<楽楽・神戸>練習風景


4月12日(土) 4月5日の練習風景

ギターのM.Nさんのレポートです。

2008年4月5日 練習風景
六甲道勤労市民センター
本日は絶好の桜花見のタイミング、
JR車窓から見ると
夙川と芦屋川の堤の桜が満開で
大勢の見物人出ていました。
今日が今年最後のお花見日和と知りながら、
一路楽楽練習場へ。。。。。
来てみるといつもの通りほぼ全員出席。
素晴らしいですねぇ、
このクラブの魅力には花も勝てないのでしょう。
そして、今枝さんは
その辺の皆の心をちゃんと汲んで
(お酒を酌んでではありませんよ)
最初に「さくら」の曲を指揮されました。
今枝さんの編曲になるものです。
#記号の個所は強調して弾くと
一面の花にもアクセントがつくように
メロディーも引き立つ
とのアドバイスが印象に残りました。
美しい編曲ありがとう。
桜の唄といえば「隅田川」が思い浮かぶ世代の我々にとって
この「さくら」は新鮮です。
学校の卒業式にはこれが定番になっているとか。
今年のワシントン・ポトマック川の桜まつりにも
日本から高校生の楽団が招かれて
これを演奏したとも聞きました。

一転して、本日の新曲は
コールポーターメドレーです。
彼は大富豪で世界一周の航海を楽しみながら
生涯に800曲もの作曲を手がけたと。
そのうちの3曲がメドレーになっています。
ビギンザビギンから始まります。
鈴木奈美さんがピアノ二重奏曲を参考にして
今枝さんがマンドリン用に編曲したものだそうです。
初見で、しかもリズムに慣れていないので
スムーズな演奏には程遠かったですが、
これは楽しい曲になりそうですね。
事務局からフィナーレソフトに乗せて
スコアがメールされてくる予定なので、
よく聴いて曲のリズム運びに慣れるように
とのことでした。

後半は福本さんの指揮で、
先ずボッテキアリの「交響的前奏曲」です。
ヨーロッパの森とお城の風景が
目に流れ来るような美しい曲ですが、
ギターパートにとっては
あのマルティアーレに匹敵する難曲でしょう。
♭続出の16分音譜の連続、
この年で指と頭がついて行けるか
再び試練となりそうです。

そして、久し振りの「ペルシャの市場にて
これはいつ弾いても気楽に楽しい曲です。
ラクダの隊商が遠くからやってきて、
中間部に市場で乞食が物乞いする部分があると
指揮者の福本さんが云っておられました。
最近のドバイやクウエートの繁栄振りからすると、
現代の中近東では
ラクダがイタリアの高級スポーツカーで、
市場は高級ショッピングセンターとなっているようですが、
我々のなかでは
油の壷を肩に乗せたモジリアーニと
ベリーダンスの世界で十分ですね。

事務局からの報告で、
3rdコンサートに向けた企画委員として
フルートのMさんはじめ6名のチームが発表されました。
ステージのコンセプトから選曲まで長い道のりですが、
全員協力して楽楽らしいコンサートにしたいものです。
来月には合宿もあります。
今回合宿は目の前にコンサートもありませんので、
リラックスした楽しいものとなるでしょう。
                  (ギターパート MN記)




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