<楽楽・神戸>練習風景


2010年 4月17日 練習風景
コンマスのH.Nさんの原稿です。

楽楽・神戸 4月17日(土)の練習風景

本日の出席状況。
どういう訳か、
マンドリンパートがほぼ全員出席に対し、
ドラとギターに欠席多し。
パートが手薄なのを察してか、
静岡からM氏がドラを抱えて遠路はるばる参加。
合宿会員が頑張って、
普段の例会にも来てくれるのはうれしい限り。

さて前半は、F氏指揮で次の4曲。
「詩人の瞑想」は、
フレーズのまとまりと
小節数とが一致しないような
不思議な感覚にとらわれるが、
心にしみいるメロディ。
なんと言っても
「無理せず弾ける」ところがいい。

「KALINKA」は
ロシアが舞台のお馴染みの曲。
特有のacceleを掛ける演奏が
みんなの気持ちに染みついていて、
珍しく指揮者の振りよりも
「早く、早く」になりがち。
多少の誤魔化しがあっても、
スピード感があった方が
この曲には似合いそう。

「おもちゃの兵隊の行進」は、
某食品メーカーの
「3分間クッキング」番組のテーマソング。
なじみがあって調子が良くて、
各パートとも楽しめる曲。
2つのテーマの重なりあいが絶妙。

「モンタギュー家とキャピュレット家」は、
ご存じロメオとジュリエットのテーマ
(オリビア・ハッセーじゃないよ、プロコフィエフです)。
ベースが効いた重々しいテーマの
出だしの雰囲気など、
さすがと言いたいけれど、
♭4つとか、1小節に臨時記号が5つとか、
なんと言っても
「無理しても弾けない」ところがつらい。

本日のお知らせは、
演奏会情報が3つあった程度で、
休憩時間が長め。
ただし、その間に立ち話の運営委員会があり、
委員の皆さんは休憩なし。


後半はI氏の指揮で次の4曲。

本日初登場の「Time To Say Goodbye」は、
元々は女性ボーカル曲。
CDで元曲の歌を聴いたけれど、
こういう歌(言葉)の情感を
楽器で表現するのはなかなかむずかしそう。
後半のボレロ部分で盛り上げたいところ。

「文明の道」は、
某放送曲の大型特集番組のエンディング・テーマ。
いかにもNHKらしいお約束が
全部盛り込まれている感じ。
これもCDで聴いたけれど、
わりとゆったりとしているので一安心。
早弾き恐怖症が持病ですから。

「エトピリカ(情熱大陸)」は、
途中にリズムが掴みにくい部分はあるものの、
どうにか曲らしくまとまってきたかな。
これも良く知られた曲なので、
どこかの訪問演奏などに使えそう。

「思い出(Drdla)」は誰しもどこかで聴いたな、
という懐かしい感じのクラシックの名曲。
真ん中の転調してテンポも変わる部分、
弾けないわけではないけれど、
意外にスムーズにいかない感じで悩むことしきり。
時々、そういう曲(部分)がありますね。

みんなの体力、気力を気遣って、
今日の練習は、やや早めに終了。
正直に懺悔しますが、
今日の練習中、
楽譜の段をひとつ間違えてしまうミスを
3回もやってしまいました。
視力の衰えなのか、
集中力の衰えなのか。
えっ、両方? スンマセン。




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