<楽楽・神戸>練習風景


2011年 8月 7日 練習風景
ギターのS.Oさんのレポートです。

練習風景(2011.8.7)

厳しい暑さが戻ってきた練習日当日であるが,
結構出席率がよく,
特にギターパートは押しくらまんじゅう状態。

最初は,新任のS氏の指揮で,
「ゴンドラ漕ぎ手の唄」と,
「リュートのための古代舞曲とアリア」。
S氏は,話をする際は,
はずかしそうに遠慮がちに話すが,
指揮に入るとピシッと決めて,
しっかりと,指示をすべきところはして,
なかなかのもの。

「ゴンドラ漕ぎ」については,
途中,フェルマータのあと
マンドラが入る個所が合わせにくく,
前回の宿題となっていたが,
指揮者が,編曲者の中野二郎さんと知り合いの方に確認し,
1拍余分に振る感じで行くことにしたとのこと。
これで大変スッキリしました。
なお,この曲についての指揮者のイメージでは,
夜のベニスだそうで,
「皆さん,それを思い出して」とのご指示・・!!

「リュートのための・・」は本当に難曲ですねえ。
特に第3曲あたりから,
高難度の個所があちこちのパートに出てきて,
以前取り上げた折も,
途中で切り上げた,
いわくつきの曲。
その後有力なメンバーも増えたので,
今回どこまで迫れるか楽しみであるが。

本日,第1,2曲に続き,いよいよ第3曲にも突入したが,
ギターで,演奏不可能(と思われる)な超早パッセージが出現し,
私はギブアップ。
皆さんがんばってください。

この曲についても,
指揮者から,曲についていた歌詞
(原曲は,古代の民謡らしいので,それについていたのかな)
が紹介され,
その中で,
女性に対する片思いの気持ちをうたったものがあって,
これに関しては,共感しやすいではないかとの指揮者のコメントに,
うなずく者多数。

休憩の後,
F氏指揮による「星条旗よ永遠なれ」
「夢うつつ!」
「夏の日の恋」。

「星条旗」の中間以降,
原曲はピッコロが担当している,
高音の早いオブリガートを,
マンドリンのソロで演奏するようになっていたが,
コンマスさん見事にこなしていました。

「夢うつつ」は,ギターにとっては,
ボッタキアリ独特の和音の連続で,
なかなか骨が折れます。
他のパートもそれぞれ難しい個所があるであろうが。
この曲については,事前に指揮者から全員にメールあり,
至るところに出てくるイタリア語の指示を,
おそらく辞書と首っ引きで翻訳した(ご苦労様でした)ものに加え,
この曲は,曲の最初の献辞にあるように,
思いを寄せる女性にあてて書いたラブレターのようなもので,
念願かなって,この女性と結婚できたとの解説あり。
そういうことであれば,
この曲にこめられた想いを表現することは,
特に指揮者から前の2曲のように指示はなかったが,
メンバーそれぞれ経験十分で,簡単なお話でしょうね。




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