<楽楽・神戸>練習風景


4月11日(金) 名曲探偵アマデウス

NHKクラシックミステリー「名曲探偵アマデウス」の案内です。
原稿は指揮者のFさんから頂きました。

NHKクラシックミステリー「名曲探偵アマデウス」、見ましたか?
謎をひもとく 筧利夫演じる探偵の名が
天出臼夫 アマデウスオと言う名で、
クラシックの名曲の魅力をわかりやすく解説するNHKBS番組で、
面白いですよ。

NHK BS2・BS-hiで4/4に放送が始まりました。
BShi 毎週金曜日 PM 7:00〜 7:44
BS2  毎週日曜日 PM11:00〜11:44
http://www.nhk.or.jp/amadeus/

第1回、事件ファイル#1は「ボレロ」でした。
ボレロの魅力・各パートの苦労秘話・構成の見事さ等が
楽しく披露されています。

事件依頼人は、
できたてほやほやの吹奏楽部の顧問の先生。
「ボレロ」は、単純なメロディの繰り返しなので、
できたばっかりのバンドでも演奏できるだろうと考えて選曲したのだが、
演奏会直前に、
部員が失踪し探してください!との依頼です。
失踪した部員のパートは、
小太鼓、ファゴット、トロンボーン。

小太鼓は、
全340小節中、最初から延々と最後の2小節以外は
同じリズムを叩き続け、
いつもは休みが多い楽器なのに、
15分近くの曲中に全く休みがない。

ファゴットは、
普段よく出している音域の2オクターブ上の高い音で
ソロを吹くので音程の問題を抱えている。

超々難しいとされているのがトロンボーン、
なにしろ、曲が始まってから10分近く音を全く出さず、
いきなりソロで、mpで最高音域のB♭の音からはじまる、
このトロンボーンソロは、
いかなる名人でもいつでも成功するとは限らないとか、
それぐらい難しいらしい。

このような曲なので、
管楽器奏者が「ボレロ」に抱く心境は複雑で、
「出来れば、あまり演りたくない。
でも、出来れば上手くやって、拍手喝采、ブラボーを浴びたい」
というジレンマがあるとか。

今後も、何回もBSや地上波で再放送されるでしょう、
#2事件ファイルに併せて御覧下さい!




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