<楽楽・神戸>練習風景


2012年12月15日 練習風景
ギターのY.Iさんのレポートです。


12月15日<楽楽・神戸>練習風景
いよいよ2012年最後の例会になりました。
今日は幾分寒さも和らぎコートが無くても過ごせる感じ。
例会は初参加のベースSさん、
新参加のマンドリンNさん、
セロIさん、
名古屋からのIさん等を加えて
いつものメンバーです。
音楽室は皆さんの熱気と、やる気満々?で、
例会が始まりました。

前半はF指揮者。
1部の曲も決まり基本的にはその曲順で練習開始。

「渚のアデリーヌ」
いつも出だしのギターアルぺジョであわて気味。
「コスモス」の出だしでもそうでしたが、
ギターのみなさん落ち着いて弾きましょう。
ゆったりしっとりした曲で、
マンドリン系の旋律が聴かせどころ。

「城ケ島の雨」
年配の方には懐かしい曲。
今日はボンゴのTさんが欠席でしたが、
後半はボンゴが入ってのりの良い曲。
また後半の低音系の単音の動きがアクセント。
少し指がもたつきますが、
練習すれば何とかなるでしょう。

「藤娘繚乱」
 この曲は今回演奏する中で一番気に入っています。
ギターで琴のような音を出し、
リズムを刻んだ後アルぺジョ、
また後半のリズミカルなコード伴奏。
ちょっと油断するとリズムを崩すので注意が必要。
曲の最後を譜面どおり弾き余韻を持たせるか、
ジャラジャラ鳴らすか試しましたが、
楽譜通りの方が余韻があってよいと決まりました。
この曲はたぶんお客さんにも楽しんでいただけるでしょう。

小休憩をはさんで1部後半はビートルズ一色。
「HEY JUDO」
JUDOの意味を知らなかったが、
レ ノンの息子の愛称らしい。
ゆったりしたテンポで弾きやすい。
後半はお客さんにも歌っていただく予定ですが、
演奏者も歌う予定だと指揮者の弁。
どんな仕上がりになるか楽しみです。

「ビートルズ・メドレー」
この曲はこれまでかなり練習を重ねてきたので
それなりに良く音が出ています。
ただ強弱を含めて少し洗練させる必要がありそうです。
Yさんのドラムが入ればもつと楽しい曲になるでしょう。

時間が余ったので最後に、
「イエスタディ オン バッハ」
出だしの6小節はギター3パートソロ。
4分音符=30の非常にゆっくりした旋律で聴かせどころ。
パート間の音のバランスを注意してとの指摘。
パート練習で確認しましょう。
少し長いので後半の繰り返しをなくしては如何でしょう。
合奏が終わり、早い気がしますが、
指揮者からよいお年をとの事。

事務局からのおしらせ。
人数が増えてきたので楽器ケース等の整理整頓よろしく。
演奏会企画委員長Fさんより演奏会についての報告。
1部のみんなで楽しくについての盛り上げ方について。
プログラム、チラシの作製時期
(現役の春の演奏会に間に合わせたいとの事)、予算案等。
最後に事務局のNさんから
演奏に向けて1月から例会午前中も
パート練習用に会場を確保していましたが、
新年早々の1月5日午前の分が空きとの事でしたが、
S指揮者から最終的に曲を決めたいので、
使用したいとの申し出があり、決まり。
来年は演奏会を控え忙しくなりそう。

休憩時間には、
アンコール・ワットに行かれたMさんSさんから差し入れのサブレ、
他の方からはお菓子等いただきました。

後半はSさんの指揮。
Sさんとしては、2部の曲をほぼ決めた感じで
練習はこの順番で通しでやりますとの事

「カタリ・かたり」
ゆったりした国でマンドリンソロもあり、
ある程度知られている曲。
奏者としても楽しく弾けます。

「リュートのための古代舞曲とアリア」の内、
1.イタリアーナ、
3.シチリアーナ
2曲共練習をしてきているのでそれなりに弾けています。
ただしシチリアーナ後半」の早いパッセージは
相変わらず弾けませんが、、、
前回同様指揮者からフレーズごとにブレスを合わせるようにとの事。
出だしの音がぴったり。

「5月だった」
この曲の由来は前回の練習風景で
Kさんが詳しく書いておられました。
小曲ですが、
いかにもイタリア曲らしくしゃれた曲です。
ギターは変わった和音が多くコードが押えにくいし、
結構ラレンタントの箇所もあり、
旋律の流れに合わせるのが大変で少し厄介な曲です。

「踊りと唄」
これも小品ですが、リズミカルで楽しい曲です。
ただ2部の中で位置付けが難しい感じです。
「ポジリ地方の唄」
なじみにない曲ですがゆったりしていて、
何か懐かしさを感じる曲です。
ギターとしてはハイポジの和音の変化が聞かせどころ。

2部最後の曲「メリアの平原にて」
2分音符=116を110にしての合奏。
この速さでも結構しんどいパッセージがあります。
ディビジョンして極力音が出るように工夫しましょう。
単音で速い箇所、入りどころ等は練習を重ねるしかありません。
曲としては我々には難曲ですが、
演奏後の充実感、疲労感と弾けなかったという気持ちが混ざって
何とも言えません。
5月の演奏会に向けて頑張りましょう。

練習最後に「フニクリ・フニクラ」
リズミカルでアンコール向け。
ただギターとしてはほとんど同じリズムで単調、
どこを弾いているか分らなくなる。
旋律をよく聴いて弾いている箇所を
確認するしかないという感じ。

定刻の10分ぐらい前に合奏を終えて
椅子、譜面台等の後片付。
この時ばかりは、全員力を合わせ5分ぐらいで終了。
いつもながら見事。
合奏中もこのように
力ではなく気持ちが合って
演奏が出来ればよいのですが、、。

なにやかやで今年最後の例会は終わりました。
マンドリンパートは近場で、
19回生は三ノ宮で忘年会。
その他の人はそれぞれの家路につきました。
遠方の皆様御苦労さまでした。
来年は新たな気持で会えることを楽しみにしています。




(管理人より)
 掲載が遅れました。深くお詫び申し上げます。




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