<楽楽・神戸>練習風景


2009年 5月 2日 前日リハーサルのレポート
コンマスのH.Nさんの原稿です。

5月2日(土)例会(サードコンサート前日リハ)の報告

サードコンサートを明日に控えて、
今日は伊丹市の
アイフォニックホール・小ホールでの
直前練習・リハーサルです。
9時50分の集合時刻より少し早めにと思って
9時半頃に着いたのですが、
既に椅子の配置も終わり、
多くの方が調弦や練習に余念が無い、
という状況にまずびっくり。
年寄りは目覚めが早い、
などと皮肉ってはいけません。
気合いが入っている証しだと言っておきましょう。

関東から参加のTさん、
静岡から参加のMさん、
名古屋から参加のIさんも顔を揃え、
全員定刻に集合のはずでしたが、
鳥羽から参加のOさんの姿が見えず、
後で分かったことですが、
高速道路の大渋滞に巻き込まれて、
結局会場に着いたのは午後2時頃でした。
Oさん、
さぞイライラされたことと思います。
本当にご苦労様でした。

明日が本番ですから、
いまさらジタバタしてもしょうがない、
と開き直っての午前の練習は、
曲の出だしと終わり、
テンポの変わるところ
などの重点チェック。

そうなんです、
我々の年代は
「テンポ・リズムに乗る」のが
如何にも苦手なんですね。
こんな我々が
「スイングジャズ」をやろうというのですから、
指パッチンや楽器揺らしなどで誤魔化し
(もとえ、演出)するのは、
それなりに意味があると思います。
自分の身体がスイングしないようで、
どうしてお客さんに楽しんでもらえようか、
ということですね。
明日は笑顔で弾きたいものです。

昼前には、
賛助出演していただく大西プロが到着、
楽楽・神戸とのコンチェルトである「南の港にて」
を練習しました。
この曲を取り上げた最初の頃は
曲想がつかめず、
一体どうなることかと
心配しましたが、
ようやく曲らしく仕上がってきました。
身近にプロの演奏を聴けるというのは、
マンドリンパートのみんなにとって
大きな幸せですね。

午後は、ほぼ本番通り、
一部のナレーションなども入れながら、
T部とU部を通しての最終リハーサル。
時々、指揮者がカン狂ったり、
音が途絶えたりとハプニングはありましたが、
本番に強い我々のことですから、
まあなんとかなるでしょう。
なんともならなかった時は、
「笑い」をとれば良いのです。

今回のサードコンサート、
私の個人的な目標は、
我々が楽しんで弾けて、
それが会場の皆さんにも伝わり、
楽しんでいただければ、
ということにつきます。
ガンの治癒に役立つとまでは言いませんが、
せめて悪化させない、
少しは寿命を延ばしていただけるだけの
自信はあるつもりです。

我々の音楽的・技術的な実力は
本当にしれたものですが、
合奏が楽しい、
みんなと一緒に
音楽を作れるのがうれしい、
という気持ちだけは、
結構いい線をいってると、
私は思います。
コンサートのためのコンサートではなく、
合奏を楽しもうという思いの延長に
このコンサートがある、
そういう気持ちで
明日の本番に臨みたい。


セカンドコンサート終了後、
運営体制も入れ替わり、
サードコンサートに向けて
新たなスタートを切ったのが、
2年前のことです。

パート編成上の大きな変化は、
M1とM2を固定せず、
AとBのグループ分けにより、
誰もがM1とM2の両方を
弾けるようにしたことです。
席の入れ替わりが必要になるなど、
煩雑になる一面はありましたが、
どちらのパートも楽しみたいという
多くの方の望みをかなえることができたことは、
大変良かったのではないかと思っています。

コンサートを前にして、
何か「総括」みたいな書き方になってしまいました。
このレポートが公開されるのは
本番後になりますが、
あえて本番の結果を知らないうちに
書きました。
知ってからでは恥ずかしくて書けない?
う〜ん!!
かんじんの本番は明日です。
今日は早めに寝て、
明日に備えましょう。
おやすみ!




このページの先頭    表紙   練習風景目次

All Rights Reserved Copyright, ©<楽楽・神戸> 2008