<楽楽・神戸>練習風景


2010年 5月15日 練習風景
マンドラのK.Sさんの原稿です。

2010年5月15日(土) 練習風景

もう初夏だというのに寒さ続きの昨今でしたが、
ようやく暖かさが戻り、
しかも昨日から神戸まつりということで、
行楽に出かけるには気持ちのよい日和でした。
でも楽楽・神戸のメンバーは
しっかりと練習にはげみました。

前半はFさん指揮の4曲でしたが、
所用でFさんが欠席のために
コンマスのNさんが代理指揮を務められました。

ここに思いがけず、
大西功造プロが練習会場に姿を見せられました。
大西さんは7月7日に行われる
「大西功造 マンドリンリサイタル」の
案内と来場ならびに知人への宣伝の依頼をされたのですが、
しばらくは時間があるということでしたので、
急遽Nさんに替わってコンマスの席につき、
私たちと一緒に演奏されることになりました。
思わぬことに緊張するやら嬉しくなるやら、
楽しいひとときでした。

「大西功造 マンドリンリサイタル」は
次のように開催されます。
是非お誘いあわせの上、
足をお運びください。
(チケット申し込み方法は大西功造HPをご覧ください。)

日時:7月7日(水) 19:00開演 18:30開場
場所:兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール
プログラム:
第三の男、
スイスの牧人、
シリウスに帰れ、
協奏的二重奏ホ短調、
マンドリン協奏曲第2番 ほか

前半の練習曲は前回に引き続き、
「モンタギュー一家とキャピュレット家」、
「詩人の瞑想」、
「KALINKA」、
「Renata」の
4曲でした。
練習時間も1時間ということで、
それぞれを1,2回流す程度でしたが、
「詩人の瞑想」は
ゆっくりとした美しい曲だけに
トレモロが雑にならないよう緊張しましたし、
「Renata」はテンポが結構変わる曲なので
その差を表現するのと
音の強弱をしっかりつけて
メリハリのあるものにするのに
苦労しそうと感じました。

お知らせと休憩
 4thコンサート(2011.5.15)まで
ちょうど1年。
第2回企画委員会の報告が
次のようにありました。

・現在コンサートのコンセプトについて検討しており、
 6月5日には運営委員会との合同会議を開き、
方向を出していきたい。
・プログラムの表紙デザインについてはこれまでと同様に、
堀口整子さんに依頼することとしたい。
(これは委員会からの提案でしたが、了承されました。)

楽楽・神戸の最新の会員名簿を配付されました。
メンバーは合宿会員を含めて56名となっています。


後半の練習はIさんの指揮で4曲。
こちらは前半とは違って
2時間余りとたっぷり時間があって、
濃密な練習でした。

*文明の道
NHKらしいといえばNHKらしい曲で、
壮大さを感じさせる曲ですが、
それにふさわしく演奏するのがむつかしい。
3連音符を確実に弾くとか、
間に挟まっている6連音符を正確に弾くとかに苦労します。

*Time To Say Goodbye
タイトルをみたときは
別れの曲かと思っていたのですが、
指揮者からは
原題の「コン・テ・パルティロ」はイタリア語で
「君とともに旅立とう」という意味だ
とのコメントがあって、
なるほどと納得しました。
後半のボレロのところは
そんな気持ちの高ぶりが表現されればいいのかな。

*藤娘繚乱
日本舞踊の有名な作品「藤娘」をもとに
マンドリン合奏曲として作曲された、
日本情緒たっぷりな曲で、
ドラマティックな盛り上がりもある。
これからの練習で花咲き乱れる「繚乱」といきますでしょうか。

*風笛
本日配付された新譜です。
NHKの連続テレビ小説「あすか」(1999年放送)のテーマ曲で
元はオーボエを主体としたきれいな曲です。
オーボエのところは
フルートのMさんが担われますが、
今日が初見でもさすがの演奏をされていました。




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