<楽楽・神戸>練習風景


2008年10月19日(日)
今回は、ホームカミングデイの企画委員
K.Sさんの原稿です。
HP管理者の都合で掲載が遅くなって申し訳ありません。

神戸大学ホームカミングデイでの演奏会を終えて
                        K.S
 9月27日、昨日の雨天とはうってかわって
秋晴れと言ってもいいような爽やかな天気。
第3回神戸大学ホームカミングデイの六甲台企画に
「楽楽神戸」が出演した。
ところは六甲台講堂。
昭和10年に
旧神戸商業大学の講堂として建築されたもので、
国の有形文化財に指定された建物である。
楽楽神戸のメンバーのなかには
この講堂で演奏会を持った経験のある人もあり、
懐かしさを感じさせる。
 演奏会は
午前の企画が時間延長となったために
予定より20分遅れのスタートであった。

構成は次の通り。
オープニング  「商神」
T部 「マンドリンのふるさと、ヨーロッパの曲」
   指揮:福本 恭三
・オーソレミオ(イタリア)
・ひまわり(イタリア)
・私の心はヴァイオリン(フランス)
・ローレライ・パラフレーズ( ドイツ)

                        写真提供:A.Nさん(元セロパート)

U部 「大西功造が奏でるマンドリンの魅力」
     マンドリンソロ:大西 功造
・庭の千草(アイルランド民謡)
・アニー・ローリー(スコットランド民謡)
・前奏曲第10番(R.カラーチェ 作曲)
・時代(中島みゆき 作詞・作曲)
                 ギター伴奏(時代のみ):<楽楽・神戸> 本澤 俊紀
               
V部 「時代と生きる日本の歌」
   指揮:今枝 詔次
・青い山脈(昭和24年)
・学生時代(昭和39年)
・そして神戸(昭和47年)
・いい日旅立ち(昭和53年)
・川の流れのように(昭和63年)

                        写真提供:A.Nさん(元セロパート)

オープニングに「商神」を弾くのは
マンドリンクラブの伝統だが、
今回我々が弾いたのは
戦後クラブを再開させた当時、
クラブをご指導いただいていた
月村嘉孝先生の編曲によるもので、
オールドメンバーにとっては忘れがたいものである。

T部での合奏、U部の大西プロのソロ演奏で
マンドリンの奏でる曲の魅力に堪能してもらい、
そしてV部では懐かしい昭和の歌を
観客のみなさんにも歌ってもらいながら、
舞台と客席の一体感のある盛り上がりを
みせることができた。

観客数では300人くらいと少し寂しい感もしたが、
最後にいくほど拍手も大きくなっていき、
アンコールで「六甲おろし」を演奏したときは
最高潮だったとの印象をもった。
観客の方から思いもかけず花束贈呈があり、
また「大西さんの演奏はさすがだね。
どうしてあんなにきれいな音が出るのだろう」とか
「とてもいい雰囲気の演奏会で、
気持ちがよかった」とかの声をもらい、
うれしい限りであった。

 この演奏会に向けては
S.I、K.I、K.N各氏と私で構成する
企画委員会を立ち上げ、
パンフレット作成、講堂でのリハーサル、
演奏会当日本番に向けての準備などについて
検討を重ねてきた。
この間には大学のホームカミングデイ実行委員会や
六甲台企画委員会、凌霜会の担当者との
打ち合わせも何回か行った。
楽楽神戸には
これまでの2回の自主コンサートの経験があり、
今回の演奏会の準備を進めるにあたっては
そのノウハウの蓄積が役に立った。
とは言え、演奏会にいたるまでには、
企画委員や楽楽神戸運営委員のみなさん、
凌霜会のOさんにはいろいろと力添え、
アドバイスをいただき、感謝の念で一杯です。
また、当日司会を務めてくださったM.Nさん、
舞台設定の手伝いをしてもらった学生のみなさんにも
心からお礼を申し上げたい。
本当にありがとうございました。
 
                            



                        写真提供:Hさん(部員のお兄様)




このページの先頭    表紙   練習風景目次

All Rights Reserved Copyright, ©<楽楽・神戸> 2008