部品を少し説明

ボディーを中心に説明

*** ネック ***

V型ネック
断面がVの形になっているタイプ。ビンテージギターなどに多い。
幅は広め
U型ネック
断面がUの形になっているタイプ。一般的なタイプ。
幅は細め

ネックは断面の形だけでなく、も機種によって違いがあります。フィンガースタイルのギターが幅が広いものがよくあると言われています。しかし、シェイクハンドで弦を押さえる人や手が小さい人は無理に幅が広いギターを選ぶ必要はないと思います。

自分のギターはエピフォンはネック広い+ Vネック、モーリスはネック狭い + Uネックです。私の場合、フィンガーピッキングが多くシェイクハンドをよく使うので、幅が広すぎても困るので、このギターの中間があればいいなと思っています。

 

 

*** ボディー ***

いろんな形状がありますが、ここではボディーの形状をいくつか挙げてみようと思います。
フィンガー・ピッキングしやすいタイプ その1

OOO(トリプル・オー)タイプ

マーチンの OOO タイプで一般的なドレッドノートと比べるとボディーが小さい

特徴

  • フィンガーピッキングに適する
  • ボディーが小さく、薄い
  • ネックが少し短くテンションが低いのでフィンガーピッキングで弾きやすい
  • ドレッドノートと比べると少し音の大きさが控え目なのでソロなどに適している
フィンガー・ピッキングしやすいタイプ その2

カッタウェイ

000 のカッタウェイ版

特徴

  • フィンガーピッキングに適する
  • ボディーが小さく、薄い
  • ネックが少し短くテンションが低いのでフィンガーピッキングで弾きやすい
  • 左の000タイプと同じような感じだがハイ・ポジションが弾きやすい
  • 見た目が格好良い
  • ドレッドノートと比べると少し音の大きさが控え目なのでソロなどに適している
ストロークでパワーがある音

ドレッドノート

マーチンの D タイプで有名な形で
一般的な形

特徴

  • 音が大きい
  • 音が響く
ボディーの大きさの比較

サウンドホールの大きさも少し違います。ボディーの厚さは右のフィンガースタイルの方が厚みが薄く、ボディーも小さいので個人的には気に入っている大きさです。

 

*** ボディーの材質 ***

表板(TOP) = スプルース
表板(TOP)は一般的にスプルースかシダーです。写真はスプルースです。

側板(SIDE) & 裏板(BACK) = ローズウッド

一般的にインディアン・ローズウッドのことをいいます。バランスのとれた音、深みがある音が特徴です

側板(SIDE) & 裏板(BACK) = マホガニー

軽く明るい音色が特徴

ハカランダ
この木も側板(SIDE)や裏板(BACK)に使われるもので別名ブラジリアン・ローズウッドといいます。ワシントン条約により輸出入が禁止になっているため入手困難で希少価値があり高価です。昔のビンテージのギターに多い。

 

*** ボディーのツヤ ***

蛍光灯の下で同じ条件で写真を撮ってもこれだけの違いが出る


表面のコーティング=ツヤあり
一般的な表面だと思います。けっこう反射します。


表面のコーティング=ツヤなし
このギターは汚れを乾拭きでも落とせるコーティングがされている


反射するのでいろんなものが写ってしまう。撮影には注意が必要?