乾清花苑  太白廡  略伝引得

安西氏

 雲煙━━采石

安西雲烟(1806〜1852)
 文化3年生、嘉永5年没(しあわせをひらく扇たち)
 谷文晁の弟子。同門の高久靄崖、相沢石湖、大竹将塘らと借家して「梁山泊」と称した(Wiki)。名於菟、字子遊。鑑識にすぐれまた画を好んだ。著録に『鑒禅画適』『近世名家書画談』(采石と共著)がある。
 


雲煙

蘭石合作圖 山水 1847
安西采石 
 名安遁、また妙香と号す。雲烟の子。
 渡辺小華・野口幽谷らとともに椿椿山の門。
 『澹如詩稿(安政6序)』の巻第一にその名がみえている。
   小斎謾題  桑原桂叢
   松鶴    栗山石寶
   藤花    渡邊小華
   蕉陰茗話  相澤文石
   義人睡起  安西采石
   竹渓漁隠  春木南溟