我が玩具人生に一片の悔いなし!
タケシがアポロンロボットの名を叫びテレパシーがアポロン基地に届くと、海底に身を潜めるアポロン基地の後部に位置する、3基の砲台の様な部分から射出され飛来するロボット。 当初は飛来するとすぐに合体・合身してしまうため戦闘シーンが殆ど無かったが、第20話でようやく3体での戦闘を見せた。 これは度重なる合身により疲労したタケシの負担を減らす為であったが、3体が連携する事でダイアポロンには及ばないもののかなりの戦闘能力を発揮する。
アポロンヘッダー
アポロンヘッダー、主人公・タケシがUFO:スペースクリアー(UFOと言うより戦闘機だけどね)で胸のシンボル部から格納されそのままコックピットに。 そのまま操縦で動かしますが、番組終盤にタケシが「俺だって合身せずに戦った事は殆ど無いんだ!」と言ってしまう程活躍の機会に恵まれませんでした。
合体時は腕と脚部(腰から下)を胴体内に格納して、頭部から胸部にかけてのみになります。 合体しても顔は変わらない様に見えて実は微妙に違います。 アニメでは、合体するとヘルメットの目の上に鍔が現れる様です。 玩具では合体前の状態っぽいですけど。
玩具は、合体の都合で頭・腕・足が外す事が出来ます。 手足はそのまま引っこ抜くだけ、頭部は90度横を向けると外せます。 間接は、首(真横向くと取れるけど)回転・肩回転・肘可動(スプリングでキリキリ音をたてながら曲がります)・足の付け根ロール&前後にクリック付き可動・膝クリック付き可動と、昔の物なのに結構可動箇所が多いですね。
武装
肩の青いパーツは引き出す事が可能。 拳はロケットパンチではなく拳の先に円盤状のミサイルを発射するギミックを装備しています。 欠品してますけど、青い円盤状のミサイルです。
胸の丸い穴から棒状のミサイルを発射可能、背中の青いスイッチで発射します(欠品してますけど)。 その両脇のスリットにはめるパーツが有ったと思いますが欠品してます(多分拳の円盤ミサイル)。
その下の三角形に3つの穴が有りますが、ここに棒状のパーツを差し込みます。 棒状のパーツは3色(赤・青・黄)あり合体後に3色共はめ込みます。 各ロボットに付属していて多分ヘッダーは赤だと思いますが、ちょっとうろ覚えです。 これはアニメのエネルギーゲージを再現しようとしたもので合身後3色に光る部分です。 子供は真っ先に無くすであろう小さなパーツですね、実際そんなの付いてたの全く憶えてないですし・・・。
このパーツは何だろう? 肩や足首等ジョイント径が合えばどこでも付けられるみたいですが、ちょっと思い出せない・・・。
アポロントラングー
アポロントラングー、ヘッダーは頭、レッガーは足と解り易いのに対してトラングーって何?って長年謎でしたが、TRUNKには荷物入れのトランクの他に胴体という意味も有ると知人が教えてくれました。 ちゃんと考えられていたんですね。 アニメでは当初、無人で動いており(と言うか出てくるとすぐ合体してた)後半はタケシの負担を減らす為、タケシの仲間が操縦を担当。 パイロットは紅一点のミキッペ(ミキ)もしくは太っちょキャラのごろやん(五郎)で、これもUFO(タケシ以外は「帰ってきたウルトラマン」のマットアロー2号みたいな丸い戦闘機)で胸から乗り込みます。 合身時は降りなきゃいけませんが。
合体時は胸部装甲板と腕に変形します。 まず角が引っ込み、頭部が胴体に格納され、脚部も胴体に格納されます。 で、ギュウギュウ詰めの筈の胴体は空っぽになってしまうという一番不条理な変形をする機体です(笑)。
トラングーは、腕とボディの装甲板のみが外す事が出来ます。 装甲板まで合金製の為3体の中で最も重く立派な鈍器です。 装甲板を外す際、角を畳む様になっています。 可動は、肩回転・肘可動(ヘッダーと同じスプリング内蔵)・足の付け根可動・膝ロール。 首は固定です。 ヘッダー程の可動範囲はありません。
脚部は画像位まで曲がりますが後ろ側には動きません、座らせたら何だかカワイイ感じになってますね。 膝は引っ張るとスプリングが内蔵されていて画像の様に伸びる謎ギミックが有ります。
装甲板を外した状態、胸からヘッダーの様にミサイルを発射可能です。 その両脇の穴には合体後のエネルギーゲージにはめる棒(多分青)を差し込む事が出来ます。 腰の赤いCの字型の部分はミサイルを装着出来ます。 私の所有している物は顔が黄色ですがオレンジのバージョンも存在します。 腕には合金製のカッターを内蔵しています! 殺る気満々!今の子供向けの玩具じゃ考えられない様な仕様ですね。
つま先に戦車?を取り付け可能ですが、発射出来る訳でもなくはめるだけ、ちょっとよく分からないギミック。 この他にコマみたいな青いパーツが付属してた筈で、足等に装着出来たと思います。
アポロンレッガー
アポロンレッガー、個人的に一番好きな機体。 本当は腕はシルバーの筈ですが、玩具は何故か赤くなっています。 こいつも当初無人でしたが、終盤はタケシの仲間が操縦しました。 パイロットはごろやん・ミキッペ・メガネかけた知的少年のハカセ(ヒデキ)が搭乗と、トラングーとレッガーのパイロットは統一されていません。 初めて乗った時ごろやんが「いったいどうやって操縦するんじゃ〜」って言ってたのは今でも憶えてます。 UFOは腹の上側の四角い部分から格納されますが、合身時は離脱する必要があります。
合体時は下半身(腰から脚部にかけて)に変形します。 まず腕を格納し、角が引っ込み頭部が胴体に引き込まれます。 胴体は縮んで腰を形成します。 これが一番無理の無い変形をしている様な気がしますが玩具では本当に足だけ、上半身まるまる余ります・・・。
可動は肩・肘・足の付け根・膝が可動、頭部は固定。
こいつも胸からミサイルを発射出来ますが、発射口は隠れていて肩をヒンジにして胸のカバーを開いて発射します。 その両脇の穴にはエネルギーゲージ用の棒(多分黄色)をはめる事が出来ます。
レッガーは、3体中唯一ロケットパンチを装備、固定が甘くなってきたのか装着にてこずりました。 腕は拳と黄色いスイッチ以外は合金製なのでバラして修理も出来ないのが困りもの、古い物なので結構威力が有ったりするのですが、暴発するので危険な奴になってしまいました。
アポロン劣化〜!・・・片足が悲惨な状態、合金部も劣化するんですねぇ〜、足の長さが左右で違ってしまう程、買い直さねば。 しかし、撮影している最中にもポロポロと塗装や破片が・・・あぁ・・・朽ちていく・・・たぁしけてえぇ〜(号泣)
足にはカッターと銛状の武器が内蔵されていますが、プラ製なので凶器度は低いですね。 他にも鉄アレイ型の赤いパーツが付属する筈ですが紛失してます。 多分足の穴や背中の突起に装着するんだとは思いますが。