 蓮のうてなかな  月夜庵鸝由
岡崎春石 1イ6-5 211263 ・春石岡崎君・孺人杉氏墓 漢詩人、夫妻略銘あり
岡田和一郎 1イ4-7・8 36904 日本ではじめての耳鼻咽喉科学講座を担当
・岡田先生遺徳碑 若槻禮次郎題額 昭和14 服部宇之吉撰 菅虎雄書
各務政孝 1ロ6-11 211403 元古河藩士、各務郷右衛門、メリヤス製造業
・各務家之墓 文豪院殿博雅衆郷大居士(漢文碑文)
梶田半古 1イ4-2 211368 大正6.4..23(48才) 日本画家。 ・梶田半古先生之碑
    うすらい
北田薄氷
昭和38.11.10(78才) 梶田半古の妻。作家、処女作に「三人やもめ」
勝沼精蔵 1イ4-19   明治33.11.5(25才) 内科医学者。血液学では国際血液学会長も勤めた。
加藤治幹 1ロ8-9 211296 官吏、・從五位勲五等加藤治幹・配時子墓 明治38 宮木經吉撰 青木修書
川田小一郎 1イ4-17-2 211127 明治29.11.7(61才) 三菱の発展に力をつくした。明治22年日本銀行総裁 ・男爵川田小一郎墓 銘文あり ・(副碑、行友貯蓄會の碑) 漢文銘
唐木佐敬 内山家
北田薄氷     梶田半古
國友日至 1イ4-1 36915 法華僧 ・南妙法蓮華経(多寶塔) 獻報倶(剥落) 日得吉田珍雄撰 大正2 半湖中根興書 井龜泉鐫
熊谷直彦 1ロ6-4 211373 大正2.3.8(86才)、明治17年絵画展覧会優賞、|司37年帝室技芸員。・熊谷直彦墓 ・和 橋本龍太郎書(墓誌題字)
高 良齋 1イ3-1   弘化3(1846)9.13(48才)、幕末の眼科医。シーボルト門。
小林喜七郎 1イ11-5 211232 大正2没、仙台藩士松本好光7男、名好長、裁縫師、東京和服裁縫業組合頭取。著;歌集『柘榴の花』、『実業和服裁方全集 』
・錦雲萬古 小林喜七郎翁碑 (かな交)阪谷芳郎題額 大正3 湯川純一譔 龍興藍水書 井亀泉刻
小林義則 1イ11-4 211235 明治・大正時代の出版業者・教育者 ・小林家歴世之墓 碑陰;巖谷修書(銘文なし) 明治3 小林義則建 酒井龍泉刻[臥19058] ・小林義則之墓 (カナ交) 昭和2 義則妻直子・嗣子竹雄建 海鶴丹羽正長書
       
       
酒井忠績 1イ4-6 119955 ・正四位男爵酒井忠績之墓
・正四位男爵酒井公碑 故姫路藩主正四位男爵酒井公碑 土屋弘撰 巌谷修書・題額 井龜泉鐫
阪本政均 1ロ6-15 211484 赤井東海三男、幕臣坂本敬水養子、元老院議官
・元老院議官正四位勲三䓁阪本君墓 略銘あり
・阪本婦人屋滿子墓 略銘あり

阪本蘋園

永井匡威三男、政均の養子、枢密院顧問官、漢詩に長じた
鹿原美久 1イ4-20 211218 1884〜1939(59才) 富士瓦斯紡績(現富士紡績)専務。
・鹿村家之墓 ・輓鹿村君(追悼詩碑) 杉溪六橋
幣原喜重郎 1イ4-20 211215 昭和26.3.10(79才) 昭和初期に協調外交を行い、戦後首相として新憲法を制定
柴垣滿喜 1ロ9-8 211260 ・貞婦柴垣萬喜之墓 城山恩田利武撰 明治41 鵞堂小野鐗書・篆額
島谷孝信 1ロ6-11 211397 ・島谷氏塋靈  ・墓誌銘 昭和10 島谷孝信譔・書
下岡蓮杖 1ロ6-5 211978 大正3.3.3(92才)、日本で最初に営業写真館を開いた。
鈴木太平 1ロ6-21 211406 会津藩士、彰義隊 ・神僕以利沙鈴木太平(ほか略)墓
杉浦富貴子 飯田素海
    こうじ
杉 亨二
1イ6-11   大正6.12.4(89才)、統計学者。日本最初の近代的人口調査を実施
関根正直 1イ4-14   昭和7.5.26(73才)、国文学者。「古事類苑」の編纂に参画。
       
高島梅翁 1口6-1 211337 ・高㠀梅翁之墓 信茂の養父 辞世あり
高嶋信茂 陸軍士官、朝鮮刻教育研究会常任委員、貴族院議員、『五州巡回十一日誌』
・正三位勲二等高島信茂之墓・妻福野之墓 銘文あり
       
高村光雲 1口6-1 211301 昭和9(83才) 彫刻家。
高村光太郎 昭和31(73才) 詩集「道程」「智恵子抄」など
高村智恵子 光太郎夫人
田中 1イ6-8 211242 ・追悼之碑(漢詩碑) 昭和43 長男田中充建 杉本錦洲撰・篆額 野田卯一書 印;野田卯一 藍山人 田中一二鐫
    たかゆき
藤堂高猷
1口4-8〜12
藤堂家墓所
211211 明治28.2.9(80才)、伊勢津藩主。
・正二位勲二等藤堂高猷墓備考-総高500cm
藤堂高潔 211204 ・従三位伯爵藤堂高潔墓
・従三位伯爵藤堂高潔室量子墓
藤堂高紹 211209 ・従二位伯爵藤堂高紹・室信子墓
・藤堂高利 高紹の三男
友成安良 1ロ8-1 211959 旗本、幕末-明治時代の造兵家、久周の子、安政3年幕府の講武所砲術教授方、維新後,陸軍省にはいり造兵権中令史。明治24年2月没(72才)、・友成安良之墓 明治33 小牧昌業譔 近藤富壽書
友成仲 昭和6(75才)、安政4年牛込鷹匠町生、安良の4男、 工部大学校 (現東大) 土木工学科卒業、 北海道庁技手、北海道鉄道事務所勤務、欧米視察等、最晩年のしごとに「北海灌漑溝」開発。赤平の水天宮境内に記念の胸像が建立された(北海土地改良区内に移設)。 ・友成仲之墓 カナ交略銘 
豊川良平 1イ4-20 211213 岩崎弥太郎の従兄弟、母小野美和の実家 ・豊川家祠霊堂
萩野由之 2ハ6-39〜44(大神宮
墓地)
211471 大正13.2.2(65才〕、従米の和歌一桂園派を攻撃し、和歌の改良をめざす。
・萩野氏墓碑 (かな交) 昭和44 平成15追刻
波多野精一 1イ6-6   昭和25.1.17(73才)、哲学者。ギリシャ哲学原典研究。
浜尾新 1イ4-1 211346 大正14.9.25(77才)、明治26年東京帝国大学総長。大正13年枢密院議長。
・従一位勲一等子爵濱尾信・室作子墓
浜尾四郎 昭和10.10.29(40才)、浜尾新の子。探偵小説。 
・濱尾家靈名 從四位勲四等濱尾四郎
土方久元 1ロ6-12 36912 大正7.11.4(86才)、明治維新の功労者。薩長連合の運動につとめた。
土方與志 昭和34.6.4(59才)、土方久元の孫。演出家。小山内薫とともに築地小劇場を建設。新劇確立に尽力した。
・泰山堂  ・土方與志・梅子ここに眠る
土方梅子 舞台衣装家
樋山資之 1イ4-16 211123 法学士 ・樋山家之墓 ・改装之記 明治43 樋山資之誌
平田銕胤 2ハ6-39〜44(大神宮
墓地)
36896 明治13.10.25(82才)、国学者。明治2年に天皇侍講
・平田銕胤の墓と石龕 弘化3
・富永友昌之墓 安政6歿 平銕胤書
・林氏一家之墓 平田家眷族 本国伊勢松阪 平田銕胤誌
深井寛 1イ8-3   官吏 ・正四位勲三等深井寛君墓 明治37 重野安繹譔 巌谷修書 深井辰雄建 井龜泉刻
福田英子 1イ4-11 211387 昭和2.5.2(63才),日本における婦人解放運動家、自叙伝「妾の半生涯」がある。 ・尽誠待天命 福田英(自筆)
藤岡作太郎 1イ11-3   明治43.2.3(40才)、近代的国文学の礎を作る。
       
       
古川豐彭 1ロ6-13 36900 ・大教正古川豐彭之墓 大型碑 稲葉正邦撰 明治24 中根半嶺書 吉川黄雲鐫
逸見勝誠 1イ6-11 211245 野菜缶詰を試製 ・逸見君美子之墓(板倉氏) 巖谷修書 酒井龍(泉鐫?)
逸見斧吉 1877〜1940 全国缶詰業組合連合会会長
星野壽平 1ロ6-9 211972 明治23(64) 旧幕時代から昌平黌に勤め、書籍館の創設に参与、浅草文庫の出納一切を管理、のち博物館書籍室の閉鎖にも立ち会う。 ・星野壽平之墓 星野壽平君墓碣 島田重禮撰 並木時習書(『篁村遺稿』巻下所収)
本荘龍八郎 1ロ6-22 211411 ・佐賀縣士族本荘龍八郎墓 碑陰略銘あり
松平定敬 1イ4-2 36919 ・從二位松平定敬之墓 碑文あり
・松平夫人初子之墓
松平定教 ・正四位子爵松平定教之墓 碑文あり
・松平夫人鈴子之墓
松浦詮 1ロ4-1〜7   (1840〜1908) 肥前平戸6万1千石 松浦家第37代
邨岡良弼 1ロ6-8 36908 明治大正期の法制官僚・地誌学者
・櫟齋邨岡良弼・配田中禧子墓 大正4 平良弼自記 宮原廉書 井龍泉刻
邨岡穀城 ・大學生邨岡美麻墓 邨岡穀城君墓銘 澁谷啓撰 明治37 石幡貞書 井龜泉刻
       
森下龍三 1イ11-5 211224 森下景端の次男。備前藩士、明治3年香川忠武にしたがい洋行して西洋砲術を学ぶ、のち兵学寮教官。
・龍山神靈奥都城表 井上修撰 新岡久頼(書) (剥落)鐫字
       
       
安岡正篤 1口6-14 211474 昭和58.12.13(86才)、東洋哲学者。金雞学院日本農学校を創立。全国師友協会会長
山口正定 1ロ6-15   1843〜1902 幕末明治の武士、官僚 
・山口家之墓 明治36 股野琢撰・書
山田米子 1ロ8-7 211967 明治26(25)、矯風会員、酒造家の父の廃業に働いた。未婚で没。・故山田米子之墓 明治26 櫻井成明撰・書
結城素明 1ロ6-12 36911 昭和32、3.24(82才)、日本画家。日本芸術院会員。自然主義をとなえる。  ・結城氏之墓
 海軍軍醫少佐結城貞昭墓誌 老父素明誌
 無相院自照大姉 昭和10歿
 憲教院殿聡譽悠浦素明居士 昭和32歿
 結城素明自述墓誌 昭和18 素明自誌"
結城貞昭
横山忠吉 1ロ8-3 211293 天理教 ・横山家之碑 木村八十八篆額 明治41 横山忠吉建 山本政之助撰・書 
ローデスカ・ワイリック 外人墓地 211227 大正3.4.30(57才)、「東洋のナイチンゲール」、アメリカの宣教師。ハンセン病患者や日露戦争の負傷兵の看護にあたる。
若松賎子   巖本善治の妻