我が玩具人生に一片の悔いなし!
2008年にシーエムズコーポレーションから発売されたBRAVE合金より「宇宙戦士バルディオス」を紹介します。
バルディオスについては、野村トーイ版のバルディオスの項でも語っているのでそちらと併せて見てもらえると嬉しいです。 さて、このバルディオスでまず驚くのはその価格、定価なんと22050円(税込)なり。 そりゃバンダイやタカラトミーのようにはいかないかもしれないけどちょっと高いですね。 これは通常版で、限定版としてアニメカラーバージョンも発売されました。 もともと野村トーイ版が欲しいと思っているところにCM’sから発売されるという朗報が飛び込んできたので、発売を楽しみに待っていた一品でしたが果たして・・・。
まずはパルサバーンから、見違える程カッコよくなりましたね〜。 変形にアレンジが加えられているとはいえ、なかなか頑張っていると思います。 コックピットにクリアパーツが使われているのもポイント高い。 アレンジ部はまず腕の格納方法、アニメでは腕を縮めて胴体の横に密着し腰アーマーで覆うのですが、これは下腕部を胴体後部に配置してボディの長さを稼ぎ胸をスライドさせる事でスマートなスタイルを得ています。 もう1つは、腰アーマーの接続方法、主翼が繋がっている為変形時にちょっと違和感を覚えます。
一見、驚くべき進化を遂げたかと思うと、実は問題が多々有ります・・・。 まず各部にロック機構が無い為、形態を維持し難いという事が挙げられます。 特に腰アーマー、ヒンジだらけのグレーのカバーで繋がっているだけなので位置も決め難いし固定もされない、そこに主翼も繋がっているから始末が悪い、固定する方法なんてどうにでも出来たんじゃないかと思うんだけどな〜。
持ち上げるとこんな風になる事も・・・。
それから、こいつには接地しないランディングギア(着陸脚)が付いています! 何これ〜!? しかも前しか付いてないの・・・。 何の為に付けたんでしょう? 謎だ、腰アーマーのロックでも付けてくれよ〜シーエムズ〜。
バルディプライズ、機首(艦首?)がちょっと短いかな?っと思いますが、スタイルは良好だと思います。 主翼はヒンジだらけでちょっと見栄えが悪いかな? 結構弄ったわりに未だにヘタレてはいませんが、少し不安ですね。 欲を言えばグレー部と赤い部分に塗装が施してあると良かったかな、ちょっと安っぽく見えます。
それから、これとパルサバーンにはディスプレイスタンドが欲しかったと思います。 キャタレンジャーには形状重視のキャタピラが有るのに、他の2機には何も付かないのはちょっと不公平な感じ。
翼とか頑張っていると思うんだけど、こいつが一番の問題児。 とにかく形態を維持出来ません! 個体差が有るのかは判りませんが、少なくともうちのは問題あり。 機体の上部と下部が固定出来ないんです。 写真ではそ〜っと置いて撮影しました。 ボディを持ち上げると、ボディ上下が離れてしまいます。 一応はめ込む為のダボが有るのにスカスカで固定出来ないのはイタイ。
機首のつくりがちょっと危なげ、先端の紺色のパーツで左右が繋がっているだけ、扱いは慎重に。 この機首に空いている四角い小さな穴がスカスカでボディの固定が困難になっています。 何とかきつくする方法考えようかな・・・。
キャタレンジャー、スタイル的にはちょっと劇中のイメージより細身かな?という感じ。 3機中こいつが一番弄り易いと思います。 ボディの左右、紺とグレー部が固定されないのがちょっと残念、少しパカパカしてしまうのが惜しい。
キャタピラは固定のプラパーツですが、形状重視のゴム巻きキャタピラパーツが付属しています。 これはこれでデカ過ぎてやっぱり劇中とはイメージ違う、戦車として見ればカッコイイんですけどね。
ボディ脇の赤い部分はやっぱり塗装してほしかったな〜、安っぽく見えるしゲート跡が目立ちます。