乾清花苑 太白廡 略伝引得
佐藤一齋(1772〜1859) 江戸後期の儒者。明和9年10月20日生まれ。美濃岩村藩家老佐藤文永の次男。藩主松平乗薀の子の林述斎とともにまなぶ。林家の塾頭をへて昌平黌教授となる。朱子学と陽明学を折衷した学風で,門人に渡辺崋山、,佐久間象山らがいる。安政6年9月24日死去。88歳。名は信行、のち坦(たいら)。字大道。通称は幾久蔵,捨蔵。別号に愛日楼。著作に「言志四録」など。
「画龍詩」七絶詩箋(旧蔵)