乾清花苑  太白廡  略伝引得

程赤城(1745〜)
 諱霞生、赤城は字、号柏塘。蘇州の人。初来日は安永頃。文化八年まで38年にわたり行き来する。安永7年には船主として来日、「知不足齋叢書」を帯来。享和3年には唐医胡兆新を連れてきている。画もよくしたが特に書に優れた。「濃州養老泉碑銘」書丹。圓山の遊女夕梅と親しく、老年になっても往来したのは日本の食を好んだためともいう。(松涛美術館)
 歌に「習はずに書くや此の仮名文字まじり 今は唐でも書くや此の仮名」はその作という