乾清花苑  太白廡  

屏風類
 屏風等、多数の扇面を装丁したものをここに置いた。

小山霞外等扇面装六曲屏風
四家冬夏扇面装衝立
暢懷冊 2020.6
 
小山霞外等扇面装六曲屏風
 霞外(晩年の作〜1864)とその息梧岡の書扇に諸家の画扇を交えて仕立ててある。
青翠 主従圖 霞外 「八十の春を過ぎて」歌 小僊 「雨中過鴨酷首」圖
霞外 「臨明人書」七律 松蔭 牡丹圖 霞外 「七十六の元日に」歌
適山 「倣大癡道人」山水圖 霞外 「次韵白樂天七十三問詩」 雲烟生・采石 蘭石圖
霞外 「偶作二首」七律 竹屏 「野色山光」山水圖 梧岡 「録丁鶴年詩」
柳塘 老松圖・賛 梧岡 「録曾由基句」 青翠 z鞫椙、
霞外 「去歳新正」 青翠 山水圖 霞外 「録袁敬所詩」

四家冬夏扇面装衝立

 瓊山および知堂の款に「於烏城」とあれば岡山にて所望された画で、製作年代も皆大正初期数年ものである。このうち石井金陵が岡山の出であるのであるいは彼の所以の衝立であるのかもしれない。
瓊山 「霜柯筠石略擬」圖 桂仙 隱士梅花圖
知堂 「柳陰納涼」圖 金陵 「山亭夏日」圖
 
     
     
     

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