我が玩具人生に一片の悔いなし!

バンダイ GFF Zガンダム

バンダイのGFFシリーズのZガンダムです。 一般的には酷評されている事の方が多いアイテムですが、個人的にはお気に入りなので取り上げてみました。 批判の原因はただでさえ品質面で問題を抱えているGFFシリーズにあって、このゼータは更に変形ギミックまで与えられている為、非常に扱い難い製品になってしまった事が大きいと思います。 しかし、スタイル自体はMS・WR両形態共に非常にカッコ良く特にWR形態のスマートな形状は特筆に価すると思えます。 とは言え、品質は劣悪なのでそこを踏まえた上で紹介して行きたいと思います。

まずGFFを購入する場合、店頭でよく吟味し一番品質の良い物を買うってのがセオリーなのかも知れませんが、田舎者の私は吟味出来る程お店も無ければ店頭に置いてあるかも分からない状態なので、禁断の通販!潔くAmazonで購入。 しかし、選ばなきゃいけないなんて間違ってると思うんだけどなぁ。
GFFについては、それ程詳しい訳ではないので大した事は言えませんが、とりあえず顔が真直ぐに付いているかを見ましょう、顔の曲がりはGFFの持病と言っても良い位ですから・・・。 次に塗装、汚い物は避けた方が無難です。 ゼータは脛が汚い個体が多い様なので(私の知る限り)要チェック、顔の曲がりは比較的簡単に直せるので塗装を優先してチェックした方がいいのかな。 結局パッケージから見える部分以外は運に任せるしかありませんが・・・。

GFFに慣れてる方には「言われるまでもねぇ!」って感じだと思いますが、GFFに興味はあるけど踏襲している方の助言になれればいいかなと思って、その方向で紹介してます。 まあ、とりあえず見てやって下さいな。


品質

これは私の所有している物の状態で、個体差が激しいと思われるので参考程度に考えて下さい。 まず顔は真直ぐ付いていたのはラッキー!でもアンテナがちょっぴり曲がってるかな?
私のゼータで一番問題だったのが左のフライングアーマー、ウイング側をはめる際尖った先の部分が入らないという不具合が・・・返品レベルですが面倒なので自分で直す事に、フライングアーマー本体をバラして少し削りました。 はまる様にはなりましたが少し隙間が出来てしまいました・・・。
次に脛の塗装、酷い!酷すぎる!青の塗装がグニャグニャだし接着剤が豪快にはみ出してる! 他にも腿やハイパーメガランチャーにもはみ出しが有りました。 上半身はまずまずですが足はちょっと酷いですね、他のサイト等でも書かれていたので汚い固体が多いのかも知れません。 フライングアーマーは開けてみないと分からない部分、他で聞いた事も無いので私のはたまたまだったのか? それからこれは品質とは関係無いですが、足の接地が凄く悪いです。

可動

可動はプラモデルやHCMproの様にはいきませんが、そこそこ動きます。 ただ素立ちの時フライングアーマーのアームが肘に干渉したり、腿の上部にサイドアーマーの基部が位置しているので、大きくポーズをつけようとするとサイドアーマーが邪魔になりがち。 足首も余り動かない為、若干ポージングし難い面もあります。

説明書

説明書は4つ折の紙1枚、写真が使われていますがモノクロなので非常に解り難い、カラーにするかシンプルに図解にするかにしてほしい。


武装


ビームライフル

砲身の伸縮は差し替えで再現、グリップは可動でカートリッジ(2個付き)は取り外し可能。 ライフルの後部のピンも可動、これはウェイブライダー時にロングテールスタビライザーに取り付ける為の物。

シールド

シールドは組み付ける位置を変更する事で伸縮を再現しています。 腕への取り付けアームは変形時に前方に畳む様になっています。 腕に取り付けた場合取り付けピンが長方形なので向きが固定になってしまいます。

ハイパーメガランチャー

グリップとグリップのカバーはそれぞれ可動、側面のグリップは左右に付いています。 砲身はスライドして伸ばす事が出来ます。

一応構えられますが、カッコよく構えるのは大変です。 でも可変戦士よりは持たせ易いかな?

ビームサーベル・グレネードランチャー

ビームサーベル(2本付き)のビーム部はクリアーパーツ、グリップから抜く事が出来ますがビームライフルやハイパーメガランチャーに装着する事は出来ません、残念。
グレネードランチャーカートリッジ(2個付き)が装着可能、発射口の開閉ギミックは有りません。 説明書等にエネルギーパックと書いてあったりするのはご愛嬌^^;
手は、左右握り手・左右持ち手(右2種)・ウェイブライダー用左右が付属します。 ウェイブライダー専用の手っていうのが面白いですね、これは変形時ウイングパーツを固定する役目を兼ねています(ある意味握り手?)。


ちょっと加工

足首の接地が非常に悪いので、何とか改善出来ないかと思い少し加工してみました。 ドライヤーで軽く暖めPVC部分を柔らかくして(ABS部分を暖め過ぎない様注意!)足首を外します。 どうやらボールジョイントのボールが埋没していて可動範囲が制限されていた様です。 そこでボールの受け側を削って可動範囲を確保してみました。 PVCはサクサク削れるので削り過ぎは要注意、保持力も弱くなると思うので慎重に(と言いつつザクザク削ったんですけどね)。

で、結果は微妙に改善したと思います・・・左右のスイングはデザインの関係上この加工だけでは不十分ですね、2重間接でも仕込まないと難しそうです。 変形の都合上爪先を伸ばす方向には問題無かったのですが、逆は全然だったので、前側に動く様になったのは良かったと思います(足首の根性が無くなったのは内緒)。

肩の白いパーツと胸の青い部分のロックピンが緩い、ここがパカパカしてポージングの時にイライラさせられるので、ピンの部分と穴の部分に瞬間接着剤を塗ってきつくしてみました。 瞬間接着剤は付け過ぎない様に爪楊枝でちょんちょんと少しずつ付けて調整しました(完全硬化するまではめ込まない様注意です)。

ディスプレイスタンド

左がモビルスーツ用、右がウェイブライダー用と、それぞれアームを取り替えて使用します。 モビルスーツ用は上下に角度を変える事が可能です。

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