我が玩具人生に一片の悔いなし!

メディコムトイ RAH ウルトラマンA

メディコムトイのRAHから今回はウルトラマンAをチョイスしてみました。 セブンやレオと共に私のお気に入りのウルトラマンであるエース、やっと手に入れる事ができたので紹介したいと思います。

男女2人による合体変身が最大の特徴であるウルトラマンA。 昭和47年(1972年)当時は合体変身が流行っていたのか、このウルトラマンAの他にトリプルファイターや超人バロム1、翌年の魔人ハンターミツルギなどが合体変身を採用していました。
魔人ハンターミツルギに変身する3兄妹の末っ子・月光役の女優さんは南夕子役の候補の一人だったそうですね、皮肉にもこちらの方が役を成就出来ていますが・・・まあ全12話しかないけどね。 (ミツルギのアクション・フィギュア化熱烈希望!)

しかしながら最大の特徴である合体変身も、今ひとつ活かせないまま第28話をもって主役の1人・南夕子を退場させ従来通りの男性1人の変身になってしまいます。
最大のアイデンティティを失ったウルトラマンAは、単なるウルトラ兄弟の5男坊に成り下がってしまった気がしてなりません・・・。

アンヌ隊員のファンは多いと思いますが、南夕子ファンもかなり多いのではないでしょうか? かくゆう私も夕子ファンで夕子の居ない29話以降と夕子を追い出すエピソードの28話は私には意味の無いもの、後半はあくまでパラレルワールドとして捉えています。 やっぱりウルトラマンAは2人の合体変身でなければならないのだ!(私情爆発)

南夕子役の星光子さん自身も長年わだかまりがあった様ですが、ここ最近はわだかまりも無くなった様でウルトラマン関連への登場の機会も増えているのが嬉しい。 ウルトラマンメビウスや劇場版にも登場してくれていますが、折角星さんが出演してくれてるんだからウルトラタッチの復活も是非お願いしたい! 今までのエースは「完全な変身ではなかった」とかこじつけてさ!


ーパッケージ・付属品ー

パッケージは、360×200×90mmくらいの大きさでマグネット付きの扉が設けられています。

ウルトラマンA本体と付属品は交換用の手首が3種。

ディスプレイスタンドも付属、本体をセットする部分は4種付いてます。 固定用のネジ部は空回りし易いので締め過ぎ注意!


ースタイルー

身長は角の先で29cmくらい、胸から肩・背中にかけてのラインはパッケージではしっかり接着してあるようですが、実際は胸と背中で固定してあって肩部分は浮いた状態になってます。 まあこの方がポーズが付け易いからいいんですけど・・・嘘はいかんよ・・・。

若干ズングリ体型だったエース、ちょっと寸胴な辺りも再現? 大抵この手のフィギュアってスマート過ぎてたりするものですが、エースは妙に忠実なのは何故? エースはスマートな方が好きかも〜^^;

足首の接地は凄く悪いです。 足を開くと足首の外側がかなり浮いてしまうので見栄えが悪い! タロウや父もそうですがもうちょっと接地するように修正してから発売してほしかったところ。

眼はそれまでのウルトラマン(初代や新マン)と違い明確に橙黄色となっており、額にはセブンのビームランプの様なウルトラスターが付いています。 このフィギュアでもクリアーパーツで再現、ウルトラスターはクリアーブルーとなっています。 耳には電飾用のトグルスイッチもモールドされています。

他のどのウルトラマンとも似ていない独特な頭部デザインのエース。 巨大なスラッガー状の角がカッコイイ! なので私は横顔が大好き。

エースは中性的なイメージを出す為か柔らかいラインが特徴的、耳はイヤリングをイメージしたとか、だから余計エースはスマートなアクターさんにやってほしかった・・・(アクターさんごめんなさい)。 新マンを演じたきくち英一さんがやる予定だったけど身が持たないって断ったそうですね、きくちさんだったらどんなエースだったのか気になるところ(きくちさんは長身でスマートな方です)。

エースでもう1つ違和感を覚えるのが声、中性的なヒーローなのに何故かやたら男らしい声の納谷悟朗さんが担当してました。 トリプルファイターやマグネロボ ガ・キーンみたいに合体前の役者の声を合成したものを使えば合体変身の説得力が増すと思うんですけど・・・その辺のチグハグ感が良くも悪くもエースという作品を象徴している様な気もしますが・・・。

似た様な雰囲気を感じるのが仮面ライダーで言えばXライダーかなぁ・・・新機軸を打ち出そうとするも迷走、路線変更で巻き返しを図るも何だか中途半端な印象を残しているって辺りが妙に似ている気がします。 Xライダーはやっぱりセタップ変身のメカニカル感が好きだなぁ^^


設定身長:エース40m タロウ53m 母40m

エースちっちゃいよ。 タロウはスラリと長身なイメージなので良いのだけれど・・・母より小さいのはどうよ。 っつーか母がデカ過ぎなんだけどね、母は単品で見れば問題無いんだけど他のウルトラマンと並ぶと大き過ぎ!凄く変。 縮尺が他と違っている感じ、他が1/6なのに対して1/5.5位なんじゃないか?って感じです。

エースって孤児って設定なのね・・・ウルトラの父・母に育てられた養子なので、他のウルトラ兄弟と違いタロウとは本当の兄弟。 増長したタロウに対して「あんのヤロゥ!ぶん殴ってやる!!」などと口走るのはやっぱ兄弟やね(っつーか北斗星司の性格か^^;)。 でも男女合体変身により超人が誕生するっていう神秘性、ウルトラシリーズの神秘的なイメージがウルトラ兄弟という設定のせいで薄らいでしまったのはちょっと残念だなぁ・・・。


ーアクションー

ウルトラマンAは多彩な光線技をもつウルトラマンとして知られています。 その中の一部を再現してみました(っつーか私がこれくらいしか知らないんですが)。


メタリウム光線

左に両腕を振りかぶって勢いを付けて・・・。

発射! メタリウム光線はエースの最もポピュラーな必殺技でピンクと青緑の光線はとってもキレイっす^^ このフィギュアにはちょっと厳しいポーズ、角度で誤魔化してますがもうちょっとだけ腕が閉じると良いんだけどなぁ・・・。


パンチレーザー

ウルトラセブンのエメリウム光線に似たポーズですが指は角の上に、額のウルトラスターから発射される光線。

っつーか袖が短けーよ!!


ウルトラスラッシュ

バキシムの首を切り落とした切断技、ウルトラマンの八つ裂き光輪みたいなものかな。


タイマーショット

カラータイマーから発射される光線、スフィンクス戦等で使用。


バーチカルギロチン

両腕から発射される三日月型の切断光線。 メトロン星人Jr.を真っ二つにし、中身がドサッっと出たのが印象的・・・具が・・・^^; メトロン星人Jr.と共に登場した超獣ドラゴリーは私のお気に入りの超獣。 怪獣ムルチを引き裂く凶暴ぶりがステキ、下顎から引き裂かれるムルチが無残です・・・(グロ注意)。
その後エースブレードでドラゴリーの首を落とすエース、エースブレードをクルクル回すエースの剣さばきは必見。


スペースQ


エネルギーを頭部に集め・・・

ウルトラ4兄弟から与えられたエネルギーを、頭部の角の穴(ウルトラホーン)に集め球状にして投げつけるエースの最大級の大技。


投げる!!

強敵エースキラーを倒したウルトラ兄弟の切り札的な必殺技。 角の穴はエネルギーを充填する機能が有るみたいですね、別にキーホルダーになる事を意識してた訳じゃないのね^^ でも結構塞がってる人形とか多かったりする・・・ここは絶対穴が開いてないと駄目なのだ!


優しさを失わないでくれ・・・

優しさを失わないでくれ・・・何度不良品を掴まされても・・・。 失うわ! 買う度にドキドキじゃ!

エースは袖が短い意外は一応まともでした・・・ほっ・・・。


バキシム役はいつものドランゴ・・・

バキシムにチョップをかますウルトラマンAの写真は昔からよく見かけたものです。 最後は懐かしのショットで^^


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