サドル作成 その2

 

最終的にこのような形状にします

大体真ん中あたりから半分ずつ断面をアールと角(カド)に加工していきます。

写真のように頂点にマジックでマーキングします。マジックの幅が狭いほうは角、広いほうがアールになっています。こうすると見た目で分かりやすく加工できます

1弦側と6弦側が分かりやすいようにマジックで番号を書いておく。

1弦側から6弦側は左右対称ではないのでこうしておくと分かりやすい。夢中で加工していると1弦側と6弦側の区別が分からなくなるので注意。

手前が純正、奥が自作です。高さを高めに加工しています

高さを調整。

まず裏の平坦部を削って高さを調整します。

マジックでこのようにマーキングしてヤスリがけをします。高さを決める加工をすると同時に、できるだけ平らになるように加工する。そのほうが音の伝達等が良いと思う。

このときのヤスリがけは、ヤスリの方を固定してサドルを動かして削っていく

ヤスリがけをすると真ん中のあたりのマーキングが消えているので、真ん中が膨らんでいる状態。全体のマーキングが消えるまで削る

一応、装着してみます。サドルが低すぎるとフレットに弦が常に触れてしまい音が鳴らないことになるとまるのでチェックしてみます。

あとは根気よく、サドルの裏の平坦部を削っていき高さをおおまかに調整していきます。

今回の作業ではこのサドルの作成だけでなく、ナットも作成するので最終的には両方が完成してから高さ調整することにします