乾清花苑  太白廡  略伝引得

秦家 

秦星池(1763〜1823)

 江戸後期の書家。宝暦13年生まれ。秦星塢の父。江戸の人。長崎で清の胡兆新にまなび、その號を譲り受ける(東隅随筆)。楷書、行書にすぐれる。法帖に「清風帖」など。文政6年3月8日死去。61歳。名其馨。字子馨。通称は源蔵。別号に菊如斎。著作に「和漢対照書札」。

「恋人に」句短冊(旧蔵)

秦星塢


 
江戸後期の書家。江戸の人。秦星池の子。名鐘。字伯美。通称は源十郎。